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av01動画が再生できない!無料の拡張機能とおすすめプレイヤー・重い時の対処法

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PCで動画ファイルを開こうとしたとき、画面が真っ暗なまま「av01」というエラーメッセージが表示されたり、「このファイルを再生するにはコーデックが必要です」と警告されたりして困っていませんか?あるいは、再生はできたものの、映像がカクカクして紙芝居のようになってしまったり、音声と映像がズレてしまったりすることにお悩みではないでしょうか。

結論から申し上げますと、Windowsで「av01」と表示され動画が見られないトラブルは、Microsoft公式の無料拡張機能「AV1 Video Extension」をインストールするか、あらゆる形式に対応した万能プレイヤー「VLC media player」を使用することで、今すぐ解決できます。

この記事では、映像技術コンサルタントとして長年動画配信技術に携わってきた筆者が、以下の3点を中心に、初心者の方にも分かりやすく徹底解説します。

  • av01動画を今すぐ無料で再生するための2つの確実な方法と手順
  • 映像がカクつく・重い・音ズレする場合のPC設定見直しと解決策
  • そもそも「av01」とは何か?なぜ急にこの形式が増えたのかという技術的背景

専門的な知識がなくても大丈夫です。この記事を読みながら手順を進めれば、誰でもスムーズに高画質な動画を楽しめる環境を整えることができます。それでは、まずは「見られない」状態を解消するところから始めましょう。

  1. 【結論】「av01」エラーを解消して動画を再生する2つの方法
    1. 方法1:Windows標準アプリで見るなら「AV1 Video Extension」を導入
    2. 方法2:面倒な設定不要!万能プレイヤー「VLC media player」を使う
    3. どっちがいい?Windows標準アプリ vs VLC の使い分け基準
  2. そもそも「av01」とは?ウイルスではない次世代の高画質規格
    1. av01(AV1)はGoogleやNetflixが開発した最新の動画圧縮技術
    2. 従来の「H.264 (mp4)」や「HEVC (H.265)」と何が違うのか?
    3. なぜ急に再生できないファイルが増えたのか?
  3. 動画が「カクつく」「重い」「音ズレする」場合の対処法
    1. 原因はPCのスペック不足?「ハードウェアデコード」の重要性
    2. タスクマネージャーで原因を特定する方法
    3. 対策1:GPUドライバーを最新に更新する
    4. 対策2:プレイヤーの設定で「ハードウェアアクセラレーション」を確認する
    5. 対策3:どうしても重い場合は「H.264」へ変換(トランスコード)する
  4. スマホ・Mac・テレビでav01動画を再生するには?
    1. Androidスマホの場合
    2. iPhone / iPad の場合
    3. Mac (macOS) の場合
    4. テレビ・Fire TV Stick等の対応状況
  5. AV1動画を作成・変換したい人向けガイド
    1. 無料ソフト「HandBrake」を使ってAV1に変換する方法
    2. 動画編集ソフト(Premiere Pro / DaVinci Resolve)の対応状況
    3. AV1で保存するメリットとデメリット
  6. av01(AV1)に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. 拡張機能を入れたのに「映画&テレビ」アプリで再生できません。
    2. Q. AV1 Video Extensionは有料ですか?課金を求められましたが?
    3. Q. YouTubeの画質設定にAV1は関係ありますか?
    4. Q. 拡張子 .av01 というファイルがあるのですか?
  7. まとめ:AV1は未来の標準規格!環境を整えて高画質を楽しもう
    1. av01再生トラブル解決チェックリスト

【結論】「av01」エラーを解消して動画を再生する2つの方法

動画再生において「av01」というエラーが出る原因は、非常にシンプルです。それは、お使いのパソコンに、その動画データを読み解くための「辞書(コーデック)」が入っていないからです。この辞書さえ手に入れれば、動画は問題なく再生されます。

ここでは、最も安全かつ確実に動画を再生するための2つの方法をご紹介します。どちらも無料ですので、ご自身の環境や好みに合わせて選んでください。

方法1:Windows標準アプリで見るなら「AV1 Video Extension」を導入

普段、Windowsに最初から入っている「映画 & テレビ」アプリや「Windows Media Player」を使用している方には、この方法が最もおすすめです。Microsoftが公式に配布している拡張機能をインストールするだけで、今まで通り標準アプリで動画が見られるようになります。

