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【税理士監修】弥生会計の全種類を徹底比較!クラウドとデスクトップの違い・料金・選び方の正解

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日本国内で圧倒的なシェアを誇る会計ソフト「弥生会計」。しかし、いざ導入しようとすると「クラウド版(オンライン)」と「デスクトップ版(インストール型)」の違いが分かりにくく、さらに「青色申告」「スタンダード」「プロフェッショナル」といったグレードの多さに戸惑う経営者は少なくありません。

結論から申し上げますと、弥生会計は「事業規模」「簿記知識の有無」、そして「税理士との関わり方」で選ぶのが正解です。個人事業主や小規模法人は、銀行明細の自動取込やスマホ入力に優れた「弥生会計 オンライン(または、やよいの青色申告 オンライン)」が最適解であり、複雑な部門管理や高速な仕訳入力が必要な中規模以上の法人は、安定性と処理速度に優れた「デスクトップ版」が推奨されます。

本記事では、業界歴15年の税理士である筆者が、公式サイトのスペック表だけでは見えてこない「実務上の使い勝手」や「税理士目線での推奨理由」を徹底的に解説します。現在実施されている「初年度無償・半額キャンペーン」を賢く活用し、リスクなく導入するための判断材料としてお役立てください。

この記事でわかること

  • あなたに最適なプランが30秒でわかる「選び方チャート」と診断基準
  • 税理士が解説するクラウド版とデスクトップ版の決定的な違いとコスト比較
  • freee・マネーフォワードとの比較で見える、税理士が弥生を推す本当の理由
【既存ユーザー向け】ログイン・製品サポートに関するご案内

すでに弥生製品をご利用中の方は、以下の公式情報をご確認ください(検索エンジン等で検索してください)。

  • 弥生マイポータル:クラウドアプリ(弥生会計 オンライン、やよいの青色申告 オンラインなど)へのログイン
  • 弥生会計 サポートページ:デスクトップ版の操作マニュアル、よくある質問
  • 最新プログラムのダウンロード:デスクトップ版のアップデートプログラム

  1. 迷ったらコレ!あなたに最適な「弥生会計」診断チャートと推奨プラン
    1. 【個人事業主 × 簿記初心者】なら「やよいの青色申告 オンライン」一択
    2. 【小規模法人 × 効率重視】なら「弥生会計 オンライン」
    3. 【中規模法人 × 税理士連携重視】なら「弥生会計 24(デスクトップ版)」
    4. Macユーザーが注意すべき「弥生」の選び方
  2. 徹底比較!「クラウド版(オンライン)」vs「デスクトップ版」の違い
    1. 料金体系の違い:サブスク型 vs 買い切り型のトータルコスト
    2. 操作性の違い:スマホ・ブラウザの「かんたん入力」vs 伝統の「高速キーボード入力」
    3. データ保管の違い:自動バックアップの安心感 vs 手元管理の安全性
    4. 結局どっちが良い?ハイブリッド運用(スマート取引取込)という選択肢
  3. 他社ソフトと何が違う?freee・マネーフォワードとの比較
    1. 3大クラウド会計ソフト比較表(機能・料金・サポート)
    2. 「弥生会計」を選ぶ最大のメリットは「税理士対応率No.1」
    3. 簿記知識が全くない人はfreee?それとも弥生?
    4. サポート体制の比較:電話サポートがあるのは弥生だけの強み
  4. インボイス制度・電子帳簿保存法への対応と実務フロー
    1. インボイス対応:適格請求書発行と受け取り仕訳の自動化
    2. 電子帳簿保存法:証憑管理サービス(スマート証憑管理)の使い方
    3. 実際にインボイス対応で事務作業は増える?弥生での効率化テクニック
  5. 導入前に知っておきたい「弥生会計」のデメリットと注意点
    1. クラウド版は動作が重い?ネット環境への依存度
    2. デスクトップ版はバージョンアップ(更新費)が毎年必要
    3. Macでの利用制限とBoot Camp/パラレルス利用の是非
  6. お得に始める手順:初年度無償キャンペーンと導入フロー
    1. 現在実施中の「初年度0円・半額キャンペーン」適用条件
    2. 申し込みから初期設定までの3ステップ
    3. 他社ソフトからのデータ移行(インポート)方法
  7. よくある質問(FAQ)
    1. Q. 途中でプラン変更(クラウド⇔デスクトップ)はできますか?
    2. Q. 家族経営ですが、複数人で同時に使えますか?
    3. Q. 簿記の知識が全くありませんが、自分で確定申告できますか?
    4. Q. 「弥生会計 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」の違いは?
  8. まとめ:弥生会計は「シェアNo.1」の安心感と「自動化」で選ぼう

