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【歴25年のプロ監修】おばさんぽくない髪型60代!手入れが楽で若見えする「品格ヘア」決定版

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鏡を見たとき、「なんだか急に老け込んだ気がする」「昔と同じ髪型が似合わなくなってきた」と感じることはありませんか?

60代を迎えると、髪のハリ・コシの低下やうねり、白髪といったエイジングサインが顕著になり、今まで通りのスタイリングでは決まらなくなるのが自然なことです。しかし、そこで「もう歳だから」と諦めて、手入れが楽なだけのベリーショートや、ひっつめ髪にしてしまうのはあまりにも勿体ありません。

結論から申し上げますと、60代の「脱・おばさん見え」の正解は、トップのボリュームとツヤ感を重視した「ひし形ショートボブ」です。

私は美容師として25年間、2万人以上の大人女性の髪に触れてきましたが、髪型を変えるだけで、表情が明るくなり、ファッションやメイクまで若々しく変化されたお客様を数えきれないほど見てきました。髪は、あなたの印象を決める「顔の額縁」なのです。

本記事では、シニア世代の髪質を知り尽くした私が、年齢による悩みをカバーし、乾かすだけで若々しく決まる具体的なスタイルと、美容室での失敗しないオーダー方法を徹底解説します。痛い若作りではなく、今のあなたを最高に輝かせる「品格ヘア」を一緒に見つけましょう。

この記事でわかること

  • 「おばさん見え」する髪型と「若見え」する髪型の決定的なシルエットの違い
  • 手入れが楽なのに上品に見える!60代におすすめのヘアカタログと詳細解説
  • 薄毛・うねり・白髪をカバーし、美容室で失敗しないための具体的なオーダー用語
  1. そもそも何が違う?「おばさん見え」する髪型 vs「若見え」する髪型の境界線
    1. 老けて見える3大原因:重心の下がり・パサつき・ぱっくり分け目
    2. 若見えの鍵は「ひし形シルエット」と「後頭部の丸み」
    3. 髪の「ツヤ」は肌の七難を隠す!清潔感の正体とは
  2. 【長さ別】手入れが楽で品がある!60代におすすめのヘアカタログ
    1. 【ショート】リフトアップ効果抜群!襟足タイトな大人ショート
    2. 【ショートボブ】女性らしさと手入れの楽さを両立する王道スタイル
    3. 【ボブ・ミディアム】結べる長さで安心感重視のレイヤーボブ
  3. 絶対回避!実年齢より老けて見える「NG髪型」ワースト3と改善策
    1. NG例1:トップがぺたんこの「センター分けロング」
    2. NG例2:強すぎるカールの「ソバージュ風パーマ」
    3. NG例3:手入れされていない「パサパサの黒髪」
  4. 悩み別アプローチ:薄毛・うねり・白髪を「隠さず活かす」テクニック
    1. 【薄毛・ボリューム不足】分け目を消す「厚め前髪」と「根本パーマ」
    2. 【うねり・くせ毛】縮毛矯正は卒業!くせを動きに変えるスタイリング
    3. 【白髪】真っ黒に染めない「白髪ぼかしハイライト」のすすめ
  5. 【保存版】失敗しない!美容室でのオーダーマニュアル
    1. 写真を見せるのは恥ずかしくない!美容師が喜ぶ画像の選び方
    2. 「お任せ」は危険?伝えておくべき3つの必須情報
    3. そのまま使える!美容室でのオーダー会話例(スクリプト)
  6. 翌日からも綺麗が続く!ズボラでもできる「5分ヘアケア」
    1. 高いシャンプーより重要!「乾かし方」で決まる翌朝のボリューム
    2. 60代の必須アイテム「ヘアオイル」と「バーム」の使い分け
    3. 次の美容室までの「前髪カット」と「白髪隠し」のコツ
  7. よくある質問にプロが回答
    1. Q. 60代でショートにする勇気がありません。似合うか不安です。
    2. Q. グレイヘアに移行するタイミングはいつが良いですか?
    3. Q. パーマをかけると老けて見えませんか?
  8. まとめ:髪型が変われば人生が変わる。今日が一番若い日です