AV1 Video Extension – Microsoft Store

公式拡張機能のインストール手順

具体的な手順は以下の通りです。非常に簡単ですので、一つずつ進めてみてください。

  1. まず、上記のリンクを検索して、ブラウザでMicrosoft Storeのページを開きます。または、タスクバーの検索ボックスに「Microsoft Store」と入力してストアアプリを起動し、検索窓に「AV1 Video Extension」と入力しても同じページに辿り着けます。
  2. ページが表示されると、「av1 video extension (beta)」などの名称で、赤い背景に白い文字で「AV1」と書かれたアイコンが表示されます。
  3. 画面右側(または下部)にある青い「入手」または「インストール」というボタンをクリックします。
  4. 「サインイン」を求められることがありますが、必須ではありません。ポップアップが出た場合は「必要ありません」を選んで進めてもインストール可能です。
  5. ダウンロードとインストールが自動的に始まります。ファイルサイズは小さいので、通常は数秒から数十秒で完了します。
  6. 「開く」というボタンが表示されたらインストール完了です。

インストール後の確認方法

インストールが完了したら、先ほど再生できなくて困っていた「av01」の動画ファイルをダブルクリックして開いてみてください。特別な設定変更をしなくても、Windows標準の「映画 & テレビ」アプリが自動的に拡張機能を認識し、動画がスムーズに再生されるはずです。

もし、インストールしてもまだ再生できない場合は、一度パソコンを再起動してみてください。システムが拡張機能を正しく読み込み直し、正常に動作するようになるケースが多くあります。

方法2:面倒な設定不要!万能プレイヤー「VLC media player」を使う

「拡張機能を入れるのが面倒」「Windows標準アプリ以外の高機能なプレイヤーを使ってみたい」という方には、「VLC media player」の導入を強くおすすめします。

VLCは、世界中で愛用されているオープンソースのフリーソフトです。最大の特徴は、「コーデック内蔵型」であることです。つまり、プレイヤー自体が膨大な種類の「辞書」を最初から持っているため、av01に限らず、どんな動画ファイルでもインストールするだけで即座に再生できるのです。

VLC media player 公式ダウンロード

導入手順と再生方法

  1. 上記の公式サイトにアクセスし、「ダウンロード VLC」という大きなオレンジ色のボタンをクリックします。
  2. インストーラー(.exeファイル)がダウンロードされるので、それをダブルクリックして起動します。
  3. インストールウィザードが始まります。言語選択で「日本語」を選び、「次へ」をクリックして進めていきます。途中の設定は基本的にデフォルト(そのまま)で構いません。
  4. インストールが完了したら、VLC media playerを起動します。
  5. 再生したい動画ファイルを、VLCのウィンドウの中に直接ドラッグ&ドロップしてください。これだけで再生が始まります。

VLCは、再生速度の変更や画質の調整、字幕の表示など、標準アプリにはない多彩な機能を持っています。これを機にメインのプレイヤーとして導入するのも良い選択でしょう。

どっちがいい?Windows標準アプリ vs VLC の使い分け基準

2つの方法を紹介しましたが、どちらを選ぶべきか迷う方もいるかもしれません。以下の比較表を参考に、ご自身の用途に合った方を選んでください。

比較項目 方法1:AV1 Video Extension 方法2:VLC media player
手軽さ 非常に高い(拡張機能を入れるだけ) 高い(ソフトのインストールが必要)
普段の使い勝手 Windows標準の操作感そのまま 多機能だが操作画面が独自
対応フォーマット Windowsがサポートするものに限定 ほぼ全ての動画形式に対応(最強)
PCへの負荷 軽い(OSに統合されているため) 設定次第だが標準よりやや重い場合も
こんな人におすすめ 新しいソフトを増やしたくない人 色々な動画を頻繁に見る人

