Instagramのストーリーズは24時間で消えてしまう儚さが魅力ですが、推しの投稿や思い出の動画を「手元に残しておきたい」と願うのは自然な心理です。しかし、公式アプリには保存機能がなく、スクリーンショットや画面録画をすると相手に通知がいったり、画質が落ちたりしないかと不安になる方も多いでしょう。
結論から申し上げますと、StorySaver(ストーリーセーバー)などの外部Webツールを正しく活用すれば、相手に一切バレずに(足跡なしで)、かつ高画質でストーリーズを保存することが可能です。ただし、この「外部ツール」の世界には、偽サイトや悪質な広告、ウイルス感染のリスクが潜んでいることも事実です。安易な利用は、アカウントの乗っ取りや個人情報の流出を招く恐れがあります。
本記事では、年間200以上のSNS関連ツールを実機検証しているITツール検証アナリストの筆者が、以下の3点を中心に徹底解説します。
- StorySaver.netを使った安全かつ確実な保存手順(スマホ画面の操作解説付き)
- エラーで見れない時の技術的な原因と、厳選した安全な代替ツール3選
- 「ログイン不要」にこだわるべきセキュリティ上の理由と、知っておくべき法的注意点
この記事を読み終える頃には、あなたはセキュリティリスクを完全に回避しながら、安全に「推し活」や情報収集を楽しめるようになっているはずです。それでは、専門家の視点で詳しく見ていきましょう。
StorySaver(ストーリーセーバー)とは?匿名保存の仕組みと特徴
まず、今回解説する「StorySaver(ストーリーセーバー)」というツールが具体的にどのようなものなのか、そしてなぜ多くのユーザーが利用しているのか、その基本的な機能と仕組みについて深掘りしていきます。特に、ユーザーが最も気にする「なぜ相手にバレないのか(足跡がつかないのか)」という点について、技術的な観点から解説します。
ログイン不要・アプリ不要でストーリーを保存できるWebツール
StorySaver(一般的にStorySaver.netを指すことが多いですが、同名の類似ツールも多数存在します)の最大の特徴は、Instagramのアカウントにログインすることなく利用できるWebブラウザベースのツールであるという点です。通常、Instagramのストーリーズを閲覧するには、自分のアカウントでアプリにログインする必要があります。しかし、StorySaverのような外部ツールは、ユーザーの代わりにツールのサーバーがInstagram上の公開データにアクセスし、そのデータをWebページ上に表示させる仕組みを持っています。
この仕組みにより、利用者は専用のアプリをスマホにインストールする必要がありません。iPhoneのSafariやAndroidのChromeといった標準ブラウザだけで完結するため、スマホのストレージ容量を圧迫することなく、手軽に利用できるのが大きなメリットです。また、アプリのインストールに伴う「連絡先データへのアクセス権限」や「位置情報」などを要求されるリスクも回避できます。
なぜ相手にバレない?「足跡」がつかない技術的仕組み
多くのユーザーがStorySaverを利用する最大の動機は、「足跡(閲覧履歴)」をつけずにストーリーズを見たい、保存したいという点にあります。では、なぜ公式アプリで見ると足跡がつくのに、StorySaver経由だとつかないのでしょうか。
その理由は、Instagramのサーバーにアクセスしている主体(リクエスト元)の違いにあります。公式アプリでストーリーズを開くと、「ユーザーA(あなた)がユーザーBのストーリーを閲覧した」という信号がサーバーに送られ、これが閲覧者リスト(足跡)として記録されます。
一方、StorySaverを使用した場合、Instagramのサーバーにアクセスしているのは「あなたのスマホ」ではなく、「StorySaverのサーバー(プログラム)」です。StorySaverのサーバーが匿名で公開データを取得し、それをあなたのブラウザに表示させているだけなので、Instagram側からは「どこかのサーバーからのアクセスがあった」としか認識されません。あなたの個人アカウント情報とは一切紐付かないため、相手の閲覧者リストにあなたの名前が表示されることは技術的にあり得ないのです。
ITツール検証アナリストのアドバイス
「公式アプリと外部ツールの通信の違いを理解することは、セキュリティを守る上で非常に重要です。公式アプリは『認証された通信』を行いますが、StorySaverのようなツールは『公開情報のスクレイピング(データ抽出)』に近い挙動をします。そのため、非公開アカウント(鍵垢)のデータには原理的にアクセスできません。もし『鍵垢も見れる』と謳うツールがあれば、それは裏で不正なログインを試みる危険なツールである可能性が極めて高いので、絶対に使用しないでください」
