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【2024年最新】SeaArt.aiの使い方完全ガイド!日本語プロンプトやLoRA設定を専門家が解説

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「高画質なAIイラストを作りたいけれど、数十万円もするゲーミングPCなんて買えない」「Stable Diffusionを導入しようとして、難解なインストール作業で挫折してしまった」

もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、SeaArt.ai(シーアート)こそが、待ち望んでいた救世主となるでしょう。SeaArtは、ブラウザひとつあれば、あのStable Diffusionと同等の超高性能な画像生成機能を、驚くべきことに「無料」かつ「日本語」で使いこなせる最強のクラウドツールです。

この記事では、累計1万枚以上のAI画像を生成し、商用素材としても活用している筆者が、SeaArt.aiの登録方法から、プロンプト(呪文)の作成術、そしてクオリティを劇的に引き上げる「LoRA」や「ControlNet」といったプロレベルのテクニックまでを完全網羅して解説します。単なる機能紹介ではなく、実際に現場で使われている「失敗しない設定値」や「黄金比」を惜しみなく公開します。

この記事でわかること

  • 初心者でも迷わないSeaArtの登録手順と日本語化設定の完全ガイド
  • クオリティが劇的に上がるモデル・LoRAの選び方と、プロが実践する「黄金比」設定
  • 指の修正やポーズ指定など、他のツールでは難しいプロレベルの応用テクニック

読み終える頃には、あなたも自分のイメージ通りの「理想の1枚」を自由自在に生成できるようになっているはずです。さあ、クリエイティブの新しい扉を開きましょう。

  1. SeaArt.ai(シーアート)とは?Stable Diffusionとの決定的な違い
    1. 高スペックPC不要!ブラウザだけで動くクラウド型AIツール
    2. Stable Diffusion WebUIと同じ機能が無料で使える仕組み
    3. スマホアプリにも対応!いつでもどこでも生成可能
  2. 【3分で完了】SeaArtの始め方:アカウント登録から日本語化まで
    1. 公式サイトへのアクセスとログイン方法(Google/Discord連携)
    2. 英語表記を日本語に変更する設定手順
    3. 初回ログイン時にもらえるクレジットとコインの確認方法
    4. 「NSFW(成人向けコンテンツ)」フィルターの設定について
  3. 基本編:SeaArtで初めての画像を生成してみよう
    1. 生成画面(ワークスペース)の見方と主要パネルの役割
    2. プロンプト(呪文)の入力:日本語入力モードの使い方
    3. 画像サイズ(アスペクト比)と生成枚数の設定
    4. 「生成」ボタンクリックから完成までの流れと保存方法
  4. 応用編①:クオリティを劇的に高める「モデル」と「LoRA」の使いこなし術
    1. モデル(Checkpoint)の選び方:実写系・アニメ系の推奨モデル
    2. LoRA(追加学習データ)とは?適用方法と探し方
    3. 【専門家直伝】LoRAの強度は「0.6〜0.8」が黄金比である理由
    4. ネガティブプロンプト(描きたくない要素)の鉄板テンプレート
  5. 応用編②:思い通りの構図と修正を実現する高度な機能
    1. ControlNet(コントロールネット)でポーズや構図を指定する方法
    2. Inpainting(インペイント)で崩れた指や顔だけを修正する手順
    3. img2img:手持ちの画像を元に新しいイラストを生成する
    4. アップスケール(高画質化)で印刷レベルの解像度にする方法
  6. 無料でどこまで使える?料金プランとクレジットの仕組み
    1. 無料プランの制限と1日にもらえるクレジット量
    2. クレジットとコインの違い、消費されるタイミング
    3. デイリータスクで無料クレジットを効率よく貯める方法
    4. 有料プラン(VIP)のメリットとコスパ診断
  7. 商用利用と著作権:SeaArtで作った画像は販売できる?
    1. SeaArt自体の利用規約と商用利用の可否
    2. モデルやLoRAごとのライセンス(Civitaiでの確認方法)
    3. 生成物の著作権に関する現状の法的解釈と注意点
  8. そのまま使える!SeaArtおすすめプロンプト・レシピ集
    1. 【実写美女】透明感のある日本人女性を描くプロンプト
    2. 【アニメ調】流行りのフラットな塗りでキャラクターを描くプロンプト
    3. 【背景素材】ブログやYouTubeで使いやすいサイバーパンク背景
  9. SeaArtに関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 生成に時間がかかる・エラーが出るときはどうすればいい?
    2. Q. 他の人の作品と同じ画像を作る(リミックス)方法は?
    3. Q. 作った画像が勝手に公開されることはある?(プライベートモード)
    4. Q. 日本語プロンプトの精度はどのくらい?英語のほうがいい?
  10. まとめ:SeaArtを使いこなしてクリエイティブの幅を広げよう
    1. SeaArt使いこなしチェックリスト