映像技術コンサルタントのアドバイス
「ネット上には『コーデックパック』と呼ばれる、多数のコーデックをまとめた非公式なファイル群が散見されます(例: K-Lite Codec Packなど)。昔はこれらが必須の時代もありましたが、現在は推奨しません。これらはシステムの競合を引き起こしたり、最悪の場合、ウイルスやアドウェアが混入していたりするリスクがあります。動画再生のためだけであれば、今回紹介したMicrosoft公式の拡張機能か、信頼できるVLCのようなプレイヤー単体の導入で十分です。余計なソフトは入れないのが、PCを安全かつ軽快に保つコツです」

そもそも「av01」とは?ウイルスではない次世代の高画質規格

「見られないファイル=壊れている、あるいは怪しいファイル」と警戒された方もいるかもしれません。しかし、安心してください。「av01」はウイルスでもエラーファイルでもなく、GoogleやNetflixといった巨大IT企業が主導して開発した、最先端の動画圧縮技術(コーデック)なのです。

ここでは、なぜ今この「av01」という形式が増えているのか、従来の動画と何が違うのかについて解説します。

av01(AV1)はGoogleやNetflixが開発した最新の動画圧縮技術

「av01」というのは、正式には「AV1 (AOMedia Video 1)」という動画コーデックの識別コードです。この規格を策定したのは、Amazon、Apple、Google、Microsoft、Netflixなど、名だたるテック企業が参加する「Alliance for Open Media (AOMedia)」という非営利団体です。

AV1の最大の特徴であり、これほどまでに急速に普及しつつある理由は、「ロイヤリティフリー(特許使用料が無料)」であるという点です。

これまでの動画規格は、使用するために巨額の特許料を支払う必要があり、それが動画配信サービスやブラウザ開発者にとって大きな負担となっていました。AV1は「誰もが自由に使える高性能な規格」を目指して作られた、インターネット動画の民主化を象徴する技術なのです。

従来の「H.264 (mp4)」や「HEVC (H.265)」と何が違うのか?

私たちが普段よく目にする「.mp4」ファイルの多くは、「H.264」という技術で圧縮されています。AV1は、このH.264や、その後継であるHEVC (H.265) と比べて、何が優れているのでしょうか。

答えは「圧倒的な圧縮率」です。

  • H.264比: 同じ画質ならファイルサイズを約50%削減可能
  • HEVC (H.265) 比: 同じ画質ならファイルサイズを約30%削減可能

つまり、AV1を使えば、画質を落とすことなく動画の容量を劇的に小さくできるのです。これは、NetflixやYouTubeのように、世界中に膨大な量の動画データを配信している企業にとっては、サーバーコストや通信帯域を大幅に節約できる「魔法の技術」と言えます。

ユーザーである私たちにとっても、「スマホの通信制限にかかりにくくなる」「高画質な4K・8K動画がスムーズに見られるようになる」という大きなメリットがあります。

なぜ急に再生できないファイルが増えたのか?

「今まで普通に見れていたのに、なぜ急にav01なんてファイルが出てきたの?」と疑問に思うかもしれません。その背景には、ハードウェアとOSの進化があります。

近年、Androidスマートフォンや最新のアクションカメラ(GoProなど)の一部では、撮影した動画の保存形式としてAV1を選択できるようになりました。また、YouTubeやNetflixも、PCやスマホ向け配信の一部をAV1形式に切り替え始めています。

しかし、Windows 10や11の初期状態では、まだAV1を再生するための準備が完全には整っていません(ライセンスの問題を避けるため、ユーザー自身に拡張機能を入れさせる形をとっています)。今はまさに、古い規格から新しい規格への「過渡期」にあるため、このような再生トラブルが発生しやすい状況になっているのです。

▼ 動画コーデックの世代交代図(詳細を見る)

動画圧縮技術は以下のように進化してきました。

  • MPEG-2 (DVD画質):1990年代。容量は大きい。
  • H.264 / AVC (現在の主流):2000年代〜。地デジやBlu-ray、YouTubeで広く普及。バランスが良い。
  • H.265 / HEVC (4K向け):2013年〜。高圧縮だが特許料が高く、ブラウザ対応が進まなかった。
  • AV1 (次世代標準):2018年〜。H.265以上の圧縮率で特許料無料。全ブラウザが対応し、急速に普及中。

