インターネット上の言論空間において、長年にわたり大きな影響力と論争を巻き起こしてきた「保守速報」。かつては巨大なアクセス数を誇ったこのサイトも、度重なるドメイン変更、サーバー移転、そして歴史的な裁判判決を経て、その運営環境は劇的に変化しました。
「久しぶりに見ようとしたら繋がらない」「閉鎖されたという噂は本当か?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。結論から申し上げますと、保守速報は現在も運営が継続されており、特定のドメインを通じて閲覧可能な状態にあります。しかし、過去のヘイトスピーチ裁判での敗訴確定や、大規模な広告剥奪運動による収益源の断絶など、かつてのような盤石な運営体制ではありません。
本記事では、Webメディアの運営実態や法的リスク管理に精通した専門家の視点から、以下の3点を中心に徹底解説します。
- 保守速報の現在の運営ステータスと、サイトが見れない時の技術的な原因
- 「まとめ行為」そのものが問われたヘイトスピーチ裁判の判決内容と、それがネット社会に与えた影響
- 広告剥奪運動やサーバー移転が示唆する、これからのネットメディアの在り方
単なるサイトの紹介にとどまらず、情報の信頼性やネットリテラシーについても深掘りしていきますので、ぜひ最後までお読みください。
保守速報の現在の状況とアクセス方法
まず、多くの読者が最も知りたいであろう「現在のサイト状況」と「アクセス方法」について解説します。インターネット上の情報は流動的であり、特に論争の的となるサイトは、DDoS攻撃やプラットフォーム側の規制により、頻繁にURLやサーバーが変更される傾向にあります。
現在の公式URLと運営ステータス
執筆時点において、保守速報は閉鎖されておらず、運営は継続されています。ただし、過去に利用していたドメイン(.comや.netなど)から変更が行われているため、古いブックマークやリンクからはアクセスできない場合があります。
現在の運営状況とドメイン情報(クリックして展開)
| 運営ステータス | 稼働中(不定期な接続不安定あり) |
| 現在の主要ドメイン | hosyusokuhou.jp ※末尾が「.jp」のものが現在の本サイトとして運用されています。 |
| 更新頻度 | 毎日更新(1日数記事〜十数記事程度) |
| 主な閲覧手段 | PCブラウザ、スマートフォンブラウザ、RSSリーダー |
現在、メインとして使用されているのは「.jp」ドメインです。これは日本国内に住所を持つ個人や組織が取得できるドメインですが、運営の実態としては海外サーバーを経由するなど、複雑なネットワーク構成をとっています。検索エンジンでサイト名を検索した際、上位に表示されるサイトが公式である可能性が高いですが、後述する「偽サイト」には十分な注意が必要です。
サイトが見れない・繋がらない場合の主な原因と対処法
「保守速報にアクセスできない」「表示が極端に遅い」という現象は、頻繁に報告されています。これには、一般的なWebサイトのトラブルとは異なる、まとめサイト特有の事情が絡んでいます。主な原因として、以下の3つの技術的要因が考えられます。
- 大規模なDDoS攻撃によるサーバーダウン
政治的な主張を扱うサイトは、対立する勢力やハッカー集団からのサイバー攻撃(DDoS攻撃)の標的になりやすい傾向があります。大量のアクセスを意図的に送りつけられ、サーバーが処理不能に陥ることで、一般ユーザーが閲覧できなくなるケースです。この場合、ユーザー側でできる対処はなく、攻撃が収まるのを待つしかありません。 - DNSキャッシュやブラウザキャッシュの影響
サイトがサーバー移転やIPアドレスの変更を行った直後は、ユーザーの端末やプロバイダに古い接続情報(DNSキャッシュ)が残っているため、繋がらないことがあります。この場合、ブラウザのキャッシュを削除するか、コマンドプロンプト等でDNSキャッシュをクリアすることで解消する可能性があります。 - セキュリティソフトやフィルタリング機能による遮断
一部のセキュリティソフトや、企業・学校などのネットワークフィルタリングでは、保守速報が「有害サイト」や「ヘイトスピーチ関連サイト」としてブラックリストに登録されている場合があります。この場合、技術的なエラーではなく、意図的なアクセス遮断となります。
Webメディア評論家のアドバイス
「まとめサイト、特に論争を呼ぶテーマを扱うサイトは、一般的なニュースサイトに比べてサーバーの安定性が著しく低いのが特徴です。アクセスできない時は、無理にリロードを連打するとサーバーへの負荷をさらに高めてしまうため、時間を置いてから再度アクセスすることをお勧めします。また、頻繁なサーバー移転はセキュリティリスクも伴うため、閲覧時はOSやブラウザを最新の状態に保つことが重要です」
