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【プロ監修】オリーブベージュはブリーチなしで赤み消し!暗め・透明感カラーのオーダー法

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「雑誌やSNSで見るような透明感のある髪色になりたいけれど、ブリーチをして髪を傷めるのは絶対に嫌」
「職場の規定が厳しくて明るくはできないけれど、ただの暗髪や茶髪では満足できない」
「染めてもすぐに赤茶色っぽく色が抜けてしまい、なんだか野暮ったく見えるのが悩み」

もしあなたがこのような悩みを抱えているなら、その解決策として最もおすすめできるのが「オリーブベージュ」です。

結論から申し上げますと、日本人の髪特有の頑固な「赤み」を打ち消し、ブリーチなしでも柔らかい透明感を出すための最適解こそが、緑の色味を含んだオリーブベージュなのです。適切な薬剤選定とプロのテクニックを駆使すれば、ブリーチなしの暗めトーンであっても、オフィスで浮かない上品な「透け感」は十分に実現可能です。

本記事では、月間200名以上のカラーを担当し、赤み消しカラーに特化した現役カラーリストである筆者が、以下のポイントを徹底解説します。

  • 現役カラーリストが教える「ブリーチなし」で透明感を出す限界と、それを超えるためのテクニック
  • 職場もOK!7〜9トーンの明るさ別・オリーブベージュの実例と印象の違い
  • 「緑っぽくなりすぎない?」色落ちの過程と、美しい色を長持ちさせるための具体的なケア方法

美容室でのオーダー時にそのまま使える知識と、あなたの髪質に合った色選びのヒントを網羅しました。ぜひ最後まで読み進めて、理想の「色素薄い系」ヘアを手に入れてください。

  1. オリーブベージュとは?赤みが消えて透明感が出る理由
    1. 日本人の髪が「赤茶色」になりやすい原因とメラニンタイプ
    2. 【補色の関係】なぜ「オリーブ(緑)」が赤みを打ち消すのか
    3. アッシュやグレージュとの違いは「柔らかさ」と「マット感」
  2. 「ブリーチなし」でどこまで透明感は出る?プロが検証
    1. ブリーチなし vs ブリーチありの仕上がり徹底比較
    2. 「ブリーチなしダブルカラー」という選択肢(ダメージレスに透明感UP)
    3. 黒髪・暗髪から染める場合の色の入り方と注意点
  3. 【明るさ別】職場でも浮かないオリーブベージュのヘアカタログ
    1. 【5〜6トーン】地毛風だけど垢抜ける!就活・厳しめの職場向け
    2. 【7〜9トーン】一番人気!赤みを抑えた絶妙な透け感(オフィス推奨)
    3. 【10〜12トーン】ブリーチなしの限界明るさ!華やかさと軽さを重視
  4. イエベ・ブルベ別&髪質別!あなたに似合うオリーブベージュ診断
    1. 【パーソナルカラー診断】イエベ秋・春にはドンピシャ!ブルベ夏・冬はどうする?
    2. ブルベさんがオリーブベージュに挑戦する時の「薬剤配合」のコツ
    3. 【髪質診断】硬毛・太毛さんはマット強めで柔らかく見せる
    4. 軟毛・細毛さんは「顔色が悪く見えない」ためのベージュmix比率
  5. 色落ちは汚い緑になる?退色過程のリアルと長持ちケア
    1. 【検証】染めたて〜1ヶ月後の色落ちカレンダー
    2. 「緑っぽさ」や「苔っぽさ」が出てしまう原因と防ぎ方
    3. 色持ちを良くするためのホームケア(シャンプー選び・お湯の温度)
    4. 紫シャンプーとシルバーシャンプー、オリーブ系にはどっちが正解?
  6. 美容室で失敗しない!理想のオリーブベージュを叶えるオーダー術
    1. 「オリーブベージュ」と一言で伝えてはいけない理由
    2. 美容師に見せるべき「参考画像」の選び方(加工画像に注意)
    3. カウンセリングで絶対に伝えるべき「髪の履歴」3選
    4. 市販のセルフカラーをおすすめしない決定的な理由
  7. オリーブベージュに関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 黒染め履歴があってもブリーチなしでオリーブベージュになりますか?
    2. Q. 白髪染めでもオリーブベージュの色味は出せますか?
    3. Q. 眉毛の色は何色に合わせるのがおすすめですか?
  8. まとめ:オリーブベージュで憧れの「色素薄い系」ヘアを手に入れよう