SeaArt.ai(シーアート)とは?Stable Diffusionとの決定的な違い

AI画像生成の世界では「Stable Diffusion」が王道とされていますが、その導入ハードルは決して低くありません。ハイスペックなPC環境、複雑な環境構築、英語だらけのインターフェース…。多くのクリエイターがここで脱落していきます。しかし、SeaArt.aiはその壁をすべて取り払いました。

このセクションでは、なぜ今、世界中のクリエイターがSeaArtに注目しているのか、その革新的な仕組みとメリットについて、Stable DiffusionやMidjourneyとの比較を交えて詳しく解説します。

AI画像生成専門家のアドバイス
「私がSeaArtを推奨する最大の理由は、『環境構築の時間をゼロにできる』点にあります。ローカル環境でStable Diffusionを動かす場合、エラー対応だけで数日潰れることも珍しくありません。SeaArtなら、ログインしたその瞬間から、最新のモデルと機能をフル活用して創作活動に没頭できます。クリエイターにとって最も重要な『時間』を味方につけられるツールなのです」

高スペックPC不要!ブラウザだけで動くクラウド型AIツール

画像生成AIを動かすには、通常「GPU」と呼ばれる高性能な画像処理パーツを搭載したパソコンが必要です。これらは単体でも数万円から十数万円し、ノートパソコンでは搭載していないモデルも多くあります。しかし、SeaArt.aiは「クラウド型」のサービスです。

画像生成に必要な計算処理はすべてSeaArt側の高性能サーバーで行われるため、あなたのパソコンやスマホのスペックは一切関係ありません。極端な話、数年前の古いノートパソコンや、格安のタブレット端末であっても、インターネットにつながりさえすれば、最高画質のイラストを生成することが可能です。パソコンのファンが唸りを上げることも、動作が重くてフリーズすることもありません。

Stable Diffusion WebUIと同じ機能が無料で使える仕組み

SeaArtの最大の特徴は、その裏側で動いているエンジンが、世界的に最も普及している「Stable Diffusion」であるという点です。しかも、単にエンジンを使っているだけでなく、インターフェースや機能設定が「Stable Diffusion WebUI」をベースに設計されています。

これにより、世界中の有志が開発した膨大な数の「モデル(画風データ)」や「LoRA(追加学習データ)」をそのまま利用することができます。他の簡易的なAI生成アプリでは、「アニメ風」「リアル風」といった大雑把な選択しかできないことが多いですが、SeaArtでは「特定のイラストレーター風のタッチ」や「実写と見紛うような質感」など、微細なコントロールが可能です。これを無料で開放している点は、業界の常識を覆す太っ腹な仕様と言えるでしょう。

スマホアプリにも対応!いつでもどこでも生成可能

SeaArtはPCブラウザ版だけでなく、iOSやAndroid向けのスマートフォンアプリも提供しています。PC版と同じアカウントでログインすれば、生成履歴や保存した画像、お気に入りのモデル設定などを完全に同期することができます。

例えば、通勤電車の中でスマホを使ってプロンプトを練り、画像を生成しておきます。そして帰宅後に、PCの大画面で生成された画像を確認し、細部の修正(アップスケールやインペイント)を行うといった使い分けが可能です。場所を選ばずにクリエイティブな作業を継続できるのは、忙しい現代のクリエイターにとって大きな武器となります。

▼詳細比較:SeaArt vs Stable Diffusion vs Midjourney
項目 SeaArt.ai Stable Diffusion (Local) Midjourney
料金 基本無料(有料プランあり) 完全無料(電気代は自己負担) 月額サブスクリプション必須
必要PCスペック 低スペックでOK
(スマホ・タブレット可)
超ハイスペック必須
(GPU VRAM 8GB以上推奨)
低スペックでOK
(Discord経由)
日本語対応 完全対応
(プロンプトも日本語OK)
基本英語
(拡張機能で日本語化可)
英語のみ
モデルの自由度 極めて高い
(Civitai等のモデル利用可)
極めて高い
(自由にDL・学習可能)
限定的
(公式モデルのみ)
商用利用 可(規約・モデルによる) 可(モデルによる) 可(プランによる)