動画(MP4)も静止画も高画質でダウンロード可能
スクリーンショットや画面録画(キャプチャ)で保存する場合、どうしても画面上のアイコンや通知バーが映り込んだり、解像度がスマホの画面サイズに合わせて縮小されたりしてしまいます。しかし、StorySaverはInstagramのサーバーに保存されている「元データ」に直接アクセスしてダウンロードリンクを生成します。
これにより、投稿者がアップロードしたオリジナルの画質に近い状態で保存することが可能です。静止画であればJPG形式、動画であればMP4形式で保存され、画質の劣化を最小限に抑えることができます。特に動画の場合、画面録画では音声が劣化したり、周囲の雑音が入るリスクがありますが、データとしてダウンロードすればクリアな音質のまま保存できるのが大きな強みです。
詳細解説:公式アプリのスクショとStorySaver保存画像の画質比較
| 比較項目 | スマホでのスクショ/画面録画 | StorySaverでのダウンロード |
|---|---|---|
| 解像度 | スマホの画面解像度に依存(縮小される場合あり) | オリジナルデータ(最大1080x1920pxなど) |
| 余計な表示 | アカウント名、投稿時間、スマホの時計等が映り込む | 映像・画像のみ(クリーンな状態) |
| ファイル形式 | PNG(スクショ)、MP4/MOV(録画) | JPG(画像)、MP4(動画) |
| ファイルサイズ | 画面全体を保存するため大きくなりがち | 最適化されており適度なサイズ |
このように、単に「見る」だけでなく「コレクションとして綺麗に残す」という目的においては、外部ツールによるデータダウンロードが圧倒的に有利です。
【画像解説】StorySaver.netの安全な使い方ステップバイステップ
StorySaver.netは海外製のサイトであり、表記はすべて英語です。また、無料ツールの宿命として広告が多く配置されており、「どれが本物のダウンロードボタンかわからない」という声もよく聞かれます。誤って広告をクリックすると、不審なサイトに飛ばされるリスクもあります。
ここでは、迷わずに安全に保存するための手順を、ITツール検証アナリストが実際の操作画面に基づいてステップバイステップで解説します。この手順通りに進めれば、誤クリックのリスクを最小限に抑えられます。
手順1:保存したい相手の「ユーザーネーム」をコピーする
まず、Instagramの公式アプリを開き、ストーリーを保存したい相手のプロフィール画面を表示します。ストーリーの画面からではなく、プロフィール画面から操作するのが確実です。
プロフィール画面の上部に表示されている英数字の羅列が「ユーザーネーム(ID)」です。これを正確にメモするか、以下の手順でコピーしてください。
- プロフィール画面右上の「…(メニュー)」アイコンをタップします。
- 表示されたメニューの中から「プロフィールURLをコピー」を選択します。
- ※StorySaverではURLそのものではなく「ユーザーネーム」のみを使うことが多いですが、URLを貼り付けても認識される場合や、URLからユーザーネーム部分だけを抜き出して使うことができます。確実なのは、表示されている英数字(例: @example_user の example_user 部分)を正確に把握することです。
手順2:StorySaver.netにアクセスし、IDを入力して「Download」
次に、ブラウザ(SafariやChromeなど)を開き、「StorySaver.net」にアクセスします。検索エンジンで「StorySaver」と検索すると最上位に出てくることが多いですが、URLが「storysaver.net」であることを必ず確認してください。似たようなドメインの偽サイトには注意が必要です。
サイトを開くと、画面中央に大きな入力ボックスがあります(”Enter Instagram account username” と書かれています)。ここに、先ほど確認した相手のユーザーネーム(@マークは不要)を入力します。
入力が完了したら、そのすぐ下にある「Download」ボタンをタップします。
注意点: 画面の上下や左右に、派手な「Download」や「Start」といったボタンが表示されていることがありますが、これらはすべて広告です。入力ボックスの直下にあるシンプルなボタンだけが正解です。