オリーブベージュとは?赤みが消えて透明感が出る理由

「オリーブベージュ」という言葉を聞いて、具体的にどのような色をイメージされるでしょうか。「緑色になってしまうのではないか」と不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、ヘアカラーにおけるオリーブは、髪を緑色に染めることが目的ではありません。

このセクションでは、なぜオリーブ(緑系)の色味を入れることで、日本人の髪特有の赤みが消え、憧れの透明感が生まれるのか。そのメカニズムを色彩理論に基づいて論理的に解説します。まずは敵を知ることから、つまり私たちの髪質について深く理解することから始めましょう。

日本人の髪が「赤茶色」になりやすい原因とメラニンタイプ

私たちが普段「黒髪」と呼んでいる日本人の地毛ですが、実は純粋な黒色ではありません。髪の内部には「メラニン色素」と呼ばれる物質が詰まっており、このメラニンの種類と量が髪色を決定づけています。

メラニン色素には大きく分けて以下の2種類が存在します。

メラニンタイプ 特徴 日本人の傾向
ユーメラニン
(黒褐色系)
黒や茶色のもととなる色素。
量が多いほど髪は黒く、硬く見える。
非常に多く含まれている。
カラー剤で脱色すると、濃い赤褐色が残りやすい。
フェオメラニン
(黄赤色系)
黄色や赤色のもととなる色素。
欧米人のようなブロンドヘアに多く含まれる。
ユーメラニンに比べると少ないが、
脱色が進むとオレンジ色として現れる。

日本人の髪は、この「ユーメラニン」が非常に多く含まれているため、カラー剤で明るくしようとすると、黒色が分解される過程でどうしても「赤褐色」や「強いオレンジ色」が残留してしまいます。これが、カラーをしてから時間が経つと赤茶けて見えてしまう原因です。

特に、髪が太くて硬い方(硬毛)や、地毛が真っ黒な方は、この赤みが非常に強く出る傾向があります。美容室で「アッシュ系にしたい」とオーダーしても、赤みが邪魔をしてただの茶色になってしまった経験がある方は、この残留色素が強く影響しているのです。

【補色の関係】なぜ「オリーブ(緑)」が赤みを打ち消すのか

では、その頑固な赤みを消すためにはどうすればよいのでしょうか。ここで重要になるのが、色彩学における「補色(反対色)」の理論です。

色相環という色を円状に並べた図において、正反対に位置する色同士を混ぜ合わせると、お互いの色味を打ち消し合い、「無彩色(グレーやブラウン)」に近づくという性質があります。これを「補色効果」と呼びます。

ヘアカラーにおいては、以下の関係性が成り立ちます。

  • 赤色 の補色は 緑色(オリーブ・マット)
  • オレンジ色 の補色は 青色(アッシュ・ブルー)
  • 黄色 の補色は 紫色(バイオレット・ラベンダー)

日本人の髪に残りやすい「赤み」を消すために最も効果的なのが、赤の反対色である「緑色(オリーブ)」なのです。オリーブベージュとは、ベースとなるベージュカラーにこの緑色の染料をブレンドすることで、髪内部の赤みを中和し、まるで元から色素が薄いかのような、柔らかいブラウンやベージュに見せるカラーのことを指します。

つまり、オリーブベージュにおける「緑」は、緑色を発色させるためのものではなく、赤みを消すための「調整役」として機能しているのです。これが、ブリーチなしでも透明感が出る最大の理由です。

アッシュやグレージュとの違いは「柔らかさ」と「マット感」

赤みを消すカラーとして、オリーブベージュと並んで人気なのが「アッシュ」や「グレージュ」です。これらは似ているようでいて、仕上がりの質感や雰囲気に明確な違いがあります。

クリックしてアッシュ・グレージュとの違いを詳しく見る
カラー名 メインの色味 仕上がりの印象 おすすめの人
オリーブベージュ 緑 + ベージュ 柔らかい・マット・アンニュイ
赤みをしっかり消しつつ、温かみも残る優しい印象。
赤みが特に強い人
髪を柔らかく見せたい人
イエベ秋・春の人
アッシュ 青 + 灰色 クール・シャープ・透明感
青みが強く、寒色特有のキリッとした冷たい印象。
オレンジ味が強い人
クールな雰囲気が好きな人
ブルベ夏・冬の人
グレージュ 灰色 + ベージュ くすみ感・無彩色・都会的
赤みも黄みも抑えた、グレーがかったスモーキーな印象。
くすみカラーが好きな人
落ち着いた印象にしたい人
ブルベ夏の人

