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【プロ監修】プリウス50系の中古車選び!前期・後期の違いと「壊れない」個体の見極め方

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「そろそろ家族のために車を買い替えたいけれど、新車は高すぎるし納期も待てない。燃費が良くて、そこそこカッコいい中古のプリウスはどうだろう?」

もしあなたがそのようにお考えなら、50系プリウス(4代目)は間違いなく検討すべき一台です。結論から申し上げますと、50系プリウスはトヨタの車づくりを根本から変えた「TNGA」プラットフォームを初採用し、走行性能が劇的に進化した傑作です。

しかし、中古車市場には膨大な数の50系プリウスが溢れており、「前期と後期で何が違うのか?」「ハイブリッドバッテリーの寿命は大丈夫か?」といった疑問や不安をお持ちの方も多いはずです。

そこで本記事では、業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックである筆者が、プロの視点で50系プリウスの選び方を徹底解説します。コスパ重視なら「前期 Sツーリング」、安全性重視なら「後期 Aグレード」が正解です。この記事を読めば、あなたに最適な一台が見つかり、失敗しない中古車選びができるようになります。

この記事でわかること

  • 査定士が教える「前期・後期」の決定的な違いと価格差の理由
  • 整備士視点で見る「ハイブリッドバッテリー」の寿命と故障リスクの真実
  • 予算と目的別・失敗しないおすすめグレードと具体的な選び方

  1. 50系プリウスとは?歴代最高傑作と呼ばれる理由と基本スペック
    1. 燃費だけじゃない!「TNGA」がもたらした走りの進化
    2. 前期型(2015〜2018年)と後期型(2018〜2023年)の販売期間と概要
  2. 【徹底比較】前期は安いがダサい?後期との決定的な3つの違い
    1. 外観デザイン:個性的な「前期」と万人受けする「後期」
    2. 安全装備(TSS):自動ブレーキと追従機能の世代差に注意
    3. 内装と使い勝手:スマホトレイやシート素材の変更点
  3. 失敗しないグレード選び!「S」か「A」か、ツーリングは必要か?
    1. グレード構成の基本(E, S, A, Aプレミアム)と装備差一覧
    2. 「ツーリングセレクション」を選ぶメリット・デメリット
    3. 結論:パパにおすすめの「ベストバイ」グレードはこれだ
  4. 整備士が警告!中古プリウスの故障リスクと寿命の見極め方
    1. ハイブリッドバッテリーの寿命は?交換費用と予兆
    2. 「10万キロ超え」の過走行車は買っても大丈夫?
    3. 50系特有の弱点と不具合事例(エアコン、異音など)
  5. 購入後のリアル|維持費・実燃費とオーナーの辛口評価
    1. カタログ値リッター37.2kmは本当?実燃費データ公開
    2. オーナーが感じる不満点:視界の悪さと収納の少なさ
    3. 意外とかかる?タイヤ代と車検費用の目安
  6. 50系プリウスに関するよくある質問 (FAQ)
    1. Q. 4WD(E-Four)は雪国以外でも必要ですか?
    2. Q. 前期型を後期仕様にカスタムすることは可能ですか?
    3. Q. 新車(60系)と比べて50系の中古を買うメリットは?
  7. まとめ:50プリウスは「選び方」さえ間違えなければ最高の相棒になる
    1. 50系プリウス購入前の最終チェックリスト

50系プリウスとは?歴代最高傑作と呼ばれる理由と基本スペック

中古車選びを成功させるためには、まずその車がどのような背景で開発され、市場でどう評価されているかを知ることが重要です。50系プリウスは、単なる「燃費の良い車」ではありません。トヨタ自動車が社運を賭けて開発した、自動車史に残る転換点となったモデルなのです。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:50系の革新性について
「私が整備の現場で初めて50系プリウスのリフトアップ(車体を持ち上げて下回りを点検すること)を行った際、そのボディ剛性の高さと足回りの作りに衝撃を受けたことを鮮明に覚えています。先代の30系プリウスとは全くの別物です。中古車市場においても、50系は『壊れにくく、走りも楽しめるハイブリッド』として、プロの間でも非常に評価が高いモデルです。」

