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スーパーデリバリーは個人でも使える?審査通過のコツと評判をECのプロが解説

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「個人事業主としてネットショップを始めたいけれど、商品をどこから仕入れればいいかわからない」
「せどりや転売のような不安定な方法ではなく、メーカーから正規ルートで商品を仕入れたい」
「スーパーデリバリーというサイトを見つけたけれど、個人だと審査に落ちるという噂を聞いて不安だ」

もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、この記事はまさにあなたのためのものです。結論から申し上げますと、スーパーデリバリーは個人事業主やフリーランスであっても問題なく利用可能であり、正しく準備をすれば審査も通過できます。

しかし、誰でも無条件に登録できるわけではありません。スーパーデリバリーは、メーカーと小売店をつなぐB2B(企業間取引)プラットフォームであり、一般消費者向けのショッピングサイトとは根本的に性質が異なるからです。そのため、入会時には厳格な「審査」が存在し、事業の実態や信頼性が厳しくチェックされます。

この記事では、元大手雑貨チェーンのバイヤーであり、現在は数多くの個人ECショップオーナーのコンサルティングを行っている筆者が、以下の3点を中心に徹底解説します。

  • 個人事業主が審査を一発で通過するための必須条件と、やってはいけないNG行動
  • 「稼げない」「高い」という噂は本当か?利用者のリアルな評判とメリット・デメリットの真実
  • せどりから卒業し、メーカーと良好な関係を築いて安定利益を出すための具体的な取引術

単なる登録手順の解説ではありません。メーカー側の視点に立ち、「取引したい」と思わせるショップ作りの極意をお伝えします。この記事を読み終える頃には、あなたは自信を持って審査に申し込み、プロのバイヤーとしての第一歩を踏み出せるようになっているはずです。

  1. スーパーデリバリーは個人事業主でも利用可能!登録条件と基礎知識
    1. 個人事業主・副業でも登録できる条件とは?(開業準備中もOK)
    2. 「せどり・転売」利用は禁止?規約とメーカー直仕入れの違い
    3. 他の仕入れサイト(NETSEAなど)との決定的な違い
  2. 【最重要】スーパーデリバリーの審査に落ちないための3つの鉄則
    1. 審査で見られるのは「事業の実態」と「ショップのコンセプト」
    2. よくある審査落ちの原因①:特商法の表記とURLの不備
    3. よくある審査落ちの原因②:販売サイトの準備不足(メルカリ・SNSのみはNG?)
  3. 実際に使ってわかったメリット・デメリットとリアルな評判
    1. 【メリット】小ロット仕入れ・後払い(Paid)・画像転載OKの利便性
    2. 【デメリット】送料負担と利益率のシビアさ
    3. ユーザーの口コミ検証:「審査が厳しい」「高い」は本当か?
  4. どっちが得?「スタンダードプラン」と「フリープラン」の選び方
    1. 会費無料の「フリープラン」の特徴と制限
    2. 全メーカーと取引可能な「スタンダードプラン」の元を取る目安
    3. 結論:本気でショップを育てるならどちらを選ぶべきか
  5. 初心者必見!優良メーカーと取引を成立させる具体的な手順
    1. 利益商品が見つかるリサーチ方法と検索フィルター活用術
    2. 「取引申請」で好印象を与えるメッセージの書き方【テンプレート付】
    3. トラブル回避!納期確認と検品の重要性
  6. スーパーデリバリーに関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 開業届を出していない個人でも登録できますか?
    2. Q. Amazonやメルカリでの販売は可能ですか?
    3. Q. 審査に一度落ちても再申請できますか?
    4. Q. 海外への販売(輸出)にも使えますか?
  7. まとめ:スーパーデリバリーを活用して「選ばれるショップ」を目指そう

スーパーデリバリーは個人事業主でも利用可能!登録条件と基礎知識

まず最初に、スーパーデリバリーを利用するための基本的な参加資格について整理しましょう。多くの人が抱いている「法人じゃないと無理なのではないか?」という誤解を解き、どのようなスタンスで臨めばよいのかを明確にします。

個人事業主・副業でも登録できる条件とは?(開業準備中もOK)

スーパーデリバリーは、法人だけでなく、個人事業主や開業準備中の方でも登録が可能です。実際に、スーパーデリバリーを利用している会員の相当数が小規模な事業者や個人ショップオーナーです。しかし、そこには明確な条件があります。それは「事業としてリテール(小売)を行っている、または行う予定があること」です。