迷ったらコレ!あなたに最適な「弥生会計」診断チャートと推奨プラン

会計ソフト選びで最も時間を浪費してしまうのは、「自分にはどのソフトが合っているのか分からない」という迷いです。弥生シリーズは歴史が長い分、製品ラインナップが多岐にわたり、名称も似ているため混乱を招きがちです。

ここでは、私が普段クライアントに提案している判断基準をベースに、あなたの状況に最適な製品を即座に特定します。以下のフローチャートと解説を読み、まずは「自分の選ぶべき製品」を確定させてください。

簡易診断チャート|弥生会計シリーズ選定フロー

Q1. あなたの事業形態は?
├─ 個人事業主 → Q2へ
└─ 法人 → Q3へ

Q2. [個人] 簿記の知識(借方・貸方)はありますか?
├─ ない・自信がない【やよいの青色申告 オンライン】(推奨)
└─ ある・昔から弥生を使っている → デスクトップ版「やよいの青色申告 24」も可だが、クラウド版が便利

Q3. [法人] 年商規模と経理担当者は?
├─ 年商1億円未満・社長や家族が経理・Macを使いたい【弥生会計 オンライン】
└─ 年商1億円以上・専任経理担当がいる・部門管理が必要【弥生会計 24(デスクトップ版)】

【個人事業主 × 簿記初心者】なら「やよいの青色申告 オンライン」一択

個人事業主の方、特にフリーランスや個人商店を営む方にとって、経理業務は「いかに時間をかけずに終わらせるか」が最大のテーマです。簿記の知識があまりない、あるいは「借方・貸方」という言葉を聞くだけで頭が痛くなるという方には、間違いなく「やよいの青色申告 オンライン」を推奨します。

この製品の最大の特徴は、簿記の専門用語を知らなくても、「日付」「金額」「取引内容」を入力していくだけで、裏側で自動的に複式簿記の帳簿が作成される点です。さらに、銀行口座やクレジットカード、電子マネーを連携させる「スマート取引取込」機能を使えば、通帳の明細が自動で取り込まれ、AIが勘定科目を推測してくれます。

例えば、カフェでの打ち合わせ費用をクレジットカードで支払った場合、カード明細から「日付」「店舗名」「金額」が自動反映され、AIが「会議費」や「交際費」といった科目を提案してくれます。あなたはそれを「登録」ボタンで承認するだけです。このプロセスにより、入力ミスは激減し、確定申告前の徹夜作業から解放されます。

また、個人事業主向けの安価なプランである「やよいの白色申告 オンライン」も存在しますが、税制上のメリット(最大65万円の青色申告特別控除)を享受するためには、必ず「青色申告」対応のソフトを選ぶべきです。控除額による節税効果だけで、ソフトの年間利用料の元は十分に取れます。

【小規模法人 × 効率重視】なら「弥生会計 オンライン」

従業員数が数名〜20名程度の小規模法人や、社長自身が経理を兼務しているような「ひとり社長」の会社には、クラウド版である「弥生会計 オンライン」が最適です。

法人の経理は個人事業主よりも厳密さが求められますが、小規模なうちは「現預金の管理」と「請求書の発行・受取」が業務の中心です。弥生会計 オンラインは、場所を選ばずにアクセスできるため、出張先のホテルや移動中のカフェでも、ノートパソコンを開いてサッと資金繰りを確認したり、未入金のチェックを行ったりすることが可能です。

また、顧問税理士とのデータ共有が非常にスムーズである点も見逃せません。従来のデスクトップ版では、データをUSBメモリに保存して渡したり、メールでバックアップファイルを送信したりする手間がありましたが、クラウド版なら税理士に「共有アカウント」を発行するだけで済みます。税理士は自分の事務所からリアルタイムであなたの帳簿を確認し、修正やアドバイスを行うことができるため、決算前のやり取りが劇的に効率化されます。

サーバーのメンテナンスやデータのバックアップも弥生側で自動的に行われるため、パソコンが故障してもデータが消える心配がありません。IT管理者がいない小規模法人にとって、この「セキュリティと保全の手間いらず」というメリットは計り知れません。

