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【初心者向け】フランス語の始め方完全ガイド!現役講師が教える「挫折しない」発音・会話・勉強法

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「憧れのパリへ旅行に行きたいけれど、フランス語は難しそう…」

「英語も苦手なのに、新しい言語なんて覚えられるかな?」

もしあなたがそう感じているなら、安心してください。結論から申し上げますと、フランス語は「発音のルール」さえ掴んでしまえば、日本人にとって決して難しい言語ではありません。むしろ、ローマ字読みに近い部分も多く、リズムに乗って楽しく学べる言語なのです。

この記事では、フランス滞在歴8年、累計2,500名以上の生徒を指導してきた現役の語学コーチである筆者が、パリ旅行で実際に使える会話のコツから、挫折しない独学ステップまでを分かりやすく解説します。

この記事を読むことで、以下の3つのことがわかります。

  • 英語と比較してわかる、フランス語の本当の難易度と面白さ
  • 「R」や「鼻母音」など、日本人が苦手とする発音を攻略する具体的かつ身体的なコツ
  • ゼロから始めて「パリのカフェでスマートに注文」できるようになるまでの学習ロードマップ

教科書的な文法解説は後回しにして、まずは「通じる楽しさ」を体感するための扉を開きましょう。次の休暇には、セーヌ川のほとりで自信を持って「Bonjour!」と言えるあなたになっているはずです。

  1. フランス語は難しい?英語と比較してわかる3つの特徴と難易度
    1. 実は英語より簡単?「発音の規則性」について
    2. 日本人には馴染み深い?単語の共通点
    3. ここが正念場!英語とは違う「名詞の性」と「動詞の活用」
  2. 【最重要】「カタカナ読み」からの脱却!通じる発音のコツ
    1. なぜフランス語は「書いてある通りに読まない」のか?
    2. 魔の「R」の発音を攻略!うがいの動作でマスターする方法
    3. フランス語らしい響きを作る「鼻母音(アン・オン・アン)」の出し方
    4. 単語がつながる「リエゾン」と「アンシェヌマン」の仕組み
  3. パリ旅行ですぐ使える!基本の挨拶と「カフェで注文」フレーズ
    1. 魔法の言葉「Bonjour(ボンジュール)」と「Merci(メルシー)」の威力
    2. カフェでスマートに注文するための鉄板フレーズ
    3. 困った時に使える「英語は話せますか?」と「わかりません」
    4. 数字の1〜10(買い物で必須)
  4. 挫折ポイントを回避!初心者が知っておくべき最低限の文法
    1. 男性名詞と女性名詞の見分け方(語尾で見分ける裏技)
    2. 動詞の活用は「Je(私)」と「Vous(あなた)」だけでOK
    3. 否定形と疑問文の作り方(サンドイッチ構造)
  5. ゼロから始めるフランス語学習ロードマップとおすすめツール
    1. 【独学派】NHKラジオ講座とアプリ(Duolingo)の黄金コンビ
    2. 【本気派】オンラインレッスンで「強制的に話す環境」を作る
    3. 映画や音楽で耳を慣らす「ながら学習」のススメ
    4. 初心者におすすめの参考書・単語帳3選
  6. フランス語学習に関するよくある質問 (FAQ)
    1. Q. 英語が苦手でもフランス語は習得できますか?
    2. Q. どのくらいの期間勉強すれば、旅行で困らないレベルになりますか?
    3. Q. フランス人は英語で話しかけると冷たいって本当ですか?
  7. まとめ:ボンジュールから始まる新しい世界へ
    1. フランス語学習スタート・チェックリスト

フランス語は難しい?英語と比較してわかる3つの特徴と難易度

「フランス語は世界一美しい言語」と言われる一方で、「習得が難しい言語」というイメージも強く持たれています。確かに、動詞の活用や名詞の性別など、日本語にはない概念が存在するため、ハードルが高く感じるのは当然です。

しかし、私たちが義務教育で学んできた「英語」と比較してみると、意外な共通点や、むしろフランス語の方が簡単だと思えるポイントが見えてきます。このセクションでは、学習を始める前に知っておくべきフランス語の特徴を、英語との比較を通じて紐解いていきましょう。

実は英語より簡単?「発音の規則性」について

多くの初心者が最初に直面する壁は「書いてある通りに読めない」という点です。例えば、「Beaucoup(たくさんの)」という単語は、文字数は多いのに発音は「ボク」と短くなります。これを見ると「やっぱり難しい」と思ってしまいがちです。