燃費だけじゃない!「TNGA」がもたらした走りの進化

50系プリウス最大の特徴は、トヨタの新しい車づくりの方針である「TNGA(Toyota New Global Architecture)」が初めて全面採用されたことです。これにより、以下のような劇的な進化を遂げました。

  • 低重心化による走行安定性:
    パワートレーンや乗員位置を低く配置することで、カーブを曲がる際のふらつきが大幅に減少しました。これにより、運転が苦手な方でも安心してハンドルを握ることができます。
  • 高剛性ボディによる静粛性と乗り心地:
    ボディのねじれに対する強さが約60%向上しました。これはドアを閉めた瞬間の「ドスン」という重厚な音からも感じ取れます。走行中の振動が減り、高速道路でも会話が弾む静粛性を手に入れました。
  • ダブルウィッシュボーン式リアサスペンション:
    先代までのトーションビーム式から、高級車に使われるダブルウィッシュボーン式に変更されました。これにより、後部座席の突き上げ感が解消され、家族全員が快適に移動できるようになりました。

つまり、50系プリウスは「燃費が良いだけの我慢するエコカー」から、「運転して楽しく、乗って快適なクルマ」へと生まれ変わったのです。

前期型(2015〜2018年)と後期型(2018〜2023年)の販売期間と概要

50系プリウスを検討する上で避けて通れないのが、「前期型」と「後期型」の存在です。2015年のデビューから2023年のフルモデルチェンジ(60系登場)まで、一度の大きなマイナーチェンジを挟んで販売されました。

以下に、前期・後期の販売期間と当時の新車価格の推移をまとめました。中古車相場を理解する上での基礎データとなります。

【表】前期・後期 年表と新車時価格の推移
区分 販売期間 特徴・キーワード 新車時価格帯(税込)
前期型 2015年12月
〜 2018年12月
トライアングルシルエット
歌舞伎顔
TSS P搭載
242万円 〜 339万円
後期型 2018年12月
〜 2023年1月
デザイン刷新(万人受け)
コネクティッドカー
次世代TSS搭載
251万円 〜 347万円

前期型は発売当初、その奇抜なデザインが賛否両論を呼びましたが、現在はその「安さ」が魅力となり、中古車市場で再評価されています。一方、後期型はデザインが洗練され、安全装備も強化された完成形と言えます。

【徹底比較】前期は安いがダサい?後期との決定的な3つの違い

ここが皆様の最も気になるポイントでしょう。「前期型は安いけれど、デザインが独特すぎて後悔しないか?」「後期型は高いけれど、それだけの価値があるのか?」という疑問に、プロの視点で明確にお答えします。違いは大きく分けて「外観デザイン」「安全装備」「内装の質感」の3点です。

外観デザイン:個性的な「前期」と万人受けする「後期」

最もわかりやすい違いは顔つきです。

前期型の特徴:
ヘッドライトが複雑な「クサビ型」をしており、涙を流しているような形状のフォグランプ周りと合わせて、非常にアグレッシブな表情をしています。リアのテールランプも縦に長く伸びた「稲妻型」のデザインで、夜間の視認性は抜群ですが、好みが大きく分かれるポイントです。通称「歌舞伎顔」とも呼ばれます。

後期型の特徴:
マイナーチェンジにより、ヘッドライトが薄くシャープな形状(Bi-Beam LED)に変更されました。フロントバンパーもすっきりとしたデザインになり、全体的にワイド&ローな印象が強調されています。リアテールランプも横基調のデザインに変更され、落ち着いた高級感が出ました。誰が見ても「普通のカッコいい車」と感じるデザインです。

「前期はダサい」という声もありますが、見慣れると未来的で個性的とも言えます。何より、デザインの好みが分かれる分、中古車相場が割安に設定されているのが前期型の最大のメリットです。