動画が「カクつく」「重い」「音ズレする」場合の対処法

「拡張機能を入れたら再生はできた。でも、映像がカクカクしてまともに見られない」「音が映像より遅れて聞こえる」

実は、AV1の再生トラブルで最も根深いのが、この「再生パフォーマンス(重さ)」の問題です。ここでは、なぜAV1が重いのかという理由と、それを解消するための具体的なテクニックを、プロの視点から解説します。

原因はPCのスペック不足?「ハードウェアデコード」の重要性

AV1は非常に高い圧縮率を誇りますが、その代償として、再生(解凍)する際に膨大な計算処理を必要とします。この計算を誰が担当するかによって、スムーズに再生できるかどうかが決まります。

  • CPU再生(ソフトウェアデコード): パソコンの頭脳であるCPUが、力技で計算して映像を表示する方法。CPUの性能が非常に高くないと、処理が追いつかずカクつきます。同時にファンが唸り声を上げ、PCが熱くなります。
  • GPU再生(ハードウェアデコード): グラフィックボード(GPU)に搭載された「動画再生専用の回路」を使って処理する方法。CPUへの負担はほぼゼロで、非常にスムーズかつ省電力に再生できます。

AV1がカクつく原因の9割は、お使いのPCが「GPU再生」に対応しておらず、非力なCPUで無理やり「CPU再生」を行っていることにあります。

タスクマネージャーで原因を特定する方法

まずは、現状がどうなっているかを確認しましょう。

  1. 再生が重い動画を再生した状態で、キーボードの「Ctrl + Shift + Esc」を同時に押し、タスクマネージャーを起動します。
  2. 「パフォーマンス」タブをクリックします。
  3. 左側のメニューから「CPU」を選び、使用率を見てください。ここが80%〜100%に張り付いている場合、CPU再生が行われており、処理能力の限界を迎えています。これがカクつきの原因です。
  4. 次に左側のメニューから「GPU」を選びます。グラフの項目名をよく見て、「Video Decode」や「Video Codec」というグラフが動いているか確認してください。ここが動いていればハードウェアデコードが効いていますが、0%のままであれば、GPUの支援を受けられていません。

対策1:GPUドライバーを最新に更新する

GPU自体はAV1に対応しているのに、ドライバー(制御ソフト)が古いために機能していない場合があります。まずはドライバーを最新版に更新しましょう。

  • NVIDIA (GeForce) の場合: 「GeForce Experience」アプリを開き、「ドライバー」タブから「更新プログラムの確認」をクリックしてインストールします。
  • AMD (Radeon) の場合: 「AMD Software: Adrenalin Edition」を開き、ホーム画面右上の更新確認ボタンを押します。
  • Intel (UHD Graphics / Arc) の場合: 「Intel Driver & Support Assistant」をウェブサイトからダウンロードし、更新をチェックします。

対策2:プレイヤーの設定で「ハードウェアアクセラレーション」を確認する

VLC media playerを使用している場合、設定でハードウェア支援が無効になっている可能性があります。

  1. VLCのメニューバー「ツール」から「設定」を開きます。
  2. 上部のアイコンから「入力 / コーデック」を選びます。
  3. 「ハードウェアアクセラレーションによるデコード」という項目が「自動」になっているか確認してください。もし「無効」になっていれば「自動」に変更し、「保存」を押してVLCを再起動します。

ChromeやEdgeなどのブラウザでYouTubeのAV1動画が重い場合も、ブラウザの設定で「ハードウェアアクセラレーションを使用可能な場合は使用する」がオンになっているか確認してください。

対策3:どうしても重い場合は「H.264」へ変換(トランスコード)する

ドライバーを更新しても設定を変えてもカクつく場合、残念ながらお使いのPCのハードウェア性能が、AV1の再生負荷に耐えられない可能性が高いです。PCを買い替えるのが根本解決ですが、今すぐ動画を見たい場合は、動画ファイルの形式を「軽い形式(H.264)」に変換してしまうのが現実的です。