【中規模法人 × 税理士連携重視】なら「弥生会計 24(デスクトップ版)」

年商が数億円規模になり、専任の経理担当者がいる場合や、建設業などで「工事ごとの原価管理」や「部門別の損益管理」を厳密に行いたい場合は、インストール型の「弥生会計 24(デスクトップ版)」を選ぶべきです。

デスクトップ版の最大の強みは、その「圧倒的な処理速度」と「操作性」にあります。クラウド版はどうしてもブラウザを介して通信を行うため、画面の切り替えにコンマ数秒のラグが発生します。しかし、デスクトップ版はPCのローカル環境で動作するため、ショートカットキーを駆使した高速入力が可能です。熟練の経理担当者であれば、マウスを使わずにキーボードだけで次々と仕訳を打ち込んでいくことができ、月間数千件の取引がある企業では、この処理速度の差が業務時間に大きく影響します。

また、デスクトップ版には「スタンダード」と「プロフェッショナル」というグレードがあります。一般的な卸売業や小売業であれば「スタンダード」で十分ですが、部門管理(営業部、製造部など部署ごとの損益出し)が必要な場合は「プロフェッショナル」が必要です。さらに、複数台のPCで同時にデータを入力・閲覧したい場合は、ネットワーク対応版(Network)を検討する必要があります。

Macユーザーが注意すべき「弥生」の選び方

ここで非常に重要な注意点があります。それは「デスクトップ版の弥生会計はWindows専用である」という事実です。Macユーザーがデスクトップ版を利用しようとすると、Boot CampやParallels Desktopなどの仮想環境ソフトを使って、Macの中にWindowsをインストールしなければなりません。これはコストもかかりますし、技術的なハードルも高いです。

したがって、Macをメインで使用している経営者やフリーランスの方は、基本的にブラウザで動作する「クラウド版(弥生会計 オンライン / やよいの青色申告 オンライン)」を選ぶことになります。クラウド版であればOSに依存せず、MacのSafariやChromeから問題なく利用できます。

「どうしてもデスクトップ版の機能が必要だが、社内のPCは全てMacだ」という稀なケースを除き、Macユーザー=クラウド版という図式で考えて間違いありません。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
『とりあえずスタンダード』は危険?
多くの経営者が、家電量販店でパッケージを見かけて「一番安いから」「標準的だから」という理由でデスクトップ版の『スタンダード』を選びがちです。しかし、これは現代の経理環境においては必ずしも正解ではありません。

もしあなたが「銀行明細の自動取込」をメインに使いたい場合や、Macでスマートに経理をしたい場合は、クラウド版の方が圧倒的に利便性が高く、設定も簡単です。デスクトップ版で同様のことをしようとすると、『スマート取引取込』という別ツールを起動して連携させる必要があり、ひと手間かかります。

逆に、建設業などで「現場ごとの利益を細かく出したい」という場合は、クラウド版では機能不足になることが多く、デスクトップ版の『プロフェッショナル』以上でないと対応できないケースがあります。ご自身の業種と、何を管理したいかを明確にしてから選んでください。」

徹底比較!「クラウド版(オンライン)」vs「デスクトップ版」の違い

製品選びの方向性が見えたところで、ここからは「クラウド版」と「デスクトップ版」の具体的な違いを、料金、操作性、データ管理の観点から深掘りしていきます。これらは単なる機能の違いではなく、導入後の「働き方」や「ランニングコスト」に直結する重要な要素です。

料金体系の違い:サブスク型 vs 買い切り型のトータルコスト

まず最も気になるコスト面について解説します。従来、会計ソフトといえば数万円でパッケージソフトを買ってくる「買い切り型」が主流でしたが、現在はクラウド版を中心とした「サブスクリプション(期間利用)型」が一般的です。

クラウド版(弥生会計 オンラインなど)は、初期費用は0円で、年額利用料(サブスクリプション)を支払う形式です。この料金には、ソフトの利用権だけでなく、データのクラウド保存料、法改正対応のアップデート、電話・メールサポートなどが全て含まれています。キャンペーン適用時は初年度が無料や半額になることが多く、導入のハードルは極めて低いです。

一方、デスクトップ版(弥生会計 24など)は、最初にソフト本体を購入する費用(数万円〜)がかかります。これはいわゆる「買い切り」ですが、注意が必要なのは「あんしん保守サポート」という年間契約です。このサポート契約を結んでいないと、毎年の税制改正やインボイス制度への対応プログラム、次期バージョンの製品が無償で提供されません。つまり、実質的にはデスクトップ版も、毎年保守料を払い続ける「サブスクリプション的な運用」が必要となります。