手順3:キャプチャ認証(ロボットではありません)をクリアする
「Download」ボタンを押すと、自動的なプログラムによるアクセスを防ぐためのセキュリティチェック(reCAPTCHA)が表示されます。「私はロボットではありません(I’m not a robot)」というチェックボックスが表示されるので、ここをタップしてチェックを入れます。
場合によっては、画像認証(例:「信号機の画像をすべて選択してください」など)が求められることがあります。画面の指示に従って正しい画像を選択し、「確認」ボタンを押してください。認証が成功すると、データの読み込みが始まります。
手順4:保存したいストーリーを選び「Save as Photo/Video」をタップ
読み込みが完了すると、画面が切り替わり、そのアカウントが現在公開しているストーリーズの一覧が表示されます。過去24時間以内に投稿されたものが新しい順に並んでいます。
保存したいストーリーを探し、その画像または動画の下にあるボタンをタップします。
- 画像の場合:「Save as Photo」
- 動画の場合:「Save as Video」
このボタンを押すことで、ファイルのダウンロード処理が開始されます。
ITツール検証アナリストのアドバイス
「ここが最も誤操作が起きやすいポイントです。本物の『Save as…』ボタンのすぐ近くに、透明なレイヤーで広告が被さっていたり、スクロールすると追従してくる広告バナーがあったりします。ボタンを押した瞬間に別タブが開いて『ウイルスに感染しました』などの警告が出た場合は、それは広告によるフェイク警告です。慌てずにそのタブをすぐに閉じ、元の画面に戻ってもう一度慎重にボタンを押してください。絶対に警告画面の指示に従ってはいけません」
iPhone(ファイルアプリ)とAndroid(ギャラリー)での保存先確認方法
ダウンロードが完了しても、「写真アプリに見当たらない」と焦る方がいます。ブラウザからのダウンロードは、OSによって保存先が異なります。
iPhone (iOS) の場合:
Safariでダウンロードした場合、写真は「写真アプリ」ではなく「ファイル」アプリの「ダウンロード」フォルダに保存されます。
- ブラウザのアドレスバー横の「ぁあ(またはAa)」アイコン、もしくは下向き矢印アイコンをタップし、「ダウンロード」を選択して確認できます。
- 画像を「写真アプリ」に移したい場合は、ファイルアプリで画像を開き、左下の共有アイコンから「画像を保存」を選択してください。
Androidの場合:
基本的には「Googleフォト」や「ギャラリー」アプリ内の「Download」フォルダに自動的に保存されます。もし見当たらない場合は、「Files」などのファイル管理アプリを開き、「ダウンロード」カテゴリを確認してください。
StorySaverが見れない・使えない時の原因と対処法
「昨日までは使えたのに、今日急に使えなくなった」「エラーが出て読み込めない」というトラブルは、この手の外部ツールでは日常茶飯事です。StorySaverが使えない場合、ツール側の不具合だけでなく、Instagram側の仕様変更やユーザー側の入力ミスなど、様々な原因が考えられます。
ここでは、検索意図の大きな部分を占める「見れない時の原因と対処法」について、可能性が高い順に解説します。
原因1:Instagram側の仕様変更(API制限)とサーバーダウン
最も多い原因は、Instagramが行う定期的な仕様変更(アップデート)です。Instagramは、外部ツールによるデータのスクレイピング(抜き出し)を好ましく思っていないため、頻繁に通信の仕様(API)を変更して対策を行っています。
仕様変更が行われると、StorySaver側のプログラムが対応するまでの間、一時的にエラー(”An error occurred” や “Please try again later”)が表示され、誰も利用できない状態になります。また、利用者が集中する時間帯(夜間など)には、StorySaverのサーバーが過負荷になり、応答しなくなることもあります。
対処法: この場合、ユーザー側でできることはありません。数時間から半日程度時間を置いてから再度アクセスするか、後述する「代替ツール」を利用してください。
原因2:入力したユーザーネームが間違っている・変更されている
単純ですが意外と多いのが入力ミスです。特に以下の点を確認してください。
- アンダーバー「_」とハイフン「-」を間違えていないか。
- 数字の「0(ゼロ)」とアルファベットの「O(オー)」、小文字の「l(エル)」と大文字の「I(アイ)」などを間違えていないか。