過去のドメイン変更履歴と「偽サイト」への注意喚起
保守速報は、開設当初から現在に至るまで、ドメインの変更を余儀なくされてきました。これは単なる気分転換ではなく、多くの場合、外部からの圧力や契約解除に伴う「緊急避難的措置」です。
初期のブログサービスを利用していた時代から、独自ドメインの取得、そして「.com」や「.net」などの一般的なトップレベルドメインを経て、現在は「.jp」に落ち着いています。しかし、過去に使用されていたドメインが第三者に再取得され、全く無関係な広告サイトや、マルウェアを配布する悪意あるサイトに変貌しているリスクがあります。
特に注意すべきなのは、本物と酷似したURLやデザインを用いた「偽サイト(フィッシングサイトやコピーサイト)」の存在です。これらはアクセス数を稼いで広告収入を得たり、ウイルスを感染させたりすることを目的としています。必ずブラウザのアドレスバーを確認し、意図したドメインであることを確認する癖をつけてください。
保守速報とはどのようなサイトか?運営の実態と特徴
そもそも「保守速報」とはどのようなサイトであり、なぜこれほどまでに社会的な注目を集めるようになったのでしょうか。ここでは、サイトの成り立ちや運営の仕組み、そして「まとめブログ」としてのビジネスモデルについて、客観的な事実に基づいて解説します。
サイトの設立経緯と主な掲載コンテンツの傾向
保守速報は、大手掲示板サイト「2ちゃんねる(現在の5ちゃんねる)」の書き込みを抜粋・編集して掲載する、いわゆる「2ちゃんねるまとめブログ」の一つとしてスタートしました。設立当初から、その名の通り「保守的」な政治思想を掲げ、特に近隣諸国(韓国・中国・北朝鮮)に対する批判的な書き込みや、国内の政治家・マスメディアに対する批判的な意見を重点的に取り上げてきました。
掲載されるコンテンツの最大の特徴は、「徹底した編集方針の偏り」にあります。掲示板には多様な意見が書き込まれますが、保守速報の運営者は、自サイトの主張に沿った過激な書き込みや、特定の対象を攻撃する書き込みを意図的に選別(チェリーピッキング)し、赤字や太字で強調して掲載しました。この手法により、読者の感情を煽り、強い一体感と敵対心を生み出すことで、熱狂的なファン層を獲得することに成功しました。
運営者情報と「まとめブログ」としてのビジネスモデル
多くのまとめサイトと同様、保守速報もまた、莫大なアクセス数を背景にした「広告収入(アフィリエイト)」を主な収益源としていました。全盛期には月間数千万〜億単位のページビューがあったと推測され、その広告収益は個人の副業レベルを遥かに超える規模であったと考えられます。
運営者については、長らく「正体不明の個人」とされてきましたが、後述するヘイトスピーチ裁判の過程で、大阪府在住の男性が運営していることが明らかになりました。法人による組織的な運営ではなく、個人の裁量でこれほどの影響力を持つメディアが運営されていた事実は、インターネット社会の特異性を象徴しています。
Webメディア運営コンサルタントのアドバイス
「個人のまとめサイトが大手メディア並みの影響力を持つ背景には、『センセーショナリズム』と『アルゴリズム』の親和性があります。感情を揺さぶる過激なタイトルや内容は、SNSでの拡散力が非常に高く、短期間で爆発的なアクセスを集めます。しかし、それは同時に『PV至上主義』によるモラルの低下を招きやすく、結果として法的リスクを増大させる諸刃の剣でもあります」
2ちゃんねる(現5ch)からの「転載禁止」処分の影響
保守速報の歴史における大きな転換点の一つが、掲示板運営元からの「転載禁止処分」です。2014年頃、2ちゃんねる(当時)の運営方針変更に伴い、一部のまとめサイトに対して書き込みの転載を禁止する措置が取られました。保守速報もその対象となり、名指しで転載禁止を通告されました。
これは、コンテンツの供給源である掲示板からの「絶縁状」とも言える事態でしたが、保守速報はその後、独自の投稿欄を設けたり、他の掲示板やSNS(Twitter等)の反応をまとめたりする形式にシフトすることで運営を継続しました。しかし、元来の「2ちゃんねるの面白い書き込みを紹介する」という機能は失われ、より運営者の恣意的な情報発信色が強い「政治オピニオンサイト」へと変質していくきっかけとなりました。
【専門家解説】ヘイトスピーチ裁判と賠償命令の全容
保守速報を語る上で避けて通れないのが、ヘイトスピーチを巡る裁判です。この裁判は、単なる名誉毀損訴訟にとどまらず、「まとめサイトの運営者が、第三者の書き込みを転載した行為に対してどのような法的責任を負うか」という点において、日本の司法史上極めて重要な判例となりました。