比較項目 クラウド版(オンライン) デスクトップ版(スタンダード)
初期費用 0円 40,000円〜50,000円程度
(パッケージ購入費)
年間コスト 26,000円〜40,000円程度
(プランによる)
30,000円〜50,000円程度
(あんしん保守サポート料)
バージョンアップ 自動更新(無料) 保守加入者は無料提供
(未加入は買い直しが必要)
5年間の総額目安 約13万〜20万円
(キャンペーン利用でさらに安価)
約20万〜30万円
(本体+5年分の保守料)

※価格は目安であり、販売店やキャンペーン状況により変動します。

このように、5年スパンでトータルコストを比較すると、初期費用がかからずキャンペーンも豊富なクラウド版の方が安く済むケースが多いのが実情です。

操作性の違い:スマホ・ブラウザの「かんたん入力」vs 伝統の「高速キーボード入力」

次に操作性です。ここはユーザーの好みや習熟度が大きく分かれるポイントです。

クラウド版は、Webブラウザ上で動作するため、画面デザインがモダンで直感的です。「かんたん取引入力」という画面では、家計簿をつけるような感覚で入力できます。また、専用のスマホアプリ「弥生会計 オンラインアプリ」を使えば、レシートをスマホのカメラで撮影してアップロードしたり、移動中にサッと経費を入力したりできます。PCに向かう時間が取れない忙しい経営者には最適です。

対してデスクトップ版は、20年以上前から磨き上げられた「伝統的なインターフェース」を持っています。見た目は少々古めかしく感じるかもしれませんが、実務における効率は最強です。仕訳日記帳や振替伝票の入力画面では、マウスに手を伸ばすことなく、EnterキーとTabキー、ファンクションキーだけで高速に処理を進められます。画面のレスポンスもPCの性能に依存するため、ネット回線が遅くてもサクサク動きます。「経理はスピードが命」と考えるベテラン経理担当者や税理士事務所にとっては、この操作感こそが弥生を選ぶ理由です。

データ保管の違い:自動バックアップの安心感 vs 手元管理の安全性

データの保管場所も決定的な違いです。

クラウド版のデータは、弥生株式会社が管理するMicrosoft Azureなどの堅牢なデータセンターに保管されます。PCがウイルスに感染しても、PC自体が故障・紛失しても、新しいPCからログインさえすればデータは無事です。災害対策(BCP)の観点からも非常に優れています。

デスクトップ版のデータは、基本的にお使いのパソコンのハードディスク内に保存されます。これは「ネットに繋がっていなくてもデータが見られる」「自社内にデータがある安心感」というメリットがある反面、バックアップを自分で管理しなければならないリスクがあります。PCが突然壊れた際にバックアップを取っていなければ、過去の会計データは全て消失します。ただし、デスクトップ版でも「弥生ドライブ」というクラウドストレージ機能を使えば、クラウド上にバックアップを保存することは可能です。

結局どっちが良い?ハイブリッド運用(スマート取引取込)という選択肢

ここまで読むと「自動化のクラウドか、高速入力のデスクトップか」という二者択一に見えますが、実は「デスクトップ版を使いつつ、クラウドの機能を利用する」というハイブリッドな運用も可能です。

デスクトップ版には「スマート取引取込」という機能が搭載されています。これを使えば、クラウド版と同様に銀行明細やクレジットカードのデータを自動で取り込み、デスクトップ版の仕訳データとして変換することができます。また、スマホアプリで撮影したレシート画像も取り込めます。

つまり、「普段の入力はAIによる自動取込で行い、決算時の複雑な調整仕訳だけはデスクトップ版の高速入力で行う」という使い方が、プロフェッショナルな現場ではスタンダードになりつつあります。ただし、この機能を使うには「あんしん保守サポート」への加入が必須となるため、ランニングコストはかかります。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
税理士がデスクトップ版を好む理由と、ユーザーのメリット
私たち税理士がデスクトップ版を好むのは、ショートカットキーによる高速入力が可能で、大量の仕訳処理に適しているからです。何百社もの決算を短期間で行う私たちにとって、クラウド版のわずかな画面遷移のタイムラグはストレスになることがあります。

しかし、これはユーザー(経営者)にとっての使いやすさとは異なります。ユーザーは「スマホで領収書を撮るだけ」「通帳データを自動で取り込むだけ」という入力の自動化を重視すべきです。ご自身で入力を行うならクラウド版が圧倒的に楽ですが、もし「入力は全て税理士に丸投げする」という契約であれば、税理士が使い慣れているデスクトップ版を指定されることもあるでしょう。このあたりは顧問税理士とよく相談して決めるのが円満な秘訣です。