安全装備(TSS):自動ブレーキと追従機能の世代差に注意

見た目以上に重要なのが、先進安全機能「Toyota Safety Sense(TSS)」の性能差です。ここは家族の安全に直結するため、詳しく解説します。

  • 前期型(Toyota Safety Sense P):
    ミリ波レーダーと単眼カメラを併用したシステムです。車両と歩行者(昼間)を検知し、自動ブレーキが作動します。全車速追従機能付のレーダークルーズコントロールも搭載されていますが、夜間の歩行者検知機能はありません。また、車線維持支援機能は「レーンディパーチャーアラート(はみ出し警報)」に留まり、ハンドルを積極的に切ってくれる機能は限定的です。
  • 後期型(次世代 Toyota Safety Sense):
    システムが進化し、「夜間の歩行者」や「昼間の自転車運転者」も検知可能になりました。これは夕暮れ時の塾の送り迎えなどで大きな安心感につながります。さらに、「レーントレーシングアシスト(LTA)」が採用され、高速道路などで車線の中央を走るようにハンドル操作を強力にアシストしてくれます。長距離運転の疲労度が段違いです。

内装と使い勝手:スマホトレイやシート素材の変更点

毎日触れる内装にも細かな違いがあります。

センターコンソールの色:
前期型で最も不評だったのが、センターコンソール(シフトレバー周り)の「ホワイト加飾」です。陶器のような白さは清潔感がありましたが、ユーザーからは「便器のようだ」「安っぽい」という厳しい意見もありました。これを受け、後期型ではシックな「ブラック加飾」に変更され、質感が向上しています。

利便性の向上:
後期型では、コンソールトレイの形状が見直され、大型化するスマートフォンが置きやすくなりました。また、シートベンチレーション(吸い込み式で背中の蒸れを防ぐ機能)の設定グレードが拡大するなど、快適装備も充実しています。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:前期型を選ぶ場合の「納得ポイント」
「もし予算を抑えたいなら、前期型は『コスパ最強』の選択肢です。デザインの好みさえ合えば、機関系(エンジンやモーター)の基本性能は後期型と大きく変わりません。内装の白さが気になる場合は、アフターパーツで『ピアノブラック調パネル』などが数千円で販売されていますので、購入後に自分で貼り付けて高級感を出すお客様も多いですよ。」

失敗しないグレード選び!「S」か「A」か、ツーリングは必要か?

50系プリウスには複数のグレードが存在し、どれを選べば良いか迷うポイントです。ここでは、パパドライバーに向けて「これを選べば間違いない」というグレードを断定的に推奨します。

グレード構成の基本(E, S, A, Aプレミアム)と装備差一覧

プリウスのグレードは、大きく分けて4つの階層になっています。

【表】グレード別 主要装備比較表
グレード 概要・特徴 主な装備
E 燃費スペシャル
(法人・営業車向け)
装備は簡素。
燃料タンク容量が小さい。
リアワイパー無し。
S 標準グレード
(流通量最多)
ファブリックシート。
基本的な快適装備は網羅。
安全装備はオプションの場合あり(前期)。
A 先進安全グレード ブラインドスポットモニター標準。
インテリジェントクリアランスソナー標準。
上級ファブリックシート。
Aプレミアム 最上級グレード 本革シート。
シートベンチレーション。
快適装備全部入り。

注意点: 「Eグレード」は燃費特化型で装備が削ぎ落とされており、燃料タンクも小さいため(38L)、一般家庭での使用には不向きです。実質的な選択肢は「S」以上となります。

「ツーリングセレクション」を選ぶメリット・デメリット

各グレード(Eを除く)には「ツーリングセレクション」という派生モデルが存在します。これは主に足回りと外装のカスタムモデルです。

メリット:
17インチのアルミホイールが標準装備となり、見た目が圧倒的にカッコよくなります。また、リアバンパー下部がブラックアウト塗装されるなど、スポーティな印象になります。内装も合成皮革シートになり、掃除がしやすく高級感があります。

