多くのファンを抱えるストリートファイターシリーズの最新作、『ストリートファイター6』は発売前から世界中で期待が高まっています。
本作は複数のプラットフォームで遊ぶことができ、そのうちソニーハードではPS4とPS5でプレイ可能です。
性能の異なるハードで展開される本作品は、それぞれハードごとに何か違いがあるのでしょうか?
本記事では『ストリートファイター6』について、PS4とPS5とで違いがあるのかどうか解説いたします。
ストリートファイター6でPS4とPS5の違いはある?
まず『ストリートファイター6』が、PS4版とPS5版で違いがあるかどうかについて見ていきましょう!
結論から申しますとゲームモードなどの内容に差異はなく、違いはハードに準拠する性能差となります。
『ストリートファイター6』で遊べる主なモードは以下の3つです。
- 『ファイティンググラウンド』
- 『バトルハブ』
- 『ワールドツアー』
これらのモードはすべて、PS4・PS5両ハードで過不足なく遊ぶことが可能です。
もちろん使用キャラクターやアバター作成アイテムなどにも違いはなく、いずれのハードでもゲーム内容は同じものになります。
では、PS4とPS5とで違いが出てくるのはどういった点でしょうか。
次はハードの性能差に見られる特徴について解説します。
それぞれの特徴
ゲーム内容に関してはハードごとに違いがないことが分かりました。
続いてはPS4とPS5とで異なる性能差について、項目ごとに見ていきましょう。
ロード時間
ハード性能によって最も影響を受けやすいのが、ゲームのロード時間の長さです。
超高速SSDが搭載されたPS5は、PS4より処理能力が圧倒的に高くなっています。
PS4とPS5の両方で展開しているソフトのうち、タイトルによっては数十倍もロード時間が変わってくるものもあるようです。
格闘ゲームは短時間で繰り返し遊びたいので、できる限り待つ時間を減らしたいという人はPS5でサクサクプレイしましょう。
また、『ストリートファイター』シリーズの醍醐味といえばもちろん対戦ですが、特にオンライン対戦は盛況で、本作は発売後も当面マッチングに不自由しないタイトルになると思います。
PS4とPS5でプレイ可能な『ストリートファイター6』は、両ハード間のクロスプレイも可能です。
普及台数が増えてきているとはいえまだまだPS4を使用するユーザーも多いのが現状で、ハードを問わずクロスプレイを行えばその分、より多くのプレイヤーと対戦を行えます。
しかしこの場合、ロード時間の違いによりPS5ユーザー側が待たされることになりますので、この点は注意が必要ですね。
クロスプレイは設定からその可否を選択することも可能なので、PS5でプレイしロード時間が気になる人はクロスプレイなしに設定した方がよさそうです。
グラフィック
『ストリートファイター6』はシリーズ最新作ということもあり、グラフィックもパワーアップしており、ルークやリュウといったキャラクターはもちろん、ステージ背景も作りこまれておりバトルを盛り上げてくれます。
しかしハードごとの違いに目を向けますと、PS4とPS5とでグラフィックに驚くほど大きな違いは感じられないかもしれません。
対戦格闘ゲームにおいてハードによる重要な性能差は、やはりグラフィックより前述のロード時間であると言えそうです。
ちなみにPS4版を購入しても、後からPS5本体を手に入れた場合はPS5版に無料でアップグレードが可能となっています。
後々PS5を買う予定があっても、ひとまずはPS4で遊んでみるのもいいかもしれませんね。
以上性能差について解説しましたが、これらはYouTubeで比較動画を上げている方もいらっしゃるので参考にしてみてください。
続いては、本記事執筆時点で発売が予定されている『ストリートファイター6』のエディションの違いを解説します。
各エディションについて
本記事執筆時点(2023年5月)で、発売予定の『ストリートファイター6』のエディションは以下の3つです。
- 『ストリートファイター6 通常版』
- 『ストリートファイター6 デラックスエディション』
- 『ストリートファイター6 アルティメットエディション』
本作は初期キャラクター18体に加え、発売後から約1年以内に4体のキャラクターが追加される予定です。
上記のうち『通常版』は初期18体のみ、『デラックスエディション』は4体の追加キャラクターが、各配信日に随時配信されることとなります。
『アルティメットエディション』は上記4体の追加キャラに加え、さらにコスチュームも追加される豪華版です。
また『デラックスエディション』と『アルティメットエディション』は、ゲーム内通貨であるドライブチケットもついてきます。
このドライブチケットの枚数は、『デラックスエディション』が4,200枚で『アルティメットエディション』が7,700枚です。
当然価格は、「アルティメットエディション>デラックスエディション>通常版」の順で高くなっていきます。
2023年5月の記事執筆時点で通常版(ダウンロード版)が7,990円で、デラックスエディションは10,490円、アルティメットエディションは12,490円と値段の幅はある程度あるようです。
ちなみに『デラックスエディション』と『アルティメットエディション』はダウンロード専売ですのでご注意ください。
ストリートファイター6でPS4とPS5の違いのまとめ
今回は『ストリートファイター6』について、PS4とPS5との違いをご紹介いたしました。
ポイントをまとめますと以下の通りです。
- PS4とPS5とでゲームモードなど遊べる内容に違いはない
- PS4とPS5の違いは主に性能差。特にロード時間はダントツでPS5の方が早いが、PS4とPS5とでクロスプレイを行うとPS5側がPS4側のロード時間を待ってしまうことに。
- PS4版購入後もPS5版への無料アップデートが可能
- 各エディションの違いは配信予定の追加キャラクター4体とゲーム内通貨「ドライブチケット」の枚数
世界中の熱狂が約束されている注目作『ストリートファイター6』。
PS5は記事作成時点でようやく店頭にも並びだし購入しやすくはなりましたが、まだまだPS4も十分現役であることから、本作のためだけにPS5を購入するかは悩みどころかと思います。
みなさんはどのハードでプレイしますか?
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