具体的には、以下のいずれかの状態であれば登録申請の資格があります。

  • 既に実店舗を運営している
  • 既にネットショップを運営している(自社サイト、楽天、Yahoo!ショッピング、BASE、STORESなど)
  • これからショップをオープンするために準備を進めている(開業準備中)

重要なのは「商売をする意思」と「事業の実態」です。副業であっても、税務署に開業届を出し、継続的に販売を行うつもりであれば問題ありません。一方で、自分用や友人へのプレゼント用に商品を安く買いたいという「一般消費者」としての利用は固く禁じられています。

開業準備中の場合、店舗のURLや内装写真などがまだ用意できないことがあります。その場合は、どのようなコンセプトの店を作る予定なのか、どこに出店する計画なのかといった「事業計画」を具体的に示すことで審査を受けることができます。「まだ何も決まっていないけれど、とりあえず登録したい」という状態では、事業実態がないとみなされ、審査を通過することは難しいでしょう。

「せどり・転売」利用は禁止?規約とメーカー直仕入れの違い

ここで非常に重要なポイントをお伝えします。スーパーデリバリーは「せどり」や「転売」のための仕入れサイトではありません。ここを履き違えると、審査に通らないばかりか、登録後に強制退会させられるリスクすらあります。

「せどり・転売」と「メーカー仕入れ(小売)」の違いはどこにあるのでしょうか。明確な線引きは難しい場合もありますが、一般的にB2B取引においては以下のような違いがあります。

項目 せどり・転売 メーカー仕入れ(小売)
商流 小売店から購入し、消費者に販売(横流し) メーカー・卸から直接購入し、消費者に販売(正規ルート)
継続性 安く買える時だけ買う(スポット取引) 同じ商品を継続的に発注し、定番化する
価格決定権 市場の相場に依存する メーカー希望小売価格(上代)を尊重する
関係性 仕入れ先との関係は希薄 メーカーと信頼関係を築き、共に商品を育てる

スーパーデリバリーに出展しているメーカーは、自社の商品を大切に扱ってくれる小売店を探しています。Amazonのカート価格に合わせて不当に安売りしたり、商品のブランド価値を毀損するような販売方法をとるバイヤーは敬遠されます。したがって、登録時の審査やメーカーへの取引申請では、「私は単なる転売屋ではなく、あなたの商品の価値を正しく顧客に伝える小売店です」という姿勢を示すことが何より重要になります。

他の仕入れサイト(NETSEAなど)との決定的な違い

国内にはスーパーデリバリー以外にも、NETSEA(ネッシー)や卸の達人など、いくつかのB2B仕入れサイトが存在します。これらと比較した際、スーパーデリバリーにはどのような特徴があるのでしょうか。

最大の違いは「出展メーカーの質」と「審査の厳格さ」にあります。スーパーデリバリーは、アパレルや雑貨の実力派メーカー、有名ブランドが多く出展しており、百貨店やセレクトショップに並ぶような高品質な商品が見つかりやすい傾向にあります。その分、入会のハードル(審査)や維持コスト(月会費)は他サイトよりも高めに設定されています。

以下の表に、主要な仕入れサイトの特徴をまとめました。

▼国内主要仕入れサイト比較表(商品数・会費・審査難易度)
サイト名 月会費 審査難易度 商品・メーカーの傾向 おすすめのユーザー
スーパーデリバリー 2,000円(税抜)
※無料プランあり

(事業実態を重視)
おしゃれな雑貨、アパレル、インテリア。
ブランド力のあるメーカーが多い。
中長期的にショップのブランド力を高めたい方。
差別化できる商品を扱いたい方。
NETSEA 無料
(登録しやすい)
低価格帯の雑貨、アパレル、家電、消耗品。
海外輸入品やノーブランド品も多い。
まずはコストをかけずに仕入れを始めたい方。
価格競争力のある商品を探している方。
TopSeller プランによる ドロップシッピング専用。
在庫を持たずに販売できる商品。
在庫リスクを負いたくない方。
商品登録の手間を省きたい方。