他社ソフトと何が違う?freee・マネーフォワードとの比較

弥生会計を検討する際、必ず比較対象に挙がるのが「freee(フリー)」と「マネーフォワード クラウド会計」です。これら新興のクラウド会計ソフトと、老舗の弥生会計にはどのような違いがあるのでしょうか。そして、なぜ弥生は今なおシェアNo.1を維持しているのでしょうか。

3大クラウド会計ソフト比較表(機能・料金・サポート)

まずは3社の特徴を整理します。それぞれ設計思想が異なります。

特徴 弥生会計 オンライン freee 会計 マネーフォワード クラウド
設計思想 初心者&税理士に優しい
伝統的な会計と自動化の融合
ERP・統合型
簿記を知らなくても使える独自概念
連携重視
多数の金融機関・サービスと連携
料金(法人) 年額 26,000円〜
(初年度無料CPあり)
年額 23,760円〜
(月払い可)
年額 35,760円〜
(ビジネス年額プラン)
自動化精度 高い(スマート取引取込) 非常に高い(口座同期が前提) 非常に高い(連携数が多い)
サポート 電話・メール・チャット
(座席数最大規模)
メール・チャット
(電話は上位プランのみ)
メール・チャット
税理士対応 ◎ ほぼ全ての事務所が対応 △ 認定アドバイザーに限られる ○ 比較的多いが増加中

「弥生会計」を選ぶ最大のメリットは「税理士対応率No.1」

機能面での差は年々縮まっていますが、弥生会計が他社を圧倒している最大の強みは「税理士対応率の高さ」です。日本の会計事務所のほとんどが、弥生会計(デスクトップ版)を導入しており、職員もその操作に熟知しています。

これはユーザーにとってどういうメリットがあるのでしょうか?
例えば、あなたが将来的に「税務調査が入ることになった」「融資のために急いで正確な試算表を作りたい」「法人成りして決算を依頼したい」となった時、弥生会計を使っていれば、近所のどの税理士事務所に駆け込んでも「ああ、弥生のデータですね。すぐに送ってください」とスムーズに対応してもらえます。

一方で、freeeなどの独自性の強いソフトの場合、対応できる税理士が「認定アドバイザー」などに限定される傾向があります。対応税理士を探すのに苦労したり、場合によっては「うちでは対応していないので、弥生形式にデータを変換してください」と言われ、追加料金や手間が発生したりするリスクがあります。

簿記知識が全くない人はfreee?それとも弥生?

よく「簿記知識がないならfreeeが良い」と言われます。確かにfreeeは「口座にお金が入った=売上」というように、直感的な操作で帳簿が作れる優れたUIを持っています。しかし、その独自性ゆえに、後から簿記を勉強しようとした時に混乱したり、税理士が修正する際に手間取ったりすることがあります。

弥生会計(特にクラウド版)は、「かんたん入力」という初心者向けの画面を用意しつつも、裏側では伝統的な簿記のルールに則ってデータが作られています。そのため、「最初は知識がなくても使えるが、徐々に簿記の仕組みも理解していける」というバランスの良さがあります。学習コストと将来の拡張性を考えると、弥生は非常に堅実な選択肢です。

サポート体制の比較:電話サポートがあるのは弥生だけの強み

PC操作や経理に不安がある方にとって、サポート体制は生命線です。クラウド会計ソフトの多くは、コスト削減のためにサポートを「チャット」や「メール」に限定しています。リアルタイムで質問したくても、チャットボットの機械的な回答しか得られず、イライラした経験がある方もいるでしょう。

弥生会計は、プランによりますが「電話サポート」を標準的に提供しています。画面を見ながらオペレーターと通話し、「右上のボタンを押してください」といった具体的な指示を受けられる安心感は、他社にはない大きな価値です。特に決算期などの繁忙期には、この電話サポートの有無が精神的な余裕を大きく左右します。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
税理士を探すなら『弥生』が圧倒的に有利
freeeやマネーフォワードは非常に革新的で素晴らしいソフトですが、実務の現場では、対応できる税理士事務所はまだ全体の一部に限られています。特に地方都市や、ベテランの先生が所長を務める事務所では、その傾向が顕著です。