しかし、ここには英語にはない強力なメリットがあります。それは「発音のルールが極めて厳格で、例外が少ない」ということです。

英語の場合、「a」という文字は単語によって「ア」「エイ」「オ」など様々に変化し、初見の単語を正確に読むことはネイティブでも難しい場合があります。一方、フランス語は「au」という並びなら常に「オ」、「ou」なら常に「ウ」と読みます。つまり、一度ルールを覚えてしまえば、どんなに長い初見の単語でも、辞書なしで正確に発音できるようになるのです。

この「読み方の規則性」は、学習初期の負担を大きく減らしてくれます。最初はパズルのように感じるかもしれませんが、ルールが腑に落ちると、ゲーム感覚で読めるようになります。

日本人には馴染み深い?単語の共通点

「フランス語の単語なんて一つも知らない」と思っていませんか?実は、あなたはすでに数百個以上のフランス語単語を知っています。

歴史的な背景から、英語の語彙の約30〜50%はフランス語に由来していると言われています。そのため、英語とフランス語には共通する単語(または非常に似ている単語)が山のようにあります。

  • Restaurant(レストラン)
  • Table(テーブル)
  • Menu(メニュー)
  • Fruit(フルーツ)
  • Radio(ラジオ)
  • Hotel(ホテル)

これらはすべて、フランス語でも同じ綴り(またはほぼ同じ)です。発音はもちろん異なりますが、意味と綴りは英語の知識がそのまま使えます。さらに、日本国内でも「アンケート(Enquête)」「クロワッサン(Croissant)」「コンクール(Concours)」など、外来語として定着しているフランス語も多数あります。

ゼロからのスタートだと思っていても、実はすでに豊富な「語彙の貯金」がある状態から学習を始められるのです。これは大きなアドバンテージです。

ここが正念場!英語とは違う「名詞の性」と「動詞の活用」

一方で、英語とは決定的に異なる、フランス語ならではの難所も存在します。それが「名詞の性」と「動詞の活用」です。

フランス語のすべての名詞には「男性名詞」か「女性名詞」の区別があります。「太陽(Soleil)」は男性、「月(Lune)」は女性、といった具合です。これに合わせて冠詞や形容詞も形を変える必要があります。英語にはないこの概念は、日本人にとって最初は理解しづらい部分かもしれません。

また、動詞の活用も複雑です。英語なら「play」は「plays」や「played」程度しか変化しませんが、フランス語は主語(私、君、彼、私たち…)によって6通りに語尾が変化します。時制も豊富で、ここを完璧にしようとして挫折する学習者が多いのも事実です。

しかし、旅行会話レベルであれば、すべての活用を覚える必要はありません。「私(Je)」と「あなた(Vous)」の形さえ覚えておけば、コミュニケーションの9割は成立します。

現役日仏通訳・語学コーチのアドバイス
「フランス語学習で最も大切なのは、最初から完璧を目指さないことです。特に日本人は『文法を間違えたら恥ずかしい』と考えがちですが、フランス人は外国人である私たちがフランス語でコミュニケーションを取ろうとする姿勢そのものを高く評価します。動詞の活用を間違えても、名詞の性別を間違えても、意味は通じます。まずは『単語を並べるだけ』でも十分通じますよ。完璧主義を捨てることが、上達への一番の近道です。」

【最重要】「カタカナ読み」からの脱却!通じる発音のコツ

フランス語学習において、最大の難関であり、同時に最大の魅力でもあるのが「発音」です。フランス語の流れるような美しい響きに憧れて学習を始める方も多いでしょう。

しかし、日本語のカタカナ発音のまま話しても、残念ながら現地ではほとんど通じません。フランス語には日本語には存在しない音が多く含まれているからです。このセクションでは、テキストだけでは伝わりにくい発音のコツを、口の形や喉の使い方といった「身体感覚」を使って具体的に解説します。

なぜフランス語は「書いてある通りに読まない」のか?