※表の内容は執筆時点の情報に基づきます。各サービスの規約変更にご注意ください。

【3分で完了】SeaArtの始め方:アカウント登録から日本語化まで

SeaArtの魅力がわかったところで、さっそく使い始めてみましょう。海外発のツールですが、登録プロセスは非常にシンプルで、日本のユーザーにも親切な設計になっています。

ここでは、つまずきやすい初期設定や、最初にやっておくべき日本語化の手順を、ステップバイステップで解説します。この通りに進めれば、3分後には最初の画像を生成する準備が整います。

公式サイトへのアクセスとログイン方法(Google/Discord連携)

まず、SeaArt.aiの公式サイトにアクセスします。検索エンジンで「SeaArt」と検索し、トップに表示される公式サイトを開いてください。サイトを開くと、既に他のユーザーが生成した美しい画像が並ぶギャラリー画面が表示されます。

画面右上にある「ログイン」ボタンをクリックします。アカウント作成方法は複数用意されていますが、最も手軽で推奨されるのは「Googleアカウント」または「Discordアカウント」を使用した連携ログインです。これらを選択すれば、メールアドレスの入力やパスワード設定の手間を省き、ワンクリックで登録が完了します。もちろん、メールアドレスでの新規登録も可能です。

英語表記を日本語に変更する設定手順

初回ログイン時、インターフェースが英語になっている場合があります。AI画像生成は専門用語が多いため、まずは日本語環境を整えましょう。

  1. 画面右上のユーザーアイコン(アバター画像)をクリックします。
  2. メニューの中から「Settings(設定)」を選択します。
  3. 設定画面の中に「Language(言語)」という項目があるので、プルダウンメニューから「日本語」を選択します。

これだけで、メニューや設定項目がすべて日本語に切り替わります。SeaArtの日本語翻訳は非常に精度が高く、自然な日本語で操作できるため、初心者でも迷うことなく機能を利用できます。

初回ログイン時にもらえるクレジットとコインの確認方法

SeaArtでは、画像を生成するために「クレジット」または「コイン」を消費します。ログイン後、画面右上のユーザーアイコン付近に、現在の残高が表示されています。

無料会員の場合、毎日決まった時間に一定量の「無料クレジット」が付与されます。これは使わなければ翌日に持ち越せずリセットされるため、毎日使い切るのがお得です。一方、「コイン」はタスク達成や課金などで入手でき、有効期限が長く設定されています。まずは、毎日付与される無料クレジットを使って、操作に慣れていきましょう。

「NSFW(成人向けコンテンツ)」フィルターの設定について

SeaArtには、成人向けコンテンツ(NSFW: Not Safe For Work)を表示・生成するための設定項目があります。デフォルトではオフになっていることが多いですが、意図せず過激な画像が表示されるのを防ぐため、設定を確認しておきましょう。

設定画面(日本語化した画面)の中に「成人向けコンテンツ」または「NSFW」というスイッチがあります。これをオンにすると、成人向け画像の閲覧や生成が可能になります(18歳以上のみ利用可)。逆に、職場や公共の場で利用する場合や、健全な画像のみを扱いたい場合は、必ずオフにしておくことを強く推奨します。

▼補足:スマホアプリ版(iOS/Android)のインストール手順

スマートフォンで利用したい場合は、各アプリストア(App Store / Google Play)で「SeaArt」と検索してください。公式アプリをダウンロードし、PC版と同じアカウント(GoogleやDiscord)でログインするだけで、クレジットや生成履歴が即座に同期されます。

アプリ版はタッチ操作に最適化されており、「Swift AI」などの簡易生成機能も充実しています。PCでじっくり設定を作り込み、外出先ではアプリで生成結果を確認して楽しむ、という使い方が現代のスタンダードになりつつあります。

基本編:SeaArtで初めての画像を生成してみよう

設定が完了したら、いよいよ初めての画像生成に挑戦です。SeaArtの生成画面は機能が豊富で、一見すると複雑に見えるかもしれませんが、基本さえ押さえれば操作は簡単です。