一方、弥生会計は業界のデファクトスタンダードであり、ほとんどの会計事務所が対応可能です。「今は自分でやっているが、将来的に税理士に決算を依頼したい」「顧問税理士を変えるかもしれない」と考えているなら、弥生を選んでおくと税理士探しのハードルがグッと下がります。データ移行の手間や追加料金が発生しない点も、長期的に見れば大きなコストメリットとなります。

インボイス制度・電子帳簿保存法への対応と実務フロー

2023年10月から始まった「インボイス制度」や、完全義務化された「電子帳簿保存法」。これらの法改正に対応するために会計ソフトの導入・切り替えを検討している方も多いはずです。弥生会計はこれらの新制度にどう対応し、実務をどう楽にしてくれるのでしょうか。

インボイス対応:適格請求書発行と受け取り仕訳の自動化

インボイス制度対応には「発行側(売り手)」と「受取側(買い手)」の2つの側面があります。

まず発行側として、弥生の請求書作成サービス(Misocaや弥生販売など)と連携することで、登録番号が入った「適格請求書」を簡単に作成・発行できます。これらのデータは会計ソフトに自動連携され、売上仕訳として登録されます。

より重要なのが受取側の処理です。受け取った請求書や領収書がインボイス(適格請求書)なのか、そうでないのかによって、消費税の控除額が変わるため、仕訳入力時に「適格」か「区分記載」かを選択しなければなりません。これを手動でやるのは苦行ですが、弥生会計の「スマート取引取込」を使えば、AIが領収書を読み取り、インボイスかどうかを自動判定して適切な税区分をセットしてくれます。また、国税庁のデータベースと照合して、取引先の登録番号が有効かどうかのチェックも行ってくれます。

電子帳簿保存法:証憑管理サービス(スマート証憑管理)の使い方

電子帳簿保存法により、メールで受け取ったPDFの請求書や、Amazon等の領収書データは、紙に印刷して保存するのではなく「電子データのまま保存すること」が義務付けられました。

弥生ユーザーであれば、追加料金なしで使える「スマート証憑管理」というサービスが非常に強力です。これは、受け取った電子データをクラウド上にアップロードするだけで、法律が求める「検索要件(日付・金額・取引先での検索)」や「改ざん防止措置(タイムスタンプ等)」を自動で満たした状態で保存してくれるサービスです。

さらに、アップロードした証憑データは、AI(OCR機能)によって文字情報が読み取られ、そこから自動的に仕訳データが生成されます。つまり、「法対応のために保存する」という作業が、そのまま「仕訳入力の自動化」につながるのです。

実際にインボイス対応で事務作業は増える?弥生での効率化テクニック

正直に申し上げますと、インボイス制度によって確認作業は増えます。しかし、弥生会計の機能をフル活用すれば、その負担を最小限に抑えることが可能です。

例えば、少額特例(1万円未満の取引はインボイス保存不要)などの税制措置にも、設定一つで対応可能です。また、定期的に取引する相手先については、一度設定しておけば次回から自動的に同じ税区分や科目が適用されるため、毎回インボイス番号を確認する必要はありません。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
『スマート証憑管理』は必ず使いましょう
弥生ユーザーなら無料で使える「スマート証憑管理」は非常に優秀です。これを単なる「保存場所」として使うのはもったいないです。

受け取った請求書や領収書をスマホで撮影、あるいはPDFをアップロードするだけで、AIが文字情報を読み取り、インボイス登録番号の照合まで行ってくれます。これを活用するかしないかで、経理にかかる時間が月数時間は変わってきます。手入力でインボイス番号を打ち込む作業は、ミスの温床になるだけでなく、精神的にも大きなストレスです。機械に任せられる部分は徹底的に任せましょう。

導入前に知っておきたい「弥生会計」のデメリットと注意点

ここまでメリットを中心に解説してきましたが、プロとして公平な視点から、弥生会計の弱点や導入前に知っておくべき注意点も包み隠さずお伝えします。これらを許容できるかどうかが、最終的な判断基準となります。

クラウド版は動作が重い?ネット環境への依存度

「弥生会計 オンライン」などのクラウド版は、Webブラウザ上で動作するため、どうしてもインターネット環境の影響を受けます。光回線などの高速な環境であれば問題ありませんが、回線速度が遅い場所や、Wi-Fiが不安定な環境では、画面の切り替えに数秒の待ち時間が発生することがあります。