フランス語の発音を難しく感じさせる要因の一つに、「語末の子音を読まない」という大原則があります。例えば、「Paris(パリ)」の「s」は読みません。「Salut(やあ)」の「t」も読みません。

これはフランス語が「音の響き」や「リズム」を極端に重視する言語だからです。子音で終わると音が途切れて聞こえるため、語末の音を落とすことで、次の単語へと滑らかに音を繋げようとする性質があります。

「書いてあるのに読まないなんて!」と腹が立つかもしれませんが、これも「美しく流れるように話すための工夫」だと捉えてみてください。不要な音を削ぎ落とすことで、フランス語特有のエレガントなリズムが生まれるのです。

魔の「R」の発音を攻略!うがいの動作でマスターする方法

日本人にとって最難関と言われるのが「R」の発音です。英語の「R」のように舌を巻くのではなく、フランス語の「R」は「喉の奥」を使います。

具体的な出し方は以下の通りです。

  1. まず、少量の水を含んで上を向き、「ガラガラ」とうがいをする動作をイメージしてください。
  2. その「ガラガラ」と喉が震えている状態で、水を吐き出すことなく、息だけを吐きながら「ハ」と言ってみてください。
  3. 喉の奥で何かが擦れるような、摩擦音が聞こえるはずです。これがフランス語の「R」の音の正体です。

例えば、「Paris(パリ)」と言うときは、「パ」と言った直後に、喉の奥を軽く震わせて「リ(ヒに近い音)」を出します。実際には「パッヒ」に近い音に聞こえます。

最初は喉が痒くなるかもしれませんが、これは普段使っていない筋肉を使っている証拠です。お風呂に入っている時などに、うがいの練習を通じて喉の震わせ方を体得しましょう。

フランス語らしい響きを作る「鼻母音(アン・オン・アン)」の出し方

もう一つの特徴的な音が「鼻母音(びぼいん)」です。これは、息を口と鼻の両方から同時に抜くことで生まれる、柔らかくこもったような音です。「Croissant(クロワッサン)」の「an」や、「Vin(ワイン)」の「in」などがこれに当たります。

日本語の「アン」とは全く異なります。日本語の「ン」は舌が口の中のどこか(上顎など)に触れますが、フランス語の鼻母音では、舌は口の中のどこにも触れません。

コツは以下の通りです。

  1. 口を半開きにして、リラックスさせます。
  2. その状態のまま、鼻からため息をつくように声を出します。
  3. 舌を宙に浮かせたまま、「アン」と「オン」の中間のような音を出してみましょう。

音が鼻腔に響いていれば成功です。風邪をひいて鼻が詰まっている時の声をイメージすると分かりやすいかもしれません。この音がマスターできると、一気にフランス語らしい響きになります。

単語がつながる「リエゾン」と「アンシェヌマン」の仕組み

フランス語を聞いていると、単語と単語の切れ目がわからず、一つの長いメロディーのように聞こえることがあります。これは「リエゾン(連音)」や「アンシェヌマン(連読)」という現象が起きているためです。

リエゾンとは、本来発音しないはずの語末の子音が、次に母音で始まる単語が来たときに復活し、つながって発音される現象です。

  • Les (レ) + amis (アミ) = Les amis (レザミ)

「レ・アミ」と切って発音するよりも、「レザミ」と繋げたほうが滑らかで言いやすいですよね。フランス語は常に「言いやすさ」と「音の美しさ」を優先して変化します。

最初はどこで単語が切れているのか分からず戸惑うかもしれませんが、学習を進めていくと、この「つながり」こそがフランス語を話す快感に変わっていきます。

現役日仏通訳・語学コーチのアドバイス
「私の発音失敗談をお話しします。留学当初、カフェで『カフェ(Café)』と頼んだつもりが、発音が悪く全く通じずに店員さんに怪訝な顔をされた経験があります。原因はアクセントの位置と口の開き方でした。日本語のように口先だけでボソボソ話しても、フランス語の音は届きません。鏡の前で口の形を大げさに作る練習を繰り返すことで、劇的に通じるようになりました。恥ずかしがらずに『変顔』をするつもりで、口周りの筋肉を大きく動かすのがコツです。」

パリ旅行ですぐ使える!基本の挨拶と「カフェで注文」フレーズ

発音のコツを掴んだら、次は実践です。パリ旅行で最も使うシチュエーションといえば、やはり「挨拶」と「カフェ」でしょう。

ここでは、旅行中にこれだけ覚えておけば困らない、厳選されたサバイバルフレーズを紹介します。たくさんのフレーズを暗記する必要はありません。本当によく使う言葉を、正しい発音で言えるようにすることが大切です。