アッシュ(青)はオレンジ味を消すのには優れていますが、赤みが強い髪に入れると、赤と青が混ざって紫色っぽく濁ったり、顔色が悪く見えたりすることがあります。一方、オリーブ(緑)は赤みをダイレクトに打ち消すため、濁りが少なく、ふんわりとしたマットな質感(ツヤを少し抑えたような柔らかさ)を表現するのに長けています。

特に、髪が太くて硬い方がアッシュにすると「硬そうな印象」が抜けきらないことがありますが、オリーブベージュなら視覚的に髪質を柔らかく見せる効果が高いため、剛毛さんや多毛さんには特におすすめのカラーと言えるでしょう。

現役カラーリストのアドバイス
「オリーブベージュは、硬毛・多毛さんの救世主とも言えるカラーです。日本人の髪の赤みは本当に頑固ですが、緑の色素をたっぷりと含ませることで、光に透かした時に『あれ?地毛が茶色いのかな?』と錯覚させるような柔らかさが生まれます。特に『髪を軽く見せたい』『優しげな雰囲気にしたい』という方には、アッシュよりも断然オリーブをおすすめしています。アッシュだと顔色がくすんでしまうという方でも、ベージュベースのオリーブなら肌馴染みも抜群ですよ」

「ブリーチなし」でどこまで透明感は出る?プロが検証

「ブリーチなしで透明感が出ます」と言われても、SNSで見かける画像は加工されていることも多く、実際のところどこまで明るく、透けるような色になるのか疑問に思う方は多いはずです。特に、黒髪からのカラーや、過去に暗く染めた履歴がある場合、一度のカラーで理想の色になるのは難しいこともあります。

このセクションでは、ペルソナであるあなたが最も気にしている「ブリーチなしの限界」と、ダメージを最小限に抑えつつ透明感を最大化するためのプロのテクニックについて、包み隠さず解説します。

ブリーチなし vs ブリーチありの仕上がり徹底比較

まず、ブリーチ(脱色)をした場合としていない場合で、オリーブベージュの仕上がりにどのような決定的な差が出るのかを理解しておきましょう。

ブリーチあり(ありの場合)
ブリーチで髪のメラニン色素をほぼ完全に破壊し、ベースを黄色〜白に近い状態にします。そこへオリーブベージュを入れるため、パステルカラーのような淡い発色や、鮮やかな緑色、ミルクティーのような白っぽいベージュが表現可能です。透明感は抜群ですが、色落ちは早く、ダメージも大きくなります。

ブリーチなし(なしの場合)
髪のメラニン色素(赤茶色)が残った状態で、カラー剤の力だけで明るくしながら色味を入れます。そのため、どうしてもベースの赤茶色が透けて見えやすく、発色は「ブラウン寄り」になります。しかし、適切な薬剤を使えば、赤みを極限まで抑えた「こっくりとした深みのあるオリーブブラウン」「光に当たると透けるグレージュ」のような質感は十分に作れます。

ブリーチなしの場合、室内などの暗い場所では「落ち着いた焦げ茶色」に見えますが、太陽光や強い照明の下では、髪の芯から赤みが消えたような透明感が現れるのが特徴です。この「場所によって見え方が変わる」という点こそが、オフィスでも浮かない最大のメリットでもあります。

「ブリーチなしダブルカラー」という選択肢(ダメージレスに透明感UP)

「ブリーチはしたくないけれど、通常のワンカラー(1回染め)では明るさや透明感が物足りない」

そんな方に私がサロンで提案しているのが、「ブリーチなしダブルカラー」という手法です。これは、ブリーチ剤を使わずに、カラー剤の中で最も明るい薬剤(ライトナーなど)を使って一度髪を明るくし、その直後にもう一度オリーブベージュの色味を重ねるテクニックです。

  • 1回目のカラー: 12〜13トーン程度の明るい薬剤で、髪のメラニン色素を削り、ベースを明るい茶色にします。
  • 2回目のカラー: 明るくなったベースに、濃いめのオリーブベージュをたっぷりと入れ込みます。

このプロセスの最大の利点は、一度ベースを明るくしているため、ワンカラーよりも圧倒的に「色の入り」と「透明感」が増すことです。ブリーチほど髪を傷めず、ブリーチ特有の「金髪への色落ち」も防げるため、社会人の方に非常に人気があります。