NETSEAは登録のハードルが低く、誰でも利用しやすい反面、ライバルも同じ商品を仕入れやすいため価格競争に陥りやすいという側面があります。一方、スーパーデリバリーは月会費がかかり審査も厳しいため、参入障壁が一定数存在します。これは裏を返せば、審査さえ通過してしまえば、ライバルの少ない環境で良質な商品を仕入れられるという大きなメリットになります。

現役EC店舗運営コンサルタントのアドバイス
「なぜ今、Amazonやメルカリでの単純転売から『メーカー仕入れ』に移行すべきなのでしょうか。それは、プラットフォームの規制強化とアカウント停止リスク(垢バン)からの脱却です。転売ビジネスは常にプラットフォームの規約変更に怯える必要がありますが、メーカーから正規の請求書をもらって仕入れるビジネスは、商売の基本であり、Amazonの『真贋調査』なども堂々とクリアできます。スーパーデリバリーはそのための『最初の正規ルート』として最適なのです」

【最重要】スーパーデリバリーの審査に落ちないための3つの鉄則

ここからは、多くの個人事業主が最も懸念している「審査」について深掘りしていきます。スーパーデリバリーの審査は、決して「落とすための試験」ではありません。運営側も会員を増やしたいと考えています。しかし、最低限の基準を満たしていない申請は、自動的に弾かれてしまうのが現実です。

審査に落ちる人には共通のパターンがあります。逆に言えば、そのパターンさえ回避すれば、合格率は飛躍的に高まります。ここでは、審査担当者がどこを見ているのか、その裏側を解説します。

審査で見られるのは「事業の実態」と「ショップのコンセプト」

スーパーデリバリーの審査担当者が確認したいことは、究極的には以下の2点に集約されます。

  1. この人は本当に商売をしている(またはする気がある)のか?(実在性)
  2. この人のショップは、メーカーの商品を預けるのにふさわしいか?(信頼性)

申請フォームに入力された情報だけで、これらを判断しなければなりません。そのため、入力内容に曖昧な点や不備があると、「怪しい」「実態不明」と判断されてしまいます。特に個人事業主の場合、自宅をオフィスにしているケースも多いため、Googleマップで住所を検索しても表札が見当たらないなど、実在確認が難しいことがあります。だからこそ、ネット上の情報(ショップURLなど)で信頼性を補完する必要があります。

よくある審査落ちの原因①:特商法の表記とURLの不備

審査落ちの原因として最も多いのが、「特定商取引法に基づく表記」の不備です。ネットショップを運営する場合、法律で定められた情報をサイト上に明記する義務があります。

スーパーデリバリーの審査では、申請時に入力したショップURLにアクセスし、この「特商法ページ」が正しく設置されているかを必ずチェックします。ここで以下のような状態だと、即座に審査NGとなる可能性が高いです。

  • 特商法のページが存在しない、または白紙である。
  • 住所が番地まで記載されていない、または虚偽の住所である。
  • 電話番号が携帯電話のみ(固定電話やIP電話推奨だが、携帯でも可の場合もある。ただし繋がりやすさが重要)。
  • ショップ自体が「パスワード制限」や「メンテナンス中」で見られない。

特に注意したいのが、「開業準備中だからショップをメンテナンスモード(非公開)にしている」ケースです。これでは審査担当者が中身を確認できません。審査の期間中だけでも、一時的にパスワードを解除するか、トップページと特商法ページだけでも閲覧できる状態にしておく必要があります。もしBASEやShopifyなどで構築中の場合は、「About Us(ショップ紹介)」と「特商法」のページだけでも完成させて公開しておきましょう。

よくある審査落ちの原因②:販売サイトの準備不足(メルカリ・SNSのみはNG?)

次に多いのが、販売サイトとしての体裁が整っていないケースです。例えば、以下のようなURLで申請していませんか?

  • メルカリやラクマなどのフリマアプリのプロフィールページ
  • InstagramやTwitterなどのSNSアカウントのみ
  • 商品が1点も登録されていないテストサイト

基本的に、スーパーデリバリー(および出展メーカー)は、フリマアプリでの販売を嫌う傾向にあります。「不用品処分の場」というイメージが強く、ブランドイメージが守られないと考えるからです。したがって、メルカリのURLだけで審査を通過するのは非常に困難です。

個人事業主が審査を通過するためには、少なくともBASE、STORES、Shopify、あるいはAmazon(大口出品)、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで、「独立した店舗」としての体裁を持つURLを用意することを強く推奨します。商品はまだ仕入れていなくても構いませんが、ダミー画像でも良いので商品を並べ、「どのような世界観の店なのか」が伝わるように作り込んでおくことが重要です。