後述する無料ソフト「HandBrake」などを使用すれば、時間はかかりますが、AV1動画を一般的なmp4(H.264)に変換できます。変換後のファイルであれば、古いPCでもサクサク再生できるでしょう。

▼ 動画コーデックエンジニアのアドバイス:PC買い替えの判断基準

動画コーデックエンジニアのアドバイス
「AV1の再生がカクつく最大の要因は、お使いのPCのGPU(グラフィックボード)がAV1のデコード支援機能を持っていないことです。具体的には、2020年以前のPCでは対応していないケースが多いです。
目安として、Intelなら第11世代Coreプロセッサ(Iris Xe Graphics)以降、NVIDIAならGeForce RTX 30シリーズ以降、AMDならRadeon RX 6000シリーズ以降がAV1のハードウェアデコードに対応しています。これらより古い世代のPCで、ドライバー更新やプレイヤー変更でも改善せず、かつ頻繁にAV1動画を扱うのであれば、最新GPUを搭載したPCへの買い替えを検討する時期かもしれません。快適さが劇的に変わりますよ」

スマホ・Mac・テレビでav01動画を再生するには?

ここまではWindows PCでの解決策を見てきましたが、スマートフォンやMac、テレビで再生したい場合はどうすればよいのでしょうか。デバイスごとの対応状況と解決策をまとめました。

Androidスマホの場合

Androidは、OSレベルでは「Android 10」以降でAV1のソフトウェアデコードに対応しています。しかし、スムーズに再生できるかどうかは、搭載されているチップ(SoC)の性能に依存します。

  • 再生アプリ: 標準のギャラリーアプリで再生できない場合は、Android版の「VLC for Android」や「MX Player」をインストールしてください。これらは強力な再生エンジンを持っており、AV1も再生可能です。
  • ハードウェア対応: Google Pixelシリーズや最新のGalaxyなど、比較的新しいハイエンド機種であれば、ハードウェアデコードに対応しておりスムーズに見られます。

iPhone / iPad の場合

Apple製品におけるAV1対応は、比較的最近始まりました。

  • ハードウェア対応: iPhone 15 Pro / Pro Maxに搭載された「A17 Pro」チップ、およびiPad Pro (M4) 以降で、初めてAV1のハードウェアデコードに対応しました。これらの機種では、標準の写真アプリやファイルアプリでサクサク再生できます。
  • それ以前の機種: 標準アプリでは再生できない、またはカクつくことが多いです。App Storeから「VLC for Mobile」をダウンロードして使用してください。ただし、古いiPhoneではCPUパワー不足でスムーズに再生できない可能性があります。

Mac (macOS) の場合

MacもiPhone同様、ハードウェアでの対応状況が鍵となります。

  • M3チップ以降: 最新のMacBook ProやiMacに搭載された「M3」チップ以降で、AV1ハードウェアデコードに対応しています。SafariやQuickTime Playerで快適に視聴可能です。
  • M1 / M2 / Intel Mac: ハードウェアデコードには非対応ですが、M1/M2チップはCPU性能が非常に高いため、ソフトウェアデコードでも4K程度のAV1動画なら問題なく再生できることが多いです。再生できない場合は、Mac版のVLC media playerや、IINAというプレイヤーを使用してください。

テレビ・Fire TV Stick等の対応状況

リビングのテレビでAV1動画を見たい場合、YouTubeアプリなどを通して視聴することになります。

  • Fire TV Stick: 「Fire TV Stick 4K Max (第1世代以降)」などの新しいモデルはAV1に対応しています。古いStickでは再生できないか、カクつきます。
  • Android TV / Google TV: ソニーのBraviaなど、2021年以降発売のモデルの多くがAV1に対応しています。YouTubeで4K動画を見る際、自動的にAV1が選択されることが増えています。

AV1動画を作成・変換したい人向けガイド

動画を「見る」だけでなく、自分で撮影した動画をAV1に変換して保存したい、あるいは編集したいという方もいるでしょう。ここでは、AV1のエンコード(作成)に関する基礎知識とツールを紹介します。