ここでは、最も基本的な「テキストから画像を生成する(Text to Image)」流れを、実際の操作画面に基づいて解説します。

AI画像生成専門家のアドバイス
「初心者が最初に触るべき『基本設定』の正解をお伝えします。いきなり複雑な設定をいじらず、まずは『プロンプト入力』と『モデル選択』の2つだけに集中してください。他のパラメータはデフォルトのままでも十分に高品質な画像が出ます。最初から全てをコントロールしようとすると、何が原因で絵が変わったのか分からなくなってしまいます」

生成画面(ワークスペース)の見方と主要パネルの役割

トップページの上部にある「創作」または「生成」ボタンをクリックすると、ワークスペース(生成画面)に移動します。画面は大きく分けて3つのエリアで構成されています。

  • 左側:設定パネル
    モデルの選択やLoRAの追加、画像サイズの設定など、生成に関する詳細な条件を指定する場所です。
  • 中央(または上部):プロンプト入力エリア
    どんな画像を描きたいか、言葉(呪文)を入力する場所です。「テキストから画像生成」の心臓部です。
  • 右側:プレビューエリア
    生成された画像が表示される場所です。過去の履歴もここに並びます。

プロンプト(呪文)の入力:日本語入力モードの使い方

通常、Stable Diffusion系のAIは英語で指示を出す必要がありますが、SeaArtには強力な自動翻訳機能が内蔵されています。プロンプト入力欄の右端にある「自動翻訳」アイコン(または「日→英」スイッチ)をオンにしてください。

これにより、日本語で「桜の木の下に立つ制服を着た女子高生、青空」と入力してEnterキーを押すだけで、自動的に最適な英語プロンプトに変換されてAIに伝わります。もちろん、慣れてきたら英語で直接入力して、より細かいニュアンスを調整することも可能です。

プロンプトは単語をカンマ(,)で区切って並べるのがコツです。例えば、「猫, 白い毛, 青い目, リアルな質感」のように入力します。

画像サイズ(アスペクト比)と生成枚数の設定

設定パネルで、画像のサイズ(アスペクト比)を決めます。用途に合わせて選びましょう。

  • 1:1 (Square): SNSのアイコンやInstagramへの投稿に最適。
  • 3:4 (Portrait): スマートフォンの壁紙や、キャラクターの立ち絵向き。
  • 16:9 (Landscape): PCの壁紙、YouTubeのサムネイル、ブログのアイキャッチ画像向き。

また、「生成枚数」は一度に何枚のバリエーションを作るかの設定です。通常は2〜4枚に設定することをおすすめします。AI画像生成はガチャのような要素があり、同じプロンプトでも毎回異なる結果が出るため、複数枚生成して良いものを選ぶのが効率的です。

「生成」ボタンクリックから完成までの流れと保存方法

準備ができたら、画面にある紙飛行機マークや「生成」と書かれたボタンをクリックします。サーバーの混雑状況にもよりますが、通常数十秒〜1分程度で画像が完成します。

生成された画像をクリックすると拡大表示されます。気に入った画像があれば、画像の右上や下にある「保存(ダウンロード)」ボタンを押して、端末に保存しましょう。また、「アップスケール」ボタンを押すことで、さらに解像度を高めて細部をクッキリさせることも可能です。

応用編①:クオリティを劇的に高める「モデル」と「LoRA」の使いこなし術

基本操作に慣れてきたら、ここからがSeaArtの真骨頂です。生成される画像の画風やクオリティを決定づける「モデル」と「LoRA」について解説します。これらを使いこなすことで、あなたの作品は「AIが作った適当な絵」から「意図を持って作られた作品」へと進化します。

モデル(Checkpoint)の選び方:実写系・アニメ系の推奨モデル

モデル(Checkpoint)とは、AIの「絵柄の土台」となるデータセットのことです。描きたいジャンルに合わせて適切なモデルを選ぶことが、成功への第一歩です。SeaArtのモデル選択画面から、以下のキーワードで検索して設定してみてください。

1. 実写・リアル系(AI美女、風景写真)

  • ChilloutMix: アジア系のリアルな女性を描くのに特化した伝説的なモデル。写真集のような質感が出ます。
  • Beautiful Realistic Asians (BRA): 日本人を含むアジア系美女の生成において、圧倒的なシェアを誇るモデル。
  • MajicMix Realistic: 女性だけでなく、男性や風景も含め、全体的にライティングの美しい写実的な絵が得意です。

2. アニメ・イラスト系(2次元キャラクター)