そもそも何が違う?「おばさん見え」する髪型 vs「若見え」する髪型の境界線

「若見えしたいけれど、若作りだと思われるのは怖い」
これは、私が担当する60代のお客様から最も多く寄せられるご相談です。この「おばさん見え」と「若見え」の境界線は、実はセンスの問題ではなく、物理的なシルエットと質感の差にあります。まずはこの客観的な基準を知ることで、不安を解消しましょう。

老けて見える3大原因:重心の下がり・パサつき・ぱっくり分け目

実年齢よりも老けて見えてしまう髪型には、共通する3つの特徴があります。これらは、加齢による顔のたるみや髪質の変化を強調してしまう要素です。

一つ目は「重心の下がり」です。髪のウェイト(重み)が下の方にあると、視覚効果で顔全体が下がって見えます。例えば、毛先が重たいAラインのボブや、レイヤーの入っていないロングヘアは、フェイスラインのたるみやほうれい線を強調し、疲れた印象を与えてしまいがちです。

二つ目は「パサつき」です。肌にツヤがなくなってくる世代だからこそ、髪のツヤは命です。パサパサと乾燥した髪は、生活感や手入れ不足を感じさせ、「おばさん見え」を加速させます。特に、強いパーマによるダメージや、退色したヘアカラーには注意が必要です。

三つ目は「ぱっくり割れた分け目」です。トップのボリュームが減り、地肌が透けて見えるようなはっきりとした分け目は、薄毛を強調するだけでなく、顔を平面的に見せてしまいます。頭頂部がぺたんこだと、相対的に顔が大きく見えてしまうというデメリットもあります。

若見えの鍵は「ひし形シルエット」と「後頭部の丸み」

では、若々しく見える髪型とはどのようなものでしょうか。その答えは、黄金比とも言える「ひし形シルエット」にあります。

ひし形シルエットとは、トップに高さを出し、耳の横あたりにボリュームを持たせ、襟足をタイトに収めた形のことです。この形には、以下のような視覚的なリフトアップ効果があります。

  • トップの高さ:視線を上に誘導し、顔のたるみを目立たなくする。
  • サイドのボリューム:頬のコケや輪郭の崩れをカバーし、華やかさをプラスする。
  • タイトな襟足:首筋を長く、細く見せ、もたつきがちな顎周りをすっきりさせる。

また、横から見たときの「後頭部の丸み」も非常に重要です。日本人は絶壁気味の骨格が多いですが、カットで後頭部にふんわりとした丸みを作ることで、横顔に立体感が生まれ、洗練された大人の女性という印象を与えることができます。

髪の「ツヤ」は肌の七難を隠す!清潔感の正体とは

60代の髪型において、形と同じくらい、あるいはそれ以上に重要なのが「ツヤ感」です。「髪のツヤは肌の七難を隠す」と言っても過言ではありません。

光を綺麗に反射するツヤのある髪は、レフ板のように顔色を明るく見せ、肌のくすみやシワを飛ばしてくれる効果があります。逆に言えば、どんなに素敵なカットをしても、髪がパサついていれば台無しです。若見えの正体である「清潔感」は、このツヤによって作られます。

ツヤを出すためには、日々のケアはもちろんですが、美容室でのカットやカラーの選び方も重要です。スカスカに梳(す)きすぎない重さを残したカットや、暖色系のブラウンカラーなど、ツヤが出やすい選択をすることで、マイナス5歳の若見えは十分に可能です。

【詳細解説】老け見えシルエット vs 若見えシルエット比較
要素 老け見え(Aライン・ぺたんこ) 若見え(ひし形・ふんわり)
重心の位置 顎ラインより下(顔が下がって見える) 頬骨〜耳の高さ(リフトアップ効果)
トップ 平らで分け目が目立つ 根元が立ち上がりふんわりしている
襟足 重たく、首が短く見える 首に沿ってタイト(首長効果)
印象 疲れている、地味、頑固そう 元気、上品、洗練されている

シニア世代専門ヘアスタイリストのアドバイス
「年齢を重ねた髪にこそ『メリハリ』が必要です。全体を同じ長さにするのではなく、ふんわりさせる部分と引き締める部分を作ることで、お顔立ちまでキュッと引き上がって見えますよ。」

【長さ別】手入れが楽で品がある!60代におすすめのヘアカタログ

「自分に似合う髪型がわからない」「美容室でどう伝えたらいいか不安」という方のために、60代の髪質や骨格を美しく見せる、鉄板のヘアスタイルを厳選しました。

ここでは、単なるデザインの紹介だけでなく、「なぜその髪型が60代におすすめなのか」「日々の手入れはどれくらい楽なのか」という視点を重視して解説します。美容室でのオーダー時に、このままスマホ画面を見せていただいても構いません。