原告女性による提訴から判決確定までの時系列まとめ
この裁判は、フリーライターとして活動する在日コリアンの女性が、保守速報の記事によって名誉を傷つけられ、人種差別的な攻撃を受けたとして、サイト運営者を相手取り損害賠償を求めたものです。以下に、裁判の主要な経緯をまとめます。
裁判の経緯タイムライン(クリックして詳細を表示)
- 2014年8月:原告女性が、保守速報の運営者に対し、名誉毀損および人種差別に基づく損害賠償を求めて大阪地方裁判所に提訴。
- 2017年11月:大阪地裁にて判決言い渡し。裁判所は記事の内容を「人種差別および女性差別に該当する」と認定し、運営者に200万円の賠償を命令。
- 2018年6月:大阪高等裁判所(控訴審)にて判決。一審判決を支持し、運営者側の控訴を棄却。賠償額200万円が維持される。
- 2018年12月:最高裁判所が運営者の上告を棄却。これにより、運営者の敗訴と200万円の賠償命令が確定。
この裁判の過程では、運営者の氏名や住所などの情報が開示され、これまで匿名であった運営実態が法廷の場で明らかになりました。最高裁での判決確定は、「まとめサイトによるヘイトスピーチの拡散は違法である」という司法の最終判断が下されたことを意味します。
「まとめ行為」自体が不法行為と認定された法的意義
この判決が画期的だったのは、「掲示板の書き込みを転載・編集する行為(まとめ行為)」そのものが、新たな表現行為であり、不法行為の主体となり得ると認定された点です。
運営者側は裁判で、「自分は掲示板にある情報を機械的に転載しただけであり、情報の拡散者ではあっても発信者ではない(単なる情報の交通整理に過ぎない)」という旨の主張を行いました。これは、プロバイダ責任制限法などで守られる「媒介者」としての立場を強調する戦略でした。
しかし裁判所は、以下の点を重視し、この主張を退けました。
- 運営者が多数の書き込みの中から特定の意図を持って取捨選択していること。
- タイトルを独自に作成し、内容を強調(文字の拡大や赤色化)するなどして、読者の注意を引く編集を行っていること。
- これらの一連の行為により、元の書き込みとは独立した「新たな意味内容」を生成していること。
つまり、「転載元の書き込みが第三者のものであっても、それを編集して掲載した時点で、まとめサイト運営者はその内容に対する全責任を負う」という法理が確立されたのです。
ITジャーナリストのアドバイス
「この判決は、ネットメディア界に強烈なインパクトを与えました。『転載しただけだから自分は悪くない』という言い訳が、法的に通用しないことが明確になったからです。これは保守速報に限らず、SNSの投稿をまとめる『キュレーションメディア』や、リツイート(リポスト)機能を利用する一般ユーザーにとっても、情報の拡散に伴う責任を再認識させる重要な教訓となりました」
ヘイトスピーチ対策法との関連性と社会的背景
この裁判の背景には、2010年代以降、日本国内で深刻化していたヘイトスピーチ(憎悪表現)の問題があります。特に路上でのデモ活動やインターネット上での誹謗中傷が社会問題化し、2016年には「本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律(ヘイトスピーチ解消法)」が施行されました。
保守速報に対する司法判断は、この法律の精神とも合致するものです。判決文の中で明確に「人種差別」という言葉が用いられ、複合差別(人種差別かつ女性差別)の被害が認定されたことは、日本の裁判所がネット上の差別表現に対して厳しい姿勢で臨むことを示したと言えます。
広告剥奪運動とサーバー移転問題の裏側
裁判での敗訴と並んで、保守速報の運営に大打撃を与えたのが「兵糧攻め」とも言える広告剥奪運動と、インフラ面での締め出しです。ここでは、サイト運営を支える「金」と「場所」がどのように失われていったのか、そのビジネス的な側面に焦点を当てます。
大手ASPによる広告配信停止の経緯と理由
裁判での敗訴が濃厚となった2018年頃から、ネット上の有志による「広告剥奪運動」が活発化しました。これは、保守速報に広告を配信している広告代理店(ASP)や、広告主である企業に対して、「ヘイトスピーチを拡散するサイトに広告費を支払うことは、差別に加担することになる」と通報・問い合わせを行う活動です。
この結果、大手のアフィリエイトサービスプロバイダや広告ネットワークが相次いで保守速報との契約を解除しました。企業のコンプライアンス(法令遵守)意識の高まりや、ブランドイメージの毀損を恐れる広告主の意向が強く働いた結果です。これにより、保守速報は主要な収益源であった大手企業の広告バナーを掲載できなくなり、収益構造は壊滅的な打撃を受けました。