▼審査通過率を上げる「特商法に基づく表記」チェックリスト

審査申し込み前に、ご自身のショップの「特定商取引法に基づく表記」ページを以下の項目でチェックしてください。

  • 販売業者の氏名: 個人事業主の場合、屋号だけでなく代表者のフルネームが記載されているか。
  • 所在地: 番地、建物名、部屋番号まで正確に記載されているか。(バーチャルオフィスの住所貸しのみは審査で不利になる場合があるため、実態のある住所が望ましい)
  • 電話番号: 実際に連絡が取れる番号か。
  • メールアドレス: フリーメール(Gmail等)でも可だが、独自ドメインのメールアドレスの方が信頼度は高い。
  • 支払方法: クレジットカード、銀行振込など具体的に明記されているか。
  • 商品代金以外の必要料金: 送料や手数料について明記されているか。
  • 返品・交換について: 不良品対応やお客様都合の返品可否について条件が明記されているか。

現役EC店舗運営コンサルタントのアドバイス
「審査担当者はここを見ています!実は、ショップのデザインがおしゃれかどうかよりも、『運営者の顔が見えるか』の方が重要です。Aboutページ(ショップ紹介)に、なぜこの店を始めたのか、どんな想いで商品を届けたいのかという『コンセプト』や『店主のプロフィール』を丁寧に書いてみてください。私がコンサルティングした方で、実績ゼロでも『熱意あるコンセプトページ』を作っただけで審査に一発合格した事例はいくつもあります。逆に、ただ商品を並べただけの無機質なサイトは、転売目的と疑われやすいのです」

実際に使ってわかったメリット・デメリットとリアルな評判

審査を無事に通過したとして、実際にスーパーデリバリーを利用することでどれだけのメリットがあるのでしょうか。また、利用者が直面する「壁」とは何でしょうか。ここでは、筆者が長年利用して感じた実体験と、周囲のEC事業者の口コミを基に、良い面も悪い面も包み隠さずお伝えします。

【メリット】小ロット仕入れ・後払い(Paid)・画像転載OKの利便性

スーパーデリバリーが個人事業主に支持される最大の理由は、その「使い勝手の良さ」にあります。

1. 小ロットでの仕入れが可能
通常、メーカーとの直接取引では「最低発注金額10万円から」「1商品あたり1ケース(24個)から」といった厳しい条件を提示されることが一般的です。しかし、スーパーデリバリーでは「1点から購入可能」な商品が数多く存在します。これにより、在庫リスクを最小限に抑えてテスト販売を行うことができます。

2. 「Paid(ペイド)」による後払い決済
資金繰りは個人事業主にとって死活問題です。スーパーデリバリーでは「Paid」という決済サービスと連携しており、審査に通れば「締め支払い(後払い)」が可能になります。商品が売れて現金が入ってから仕入れ代金を支払うというサイクルを作れるため、キャッシュフローが大幅に改善します。

3. 商品画像の転載が可能(条件あり)
ネットショップ運営で最も手間がかかるのが「商品撮影」です。スーパーデリバリーでは、多くのメーカーが「画像転載OK」としています。購入した商品であれば、プロが撮影した高品質な写真をそのまま自分のショップに掲載できるため、出品作業の時間を劇的に短縮できます(※メーカーごとにルールが異なるため、必ず確認が必要です)。

【デメリット】送料負担と利益率のシビアさ

一方で、デメリットもしっかり理解しておく必要があります。

1. 送料の負担が大きい
小ロットで仕入れられる反面、1回あたりの発注金額が少ないと「送料」が重くのしかかります。多くのメーカーは「2万円以上で送料無料」などの設定をしていますが、1点だけ仕入れると送料で利益が吹き飛ぶことがあります。複数のメーカーから少しずつ買うと、それぞれに送料が発生するため注意が必要です。

2. 利益率(掛け率)はそこまで低くない
スーパーデリバリーでの仕入れ価格(下代)は、一般的に定価(上代)の50%〜60%程度です。大量発注する大手量販店が40%以下で仕入れていることを考えると、決して「激安」ではありません。Amazonなどの薄利多売プラットフォームで販売する場合、手数料と送料を引くと手元に残る利益は10%〜15%程度になることも珍しくありません。「高値でも売れるショップ作り」が求められます。

ユーザーの口コミ検証:「審査が厳しい」「高い」は本当か?