【ショート】リフトアップ効果抜群!襟足タイトな大人ショート

60代に最もおすすめしたいのが、トップのボリュームと襟足の軽やかさを両立させた「大人ショート」です。ショートヘアは顔が出てしまうから怖いと思われがちですが、実は逆です。顔周りの髪を計算してカットすることで、輪郭を隠すよりも小顔に見せる効果があります。

このスタイルの特徴:
トップ(頭頂部)にはレイヤー(段)を入れてふんわりと高さを出し、サイドは耳たぶが見えるか見えないかくらいの長さに設定します。最大のポイントは襟足です。首に沿うようにタイトにカットすることで、後頭部の丸みが強調され、横顔が非常に美しく見えます。

手入れの楽さ:★★★★★
シャンプーやドライの時間が劇的に短縮されます。ドライヤーで根元を立ち上げるように乾かすだけで形が決まるため、ブラシを使ったブローが苦手な方にも最適です。朝の支度が5分で終わる手軽さは、一度体験すると手放せません。

【ショートボブ】女性らしさと手入れの楽さを両立する王道スタイル

「いきなり短くするのは抵抗がある」という方には、ショートとボブの中間である「ショートボブ」が最適です。丸みのある優しいフォルムが、女性らしさと上品さを演出します。

このスタイルの特徴:
顎のライン、もしくは少し上の長さでカットし、表面にグラデーションを入れることで自然な丸みを作ります。ショートほどボーイッシュにならず、ボブほど重たくならない、絶妙なバランスです。サイドの髪を耳にかければスッキリとした印象に、下ろせばフェイスラインをカバーできるため、その日の気分や服装に合わせてアレンジが楽しめます。

手入れの楽さ:★★★★☆
まとまりが良いスタイルなので、寝癖がつきにくいのがメリットです。毛先にワンカールのパーマをかけておくと、手ぐしでとかすだけでサロン帰りのような仕上がりになります。伸びてきても形が崩れにくいので、美容室に行く頻度が少し空いてしまっても安心です。

【ボブ・ミディアム】結べる長さで安心感重視のレイヤーボブ

「いざという時に結びたい」「首元を隠したい」という方には、肩につくかつかないか程度の長さの「レイヤーボブ」をおすすめします。ただし、昔ながらのおかっぱボブにならないよう注意が必要です。

このスタイルの特徴:
ベースは鎖骨付近の長さですが、顔周りと表面にしっかりとレイヤーを入れます。これにより、髪に動きと軽さが生まれ、重力に負けないエアリーな質感が手に入ります。特に顔周りの髪を外側に流れるようにカットすると、華やかさが増し、おばさん見えを回避できます。

手入れの楽さ:★★★☆☆
長さがある分、ショートに比べるとドライヤーの時間はかかります。しかし、ハーフアップにしたり、後ろで一つに結んだりできる利便性は大きな魅力です。結んだ時に老けて見えないよう、「後れ毛」を作ってもらうことを忘れないでください。

【スタイル別】美容師視点の「若見え」ポイント解説
  • ショートの場合:「もみあげ」を少し残すのがポイント。耳にかけた時に地肌が見えすぎず、小顔効果があります。
  • ショートボブの場合:後頭部の「ウェイト(一番膨らんでいる部分)」を少し高めに設定すると、リフトアップして見えます。
  • ミディアムの場合:毛先をパツンと切り揃えず、少し不揃いにすることで、今っぽい抜け感と若々しさを演出できます。

歴25年のベテラン美容師のアドバイス
「長年ロングヘアだった方が、勇気を出して2センチ切るだけで、表情まで明るくなる瞬間を何度も見てきました。髪の重さがなくなると、気持ちまで軽くなるんです。まずは結べる長さを残したミディアムから始めてみるのもおすすめですよ。」

絶対回避!実年齢より老けて見える「NG髪型」ワースト3と改善策

自分に似合う髪型を探すのと同じくらい重要なのが、「やってはいけない髪型」を知ることです。ご本人は良かれと思ってやっているスタイルが、実は周囲からは「古臭い」「痛々しい」と思われているケースが少なくありません。