また、決算期や確定申告の締切直前(3月上旬など)にはアクセスが集中し、サーバーのレスポンスが一時的に低下することが稀にあります。サクサクとした爆速入力を求める方にとっては、この「コンマ数秒の間」がストレスに感じるかもしれません。その場合はデスクトップ版を検討すべきです。

デスクトップ版はバージョンアップ(更新費)が毎年必要

前述の通り、デスクトップ版はソフト自体は「買い切り」ですが、実質的には「あんしん保守サポート」への加入が運用前提となります。特に近年はインボイス制度などの法改正が頻繁にあるため、古いバージョンのまま使い続けることはリスクが高いです。

サポートを解約すると、最新の税制に対応できなくなるだけでなく、銀行明細の自動取込機能なども停止します。「一度買えばずっと無料で使える」と思っていた方にとっては、毎年の維持費(数万円)がデメリットに感じられるでしょう。

Macでの利用制限とBoot Camp/パラレルス利用の是非

Macユーザーにとって、弥生のデスクトップ版がネイティブ対応していない点は長年の課題です。Parallels Desktopなどの仮想化ソフトを使えばMac上でWindows版弥生会計を動かすことは可能ですが、Windows OSのライセンス購入が必要だったり、メモリを多く消費してMac自体の動作が重くなったりする弊害があります。

「どうしてもMacで、かつデスクトップ版のような高速処理がしたい」という場合は、仮想環境を構築するよりも、経理専用に安価なWindowsパソコンを1台購入してしまう方が、コスト的にも運用的にもトラブルが少なくおすすめです。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
『あんしん保守サポート』は解約してもいい?
デスクトップ版の場合、初年度無料の「あんしん保守サポート」を次年度以降更新するか迷う方が非常に多いです。結論として、インボイスや消費税改正がある年は必須ですが、大きな法改正がない年は更新しないという選択も、自己責任ですが可能です。

ただし、サポートを解約すると「スマート取引取込(銀行連携)」が使えなくなり、電話サポートも受けられなくなります。また、数年後に大きな改正があって最新版を買い直す場合、バージョンが離れすぎているとデータ移行が複雑になることもあります。事業の安定性を考えるなら、経費として割り切って継続することをお勧めします。

お得に始める手順:初年度無償キャンペーンと導入フロー

最後に、弥生会計を最もお得に、かつスムーズに導入するための手順を解説します。現在、弥生株式会社はクラウド版の普及に力を入れており、非常に強力なキャンペーンを展開しています。

現在実施中の「初年度0円・半額キャンペーン」適用条件

これから新たに開業する方や、初めて弥生を導入する方を対象に、以下のキャンペーンが実施されています(記事執筆時点)。

  • 個人事業主向け(やよいの青色申告 オンライン / 白色申告 オンライン)
    • セルフプラン(電話サポートなし):初年度 0円
    • ベーシックプラン(電話サポートあり):初年度 半額
  • 法人向け(弥生会計 オンライン)
    • セルフプラン / ベーシックプラン:初年度 0円(キャンペーン適用時)

特に法人の「初年度0円」は非常にインパクトが大きいです。1年間タダで使い勝手を試し、もし合わなければ次年度の更新前に解約することも可能です。リスクゼロで始められるため、これを使わない手はありません。

申し込みから初期設定までの3ステップ

導入は非常に簡単で、クレジットカードさえあれば5分で完了します。

  1. アカウント登録(弥生IDの取得)
    • 公式サイトのキャンペーンページからメールアドレスを登録し、弥生IDを作成します。
  2. サービス契約とプラン選択
    • ログイン後、希望する製品(青色申告オンラインなど)とプランを選択します。ここでキャンペーンが適用されていることを必ず確認してください。
  3. 事業所データの作成
    • 屋号や会社名、会計期間(個人の場合は1月1日〜12月31日)、消費税の設定などを入力します。ウィザード形式で質問に答えていくだけで初期設定が完了します。

他社ソフトからのデータ移行(インポート)方法

すでにExcelや他社ソフト(freee、マネーフォワード、勘定奉行など)を使っている場合でも、CSV形式でデータを出力できれば、弥生会計に取り込むことが可能です。

弥生には「弥生データのインポート」機能があり、他社ソフトから出力した仕訳日記帳データを、弥生の形式に合わせて取り込むことができます。公式サイトには主要な他社ソフトからの移行マニュアルも用意されています。不安な場合は、キャンペーンで無料になっている電話サポートを活用し、オペレーターに誘導してもらいながら移行作業を行うのが確実です。

よくある質問(FAQ)