デメリット:
タイヤサイズが「215/45R17」となり、標準の15インチに比べてタイヤ交換費用が高くなります(4本で2〜4万円ほどの差)。また、扁平率が低いため、路面の凹凸を拾いやすく、乗り心地が少し硬くなります。さらに、小回りの指標である最小回転半径が、標準の5.1mから5.4mへと大きくなり、狭い駐車場での取り回しが若干悪化します。

結論:パパにおすすめの「ベストバイ」グレードはこれだ

予算と目的に応じて、以下の2択をおすすめします。

1. コスパと見た目重視なら:【前期型 Sツーリングセレクション】
前期型で価格を抑えつつ、ツーリングセレクションの17インチホイールと合皮シートで「古臭さ」を払拭できます。流通量が多く、良質な個体が見つかりやすいのも魅力です。予算100〜150万円程度で狙えます。

2. 安全と快適性重視なら:【後期型 Aグレード】
家族を乗せるなら、安全装備は妥協すべきではありません。「Aグレード」には、後方からの接近車両を検知する「ブラインドスポットモニター(BSM)」が標準装備されています。プリウスは後方視界があまり良くないため、この機能は事故防止に絶大な効果を発揮します。予算180〜230万円程度が目安です。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:家族利用なら「Aグレード」を推す理由
「私がパパ友に相談されたら、迷わず『Aグレード以上』を勧めます。50系プリウスは空力特性を優先したデザインのため、斜め後ろの死角が意外と大きいです。高速道路での車線変更時、BSMのインジケーターがミラーで光ってくれるだけで、ヒヤリとする瞬間を劇的に減らせます。数万円の価格差なら、絶対に元が取れる安全装備です。」

整備士が警告!中古プリウスの故障リスクと寿命の見極め方

ハイブリッド車の中古購入で最も不安なのが「バッテリーの寿命」や「特殊な故障」ではないでしょうか。ここでは、カタログには載っていない、現場の整備士だからこそ知るリアルなリスク情報を開示します。

ハイブリッドバッテリーの寿命は?交換費用と予兆

プリウスには2つのバッテリーが搭載されています。

  1. 補機バッテリー(12V):
    普通のガソリン車と同じ鉛バッテリーです。システム起動やライト、ナビなどの電装品に使われます。寿命は3〜5年。交換費用は2〜4万円程度です。
  2. 駆動用バッテリー(ハイブリッドバッテリー):
    後部座席の下にある、モーターを動かすための巨大な電池です。50系ではニッケル水素電池(一部リチウムイオン)が採用されています。

寿命の目安:
一般的に「走行距離15万キロ〜20万キロ」または「新車登録から10年〜13年」が交換の目安と言われています。50系プリウスはまだ新しい年式が多いため、バッテリー交換が必要になる個体は少ないですが、過走行車を選ぶ場合は注意が必要です。

交換費用:
もし駆動用バッテリーが寿命を迎えて「ハイブリッドシステムチェック」の警告灯が点灯した場合、新品交換で約15〜20万円、リビルト品(再生品)で約10〜12万円の費用がかかります。

「10万キロ超え」の過走行車は買っても大丈夫?

結論から言うと、プリウスは10万キロを超えてからが本番と言えるほど耐久性が高い車です。タクシーとして30万キロ、40万キロと走っているプリウスを街で見かけるのがその証拠です。

ただし、何もメンテナンスせずに乗れるわけではありません。10万キロを超えた個体を購入する場合、以下のポイントを整備記録簿で確認してください。

  • 足回りのブッシュ類: ゴム部品が劣化し、乗り心地が悪化していないか。
  • ウォーターポンプ: エンジン冷却水の循環ポンプ。異音が出ていないか。
  • EGRバルブ: 排ガス再循環装置。カーボンが詰まるとエンジンの振動(ノッキング)原因になります。