ここでは、60代が避けるべきNG髪型ワースト3と、それをどのように修正すれば素敵なスタイルになるのか、具体的な改善策をご紹介します。

NG例1:トップがぺたんこの「センター分けロング」

なぜNGか:
髪の重みでトップが潰れ、顔のフレームが縦長に強調されるため、頬のたるみや顔の長さが目立ってしまいます。また、センター分けは顔の左右非対称さを強調しやすく、視線が顔の中心(ほうれい線や眉間のシワ)に集まりやすいため、老け見えのリスクが非常に高いスタイルです。

改善策:分け目をジグザグに取り、顔周りに動きを出す
まずは、分け目を真ん中から2センチほどずらし、コームの柄などを使ってジグザグに取ってみてください。これだけで根元が立ち上がり、トップにボリュームが出ます。さらに、顔周りにリップライン(唇の高さ)くらいの短い髪(サイドバング)を作り、後ろに流すような動きをつけると、視線が横に散らばり、華やかな印象に変わります。

NG例2:強すぎるカールの「ソバージュ風パーマ」

なぜNGか:
根元から毛先まで細かく強いウェーブをかけたスタイルは、どうしても「昭和のオバちゃん」というイメージを与えてしまいます。また、強い薬剤を使用するため髪への負担が大きく、パサつきやチリつきの原因となり、清潔感を損なう大きな要因となります。

改善策:毛先ワンカールの「ボディパーマ」で上品なボリュームを
パーマをかけるなら、カールの大きさは「大きめ」が鉄則です。ロッドのサイズを太くし、毛先にワンカール、あるいはS字を描く程度の緩やかな「ボディパーマ」や「ニュアンスパーマ」を選びましょう。髪のボリュームを出すためではなく、毛流れを作るためにパーマをかけるという意識に変えるだけで、一気に洗練されます。

NG例3:手入れされていない「パサパサの黒髪」

なぜNGか:
「自然派でいたいから」と染めずに黒髪を維持されている方もいますが、60代の黒髪は肌とのコントラストが強すぎることがあります。肌のくすみを強調したり、シミやシワの影を濃く見せたりする恐れがあります。さらに、加齢でうねりが出た黒髪は、重たく暗い印象を与えがちです。

改善策:オイルでツヤを足すか、少し明るめのブラウンで透明感を
黒髪を活かすなら、ヘアオイルやバームを使って徹底的にツヤを出してください。もし可能であれば、地毛よりも1〜2トーン明るいダークブラウンやアッシュベージュに染めることをおすすめします。髪色が少し明るくなるだけで、光が透過し、肌がワントーン明るく、柔らかく見えるようになります。

【コラム】「ロングヘア」は60代にはNG?

「60代でロングヘアは痛いですか?」とよく聞かれますが、決してロングヘア自体が悪いわけではありません。萬田久子さんのように、素敵なロングヘアの60代もいらっしゃいます。

しかし、美しく保つには多大な労力が必要です。髪のハリコシが低下する60代にとって、鎖骨より下の長さは毛先がスカスカになりやすく、栄養が行き届いていないように見えがちです。どうしてもロングを維持したい場合は、毎月のサロントリートメントによる徹底的なケアと、顔周りにレイヤーを入れて動きを出すカットが必須条件です。ただ伸ばしっぱなしにするのだけは避けましょう。

シニア世代専門ヘアスタイリストのアドバイス
「流行を追う必要はありませんが、『清潔感』だけは最優先しましょう。少しのパサつき、少しのプリン状態が、若い頃の何倍も老け見えに繋がってしまいます。逆に言えば、髪さえ綺麗なら、プチプラの服でも上品に見えるのが60代です。」

悩み別アプローチ:薄毛・うねり・白髪を「隠さず活かす」テクニック

60代の髪型選びにおいて、切実な悩みが「薄毛」「うねり」「白髪」の3重苦です。これらを単に隠そうとすると、厚化粧のように不自然になってしまいます。プロの視点から、これらの悩みを物理的な技術で解決し、むしろチャームポイントに変えるテクニックをお伝えします。