- ユーザーネームの末尾や先頭に不要なスペースが入っていないか。
また、相手がユーザーネームを変更した直後は、旧ユーザーネームでは検索できません。必ず最新のプロフィール画面からコピーし直してください。
原因3:相手のアカウントが「非公開(鍵垢)」になっている
StorySaverなどの外部ツールは、Instagramの「公開データ」のみを取得できる仕様です。そのため、相手のアカウントが非公開設定(鍵アカウント)になっている場合、たとえあなたがその人のフォロワーであっても、ツール経由でストーリーを保存することはできません。
ツール上で検索しても「User not found」や「This account is private」と表示されます。
ITツール検証アナリストのアドバイス
「『鍵垢のストーリーも保存可能』と謳うツールやアプリを見かけることがありますが、これらは極めて危険です。鍵垢の中身を見るためには、そのアカウントをフォローしているユーザーのログイン情報(IDとパスワード)が必要です。つまり、そうしたツールはあなたにログインを要求し、アカウント情報を盗み取ることを目的としている可能性が高いです。鍵垢の保存は外部ツールでは不可能であると割り切り、危険な誘惑に乗らないようにしてください」
対処法:ブラウザのキャッシュクリアまたはプライベートモードを試す
サイト側の問題ではなく、あなたのブラウザに残っている古いデータ(キャッシュ)が悪さをしている場合もあります。特に、何度も繰り返し利用していると、過去のエラー情報が残ってしまい、正常に動作しないことがあります。
具体的な手順:
- シークレットモード(プライベートブラウジング)を使う: これが最も手軽な解決策です。ブラウザのメニューから「新しいシークレットタブ」を開き、そこでStorySaverにアクセスしてみてください。これで動けば、原因はキャッシュにあります。
- キャッシュの削除: ブラウザの設定メニューから閲覧履歴データの削除を行い、Cookieとキャッシュをクリアしてから再試行してください。
StorySaverが動かない時に!安全性を検証済みの代替ツールおすすめ3選
StorySaver.netがメンテナンス中やサーバーダウンで使えない場合に備えて、他にも信頼できる代替ツールを知っておくと便利です。ここでは、筆者が実際にアクセスし、ウイルススキャンを行い、ログイン不要で安全に使えることを確認した3つのツールを紹介します。
これらはすべてWebブラウザ上で動作し、アプリのインストールは不要です。
Snapinsta(スナップインスタ):安定性が高くリール動画も保存可能
特徴:
Snapinstaは、StorySaverと並んで世界的に利用者の多いダウンローダーです。ストーリーだけでなく、リール動画(Reels)や通常のフィード投稿、IGTVの保存にも対応しており、オールインワンな機能を持っています。
メリット:
サーバーの安定性が高く、ダウンロード速度も比較的高速です。UI(画面デザイン)がシンプルで、どこに入力すればいいかが直感的にわかります。
Save-Insta(セーブインスタ):シンプルな操作性で初心者向け
特徴:
Save-Instaも同様にURLやユーザーネームから保存ができるツールです。サイトのデザインが非常に見やすく整理されており、タブ切り替えで「Photo」「Video」「Story」などを選べるようになっています。
メリット:
日本語対応しているページもあり(自動翻訳の場合が多いですが)、英語が苦手な方でも操作しやすいのが特徴です。ストーリーのハイライト保存にも対応しています。
Aweme(アウェメ):動画保存に強く、ダウンロード速度が速い
特徴:
元々はTikTokなどの動画保存ツールとして知られていましたが、Instagramのダウンローダーとしても優秀です。特に動画ファイルの処理に強く、長時間の動画ストーリーでもスムーズに変換・保存が可能です。
メリット:
広告の配置が比較的おとなしく、誤クリックを誘発するような悪質なポップアップが少ない傾向にあります(時期により変動します)。
詳細比較:主要ストーリー保存ツールの機能・広告量・安全性比較表
| ツール名 | ログイン | ストーリー保存 | リール保存 | 広告の多さ | 日本語対応 |
|---|---|---|---|---|---|
| StorySaver.net | 不要 | ◎ | △(別タブへ) | 多め | × |
| Snapinsta | 不要 | ◎ | ◎ | 普通 | △ |
| Save-Insta | 不要 | ◎ | ◎ | 普通 | ○ |