これらが適切に交換・清掃されていれば、10万キロ超えの安価な個体はお買い得な選択肢になり得ます。

50系特有の弱点と不具合事例(エアコン、異音など)

50系プリウスで比較的よく見られる不具合として、「電動エアコンコンプレッサーの故障」が挙げられます。冷房が効かなくなるトラブルで、修理には高額な費用がかかることがあります。試乗時には必ずエアコンを最大風量・最低温度にして、冷風が出るか、異音がしないかを確認してください。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:ハズレ個体を避けるチェックポイント
「試乗時にオーディオを消して、耳を澄ませてください。ブレーキを踏んだ時に『キー』という音ではなく、『グググ』という違和感のある振動がないか、あるいは加速時に『ヒューン』というインバーター音が異常に大きくないかを確認します。また、内装の運転席シートの右側(乗り降りする側)のヘタリ具合を見てください。ここが極端に擦り切れている車は、短距離走行の繰り返し(シビアコンディション)で使われていた可能性が高く、距離の割にエンジンや補機類の消耗が進んでいることがあります。」

体験談:筆者が遭遇した「見た目は綺麗だが中身がボロボロ」な個体のエピソード
「以前、外装がピカピカに磨き上げられた前期型50プリウスの査定を行いました。走行距離は8万キロ。一見極上車に見えましたが、リフトアップして下回りを見ると、塩害によるサビが酷く、マフラーやサスペンションのボルトが腐食していました。詳しく聞くと、雪国で使われていた車両でした。外装の艶だけでなく、下回りのサビチェックがいかに重要かを痛感した事例です。特に格安車には理由があります。」

購入後のリアル|維持費・実燃費とオーナーの辛口評価

購入してから「こんなはずじゃなかった」とならないために、オーナーの生活目線でのメリット・デメリット、そしてリアルな維持費について解説します。

カタログ値リッター37.2kmは本当?実燃費データ公開

カタログ燃費(JC08モードやWLTCモード)はあくまで理想値です。実生活での燃費は以下のようになります。

  • 春・秋(エアコン使用少): 25〜30km/L
  • 夏(冷房使用): 22〜26km/L
  • 冬(暖房使用): 18〜22km/L

冬場に燃費が落ちるのは、エンジンの熱で暖房を作るため、エンジンがかかる頻度が増えるからです。それでも、一般的なガソリン車がリッター10〜15kmであることを考えれば、圧倒的な低燃費であることに変わりありません。ガソリンスタンドに行く回数が月1回で済むようになり、生活が変わったという声をよく聞きます。

オーナーが感じる不満点:視界の悪さと収納の少なさ

50系プリウスの最大の弱点は「後方視界の悪さ」です。リアガラスが上下に分割されており、その中間にスポイラーがあるため、バックミラー越しに見える景色が分断されます。また、デザイン重視のためCピラー(後部座席横の柱)が太く、斜め後ろが見えにくいです。

対策:
多くのオーナーが「デジタルインナーミラー」を後付けして解決しています。カメラ映像で後方を映すため、荷物や同乗者に邪魔されずクリアな視界が得られます。中古車選びの際、これが既に装着されている個体はラッキーです。

また、収納スペースもミニバンに比べれば少ないです。特にトランクは浅く見えますが、ゴルフバッグは横積みで3〜4個入る設計になっており、日常の買い物で困ることはまずありません。

意外とかかる?タイヤ代と車検費用の目安

ハイブリッド車は重量税が免税・減税されるケースが多く、車検時の法定費用は安く済みます。しかし、注意すべきはタイヤ代です。

前述の通り、ツーリングセレクションの17インチタイヤは、大手メーカー製だと4本交換工賃込みで10万円近くになることもあります。一方、標準グレードの15インチタイヤなら、その半額程度で済みます。ランニングコストを最優先するなら、あえてツーリングを選ばず、15インチの「S」や「A」を選ぶのも賢い選択です。

50系プリウスに関するよくある質問 (FAQ)