【薄毛・ボリューム不足】分け目を消す「厚め前髪」と「根本パーマ」

頭頂部のボリュームが減り、地肌が透けて見えるのが気になる場合、分け目をあえて作らないスタイルが有効です。

カットの技法:
つむじの少し後ろから前髪を持ってくる「奥取り」という手法で、前髪を厚めに作ります。これにより、トップの薄さをカバーしつつ、前髪の重なりでふんわり感を出せます。前髪を作ると若作りになりそうで不安な場合は、眉毛が隠れる程度の長さで横に流すようにすると自然です。

根本パーマ(プリカール):
カットだけでは限界がある場合、「根本パーマ(プリカール)」というメニューが救世主になります。これは毛先には薬をつけず、根元2〜3センチだけに専用のロッドで立ち上がりをつける技術です。髪へのダメージを最小限に抑えながら、ドライヤーで乾かすだけで根本がフワッと立ち上がるようになり、毎朝のセットが劇的に楽になります。

【うねり・くせ毛】縮毛矯正は卒業!くせを動きに変えるスタイリング

年齢とともに髪の水分バランスが崩れ、昔は直毛だったのにうねりが出てきたという方は多いです。ここで安易に縮毛矯正をかけると、ボリュームがなくなりすぎてペタンコになり、老けて見える原因になります。

くせを活かすマッシュウルフ:
エイジングによるうねりは、パーマのような動きとして活かすのが正解です。例えば、襟足を少し長めに残し、トップにレイヤーを入れた「マッシュウルフ」は、くせ毛の動きがそのままデザインになります。うねる毛先を無理に内巻きにしようとせず、ヘアバームを揉み込んであえて外ハネにするなど、無造作な動きを楽しむスタイルにシフトしましょう。

【白髪】真っ黒に染めない「白髪ぼかしハイライト」のすすめ

「2週間に1回白髪染めをしないと気になって外出できない」というストレスから解放される方法として、今注目されているのが「白髪ぼかしハイライト」です。

白髪ぼかしとは:
白髪を黒く塗りつぶすのではなく、白髪の周りの黒髪をごく細い束(ハイライト)で明るく染める技術です。これにより、白髪、ハイライト、黒髪が混ざり合い、全体が明るいベージュやグレーのような色味になります。白髪と黒髪のコントラストが弱まるため、根元が伸びてきても「プリン状態」や「白髪のキラキラ」が目立ちにくくなります。

全体が明るくなることで肌のトーンアップ効果もあり、ファッションの幅も広がります。完全なグレイヘアへ移行する前の準備段階としても非常に有効です。

【比較表】白髪染め vs 白髪ぼかし
項目 従来の白髪染め(グレイカラー) 白髪ぼかしハイライト
仕上がり しっかり染まるが、色が暗くなりがち 透明感があり、明るい色を楽しめる
伸びた時 境界線がくっきり目立つ(2〜3週間で気になる) 境界線がぼやける(1.5〜2ヶ月気にならない)
髪への負担 頻度が高いため蓄積しやすい ブリーチを使うが、部分的かつ頻度が低い
向いている人 白髪を1本も許せない完璧主義の方 頻度を減らしたい、明るくしたい方

毛髪診断士のアドバイス
「髪質の変化は『劣化』ではなく『変化』です。今のあなたの髪質だからこそ似合うスタイルや、できる施術があります。うねりも白髪も、敵対するのではなく味方につける方法を一緒に探しましょう。」

【保存版】失敗しない!美容室でのオーダーマニュアル

「美容室に行くと緊張して上手く話せない」「思っていたのと違う髪型にされてしまった」という経験はありませんか?
美容師にとって、お客様の希望を正確に把握することは最重要課題ですが、言葉だけでイメージを共有するのはプロ同士でも難しいものです。

ここでは、美容師が「ありがたい!わかりやすい!」と感じるオーダーのコツと、そのままスマホで見せるだけで使えるオーダーシートをご用意しました。

写真を見せるのは恥ずかしくない!美容師が喜ぶ画像の選び方

まずお伝えしたいのは、「写真を見せるのは全く恥ずかしいことではない」ということです。「モデルさんが若すぎて、こんなおばさんが見せたら笑われるかも」と心配される方がいらっしゃいますが、美容師が見ているのはモデルの顔ではなく、「髪の長さ」「丸みの位置」「襟足の処理」などのバランスです。

20代のモデルさんの写真でも、「この雰囲気で、私に似合うように調整してください」と言っていただければ、私たちはプロとしてその要素を抽出し、あなたの骨格に合わせて落とし込みます。むしろ、言葉で「短めでふんわり」と言われるよりも、1枚の写真の方が何倍も正確に伝わります。