サーバー会社からの契約解除と海外サーバーへの移転
資金源だけでなく、サイトの「置き場所」であるサーバーについても排除の動きが進みました。国内の主要なレンタルサーバー会社は、利用規約で「他者の権利を侵害する行為」や「公序良俗に反する行為」を禁止しています。ヘイトスピーチ認定や相次ぐ通報を受け、国内サーバー会社は保守速報に対し契約解除を通告しました。
これに対し運営者は、国内法の及ばない海外のサーバーや、いわゆる「防弾ホスティング(Bulletproof Hosting)」と呼ばれるサービスへの移転を繰り返すことで対抗しました。防弾ホスティングとは、違法なコンテンツや攻撃的なサイトであっても、削除要請や開示請求を無視して稼働させ続けることを売り文句にする特殊なサーバーサービスです。しかし、こうしたサーバーは利用料が高額であったり、回線速度が不安定であったりするため、運営コストの増大とユーザビリティの低下を招く要因となっています。
Webリスク管理アドバイザーのアドバイス
「近年、プラットフォーム事業者(GoogleやApple、サーバー会社など)による『自浄作用』が強化されています。法的な命令がなくとも、プラットフォーム独自の規約(ポリシー)に基づいて、問題のあるコンテンツを排除する動き(BAN)は世界的な潮流です。保守速報の事例は、一度『反社会的』と見なされたメディアが、エコシステムからどのように排除されていくかを示す典型的なケーススタディと言えます」
仮想通貨寄付など収益化手段の変化
広告収入を絶たれた保守速報は、新たな収益化手段を模索しました。その一つが、読者からの直接的な支援、すなわち寄付(カンパ)です。サイト上にはビットコインなどの仮想通貨のアドレスが掲載され、支援を呼びかけるようになりました。
また、審査の緩い海外のアドネットワークを利用した広告掲載も行われていますが、これらはアダルトサイトや詐欺的な商材への誘導を含む質の低い広告であることが多く、サイト全体の信頼性や品位をさらに低下させる結果となっています。かつてのような安定的かつ高収益なビジネスモデルは崩壊し、現在は熱心な支持者の支援と、アングラな広告収入に依存する不安定な運営を強いられています。
ネット情報の信頼性とリテラシー:まとめサイトとの付き合い方
ここまで、保守速報の現状と背景について解説してきました。最後に、私たち情報の受け手が、こうしたまとめサイトとどのように向き合い、情報を取捨選択すべきかについて、ネットリテラシーの観点から考察します。
一次情報と「まとめ情報」の違いを理解する
最も重要なのは、「まとめサイトの情報は一次情報ではない」という事実を強く認識することです。一次情報とは、事件の当事者、公的機関の発表、現場を取材した記者の記事などを指します。一方、まとめサイトはそれらを切り取り、加工した二次情報、三次情報に過ぎません。
料理に例えるなら、一次情報は「素材そのもの」、まとめサイトは「特定の調味料で濃く味付けされた料理」です。味付けされた料理は刺激的で美味しい(面白い)かもしれませんが、素材本来の味(事実)とは異なっている可能性があります。情報に接する際は、必ず「元ネタ(一次ソース)はどこか?」「元の文脈はどうだったか?」を確認する習慣が必要です。
情報の偏り(バイアス)を見抜くためのポイント
すべてのメディアには多かれ少なかれ編集方針(バイアス)が存在しますが、まとめサイトの場合、そのバイアスは極めて意図的かつ強固です。「日本はすごい」「特定の国はひどい」といった、読者が望むストーリー(確証バイアス)を強化するように記事が構成されています。
記事を読む際は、以下の点に注意を払うことで、バイアスを見抜きやすくなります。
- タイトルが感情的ではないか?(「激怒」「発狂」「論破」などの煽り文句)
- 都合の悪い情報が隠されていないか?(反対意見や、背景事情が意図的にカットされていないか)
- コメント欄の雰囲気に流されていないか?(極端な意見ばかりが並ぶコメント欄は、異論を排除した結果である可能性が高い)
Webメディア評論家のアドバイス
「怒りや恐怖といった強い感情を煽るタイトルを見た時は、クリックする前に一呼吸置いてください。その感情は、あなた自身の自然な反応ではなく、サイト運営者がPVを稼ぐために意図的に引き起こそうとしたものかもしれません。『なぜこの情報を、今、この見出しで私に見せようとしているのか?』と問いかけるメタ認知を持つことが、現代のネット社会を生き抜くための盾となります」
保守速報に関するよくある質問(FAQ)