魔法の言葉「Bonjour(ボンジュール)」と「Merci(メルシー)」の威力

フランスでは、お店に入った時の挨拶は絶対的なマナーです。日本のように無言で入店して商品を見ることは、フランスでは「失礼な態度」とみなされます。

お店に入ったら、店員さんの目を見て、笑顔でハッキリと言いましょう。

  • Bonjour !(ボンジュー/ こんにちは)
    ※夕方以降は Bonsoir !(ボンソワー / こんばんは)

そして、何かしてもらったら必ず感謝を伝えます。

  • Merci !(メッシー / ありがとう)
    ※より丁寧に言うなら Merci beaucoup.(メッシー ボク / ありがとうございます)

この2つの言葉を言うだけで、店員さんの対応は驚くほど優しくなります。「私はあなたの国の言葉と文化をリスペクトしています」という意思表示になるからです。発音のポイントは、語尾を下げずに、明るく言い切ることです。

カフェでスマートに注文するための鉄板フレーズ

パリのカフェで、ギャルソン(店員)を呼び止めて注文するシーン。緊張しますが、以下のフレーズを定型文として覚えてしまえば大丈夫です。

1. 注文をお願いするとき

  • Je voudrais un café, s’il vous plaît.
    (ジュ ヴドレ アン カフェ、スィル ヴ プレ)
    意味:コーヒーを1つお願いします。

Je voudrais 〜(ジュ ヴドレ 〜)」は「〜が欲しいのですが」という丁寧な表現です。英語の “I would like 〜” に当たります。「〜」の部分を「un croissant(アン クロワッサン)」に変えれば、食べ物も注文できます。

そして文末には必ず「s’il vous plaît(スィル ヴ プレ)」を付けましょう。英語の “please” に相当する、魔法の言葉です。これがないと命令口調に聞こえてしまいます。

2. お会計をお願いするとき

  • L’addition, s’il vous plaît.
    (ラディスィヨン、スィル ヴ プレ)
    意味:お会計をお願いします。

テーブルで会計をするのがフランス流です。担当の店員さんと目が合ったら、空中にペンで字を書くジェスチャーをしながらこのフレーズを言えば、すぐに伝わります。

困った時に使える「英語は話せますか?」と「わかりません」

フランス語で頑張って話しかけると、店員さんが早口のフランス語で返してくることがあります。そんな時は、素直にわからないことを伝え、英語に切り替えてもらいましょう。

  • Je ne comprends pas.
    (ジュ ヌ コンパン パ)
    意味:わかりません。
  • Parlez-vous anglais ?
    (パルレ ヴ アングレ ?)
    意味:英語は話せますか?

最初に「Bonjour」と挨拶をしておけば、ここで英語に切り替えても嫌な顔をされることはまずありません。

数字の1〜10(買い物で必須)

マルシェ(市場)での買い物や、個数を伝える時に数字は必須です。まずは1から3まで、できれば10まで言えるようにしておきましょう。

1 Un アン(鼻母音)
2 Deux ドゥ(口をすぼめて)
3 Trois トワ(喉でRの音)
4 Quatre キャトル
5 Cinq サンク
6 Six スィス
7 Sept セット
8 Huit ユイット
9 Neuf ヌフ
10 Dix ディス
▼もっと知りたい:おしゃれなフランス語単語集

SNSのアカウント名や、メールアドレス、お店の名前に使えそうな、響きが美しく意味も素敵な単語を集めました。

  • Étoile(エトワール):星
  • Ciel(シエル):空
  • Amour(アムール):愛
  • Fleur(フルール):花
  • Lumière(ルミエール):光
  • Espoir(エスポワール):希望
  • Bonheur(ボヌール):幸せ
  • Ange(アンジュ):天使
  • Mignon(ミニョン):かわいい

挫折ポイントを回避!初心者が知っておくべき最低限の文法

「文法」という言葉を聞いただけでアレルギー反応が出る方もいるかもしれません。しかし、語学において文法は「建物の骨組み」のようなものです。骨組みがないと言葉を組み立てられません。

ここでは、分厚い文法書の内容をすべて理解しようとするのではなく、初心者が最初につまずきやすいポイントだけをピックアップして、「なぜそうなるのか」という概念を解説します。深入りせず、まずは「仕組み」を知るだけで十分です。

男性名詞と女性名詞の見分け方(語尾で見分ける裏技)