| Aweme | 不要 | ○ | ◎ | 少なめ | × |
※評価は筆者の検証時点(2026年現在)のものです。ツールの仕様や広告量は頻繁に変更されるため、利用時に違和感を感じたら別のツールを試してください。
使う前に絶対知っておくべき危険性とセキュリティ対策
便利な外部ツールですが、その裏には必ずリスクが潜んでいます。特に「無料」で提供されているサービスには、ユーザーのデータや広告収入を狙った罠があることを理解しておく必要があります。ここでは、SNSセキュリティ専門家として、絶対に避けるべき行動と対策を解説します。
リスク1:偽サイトや悪質なポップアップ広告によるウイルス感染
StorySaverなどのツールサイトは、広告収入で運営されています。その中には、「あなたのiPhoneがウイルスに感染しています!」「カレンダーのウイルスを削除してください」といった偽の警告を表示する悪質な広告(アドウェア)が含まれていることがあります。
これらは不安を煽って不審なアプリをインストールさせたり、個人情報を入力させたりするための罠です。サイトを利用する際は、「警告が出ても無視してタブを閉じる」という強い意志が必要です。OSのアップデートを騙る通知も全て無視してください。
リスク2:Instagramへのログインを要求するツールは「乗っ取り」の罠
最も危険なのが、「ログインすればもっと便利に使えます」「ログインすれば鍵垢も見れます」といって、InstagramのIDとパスワードを入力させるサイトやアプリです。
正規のInstagramログイン画面に似せて作られたフィッシングサイトである可能性が極めて高く、ここでパスワードを入力してしまうと、即座にアカウントが乗っ取られます。乗っ取られたアカウントは、スパム投稿の踏み台にされたり、詐欺のDMをばら撒くために悪用されたりします。
SNSセキュリティ専門家のアドバイス
「外部ツールを利用する際の鉄則は、『パスワード入力が求められた時点でそのサイトを即座に閉じる』ことです。ストーリーを保存するためだけに、あなたのアカウントへのアクセス権を渡す必要は技術的に一切ありません。どれだけ魅力的な機能が書かれていても、ログインを要求するサードパーティ製ツールは100%疑ってかかってください」
リスク3:アプリ版のインストールは慎重に(個人情報流出の可能性)
App StoreやGoogle Playストアで配信されている「ストーリー保存アプリ」も多数存在しますが、これらも注意が必要です。アプリの場合、インストール時に「写真フォルダへのアクセス」や「連絡先へのアクセス」を求めてくることがあります。
信頼性の低い開発者が作ったアプリの場合、保存した画像だけでなく、スマホ内の他のプライベートな写真や連絡先データを外部サーバーに送信しているリスクもゼロではありません。基本的には、インストール不要のWebツールを使い、必要な時だけアクセスする方が、スマホ内部のデータを守る上では安全です。
安全に使うための鉄則:VPNの活用とウイルス対策ソフトの導入
より安全性を高めるためには、以下の対策を推奨します。
- VPN(Virtual Private Network)の利用: 通信を暗号化し、あなたのIPアドレス(住所のようなもの)を隠してサイトにアクセスすることで、追跡や攻撃のリスクを低減できます。
- セキュリティソフトの導入: 万が一、悪質な広告をクリックして不正なファイルがダウンロードされても、ウイルス対策ソフトが入っていれば検知・駆除できる可能性が高まります。スマホであっても、セキュリティ対策は必須の時代です。
保存した動画の扱いは?著作権と法律・マナーの注意点
技術的に保存ができることと、それを自由に使って良いことはイコールではありません。推しの動画を保存して楽しむ行為が、知らず知らずのうちに法律違反やマナー違反になっていないか、正しい知識を持っておきましょう。
「私的利用」の範囲とは?スマホに保存して楽しむのはOK
日本の著作権法では、「私的使用のための複製」(第30条)が認められています。これは、「自分自身や家族など、限られた範囲内で楽しむためにデータを保存すること」を指します。
つまり、StorySaverを使って推しの画像をダウンロードし、自分のスマホのカメラロールに入れて眺めたり、待ち受け画面に設定したりして個人的に楽しむ分には、基本的に著作権法違反にはなりません。ここが「推し活」におけるセーフラインです。
無断転載・リポストはNG!肖像権と著作権侵害のリスク
問題になるのは、保存したデータを「他人の目に触れる場所に再アップロード」した場合です。例えば、以下のような行為は著作権侵害や肖像権侵害に問われる可能性があります。