もし、黒髪から一気に透明感のあるオリーブベージュにしたい場合は、この「ブリーチなしダブルカラー」をオーダーの選択肢に入れてみてください。通常のカラー料金にプラス料金がかかる場合がほとんどですが、仕上がりのクオリティは格段に上がります。

黒髪・暗髪から染める場合の色の入り方と注意点

初めてカラーをする方や、就活などで一度黒染めをした髪(暗髪)からオリーブベージュにする場合は、特に注意が必要です。

健康な黒髪(バージン毛)はキューティクルがしっかり閉じているため、最初の1回目は薬剤が浸透しにくく、思ったよりも色が入りにくいことがあります。特にオリーブ系の色は、赤みの強い黒髪に対しては発色が負けてしまいがちです。

また、黒染めや白髪染めで暗くしている髪は、人工的な黒い色素が髪内部に強く残留しています。この色素は通常のカラー剤ではなかなか壊せません。無理に明るくしようとすると、根元だけ明るくて毛先が暗い「逆プリン」になったり、ムラになったりするリスクがあります。

黒髪や暗髪からのスタートで、ブリーチなしで綺麗なオリーブベージュを目指すなら、「最初は少し暗めの仕上がりになることを許容する」か、あるいは「長い目で見て育てる」という意識が大切です。1ヶ月〜1.5ヶ月周期で、同じオリーブ系のカラーを2回、3回と重ねていくことで、徐々に髪内部にオリーブの色素が蓄積され、3回目あたりで理想の透明感に到達することが多いのです。

現役カラーリストのアドバイス
「ブリーチなしで透明感を最大化する裏技として、私は『薬剤の重ね塗り(塗布量コントロール)』こだわっています。特に赤みが強い部分には、オリーブの染料を通常よりも濃く設定した薬剤をたっぷりと乗せ、放置時間もしっかり取ります。一発で完璧な色を出そうとして無理に明るい薬を使うと、逆に赤みが出てしまうことがあるんです。まずは7〜8トーンくらいの、色素が濃いめの薬剤でしっかりと赤みを抑え込む。これが結果的に、色落ちしても赤くならない『上品な透明感』を作る近道になります」

【明るさ別】職場でも浮かないオリーブベージュのヘアカタログ

「オリーブベージュにしたいけれど、職場で浮かないか心配」「明るさのトーン(レベル)って、どれくらいを選べばいいの?」

ここでは、明るさのトーン別にオリーブベージュの印象と、どのようなシチュエーションに適しているかを解説します。一般的に、日本のオフィスで許容される明るさは「7〜8トーン」が目安と言われています。これを基準に、ご自身の環境に合わせて選んでみてください。

【5〜6トーン】地毛風だけど垢抜ける!就活・厳しめの職場向け

特徴:
一見すると黒髪や暗い焦げ茶色に見えますが、光に当たるとほんのりと緑味を感じる「地毛風」カラーです。室内では落ち着いた印象を与え、屋外や窓際では髪の柔らかさが際立ちます。

こんな人におすすめ:

  • 就職活動中や、髪色規定が厳しい職場(金融・公務員など)の方
  • 黒髪だと重たく見えるが、明るくはできない方
  • 初めてカラーをする方

5〜6トーンのオリーブベージュは、黒髪特有の「硬さ」を取り除くのに最適です。黒染めを使わずにトーンダウンしたい時にも有効で、次回のカラーチェンジに影響しにくいのもメリットです。

【7〜9トーン】一番人気!赤みを抑えた絶妙な透け感(オフィス推奨)

特徴:
最もオーダーが多く、オリーブベージュの良さが一番発揮される明るさです。パッと見て「綺麗な茶色」と認識できる明るさでありながら、赤みやオレンジ味がしっかりと抑えられているため、派手さは全くありません。肌の透明感を引き立て、垢抜けた印象を与えます。

こんな人におすすめ:

  • 一般的なオフィスカジュアルOKな職場の方
  • 髪の赤みを確実に消したい方
  • 結んだりアレンジした時に、動きや軽さを出したい方

このゾーンの色味は、室内光では上品なブラウン、自然光の下では透き通るようなオリーブグレージュに見えます。「暗すぎず、明るすぎない」絶妙なラインを攻めるなら、まずは8トーン前後でのオーダーをおすすめします。

【10〜12トーン】ブリーチなしの限界明るさ!華やかさと軽さを重視

特徴:
ブリーチなしで出せる明るさの限界値に近いゾーンです。しっかりと明るさが出るため、オリーブの色味もより鮮やかに、カーキやベージュのニュアンスがはっきりと感じられます。全体的に色素が薄く、外国人風の雰囲気に近づきます。