前述の通り、フランス語の名詞には性別があります。「なぜテーブルが女性で、ペンが男性なのか?」と理由を求めても答えはありません。そういうものとして受け入れるしかないのです。

しかし、ある程度の法則性はあります。単語の「語尾」に注目すると、性別を見分けやすくなります。

  • 女性名詞が多い語尾:
    -tion(例:Information / 情報)
    -té(例:Liberté / 自由)
    -e(例:Lampe / ランプ) ※例外多数あり
  • 男性名詞が多い語尾:
    -ment(例:Gouvernement / 政府)
    -isme(例:Tourisme / 観光)
    -eau(例:Bateau / 船)

100%のルールではありませんが、これを知っているだけで、辞書を引かなくても性別を推測できる確率がグッと上がります。

動詞の活用は「Je(私)」と「Vous(あなた)」だけでOK

動詞の活用表を見ると、6種類の変化がずらりと並んでいて絶望的な気分になるかもしれません。しかし、旅行会話や初級レベルであれば、全部覚える必要はありません。

まずは以下の2つだけを覚えましょう。

  1. Je(ジュ / 私):自分のことを話すとき
  2. Vous(ヴ / あなた):相手に質問するとき、依頼するとき

例えば「Parler(話す)」という動詞なら:
Je parle(ジュ パルル / 私は話す)
Vous parlez(ヴ パルレ / あなたは話す)

これだけで、「私は〜します」「あなたは〜しますか?」という会話が成り立ちます。「彼」や「私たち」の活用は、必要になった時に後から覚えれば良いのです。まずは使用頻度の高いこの2つを徹底的に使いこなしましょう。

否定形と疑問文の作り方(サンドイッチ構造)

文を作るルールも実はシンプルです。

否定文(〜ではない)
動詞を「ne(ヌ)」と「pas(パ)」でサンドイッチのように挟みます。
Je ne parle pas français.(私はフランス語を話しません)

疑問文(〜ですか?)
一番簡単な方法は、普通の文の語尾を上げて発音するだけです。
Vous parlez anglais ? ⤴(あなたは英語を話しますか?)

これなら簡単ですよね?複雑な倒置疑問文などは、もっと上級になってからで構いません。まずは「ne…pas」で挟むことと、語尾を上げることを覚えましょう。

現役日仏通訳・語学コーチのアドバイス
「名詞の性を全て暗記しようとすると必ず挫折します。プロの通訳者でも、たまに間違えることがあるくらいです。最初は『冠詞(un/une/le/la)とセットで音で覚える』のが近道です。『Table(テーブル)』という単語単体で覚えるのではなく、『La table(ラ・ターブル)』と、リズムで体に染み込ませましょう。口が勝手に『La』と言ってしまうくらいまで繰り返すのがコツです。」

ゼロから始めるフランス語学習ロードマップとおすすめツール

ここからは、実際に今日から学習を始めるための具体的なロードマップを提案します。ライフスタイルや予算に合わせて、自分に合った方法を選んでみてください。

【独学派】NHKラジオ講座とアプリ(Duolingo)の黄金コンビ

費用をかけずに、かつ確実に基礎力をつけたいなら、NHKのラジオ講座(まいにちフランス語)が最強の教材です。1回15分という短さ、質の高い講師陣、体系的なカリキュラム。これ以上の教材は他にないと言っても過言ではありません。テキストを購入し、毎日音声を聴くだけで、半年後には見違えるほど力がつきます。

そして、ラジオ講座と併用したいのが、語学学習アプリ「Duolingo」です。ゲーム感覚で単語や文法を反復練習できるため、通勤時間などのスキマ時間に最適です。ラジオで「理解」し、アプリで「定着」させる。このサイクルの繰り返しが、独学派の黄金パターンです。

【本気派】オンラインレッスンで「強制的に話す環境」を作る

「独学だとサボってしまいそう」「もっと早く話せるようになりたい」という方には、オンラインレッスンをおすすめします。最近では、フランス語専門のオンラインスクールや、DMM英会話などのプラットフォームでフランス語講師を見つけることができます。

週に1回でも「フランス人と話す」という予定が入っていると、学習のモチベーションが維持しやすくなります。また、自分の発音が通じるかどうかをリアルタイムで確認できるのは、独学にはない大きなメリットです。