ネット上の口コミを見ると、「審査に落ちた」「会費が高い」といった声が散見されます。これらの評判を検証してみましょう。

「審査が厳しい」について
前述の通り、事業実態がない個人の申し込みは厳しくはじかれます。しかし、これは「怪しい業者を排除している」という証拠でもあり、正規の会員にとっては「荒らされていない安全な市場」が保たれていることを意味します。適切な準備をした事業者にとっては、理不尽に厳しいわけではありません。

「会費が高い」について
月額2,000円(税抜)の会費については、意見が分かれます。「何も買わなくても固定費がかかるのは痛い」という意見もあれば、「これだけのメーカーと繋がれるなら安い展示会参加費のようなもの」と捉える人もいます。月に数万円以上の仕入れを行うのであれば、会費の元を取ることは難しくありません。

ユーザー属性別(個人・法人)の満足度・口コミ傾向分析
ユーザー属性 満足度 主な口コミ傾向
せどり・転売目的 「Amazonで利益が出る商品が見つからない」「画像転載NGのメーカーが多くて面倒」「審査に落ちて時間の無駄だった」
セレクトショップ運営(個人) 「他では見つからない可愛い雑貨が見つかった」「1点から試せるので助かる」「メーカー担当者が親切に対応してくれた」
実店舗運営者 中〜高 「展示会に行かなくても新商品が見られる」「送料がかかるのがネックだが、交通費を考えれば安い」

元・大手雑貨チェーン バイヤーの体験談
「私が独立して最初にスーパーデリバリーを使った時、正直『利益商品を見つけるのが難しい』と感じました。Amazonの最安値と比較すると、価格差がない商品ばかりだったからです。しかし、発想を転換しました。『Amazonで既に売れている商品』を探すのではなく、『まだAmazonに出ていない、地方のメーカーの素敵な商品』を探し、自分で商品ページを作り込んで販売したのです。すると、競合不在で定価で売れ続け、利益率は30%を超えました。スーパーデリバリーの真価は、価格差探しではなく『宝探し』にあると気づいた瞬間でした」

どっちが得?「スタンダードプラン」と「フリープラン」の選び方

スーパーデリバリーには現在、月会費無料の「フリープラン」と、月額2,000円(税抜)の「スタンダードプラン」が存在します(※プラン名称や内容は時期により変更される可能性がありますが、基本構造として解説します)。コスト意識の高い個人事業主にとって、どちらを選ぶべきかは重要な問題です。

会費無料の「フリープラン」の特徴と制限

フリープランの最大のメリットは、固定費がゼロであることです。仕入れが発生しなければ費用は一切かかりません。しかし、大きな制限があります。

  • 取引可能メーカー数が制限される: 一部のメーカーはスタンダードプラン会員にしか商品を公開していません。
  • 機能制限: 閲覧できる商品数や、利用できる検索機能に制限がかかる場合があります。

「まずはお試しで登録してみたい」「月に数回しか仕入れない」という方には適していますが、本格的にショップの主力商品を仕入れたい場合には物足りなさを感じるでしょう。

全メーカーと取引可能な「スタンダードプラン」の元を取る目安

スタンダードプラン(月額2,000円)は、全ての参加メーカーと取引が可能になり、制限なく機能を利用できます。では、どのくらいの規模になれば有料プランへ移行すべきでしょうか。

単純計算で、粗利益率を20%と仮定した場合、月額2,000円の会費をペイするためには、追加で10,000円分の粗利が必要です。売上で言えば50,000円程度です。つまり、「スーパーデリバリー経由の仕入れで、月に5万円以上の売上を作る」ことができれば、有料プランのコストは十分に回収できます。さらに、有料会員限定のシークレットセールや割引クーポンなどを活用すれば、実質的なコストはもっと下がります。

結論:本気でショップを育てるならどちらを選ぶべきか

結論として、登録直後は「フリープラン(または無料トライアル期間)」を利用し、取り扱いたいメーカーや商品が見つかった段階で「スタンダードプラン」に切り替えるのが最も賢い方法です。