最後に、保守速報に関して検索ユーザーから頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。
Q. 保守速報は閉鎖されたのですか?
A. いいえ、閉鎖されていません。
現在もサイトの更新は続いています。ただし、ドメインの変更やサーバーの不安定さにより、一時的にアクセスできない状態になることは頻繁にあります。また、検索エンジンのアルゴリズム変更により、検索結果の上位に表示されにくくなっている場合もあります。
Q. 運営者は誰ですか?実名は公開されていますか?
A. 裁判を通じて、大阪府在住の男性であることが判明しています。
ヘイトスピーチ裁判の過程で、運営者の氏名や住所が特定され、報道もなされました。現在は公知の事実となっていますが、本記事ではプライバシーへの配慮および個人攻撃を避けるため、具体的な個人名の記載は控えます。
Q. 閲覧すること自体に違法性はありますか?
A. 閲覧すること自体は違法ではありません。
サイトを閲覧する行為だけで罪に問われることはありません。ただし、記事の内容をSNS等で拡散した場合、その内容が名誉毀損や差別的言動を含むものであれば、拡散した側も法的責任を問われるリスク(リツイート訴訟の判例など)があるため注意が必要です。
Q. 類似の保守系まとめサイトとの違いは?
A. 「裁判で明確に違法性が認定された」点が最大の違いです。
保守的な論調を持つまとめサイトは多数存在しますが、保守速報はその過激さと影響力の大きさから、特定個人への権利侵害が裁判で認められ、最高裁で敗訴が確定したという特異な経歴を持っています。この点が、他の類似サイトとは一線を画す「リスクの高さ」を示しています。
まとめ:ネットメディアの動向と情報の取捨選択
本記事では、保守速報の現在の状況、過去の裁判、そして運営を取り巻く環境の変化について解説しました。要点を振り返ります。
- 保守速報は現在もドメインを変更しながら運営を継続しているが、アクセスは不安定な場合がある。
- ヘイトスピーチ裁判での敗訴により、「まとめ行為」に対する法的責任が明確化された。
- 広告剥奪やサーバー移転により、運営環境は厳しさを増しており、ネット社会のコンプライアンス強化を象徴している。
インターネットは誰もが自由に発信できる素晴らしい空間ですが、同時に、歪められた情報や悪意ある言葉が増幅される空間でもあります。特定のサイトを盲信するのではなく、多様な情報源に触れ、自分の頭で事実を検証する姿勢が、これからの時代には不可欠です。
最後に、ネット上の情報の真偽を見極めるためのチェックリストを提示します。日々の情報収集において、ぜひ活用してみてください。
Checklist|ネット情報の真偽を見極める5つのチェックリスト
- 情報の出典(一次ソース)は明記されているか?
リンク先や元記事が存在し、内容が改変されていないか確認する。 - タイトルと本文の内容に乖離はないか?
タイトルだけで判断せず、本文を読み、事実と意見を区別する。 - 発信者の「誰」が言っているか?
匿名の情報よりも、責任の所在が明らかな公的機関や専門家の情報を優先する。 - 画像や動画は加工されていないか?
切り取りや捏造の可能性があるため、画像検索などでオリジナルを確認する。 - 「拡散希望」という言葉に踊らされていないか?
緊急性を装って拡散を促す情報は、デマである可能性が高いと疑う。
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