こんな人におすすめ:

  • 髪色の自由度が高い職場や学生の方
  • ファッションに合わせて華やかな髪色を楽しみたい方
  • 髪質が太くて量が多く、とにかく軽く見せたい方

ただし、10トーンを超えると、色落ちした際に黄色っぽさが出やすくなります。また、ベースの赤みが強い方が一回でここまで明るくしようとすると、オリーブ色が負けてオレンジになりやすいリスクもあります。この明るさを目指す場合は、前述の「ブリーチなしダブルカラー」が推奨されます。

現役カラーリストのアドバイス
「会社で浮かないか心配な方は、美容師に『退色後(色落ちした後)の明るさ』まで相談することをおすすめします。カラーは染めたてが一番暗く、日が経つにつれて徐々に明るくなっていきます。例えば、職場の規定が8トーンまでなら、染める時は6.5〜7トーンくらいに設定しておくと、色が抜けてきた頃にちょうど良い8トーンになり、長期間ルールを守りながら楽しめますよ。オリーブ系は暗めに入れても重く見えにくいので、少し暗めのスタートが安心です」

イエベ・ブルベ別&髪質別!あなたに似合うオリーブベージュ診断

「オリーブベージュが流行っているからやってみたいけど、私に似合うかな?」
ヘアカラーで失敗しないためには、自分のパーソナルカラー(肌の色味)や髪質に合わせた「微調整」が不可欠です。オリーブベージュは万能な色ですが、配合比率を変えることで、よりあなたにフィットする「似合わせカラー」に進化させることができます。

【パーソナルカラー診断】イエベ秋・春にはドンピシャ!ブルベ夏・冬はどうする?

オリーブベージュは、基本的には黄みを含んだ色味であるため、イエローベース(イエベ春・イエベ秋)の方にとっては「勝利確定」のカラーと言えます。肌の色と調和し、顔色を明るく健康的に見せてくれるでしょう。特にイエベ秋の方は、深みのあるオリーブカラーとの相性が抜群で、大人っぽく洗練された印象になります。

一方で、ブルーベース(ブルベ夏・ブルベ冬)の方は、黄みが強いオリーブをそのまま入れると、肌がくすんで見えたり、顔色が悪く見えたりする可能性があります。しかし、諦める必要はありません。薬剤の配合を工夫することで、ブルベさんにも似合うオリーブベージュは作れます。

ブルベさんがオリーブベージュに挑戦する時の「薬剤配合」のコツ

ブルベさんがオリーブベージュをオーダーする際は、以下のポイントを美容師に伝えてみてください。

  • 「ラベンダー」や「グレー」を少し混ぜてもらう:
    オリーブの黄緑感を抑えるために、ブルベさんの得意な青みや紫みを隠し味としてミックスします。これにより、「オリーブグレージュ」や「ラベンダーオリーブ」といった、少しクールでスモーキーな色合いになり、ブルベ肌にも馴染みやすくなります。
  • 明るすぎないトーンを選ぶ:
    明るい黄色っぽいオリーブよりも、深みのある暗めのトーンの方が、ブルベ冬の方のコントラストのある顔立ちには似合います。ブルベ夏の方は、グレーを多めにした柔らかい発色がおすすめです。

【髪質診断】硬毛・太毛さんはマット強めで柔らかく見せる

髪が太くて硬い、量が多いという悩みを持つ方にとって、オリーブベージュは最強の味方です。この髪質の方は、元々持っている赤み色素が非常に強いため、標準的な配合ではオリーブ感が負けてしまいます。

そのため、「マット(緑)を強め」に配合してもらうのが正解です。「少し緑すぎるかな?」と思うくらい濃いめに入れることで、強い赤みと中和され、結果的にちょうど良い柔らかいベージュに仕上がります。視覚的な軽さが生まれ、剛毛特有の重たさが解消されます。

軟毛・細毛さんは「顔色が悪く見えない」ためのベージュmix比率

逆に、髪が細くて柔らかい(軟毛)、猫っ毛の方は注意が必要です。軟毛の方は薬剤が浸透しやすく、色がダイレクトに発色する傾向があります。そこに濃いオリーブを入れると、本当に「緑色の髪」になってしまったり、顔色が悪く不健康に見えてしまったりすることがあります。