- 保存した動画を、許可なく自分のInstagramアカウントやTikTok、X(旧Twitter)に投稿する。
- YouTubeに「まとめ動画」としてアップロードする。
- 友人間であっても、不特定多数が見られるグループチャットなどで配布する。
「みんなに見せたい」「拡散してあげたい」という善意であっても、権利者の許可がない限りは違法行為となります。特にストーリーズは「24時間限定」という意図で投稿されていることが多いため、それを勝手に永続的に公開することは、投稿者の意思に反する行為と言えます。
ストーリーの「24時間で消える」特性を尊重するマナー
法律以前の問題として、SNSを利用する際のマナーも重要です。投稿者がストーリーズを選んだのには、「気軽に見てもらいたい」「残したくない」という理由があるかもしれません。そのデータを保存することは、ある意味で投稿者の意図を超えた行為であることを自覚しましょう。
SNSセキュリティ専門家のアドバイス
「実際に、無断転載が原因でアカウントが凍結(BAN)された事例は後を絶ちません。Instagramは著作権侵害の通報に対して非常に厳格に対処します。一度BANされると、同じ電話番号や端末での再登録が困難になることもあります。大切なアカウントを守るためにも、『保存はあくまで個人の楽しみとして端末内だけで完結させる』ことを強く推奨します」
よくある質問(FAQ)
最後に、StorySaverの利用に関してよく寄せられる疑問に、Q&A形式で簡潔にお答えします。
Q. 相手に保存したことが通知されることはありますか?
A. いいえ、絶対に通知されません。
StorySaverなどの外部ツールを利用する場合、ログインせずにサーバー経由でデータにアクセスするため、Instagramのシステム上、誰が閲覧・保存したかを特定する術がありません。スクリーンショット通知機能(DMの消える写真などにある機能)とも無関係です。
Q. 鍵垢(非公開アカウント)のストーリーも保存できますか?
A. いいえ、できません。
本記事で紹介した安全な外部ツールは、すべて「公開アカウント」のみを対象としています。鍵垢のデータを外部から取得することはセキュリティ上不可能です。もしできるとすれば、それは不正ログインを伴う危険な方法ですので手を出さないでください。
Q. ハイライトやライブ配信のアーカイブも保存可能ですか?
A. はい、多くのツールで可能です。
StorySaverやSnapinstaなどは、24時間以内のストーリーだけでなく、プロフィールに固定された「ハイライト」の保存にも対応しています。ライブ配信のアーカイブについては、IGTVやリールとして投稿されていれば保存可能です。
Q. StorySaverはPC(パソコン)でも使えますか?
A. はい、使えます。
Webブラウザベースのツールなので、PCのChromeやEdge、Firefoxなどでも問題なく動作します。PCで保存すれば、より大画面で確認でき、HDDへのバックアップも容易なのでおすすめです。
まとめ:StorySaverは「ログイン不要」で使うのが鉄則!安全に推し活を楽しもう
StorySaverなどの外部ツールを使えば、相手に気付かれることなく、高画質なストーリーを保存して楽しむことができます。しかし、その便利さの裏側にあるリスクを正しく理解し、自衛することが何より大切です。
最後に、今回解説した安全利用のポイントをチェックリストにまとめました。ツールを使う前には必ずこのリストを思い出し、安全な推し活ライフを送ってください。
ストーリー保存ツールの安全利用チェックリスト
- ✅ ログインは絶対しない: パスワード入力を求められたら即サイトを閉じる。
- ✅ アプリよりWebツール: インストール不要のサイトを利用し、個人情報へのアクセス権を与えない。
- ✅ 広告に反応しない: 「ウイルス感染」等の警告はすべて偽物。無視して閉じる。
- ✅ 鍵垢保存は諦める: 鍵垢が見れるツールは詐欺の可能性大。
- ✅ 私的利用に留める: 保存したデータは自分のスマホだけで楽しむ。無断転載・リポストはしない。
SNSセキュリティ専門家のアドバイス
「ツールはあくまで『自己責任』で利用するものです。今日安全だったサイトが、明日も安全とは限りません。常に『ログイン不要』という原則を守り、少しでも怪しい挙動があったら利用を中止する勇気を持ってください。この知識があれば、あなたはリスクを回避しながら賢くSNSを使いこなせるはずです」
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