  • MeinaMix: 塗りが丁寧で、情緒的なアニメイラストが得意。背景の描き込みも美しいです。
  • Anything V5: アニメ系の万能モデル。どんなプロンプトにも柔軟に対応し、安定した可愛さを出力します。
  • Flat-2D Animerge: アニメのセル画のような、パキッとした塗りが特徴。VTuberのようなデザインに向いています。

LoRA(追加学習データ)とは?適用方法と探し方

LoRA(Low-Rank Adaptation)は、モデルに対して「特定のキャラクター」「特定の画風」「特定の衣装やポーズ」を追加で覚えさせる拡張プラグインのようなものです。

例えば、「ChilloutMix(モデル)」に「日本の女子高生の制服LoRA」を組み合わせることで、実写の質感はそのままに、特定の衣装を着せることができます。SeaArtの「LoRA」タブから検索し、カードをクリックするだけで適用できます。

【専門家直伝】LoRAの強度は「0.6〜0.8」が黄金比である理由

LoRAを使用する際、最も重要なのが「重み(強度)」の設定です。デフォルトでは「1.0」になっていますが、実はこれが落とし穴です。

AI画像生成専門家のアドバイス
「LoRAを盛りすぎて絵が崩壊した時の対処法、それはズバリ『引き算』です。初心者は効果を強く出そうとして強度を1.0のまま、あるいはそれ以上にしがちですが、これだと画風が濃くなりすぎて顔が崩れたり、ノイズが入ったりします。私の経験上、LoRAの強度は『0.6〜0.8』に下げるのが黄金比です。これにより、ベースモデルの良さを残しつつ、LoRAの特徴を自然にブレンドできます。複数のLoRAを併用する場合は、さらに下げて合計値が1.5を超えないように調整するのがコツです」

ネガティブプロンプト(描きたくない要素)の鉄板テンプレート

高品質な画像を出すためには、「何を描くか」と同じくらい「何を描かないか」が重要です。これを指定するのが「ネガティブプロンプト」です。

「低画質」「指の欠損」「余分な手足」などを排除する呪文を入れるだけで、クオリティは劇的に向上します。毎回入力するのは大変なので、以下のテンプレートをコピーして、設定パネルの「ネガティブプロンプト」欄に貼り付けて使用してください。

▼コピペOK:品質向上用ネガティブプロンプト集

以下のテキストをコピーして使用してください。これらは「低品質」「奇形」「崩れた人体」を排除するための標準的な呪文です。

(worst quality:2), (low quality:2), (normal quality:2), lowres, normal quality, ((monochrome)), ((grayscale)), skin spots, acnes, skin blemishes, age spot, (ugly:1.331), (duplicate:1.331), (morbid:1.21), (mutilated:1.21), (tranny:1.331), mutated hands, (poorly drawn hands:1.5), blurry, (bad anatomy:1.21), (bad proportions:1.331), extra limbs, (disfigured:1.331), (missing arms:1.331), (extra legs:1.331), (fused fingers:1.61051), (too many fingers:1.61051), (unclear eyes:1.331), lowers, bad hands, missing fingers, extra digit, bad hands, missing fingers, (((extra arms and legs)))

応用編②:思い通りの構図と修正を実現する高度な機能

「綺麗な絵は出るけれど、ポーズが指定できない」「指が6本になってしまった」…そんな悩みを解決するのが、SeaArtに搭載されている高度な制御機能です。ここでは、ControlNetや修正機能について解説します。

ControlNet(コントロールネット)でポーズや構図を指定する方法

ControlNetは、AIに対して「構図」や「輪郭」を強制的に指定する機能です。これを使えば、棒人間のようなスケッチからポーズを指定したり、手持ちの写真と同じポーズを取らせたりすることができます。

SeaArtの設定パネルにある「ControlNet」を開き、以下のタイプを使い分けるのが基本です。

  • OpenPose: 人物のポーズ(手足の関節位置)を指定します。リファレンス画像をアップロードすると、その人物と同じポーズで生成されます。
  • Canny / Lineart: 線画を抽出して、その構図や輪郭を保ったまま色塗りやスタイル変更を行います。
  • Depth: 画像の奥行き情報を読み取り、構図を維持します。背景と人物の位置関係を保ちたい時に有効です。