軟毛さんの場合は、オリーブよりも「ベージュ(茶色)」の比率を多めにすることが重要です。温かみのあるベージュをベースに、ほんの少しオリーブを足す程度で、十分透明感のある仕上がりになります。「まろやかさ」を重視した配合にすることで、軟毛さんの持つふんわりとした質感を活かすことができます。

現役カラーリストのアドバイス
「似合わせの最大のカギは、『オリーブ』と『ベージュ』の比率調整にあります。私はカウンセリング時に、お客様の手首の血管の色や瞳の色を見てパーソナルカラーを簡易診断し、さらに髪を触って硬さを確認してから配合を決めています。例えば『イエベ秋×硬毛』ならオリーブ7:ベージュ3、『ブルベ夏×軟毛』ならオリーブ2:グレー3:ベージュ5、といった具合です。オーダー時に『肌がくすむのは嫌です』『髪を柔らかく見せたいです』と伝えていただければ、美容師側で最適な比率を計算しますよ」

色落ちは汚い緑になる?退色過程のリアルと長持ちケア

ヘアカラーをする上で避けて通れないのが「色落ち(退色)」の問題です。特に寒色系であるオリーブカラーは、「色落ちすると汚い緑色や苔(コケ)のような色になるのでは?」という不安の声がよく聞かれます。

ここでは、オリーブベージュが時間の経過とともにどう変化していくのか、そのリアルな過程と、嫌な色落ちを防ぐためのホームケアについて詳しく解説します。

【検証】染めたて〜1ヶ月後の色落ちカレンダー

ブリーチなしで8トーン前後のオリーブベージュに染めた場合、一般的には以下のような経過をたどります。

期間 色の変化と状態
染めたて
(当日〜3日)
深みのあるオリーブベージュ。室内では暗く見えますが、最も赤みが抑えられている状態です。マットな質感が強く出ています。
1週間後 余分な色素が少し抜け、透明感が増してきます。オリーブ感が少し馴染み、一番「柔らかいベージュ」に見える綺麗な時期です。
2週間後 緑味が徐々に薄れ、ベージュ(茶色)の要素が強くなってきます。しかしまだ赤みは抑えられており、嫌なオレンジ感は出てきません。
1ヶ月後 オリーブの色素がほぼ抜けきり、元の髪の赤みが少し顔を出してきます。ただ、アッシュ系に比べると赤みの戻りは穏やかで、まろやかなブラウンに落ち着くことが多いです。

結論として、ブリーチなしのオリーブベージュであれば、「汚い緑色」になることはまずありません。むしろ、緑の色素が赤みを消しながら抜けていくため、退色過程でも赤茶になりにくく、比較的きれいなベージュ状態を長く楽しめるのが特徴です。

「緑っぽさ」や「苔っぽさ」が出てしまう原因と防ぎ方

稀に「色が抜けたら苔みたいな緑になった」という失敗談を聞くことがありますが、これは主に以下の2つのケースで起こります。

  1. ブリーチ毛やハイダメージ毛の場合:
    髪が傷んでスカスカの状態だと、色素を吸い込みすぎてしまい、緑色が濃く入りすぎたり、残留したりすることがあります。
  2. 黄色味が強い髪に、青みの強いアッシュマットを入れた場合:
    絵の具と同じで「黄色+青=緑」になり、鮮やかな緑が出てしまうことがあります。

これを防ぐためには、ご自身の髪のダメージレベルを美容師に正直に伝えることが大切です。また、補色として少しだけ「紫(バイオレット)」を混ぜてもらうことで、黄ばみを抑えつつ、緑になりすぎるのを防ぐことができます。

色持ちを良くするためのホームケア(シャンプー選び・お湯の温度)

せっかく綺麗な色に染めたなら、1日でも長くキープしたいものです。今日からできる色持ちケアの基本を3つご紹介します。

  • お湯の温度は38度前後に:
    40度以上の熱いお湯は、キューティクルを開き、カラー色素を流出させてしまいます。少しぬるいと感じる程度のお湯で洗うのが鉄則です。
  • 洗浄力の優しいシャンプーを使う:
    市販の安価なシャンプー(高級アルコール系)は洗浄力が強すぎて、汚れと一緒にカラー色素も洗い流してしまいます。「アミノ酸系」や「カラーケア用」と書かれたサロン専売品や、優しい成分のシャンプーを使いましょう。
  • すぐに乾かす:
    髪が濡れている状態はキューティクルが開いており、色素が抜けやすい無防備な状態です。お風呂上がりはなるべく早くドライヤーで完全に乾かしてください。

紫シャンプーとシルバーシャンプー、オリーブ系にはどっちが正解?