最後に、導入を検討している方からよく寄せられる質問にお答えします。

Q. 途中でプラン変更(クラウド⇔デスクトップ)はできますか?

A. データの移行は可能ですが、契約は別物になります。
クラウド版を使っていて「やっぱりデスクトップ版にしたい」となった場合、クラウド版からデータをエクスポートし、デスクトップ版に取り込むことは可能です(逆も然り)。ただし、クラウド版とデスクトップ版はライセンス体系が異なるため、契約の切り替え手続きが必要です。プラン内での変更(例:セルフプランからベーシックプランへ)はいつでも可能です。

Q. 家族経営ですが、複数人で同時に使えますか?

A. 製品によります。
クラウド版(弥生会計 オンライン)は、1つのライセンスで複数のアカウント(ユーザー)を追加でき、同時ログインも可能です。社長と奥様、そして税理士が同時にアクセスできます。
デスクトップ版の「スタンダード」は、1台のPCにしかインストールできません。「プロフェッショナル 2ユーザー」や「ネットワーク」版を選べば、複数台での同時利用が可能になります。

Q. 簿記の知識が全くありませんが、自分で確定申告できますか?

A. クラウド版なら十分に可能です。
「やよいの青色申告 オンライン」は、簿記知識ゼロの方をターゲットに設計されています。画面の案内に従って入力を進めれば、最終的に確定申告書Bや青色申告決算書が自動生成されます。さらにe-Tax(電子申告)にも対応しているため、税務署に行かずに自宅から申告を完了できます。

Q. 「弥生会計 オンライン」と「やよいの青色申告 オンライン」の違いは?

A. 「法人用」か「個人事業主用」かの違いです。
機能のベースは似ていますが、「弥生会計 オンライン」は法人決算書(貸借対照表・損益計算書・株主資本等変動計算書など)を作るためのソフトです。
「やよいの青色申告 オンライン」は、個人の所得税確定申告書を作るためのソフトです。個人事業主の方は必ず「やよいの青色申告」を選んでください。

業界歴15年の税理士・会計コンサルタントのアドバイス
法人成り(法人化)のタイミングでの切り替え
個人事業主から法人成りする場合、データの引き継ぎは可能ですが、契約自体は別契約となります。会計期間も「1月〜12月」から「会社の決算期」へと変わります。

「やよいの青色申告 オンライン」から「弥生会計 オンライン(法人用)」へ切り替える際は、資産データの引き継ぎ(開始残高の設定)が重要になります。決算期に合わせてスムーズに移行できるよう、法人設立が決まった段階で、事前にサポートセンターや顧問税理士に相談することをお勧めします。

まとめ:弥生会計は「シェアNo.1」の安心感と「自動化」で選ぼう

本記事では、弥生会計の種類の違いや選び方について、専門家の視点から詳しく解説してきました。最後に要点を整理します。

記事の要点まとめ

  • 個人事業主や小規模法人は、コスパ・利便性・自動化に優れた「クラウド版(オンライン)」が最強の選択肢。
  • 複雑な会計処理、部門管理、高速入力が必要な中規模法人は、安定の「デスクトップ版」を選ぶべき。
  • 税理士との連携を考えるなら、業界標準である「弥生会計」を選んでおけば、将来的にどの会計事務所ともスムーズに連携できる。
  • まずはリスクのない「初年度0円/半額キャンペーン」を活用し、実際の使い勝手を試してみるのがベスト。

会計ソフトは一度導入すると、数年は使い続けることになる重要なビジネスツールです。だからこそ、目先の価格だけでなく、「自分の業務スタイルに合っているか」「税理士と連携しやすいか」「法対応は万全か」という視点で選ぶことが重要です。弥生会計はその歴史とシェアに裏打ちされた「失敗しない選択肢」と言えるでしょう。

弥生会計導入前の最終チェックリスト

申し込み前に、以下の項目を再確認してプランを決定してください。

  • [ ] 事業形態は?(法人なら「弥生会計」、個人なら「やよいの青色申告」)
  • [ ] 簿記の知識はあるか?(自信がないなら「クラウド版」が推奨)
  • [ ] 使用OSは?(Macなら「クラウド版」一択)
  • [ ] 税理士への依頼予定は?(あるなら弥生を選んでおくと安心)
  • [ ] インボイス発行事業者か?(登録番号を手元に用意して設定開始)

あなたのビジネスが、最適な会計ソフトの導入によって効率化され、本業の成長に集中できる環境が整うことを願っています。

この記事を書いた人

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