Inpainting(インペイント)で崩れた指や顔だけを修正する手順

生成された画像が「90点」の出来栄えで、指だけがおかしい…という場合、画像を再生成する必要はありません。「Inpainting(部分修正)」機能を使いましょう。

  1. 生成された画像の下にある「インペイント」ボタンをクリックします。
  2. 修正画面が開くので、修正したい箇所(例:崩れた指先)をブラシで塗りつぶします。
  3. プロンプト欄に修正内容(例:beautiful hand, detailed fingers)を入力して生成ボタンを押します。

これにより、塗りつぶしたマスク部分だけが再描画され、他の部分はそのまま維持されます。クレジットの消費も抑えられるため、必須のテクニックです。

img2img:手持ちの画像を元に新しいイラストを生成する

テキストだけでなく、画像を元にして新しい画像を生成する機能を「img2img(Image to Image)」と呼びます。例えば、自分が描いた下手なラフ画をアップロードし、「プロのイラストレーター風」というプロンプトと共にAIに通すと、構図はそのままで神絵に変換してくれます。

「Denoising Strength(ノイズ除去強度)」というパラメータが重要で、数値を低くすると元の画像に忠実に、高くするとAIのアレンジが強くなります。0.5〜0.7あたりから調整するのがおすすめです。

アップスケール(高画質化)で印刷レベルの解像度にする方法

通常生成される画像は1024px程度ですが、印刷や大画面での表示には解像度が足りません。SeaArtの「アップスケール」機能を使うと、AIが細部を描き足しながら解像度を2倍、4倍に拡大してくれます。

単なる拡大とは異なり、髪の毛一本一本や肌のキメまで高精細に補完されるため、作品として仕上げる最後には必ず行うべき工程です。

AI画像生成専門家のアドバイス
「修正作業でクレジットを無駄に消費しないコツは、最初から高画質で生成しないことです。まずは小さなサイズ(512pxや768px)で大量に生成して『当たり』の構図を探し、良いものがが出たら『Hires.fix(高解像度補助)』や『アップスケール』で仕上げる。この二段構えのワークフローを徹底することで、試行回数を稼ぎつつ、最高品質の作品を作ることができます」

無料でどこまで使える?料金プランとクレジットの仕組み

高機能なSeaArtですが、コスト面も気になるところです。無料プランと有料プランの違い、クレジットの仕組みについて詳しく解説します。

無料プランの制限と1日にもらえるクレジット量

SeaArtは無料プランでも非常に寛大です。執筆現在、無料ユーザーには毎日「150クレジット」が付与されます(※キャンペーン等により変動あり)。標準的な画像生成で1枚あたり1〜2クレジット消費するため、単純計算で1日に70〜100枚程度の画像を無料で生成できます。

ただし、この無料クレジットは「デイリークレジット」であり、翌日に持ち越すことはできません。毎日リセットされるため、その日の分はその日のうちに使い切るのが最もお得な使い方です。

クレジットとコインの違い、消費されるタイミング

SeaArtには「クレジット」と「コイン」の2種類の通貨があります。

  • クレジット: 毎日無料で補充されるもの。優先的に消費されます。
  • コイン: 有料購入やタスク達成で得られるもの。有効期限が長く、クレジットが尽きた後に消費されます。

消費されるタイミングは、画像の生成時だけでなく、アップスケールやモデルのトレーニング(学習)を行った際にも発生します。複雑な処理(高解像度化やステップ数の多い生成)ほど、消費量は多くなります。

デイリータスクで無料クレジットを効率よく貯める方法

ログインする以外にも、サイト内の「タスク」をこなすことで追加のクレジットやコインを獲得できます。「ギャラリーの画像にいいねをする」「作品を投稿する」「Discordコミュニティに参加する」などの簡単なミッションが用意されています。これらを日課にすることで、無課金でもかなりの枚数を生成し続けることが可能です。

有料プラン(VIP)のメリットとコスパ診断

有料のVIPプランに加入すると、以下のようなメリットがあります。

  • 生成速度の向上(優先レーンでの処理)
  • 同時生成数の増加(一度に多くのタスクを並列処理)
  • より多くのデイリークレジット付与
  • 専用サーバーの使用権

本格的に商用利用で大量の素材を作る場合や、待ち時間を短縮したいヘビーユーザーにとっては、月額料金以上の価値があります。しかし、趣味で1日数十枚生成する程度であれば、無料プランのままでも十分すぎるほどの機能とお得感を享受できるでしょう。

▼比較表:無料プラン vs VIPプラン
機能 無料プラン VIPプラン
デイリークレジット 150 (約70-100枚分) 700〜 (プランによる)
生成速度 標準 (混雑時待ちあり) 高速 (優先処理)
同時生成タスク 2タスクまで 最大10タスク
キュー待ち あり なし (VIP専用レーン)

商用利用と著作権:SeaArtで作った画像は販売できる?