カラーシャンプーを使う場合、オリーブベージュには何色が適しているのでしょうか。

基本的には「カラーシャンプーは必須ではない」のですが、もし使うなら、目的によって使い分けます。

  • 退色後の「黄色っぽさ」を抑えたいなら:
    紫シャンプー(ムラシャン)
    がおすすめです。黄色の補色である紫が、色落ち後のキラキラした黄ばみを抑えてくれます。
  • 「赤み」を抑えてくすませたいなら:
    シルバー(アッシュ)シャンプー
    や、最近登場している緑のカラーシャンプーが有効です。ただし、使いすぎると髪が暗く沈んで見えることがあるので、3日に1回程度の使用に留めましょう。

現役カラーリストのアドバイス
「私がお客様によく提案するのは、あえて『濃いめ』に色を入れることです。『来週大事な予定がある』という場合は、その当日にベストな色になるよう逆算して、1週間前は少し暗く濃いオリーブを入れておきます。そうすると、大事な日に最高の色になり、その後も長く楽しめます。カラーは『染めた瞬間』だけでなく『抜けていく過程』もデザインするもの。次回のカラータイミングは、色が抜けきって赤み全開になる前、約1.5ヶ月後がベストです」

美容室で失敗しない!理想のオリーブベージュを叶えるオーダー術

いざ美容室へ。「オリーブベージュにしてください」と伝えたのに、仕上がりがイメージと違った……。そんな悲しい経験をしないために、プロ目線で「失敗しないオーダー方法」を伝授します。美容師とのコミュニケーションひとつで、仕上がりの満足度は劇的に変わります。

「オリーブベージュ」と一言で伝えてはいけない理由

「オリーブベージュ」と一口に言っても、美容師の頭の中には無数のバリエーションが存在します。「緑が強めのカーキ寄り」なのか、「ベージュがメインでほんのりオリーブ」なのか、「暗めのグレージュ寄り」なのか。この認識のズレが失敗の最大の原因です。

単に色名を伝えるだけでなく、「どんな雰囲気になりたいか」「何が嫌なのか」を具体的に言語化することが大切です。

美容師に見せるべき「参考画像」の選び方(加工画像に注意)

画像を見せるのは最も有効な手段ですが、選び方にコツがあります。

  • Instagramの「加工画像」に注意:
    肌が極端に白く飛んでいたり、背景が歪んでいたりする画像は、色味も加工されている可能性が高いです。これをそのままオーダーしても再現は不可能です。できるだけ「動画」で投稿されているものや、美容師が投稿している「お客様のリアルなスナップ(背景がお店の壁など)」を選ぶと、再現性が高まります。
  • 3枚用意する:
    「一番なりたい色」「これも好きだなと思う色」、そして意外と重要なのが「これは嫌だ(なりたくない色)」の画像です。「緑すぎるのは嫌」「暗すぎるのは嫌」というNGラインを共有することで、美容師は薬剤の調合を微調整しやすくなります。

カウンセリングで絶対に伝えるべき「髪の履歴」3選

オリーブベージュを綺麗に発色させるために、美容師が絶対に知っておかなければならない情報があります。過去2〜3年以内に以下の施術をしたことがある場合は、必ず申告してください。

  1. 黒染め・白髪染め・就活染め:
    たとえ1年前でも、毛先には人工的な黒色素が残っています。これを知らずにカラーすると、根元だけ明るくなる失敗に直結します。
  2. 縮毛矯正・デジタルパーマ:
    熱処理をしている髪は、色が沈みやすく(暗くなりやすく)、くすんで見えやすい傾向があります。薬剤のパワー調整が必要です。
  3. セルフカラー:
    市販の薬剤で染めた履歴は、プロにとって最も予測が難しい状態です。ムラになるリスクが高いため、正直に伝えてください。

市販のセルフカラーをおすすめしない決定的な理由

「ドラッグストアでオリーブアッシュの箱を買って自分で染めようかな」と考えているなら、全力で止めさせてください。

市販のカラー剤は、誰でも染まるように薬剤のパワーが非常に強く設定されていますが、オリーブ系の繊細な色味を表現するのは困難です。多くの場合、根元は明るいオレンジになり、毛先は緑色っぽく沈むか、全く色が入らないかのどちらかになります。一度セルフカラーで失敗したムラを、美容室で直すのは非常に高度な技術とお金が必要になります。