最初から固定費を払う必要はありません。まずは無料でサイト内をリサーチし、「これなら売れる!」という確信を持てる商品リストを作ってください。そして、実際に発注するタイミングで有料プランを検討すれば良いのです。ただし、人気メーカーの中には「スタンダードプラン会員からの取引申請しか承認しない」というところもあるため、本気で差別化を図るなら、いずれ有料プランへの移行は必須となるでしょう。

現役EC店舗運営コンサルタントのアドバイス
「迷ったらまずはフリープランから始めてみてください。ただし、ビジネスとして成長させるなら『月2,000円』をケチってはいけません。有料プランにすることで、ライバル(無料会員)が見られない商品にアクセスできる権利を買うと考えましょう。売上規模が月10万円を超えたあたりが、切り替えのベストタイミングです」

初心者必見!優良メーカーと取引を成立させる具体的な手順

スーパーデリバリーは、登録して終わりではありません。そこからメーカーに「取引申請」を行い、承認されて初めて仕入れが可能になります。人気メーカーは多くの申請を受け取っているため、適当な申請では「見送り(拒否)」されることもあります。ここでは、プロのバイヤーとしてメーカーと良好な関係を築く手順を解説します。

利益商品が見つかるリサーチ方法と検索フィルター活用術

膨大な商品数の中から、自店に合う利益商品を見つけるにはコツがあります。闇雲にランキングを見るだけでは、ライバルと同じ商品に行き着いてしまいます。

1. 「消費者直送(ドロップシッピング)可」で絞り込む
在庫を持ちたくない場合は、検索フィルターで「消費者直送可」にチェックを入れます。注文が入ってからメーカーが顧客に直送してくれるため、無在庫販売が可能です。

2. 「画像使用OK」で絞り込む
前述の通り、商品ページ作成の効率化のためには必須の条件です。

3. 「新着商品」ではなく「定番商品」を狙う
新着商品は注目度が高く、すぐに価格競争になります。逆に、長年売れ続けている「定番商品」や、季節ごとの「ロングセラー」を見つけ、セット販売などで付加価値をつけるのが個人ショップの勝ち筋です。

「取引申請」で好印象を与えるメッセージの書き方【テンプレート付】

初めて取引するメーカーには、システム上のボタンを押すだけでなく、必ず一言メッセージを添えて申請しましょう。これにより承認率が劇的に変わります。メーカー担当者も人間です。「無言申請」よりも「丁寧な挨拶」があるバイヤーを優先したくなるものです。

▼そのまま使える!初回取引申請メッセージテンプレート

以下のテンプレートを、ご自身の状況に合わせてアレンジして使用してください。


件名:新規お取引のお願い(〇〇商店・佐藤)

〇〇株式会社
ご担当者様

はじめまして。
〇〇(ショップURL)というネットショップを運営しております、佐藤と申します。

この度、貴社の取り扱われている「〇〇(具体的な商品名やシリーズ名)」に大変魅力を感じ、ぜひ当店のお客様にご紹介させていただきたく、取引申請をさせていただきました。

当店は「〇〇な暮らしを提案する」をコンセプトに、30代〜40代の女性をターゲットにセレクト雑貨を販売しております。
貴社の商品コンセプトと当店の客層が非常にマッチしており、長く大切に販売させていただけると確信しております。

小規模な運営ではございますが、商品ページの作成やSNSでの発信には力を入れており、商品の魅力を丁寧に伝えていく所存です。

ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。


ポイントは、「なぜそのメーカーの商品を扱いたいのか」という熱意と、「自店のコンセプトとどう合うのか」という論理を伝えることです。

トラブル回避!納期確認と検品の重要性

無事に取引が始まり、商品が届いたら必ず行うべきことがあります。それは「検品」です。B2B取引では、B2C(Amazon等)ほど梱包が厳重でない場合があり、輸送中の破損や、稀に不良品が混入することがあります。

商品到着後、すぐに箱を開けて中身を確認しましょう。もし不良品があった場合、スーパーデリバリーの規定(通常は到着後1週間以内など)に従ってメーカーに連絡すれば、交換や返金に対応してもらえます。これをお客様に発送する直前まで放置しておくと、納期遅れの原因となり、ショップの信用を落とすことになります。「検品までが仕入れ」と心得てください。