生成した画像をブログに使ったり、写真集として販売したりしたい場合、気になるのが「商用利用」と「著作権」の問題です。ここは非常に重要かつデリケートな部分ですので、正確に理解しておく必要があります。

AI画像生成専門家のアドバイス
「商用利用する際に必ず確認すべきなのは、SeaArtの規約だけでなく『使用したモデルのライセンス』です。SeaArt自体はツールの利用による商用利用を妨げていませんが、ユーザーが投稿したモデルの中には『個人利用に限る(Non-Commercial)』という制限がついているものがあります。これを見落とすとトラブルの原因になります」

SeaArt自体の利用規約と商用利用の可否

SeaArt.aiのプラットフォーム自体の利用規約では、基本的にユーザーが生成したコンテンツの権利はユーザーに帰属するとされています。つまり、ツールを使って画像を生成し、それを商用利用すること自体は、SeaArt側からは制限されていません(有料プラン・無料プラン問わず)。

モデルやLoRAごとのライセンス(Civitaiでの確認方法)

注意が必要なのは、画像生成に使用した「モデル(Checkpoint)」や「LoRA」ごとの個別の利用規約です。多くのモデルは「Civitai」などの共有サイトから転載されています。

SeaArt上でモデルを選択する際、あるいはCivitaiの元ページを確認する際に、以下のライセンス表記をチェックしてください。

  • Allow Commercial Use: 商用利用OK
  • None Commercial: 商用利用NG
  • Credit Required: クレジット表記が必要

特に、アニメキャラクターや実在の人物を学習させたLoRAを使用する場合、著作権や肖像権のリスクが高まるため、個人的な楽しみの範囲に留めるのが賢明です。

生成物の著作権に関する現状の法的解釈と注意点

現在、AI生成物の著作権については世界中で議論が続いています。日本の現行法(文化庁の見解など)では、「AIを利用して作成したものであっても、創作的寄与(プロンプトの工夫、修正、選別など)があれば著作物として認められる可能性がある」とされていますが、完全に確立された判例はありません。

「そのまま出力しただけの画像」には著作権が発生しない可能性が高いため、他人に勝手に使われても権利主張が難しい場合があります。商用利用は可能ですが、「権利保護」の観点ではリスクがあることを理解して運用しましょう。

そのまま使える!SeaArtおすすめプロンプト・レシピ集

理屈はわかったけれど、具体的にどんな言葉を入力すればいいのかわからない。そんなあなたのために、コピペして使えるプロンプトのレシピを用意しました。これらをベースに、色や髪型などを書き換えてオリジナルの作品を作ってみてください。

【実写美女】透明感のある日本人女性を描くプロンプト

推奨モデル: Beautiful Realistic Asians または ChilloutMix
推奨設定: サンプラー DPM++ 2M Karras, ステップ数 25-30

プロンプト:
Best quality, masterpiece, ultra high res, (photorealistic:1.4), 1girl, japanese woman, cute face, black eyes, (slightly brown hair:1.2), short bob hair, white off-shoulder blouse, denim skirt, standing in park, cherry blossoms, soft lighting, depth of field, bokeh, looking at viewer, smile

解説:
「photorealistic:1.4」で実写感を強調し、背景に「depth of field(被写界深度)」と「bokeh(ボケ)」を入れることで、一眼レフカメラで撮影したようなプロっぽい写真になります。

【アニメ調】流行りのフラットな塗りでキャラクターを描くプロンプト

推奨モデル: Anything V5 または MeinaMix
推奨設定: サンプラー Euler a, ステップ数 20-25

プロンプト:
masterpiece, best quality, (anime style), 1girl, solo, vibrant colors, flat color, cel shading, silver long hair, blue eyes, magical girl costume, frills, ribbon, holding a magic wand, starry sky background, floating, dynamic pose, intense detailed eyes

解説:
「vibrant colors(鮮やかな色)」と「flat color(フラットな塗り)」を指定することで、最近のソーシャルゲームやアニメのような、パキッとした鮮やかなイラストになります。