オリーブベージュのような「補色」を利用した繊細なカラーこそ、プロの調合が必要不可欠なのです。

現役カラーリストのアドバイス
「オーダー時に使える魔法のフレーズをお教えします。それは『赤みはしっかり消したいけれど、顔色がくすむのは嫌です』という一言です。これにより、美容師は『オリーブをしっかり入れつつ、ベージュやラベンダーを混ぜて肌馴染みを良くしよう』という思考に切り替わります。また、『色が抜けやすいので、最初は少し濃いめでお願いします』と付け加えれば、色持ちを考慮したプロならではの提案を引き出せるはずですよ」

オリーブベージュに関するよくある質問(FAQ)

最後に、オリーブベージュに関してサロンでよくいただく質問にお答えします。疑問をすっきり解消して、安心して予約に進みましょう。

Q. 黒染め履歴があってもブリーチなしでオリーブベージュになりますか?

A. 履歴の濃さによりますが、一回では難しい場合が多いです。
黒染めの色素は非常に強力です。ブリーチなしで無理に明るくしようとすると赤みが強く出てしまいます。最初は「赤みを抑えたダークオリーブ」を目指し、2回、3回と回数を重ねて徐々に明るくしていく「育てるカラー」をおすすめします。どうしても一回で明るくしたい場合は、髪の状態を見て「脱染剤(ブリーチより弱い薬剤)」を提案することもあります。

Q. 白髪染めでもオリーブベージュの色味は出せますか?

A. 可能です!最近は白髪染めでも人気のオーダーです。
白髪染め特有の赤茶っぽさを消すために、オリーブを混ぜるのは非常に有効です。ただし、白髪染めは色素が濃いため、ファッションカラーほどの透明感は出にくい場合があります。「白髪ぼかしハイライト」などを組み合わせると、より透明感のあるオリーブベージュを楽しめます。

Q. 眉毛の色は何色に合わせるのがおすすめですか?

A. 「オリーブブラウン」や「アッシュブラウン」がおすすめです。
髪色をオリーブ系にしたのに、眉毛が赤茶色のままだと、眉毛だけ浮いて見えてしまいます。眉マスカラやアイブロウパウダーで、少し黄みやアッシュ感のあるブラウンを選ぶと、顔全体に統一感が生まれて一気に垢抜けます。髪色よりも「ワントーン明るめ」を意識すると、色素薄い系の雰囲気が増しますよ。

現役カラーリストのアドバイス
「眉毛の色を変えるだけで、カラーの成功度が変わると言っても過言ではありません。ドラッグストアで売っている『オリーブブラウン』や『ナチュラルブラウン』の眉マスカラを一本持っておくと重宝します。髪色を変えた日は、ぜひメイクも少し変えてみてください。新しい自分に出会えるはずです」

まとめ:オリーブベージュで憧れの「色素薄い系」ヘアを手に入れよう

日本人の髪の最大の悩みである「赤み」を消し、ブリーチなしでも憧れの透明感と柔らかさを叶えてくれるオリーブベージュ。その魅力と、失敗しないためのポイントをお伝えしてきました。

最後に、今回の重要ポイントを振り返りましょう。

  • オリーブベージュは、緑の「補色効果」で赤みを打ち消す、日本人に最適なカラー。
  • ブリーチなしでも、光に当たった時の透明感や柔らかさは十分に表現できる。
  • 職場などの制限がある場合は、7〜8トーンの「暗め透明感」カラーがおすすめ。
  • 色落ちは汚い緑にはならず、徐々にまろやかなベージュへと変化する。
  • オーダー時は「なりたくない色」や「髪の履歴」を正直に伝えることが成功のカギ。

美容室を予約する前に、以下のチェックリストで最終確認を行ってみてください。

▼美容室予約前の最終チェックリスト
  • 職場のトーン規定を確認しましたか?(7〜8トーンが一般的です)
  • 現在の髪の履歴を把握していますか?(黒染め、縮毛矯正、セルフカラーなど)
  • 「なりたい画像」だけでなく「なりたくない画像」も用意しましたか?
  • 色持ちを良くするためのシャンプーやケア用品の準備はできていますか?

オリーブベージュは、あなたの髪質を活かしつつ、ワンランク上の洗練された印象を与えてくれる魔法のようなカラーです。「私の髪じゃ無理かな」と諦める前に、ぜひ一度、信頼できる美容師に相談してみてください。きっと、鏡を見るのが楽しみになるような、透き通る髪色があなたを待っています。

ぜひ今日から、あなただけのオリーブベージュを楽しんでみてください。

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