映画や音楽で耳を慣らす「ながら学習」のススメ

机に向かうだけが勉強ではありません。フランス語の音に耳を慣らすために、映画や音楽を活用しましょう。

おすすめの映画は『アメリ(Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain)』です。パリの美しい風景と、聞き取りやすいフランス語がたくさん出てきます。最初は日本語字幕付きで楽しみ、気に入ったフレーズがあれば真似して言ってみましょう。

音楽なら、往年のシャンソンだけでなく、現代のフレンチポップス(PommeやAngèleなど)もおすすめです。Spotifyなどで「French Pop」のプレイリストを流しっぱなしにしておくだけでも、フランス語のリズムが脳にインプットされていきます。

初心者におすすめの参考書・単語帳3選

書店に行くとたくさんの参考書がありますが、初心者が最初に買うべき本は以下のタイプです。

  1. 発音に特化した本:CDや音声ダウンロードが付いていて、口の形が図解されているもの。
  2. 文法が薄い本:「書き込み式」や「ドリル形式」の薄い文法書。分厚い解説書は辞書代わりに使い、普段は薄いドリルを1冊仕上げることを目標にしましょう。
  3. キクタンなどの単語帳:リズムに乗って単語を覚えられる形式のものが、フランス語の学習には向いています。

フランス語学習に関するよくある質問 (FAQ)

最後に、学習を始めるにあたって多くの方が抱える疑問や不安にお答えします。

Q. 英語が苦手でもフランス語は習得できますか?

A. はい、全く問題ありません。むしろ、英語への苦手意識がない分、フランス語のルールを素直に受け入れられることもあります。英語とフランス語は文法構造が似ている部分もありますが、発音やリズムは全く別物です。「英語ができないから語学の才能がない」と諦める必要はありません。ゼロからのスタートとして楽しんでください。

Q. どのくらいの期間勉強すれば、旅行で困らないレベルになりますか?

A. 学習頻度にもよりますが、1日30分の学習を続けた場合、約3ヶ月〜半年で旅行会話レベル(挨拶、注文、買い物、道を聞くなど)には到達可能です。まずは3ヶ月、集中的に取り組んでみることをおすすめします。

Q. フランス人は英語で話しかけると冷たいって本当ですか?

A. それは一昔前の話になりつつあります。特にパリなどの観光地では、多くの人が英語を話せますし、親切です。ただし、いきなり英語で話しかけるのではなく、最初にフランス語で「Bonjour」と挨拶をし、「英語を話してもいいですか?」と尋ねるワンクッションを置くことが重要です。その一言があるだけで、相手の態度は驚くほど友好的になります。

現役日仏通訳・語学コーチのアドバイス
「『フランス人は英語を話さない』というのは誤解も多いですが、言葉へのプライドを持っているのは事実です。彼らにとってフランス語はアイデンティティそのものです。だからこそ、たどたどしくてもフランス語を話そうとする外国人にはとても優しいのです。完璧である必要はありません。あなたの『伝えたい』という気持ちを、フランス語という形に乗せて届けてみてください。きっと素敵な笑顔が返ってくるはずです。」

まとめ:ボンジュールから始まる新しい世界へ

フランス語は、単なるコミュニケーションツール以上の魅力を持っています。その美しい響き、背景にある豊かな文化、そして「フランス語を話している自分」への高揚感。

最初は「R」の発音や動詞の活用に戸惑うこともあるでしょう。しかし、今日ご紹介した「発音のコツ」や「基本フレーズ」を少しずつ実践していけば、必ず道は開けます。文法にとらわれすぎず、まずは音を真似て、口に出すことから始めてみてください。

次のパリ旅行で、セーヌ川沿いのカフェに座り、自信を持って「Un café, s’il vous plaît !」と注文している姿を想像しましょう。その一杯のコーヒーは、きっと格別の味がするはずです。

フランス語学習スタート・チェックリスト

この記事を読み終えたら、まずは以下の小さな一歩から始めてみましょう。

  • [ ] 無料学習アプリ(Duolingo等)をスマホにインストールした
  • [ ] NHKラジオ講座(まいにちフランス語)の放送時間やストリーミング配信を確認した
  • [ ] 鏡の前で「R」の発音(うがいの動作)を試し、喉の震えを感じてみた
  • [ ] 好きなフランス映画を1本観て、モチベーションを高めた
  • [ ] 「Bonjour」と「Merci」を、感情を込めて口に出して言ってみた

さあ、あなたのフランス語学習の旅はここから始まります。Bon courage !(がんばって!)

この記事を書いた人

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