【背景素材】ブログやYouTubeで使いやすいサイバーパンク背景

推奨モデル: Rev Animated などの2.5D系モデル
推奨設定: アスペクト比 16:9

プロンプト:
no humans, scenery, cyberpunk city, neon lights, rain, wet street, reflection, skyscrapers, futuristic buildings, night, purple and blue lighting, highly detailed, 8k wallpaper, unreal engine 5 render

解説:
「no humans(人物なし)」を最初に入れるのがポイントです。ブログのアイキャッチやZoomの背景などで使いやすい、高品質な風景画像が生成されます。

▼各レシピのパラメータ設定詳細

再現性を高めるために、以下の設定値を参考にしてください。

  • CFG Scale(プロンプトへの従順度): 7 〜 9 (標準は7)
  • Seed(シード値): -1 (ランダム) または気に入った画像と同じ値
  • Clip Skip: 2 (アニメ系モデルの場合)
  • VAE: automatic (色が薄い場合はvae-ft-mse-840000などを指定)

SeaArtに関するよくある質問(FAQ)

最後に、SeaArtを利用する上でユーザーが直面しやすい疑問やトラブルについて回答します。

Q. 生成に時間がかかる・エラーが出るときはどうすればいい?

AI画像生成専門家のアドバイス
「サーバー混雑時の回避策として、生成ボタンを押しても反応がない時は、一度ページをリロードするか、時間帯をずらしてみてください。特に日本時間の夜21時〜24時頃は世界中のアクセスが集中して重くなりがちです。また、画像サイズを大きくしすぎたり、LoRAを大量に読み込ませたりするとエラー率が上がります。設定を軽くして再試行するのが鉄則です」

Q. 他の人の作品と同じ画像を作る(リミックス)方法は?

SeaArtのギャラリーにある画像をクリックすると、その画像の生成に使われたプロンプトや設定値がすべて表示されます。そこにある「創作(Try this)」ボタンを押すと、その設定が自分のワークスペースにコピーされます。これを「リミックス」と呼びます。完全に同じ画像にはなりませんが、同じ画風で生成するための最高の学習教材になります。

Q. 作った画像が勝手に公開されることはある?(プライベートモード)

デフォルトの設定では、生成した画像はSeaArtの公開ギャラリーには表示されませんが、自分のプロフィールページには表示される場合があります。誰にも見られたくない場合は、設定で「プライベートモード」などを確認するか、生成後に画像を非公開設定にする機能を利用してください(プランによって仕様が異なる場合があります)。

Q. 日本語プロンプトの精度はどのくらい?英語のほうがいい?

SeaArtの翻訳機能は優秀ですが、完璧ではありません。特に「制服(Uniform)」や「水着(Swimsuit)」のような単純な単語は問題ありませんが、複雑な状況説明や、日本独特のニュアンス(例:「清楚な」「アンニュイな」など)は、意図通りに翻訳されないことがあります。こだわりたい場合は、DeepLなどの翻訳ツールを使って正確な英単語を調べ、直接英語で入力する方が確実です。

まとめ:SeaArtを使いこなしてクリエイティブの幅を広げよう

SeaArt.aiは、高価な機材も専門的なプログラミング知識も必要とせず、誰もがプロ級のクリエイターになれる夢のようなツールです。この記事で解説した「モデルの選び方」や「LoRAの黄金比」、「ControlNetによる構図指定」をマスターすれば、あなたの頭の中にあるイメージを、驚くほどのクオリティで具現化できるでしょう。

AI画像生成専門家のアドバイス
「AI画像生成の上達の近道は、とにかく『習うより慣れろ』で100枚生成してみることです。失敗作もたくさん生まれますが、その中に偶然生まれた奇跡の1枚があるはずです。その時の設定(シード値やプロンプト)を分析することが、あなただけの『レシピ』になります。まずは今日、無料クレジットを使い切るまで遊んでみてください」

最後に、SeaArtを使いこなすためのチェックリストを確認して、さっそく創作を始めましょう。

SeaArt使いこなしチェックリスト

  • [ ] アカウント登録と日本語化設定は完了したか?
  • [ ] 毎日ログインして無料クレジットを受け取っているか?
  • [ ] 描きたい絵柄に合わせて「モデル」を切り替えているか?
  • [ ] LoRAの強度は「0.6〜0.8」に調整しているか?
  • [ ] ネガティブプロンプトを入れて品質を底上げしているか?
  • [ ] 最終仕上げに「アップスケール」を行っているか?

あなたのクリエイティビティが、SeaArtによって無限に広がることを応援しています。

この記事を書いた人

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