「お任せ」は危険?伝えておくべき3つの必須情報

「似合うようにしてください」という完全な「お任せ」は、実は失敗のリスクが高いオーダーです。なぜなら、美容師が思う「似合う」と、あなたが「家で再現できる」は別問題だからです。最低限、以下の3点は必ず伝えてください。

  1. 普段の手入れ方法:
    「朝はブローをする時間があるか」「ドライヤーだけで済ませたいか」「整髪料は使えるか」。これによって、カットの構造が変わります。
  2. 一番隠したいコンプレックス:
    「おでこのシワを見せたくない」「首のたるみが気になる」「つむじが割れるのが嫌だ」。これを伝えていただければ、そこをカバーするデザインを提案できます。
  3. NGな長さやスタイル:
    「耳は出したくない」「刈り上げは嫌だ」「前髪を短くしすぎないで」。嫌なことを先に伝えておくと、大きな失敗を防げます。

そのまま使える!美容室でのオーダー会話例(スクリプト)

口頭で説明するのが苦手な方は、以下の内容をメモするか、この画面を美容師に見せてください。

▼スマホで見せるだけ!オーダーシート例

担当美容師様へ
本日は以下のイメージでカットをお願いします。

  • なりたい雰囲気:
    若作りではなく、上品で清潔感のある若々しさが欲しいです。「優しい」「元気そう」に見られたいです。
  • 今の悩み:
    トップがすぐに潰れてしまうことと、襟足が浮きやすいのが悩みです。白髪が目立たないようにしたいです。
  • 希望の長さ:
    顎ラインのショートボブか、耳にかけてもおかしくない程度のショートヘア。
  • 普段のセット:
    不器用なので、ブラシを使ったブローはできません。ドライヤーで乾かすだけで形になるようにしてください。オイルなどは使えます。
  • お願い:
    私の骨格に合わせて、後頭部がふんわり見えるように調整をお願いします。

歴25年のベテラン美容師のアドバイス
「私たち美容師はあなたの味方です。悩みは全て吐き出してください。『こんなこと言ったら変かな?』なんて思う必要はありません。悩みが深ければ深いほど、それを解決できた時の喜びは大きいですから。」

翌日からも綺麗が続く!ズボラでもできる「5分ヘアケア」

美容室で綺麗になるのは当たり前。本当に大切なのは、翌日から自分一人でそのスタイルを再現できるかどうかです。60代のヘアケアにおいて、時間やお金をかけすぎる必要はありません。重要なポイントだけを押さえた、ズボラさんでも続く「5分ヘアケア」をご紹介します。

高いシャンプーより重要!「乾かし方」で決まる翌朝のボリューム

どんなに高いボリュームアップシャンプーを使うよりも、お風呂上がりの「乾かし方」一つで翌朝の髪は変わります。自然乾燥は絶対にNGです。髪が濡れている時間は、雑菌が繁殖しやすく、頭皮の臭いやパサつきの原因になります。

ボリュームを出す乾かし方の手順:

  1. タオルドライで水分をしっかり取る。
  2. ドライヤーの風を「下から上」に向かって当てる。襟足から頭頂部に向かって、地肌をこするように乾かす。
  3. トップの髪は、分け目と逆方向に引っ張りながら乾かす。
  4. 8割乾いたら、手ぐしで整えながら冷風を当ててキューティクルを引き締める。

この「下から上へ」「根元を起こす」乾かし方を徹底するだけで、翌朝のトップのふんわり感が全く違います。

60代の必須アイテム「ヘアオイル」と「バーム」の使い分け

加齢によるパサつきを抑えるには、スタイリング剤の力を借りるのが一番の近道です。おすすめは「ヘアオイル」と「ヘアバーム」です。

  • ヘアオイル:
    ドライヤーの前につける「洗い流さないトリートメント」として使用。髪の内側に水分を閉じ込め、熱から守ります。サラッとしたタイプがおすすめ。
  • ヘアバーム:
    朝のスタイリング時に使用。オイルを固形にしたようなもので、ハンドクリームとしても使える優しい成分のものが多いです。ワックスほどベタつかず、適度な束感とツヤを出してくれます。