最後に、店頭でお客様から頻繁にいただく質問にお答えします。

Q. 4WD(E-Four)は雪国以外でも必要ですか?

基本的に、雪が降らない地域であれば2WD(FF)で十分です。プリウスの4WDシステム「E-Four」は、発進時や滑りやすい路面でのみ後輪をモーターで駆動する生活四駆です。高速走行時には2WDになります。燃費も2WDの方が良いため、スキー場によく行くなどの明確な用途がなければ、無理にE-Fourを探す必要はありません。

Q. 前期型を後期仕様にカスタムすることは可能ですか?

物理的には可能ですが、おすすめしません。ヘッドライトやバンパーだけでなく、内部の配線やセンサー類の調整が必要となり、数十万円単位の費用がかかります。それならば、最初から後期型を購入する方が結果的に安く済みますし、リセールバリューも保たれます。

Q. 新車(60系)と比べて50系の中古を買うメリットは?

最大のメリットは「価格」と「納期」です。60系プリウスはデザインも性能も素晴らしいですが、新車価格が高騰し、人気グレードは納車まで長い時間がかかります。一方、50系は既に底値に近い価格帯で安定しており、即納が可能です。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:リセールバリューの観点から
「60系が登場したことで、50系からの乗り換え需要が増え、中古車市場には良質な50系が多く流入しています。供給が増えたことで相場は下がり傾向にあり、今はまさに『買い時』です。50系は海外輸出需要も強いため、数年乗って売却する際も、値段がゼロになることはまずありません。資産価値の維持という点でも優秀な車です。」

まとめ:50プリウスは「選び方」さえ間違えなければ最高の相棒になる

ここまで50系プリウスの中古車選びについて解説してきました。TNGAによる走りの良さ、圧倒的な燃費性能、そして前期型のコスパの良さは、他の車種にはない大きな魅力です。

最後に、本記事の要点をまとめます。

  • コスパ重視のパパには: 「前期型 Sツーリングセレクション」がおすすめ。独特のデザインも、17インチホイールならスタイリッシュに決まります。
  • 安全第一のパパには: 「後期型 Aグレード」が鉄板。BSMなどの安全装備は、家族を守るための投資として惜しむべきではありません。
  • 購入時の注意点: 走行距離だけでなく、整備記録簿で消耗品の交換履歴を確認すること。特に10万キロ近い個体は足回りと補機バッテリーの状態をチェック。

業界歴15年の認定中古車査定士兼メカニックのアドバイス:最終的な購入判断の基準
「中古車は『一物一価』、つまり同じ状態の車は世界に二つとありません。ネットで条件の良い車を見つけたら、まずは実車を見に行くことを強くお勧めします。そして、販売店には『バッテリーの保証はあるか』『納車前にどの消耗品を交換してくれるか』を必ず確認してください。信頼できる販売店は、これらの質問に明確に答えてくれるはずです。良いプリウスに出会えることを応援しています。」

50系プリウス購入前の最終チェックリスト

販売店に行く前に、このリストをスクリーンショットして活用してください。

  • 整備記録簿は完備されているか(過去のメンテナンス履歴がわかるか)
  • 補機バッテリーの交換時期は確認したか(購入時に新品交換交渉ができるか)
  • タイヤの溝は十分か、製造年は古すぎないか(ひび割れチェック)
  • (前期の場合)Toyota Safety Sense Pの警告灯が点灯していないか
  • 試乗でエアコンを最大にして冷えるか、異音がないか
  • 試乗でブレーキ時の違和感や、インバーターからの異音がないか

ぜひ、あなたとご家族にぴったりの50系プリウスを見つけて、快適で経済的なカーライフをスタートさせてください。

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

当編集部では、徹底したリサーチとデータ分析に基づき、読者の皆様の「知りたい」に答える記事を制作しています。特定の分野においては、その道の有資格者や実務経験者の監修・協力を得て、正確かつ信頼性の高い情報提供に努めています。

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