現役EC店舗運営コンサルタントのアドバイス
「メーカーは『長く、安定して売ってくれる人』を最も好みます。一度取引が始まったら、売れた時の報告や、お客様からの良いレビューをメーカーにフィードバックしてあげてください。『おかげさまで好評です!』というメールが一本あるだけで、担当者はあなたのことを覚え、次回から欠品時の優先案内や、新商品のサンプル提供などの優遇をしてくれるようになることもあります。これが『商売の信頼関係』です」

スーパーデリバリーに関するよくある質問(FAQ)

最後に、これから利用を検討している方が抱きがちな細かい疑問について、Q&A形式で回答します。

Q. 開業届を出していない個人でも登録できますか?

原則として、継続的な事業を行う意思があるならば開業届の提出が推奨されますが、登録時の必須書類として「開業届の写し」が求められるわけではありません(※時期や審査状況によります)。ただし、確定申告が必要なレベルの売上を目指すのであれば、開業届は早めに出しておくべきです。審査においては「事業実態」が最優先されるため、開業届の有無よりも「ショップが準備できているか」の方が重視されます。

Q. Amazonやメルカリでの販売は可能ですか?

Amazonでの販売は可能ですが、メーカーによっては「Amazon販売禁止」という条件を設けている場合があります。商品ページに「Amazon NG」等の記載がないか確認が必要です。メルカリについては、前述の通り「不用品販売」と見なされやすいため、多くのメーカーが難色を示します。仕入れた商品をメルカリで継続的に販売することは、アカウント停止(取引停止)のリスクがあるため、推奨されません。

Q. 審査に一度落ちても再申請できますか?

はい、可能です。審査落ちのメールには具体的な理由が書かれていないことが多いですが、本記事で解説した「特商法の不備」や「サイトの完成度」を見直し、修正してから再申請すれば通過する可能性は十分にあります。諦めずにショップを作り込んでから再チャレンジしてください。

Q. 海外への販売(輸出)にも使えますか?

はい、スーパーデリバリーには海外版の「SD export」というサービスもあり、海外販売にも対応しています。国内版で購入した商品を自分で海外へ発送(越境EC)することも基本的には可能ですが、メーカーによっては「国内販売のみ」と定めている場合があるため、取引条件を確認する必要があります。

まとめ:スーパーデリバリーを活用して「選ばれるショップ」を目指そう

スーパーデリバリーは、個人事業主が「せどり・転売」の枠を超え、プロの小売店として成長するための強力なパートナーとなり得ます。審査は確かに一つのハードルですが、それは「信頼できる事業者」であることの証明書でもあります。

最後に、あなたが今すぐ取り組むべきアクションをリストアップしました。

  • ショップのURLを準備する: まだない場合は、BASEやSTORESなどでアカウントを作成し、トップページと特商法ページだけでも完成させる。
  • 特商法の表記を完璧にする: 住所、電話番号、返品特約などに漏れがないか再確認する。
  • コンセプトを言語化する: 「誰に」「何を」届けたい店なのか、プロフィール欄に情熱を込めて記載する。
  • 審査に申し込む: 準備ができたら、恐れずに申請ボタンを押す。

安く買って高く売るだけのビジネスは、いつか限界が来ます。しかし、メーカーと手を取り合い、商品の価値を伝えてお客様に喜んでもらうビジネスは、10年先も続く資産になります。ぜひこの記事を参考に、スーパーデリバリーという扉を開き、あなただけの素敵なショップを作り上げてください。

現役EC店舗運営コンサルタントのアドバイス
「成功する個人バイヤーに共通するマインドセットは『自責』と『工夫』です。商品が売れないのをメーカーやプラットフォームのせいにせず、『どう見せれば魅力が伝わるか』を常に考え続けています。スーパーデリバリーにはその工夫に応えてくれる素晴らしい商品がたくさん眠っています。最初の審査さえ乗り越えれば、そこにはワクワクするような仕入れの世界が待っていますよ」

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

当編集部では、徹底したリサーチとデータ分析に基づき、読者の皆様の「知りたい」に答える記事を制作しています。特定の分野においては、その道の有資格者や実務経験者の監修・協力を得て、正確かつ信頼性の高い情報提供に努めています。

【編集方針】
・客観的なデータと事実に基づく執筆
・ユーザー目線での公平な比較・検証
・最新トレンドと専門的知見の融合

ガジェット、生活雑貨、美容、ライフハックなど、幅広いジャンルで「役立つ」コンテンツをお届けします。

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