つけすぎ注意!
どちらも、まずは小豆一粒分を手に取り、手のひら全体に伸ばしてから、「毛先→中間→表面」の順につけます。最初に根元につけてしまうと、髪がベタっとしてボリュームがなくなるので注意してください。

次の美容室までの「前髪カット」と「白髪隠し」のコツ

美容室に行くサイクルは1.5ヶ月〜2ヶ月が理想ですが、その間にどうしても前髪が伸びたり、生え際の白髪が気になったりしますよね。

  • 前髪カット:
    自分で切る場合は、ハサミを縦に入れて少しずつ切るのがコツですが、失敗のリスクが高いです。多くの美容室では500円〜1000円程度で「前髪カット」だけのメニューを用意しています。これだけで清潔感が維持できるので、買い物ついでに利用するのが賢い方法です。
  • 白髪隠し:
    次回のカラーまでのつなぎとして、マスカラタイプやファンデーションタイプの「白髪隠し」を1つ持っておくと便利です。お出かけ前に、分け目や生え際サッと塗るだけでストレスがなくなります。帽子や太めのカチューシャを活用するのもおしゃれな解決策です。

シニア世代専門ヘアスタイリストのアドバイス
「毎日の5分が、−5歳の見た目を作ります。特別なことをたまにするよりも、正しい乾かし方を毎日続ける方が、髪はずっと綺麗になりますよ。」

よくある質問にプロが回答

最後に、私がサロンでお客様からよくいただく質問にお答えします。

Q. 60代でショートにする勇気がありません。似合うか不安です。

A. 必ず似合うショートは見つかります。
ショートと一口に言っても、長さや形は無限大です。顔の形が丸い方には縦長に見えるショート、面長の方には横幅を持たせたショートなど、骨格補正ができるのがショートの強みです。まずは「結べる長さのボブ」から始めて、徐々に短くしていくのも良い方法ですよ。

Q. グレイヘアに移行するタイミングはいつが良いですか?

A. 白髪の比率が50%を超えてからがスムーズです。
白髪が少ないうちに染めるのをやめると、単なる「手入れ不足の黒髪」に見えてしまいがちです。白髪が半分以上になり、お顔周りに白髪が増えてきたタイミングで、ハイライトなどを入れながら徐々に明るくしていくと、ストレスなく素敵なグレイヘアへ移行できます。

Q. パーマをかけると老けて見えませんか?

A. 「クリクリ」ではなく「ふんわり」なら若見えします。
昔のような細かいウェーブは老け見えの原因になりますが、根元の立ち上がりを助けるための緩いパーマは、むしろ若見えの強い味方です。美容師に「カールをつけるのではなく、ボリュームが欲しい」と伝えてみてください。

まとめ:髪型が変われば人生が変わる。今日が一番若い日です

最後までお読みいただき、ありがとうございます。60代の髪型選びで最も大切なのは、「おばさんに見えないように」と恐れることではなく、「今の自分をどう楽しむか」というポジティブな視点です。

60代の「品格ヘア」を作るポイントのおさらい

  • トップに高さを出し、ひし形シルエットを作る。
  • 襟足はタイトに締めて、首筋を綺麗に見せる。
  • 何よりも「ツヤ」を重視し、パサつきを防ぐケアをする。
  • 美容室では、悩みと普段の手入れ方法を正直に伝える。

髪型が決まると、鏡を見るのが楽しくなります。鏡を見るのが楽しくなると、メイクをしたくなり、新しい服を着て出かけたくなります。髪型には、そんな風に行動まで変えてしまう力があります。

「もう60代」ではなく「まだ60代」。
ぜひ、この記事を参考に、あなた専属の美容師さんと相談して、新しい自分に出会ってください。今日が、これからの人生で一番若い日です。あなたの毎日が、素敵なヘアスタイルと共に輝くことを心から応援しています。

今日からできるアクションリスト

  • [ ] 手鏡を使って、自分の横顔と後頭部の形をチェックしてみる
  • [ ] お風呂上がりのドライヤーで「下から上」に乾かすのを試してみる
  • [ ] 気になる髪型の画像をスマホに保存する
この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

当編集部では、徹底したリサーチとデータ分析に基づき、読者の皆様の「知りたい」に答える記事を制作しています。特定の分野においては、その道の有資格者や実務経験者の監修・協力を得て、正確かつ信頼性の高い情報提供に努めています。

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