無料ソフト「HandBrake」を使ってAV1に変換する方法

動画変換フリーソフトの定番「HandBrake」は、いち早くAV1エンコードに対応しました。これを使えば、手持ちの動画をAV1形式に圧縮できます。

  1. HandBrakeを起動し、元動画を読み込みます。
  2. 「Video」タブを開き、「Video Encoder」のプルダウンメニューから「AV1 (SVT)」などを選択します。
  3. 「Quality」のスライダーで画質を調整します(RF値が高いほど低画質・低容量)。
  4. 「Start Encode」を押して変換を開始します。

注意点: プリセット(Preset)の設定で、速度を上げすぎると圧縮率が下がり、遅くすると時間がかかります。まずはデフォルト設定から試すことをお勧めします。

動画編集ソフト(Premiere Pro / DaVinci Resolve)の対応状況

動画編集者にとって重要なAdobe Premiere ProやDaVinci Resolveも、AV1の読み込み(インポート)と書き出し(エクスポート)に対応し始めています。

  • 書き出し設定: 形式(Format)で「AV1」を選択できるようになっています。ただし、これを選択するには、AV1エンコードに対応した最新のGPU(RTX 40シリーズやIntel Arc、Radeon RX 7000シリーズなど)が必要な場合があります。GPUが対応していないと、選択肢が出てこないか、書き出しに膨大な時間がかかります。

AV1で保存するメリットとデメリット

最後に、自分で動画をAV1形式で保存する場合の損得を整理しておきましょう。

  • メリット:
    • HDDやSSDの容量を大幅に節約できる(H.264の半分近くになることも)。
    • 低ビットレートでも画質が崩れにくく、綺麗な映像を残せる。
  • デメリット:
    • エンコード時間が非常に長い。高性能なPCでないと、実時間の数倍かかることもザラです。
    • 互換性が低い。古いPCやテレビを持っている友人にデータを渡しても、「再生できない」と言われる可能性が高いです。
AV1エンコード時間とファイルサイズの比較検証データ(例)
コーデック ファイルサイズ 画質 エンコード時間(CPU処理)
H.264 (x264) 1.0 GB 基準 速い (10分)
H.265 (x265) 700 MB 同等 遅い (30分)
AV1 (SVT-AV1) 500 MB 同等以上 非常に遅い (60分〜)
▼ 映像技術コンサルタントのアドバイス:エンコード時間の現実

映像技術コンサルタントのアドバイス
「AV1は圧縮率が高い反面、動画を作る(エンコードする)処理にはH.264の数倍〜十数倍の計算量が必要です。最新のGPUに搭載されている『ハードウェアエンコーダー(NVENCなど)』を使えば劇的に速くなりますが、画質へのこだわりからCPUエンコードを行う場合は、寝ている間に処理させるなどの工夫が必要です。『軽くなる』のは出来上がったファイルサイズだけで、処理自体は非常に『重い』ことを覚えておきましょう」

av01(AV1)に関するよくある質問(FAQ)

記事の締めくくりとして、av01に関するよくある疑問にQ&A形式でお答えします。

Q. 拡張機能を入れたのに「映画&テレビ」アプリで再生できません。

A. いくつかの原因が考えられます。まず、PCを再起動してみてください。それでもダメな場合、グラフィックドライバーが古すぎることが原因かもしれません。ドライバーの更新を試してください。また、稀にインストールが正常に行われていないことがあるため、一度拡張機能をアンインストールし、再度入れ直すことも有効です。

Q. AV1 Video Extensionは有料ですか?課金を求められましたが?

A. 「AV1 Video Extension」自体は無料です。しかし、似た名前の「HEVC Video Extensions」は有料(120円程度)で販売されています。これと混同しているか、あるいはMicrosoft Storeの検索結果に類似の有料アプリが表示されている可能性があります。必ず発行元が「Microsoft Corporation」であり、価格が「無料」であることを確認してください。

Q. YouTubeの画質設定にAV1は関係ありますか?

A. はい、大いに関係があります。YouTubeの「統計情報」を見るとわかりますが、8K動画や一部の人気動画では優先的にAV1が使われています。AV1再生環境が整っていないPCで無理に高画質(4K/8K)設定にすると、カクつきの原因になります。

Q. 拡張子 .av01 というファイルがあるのですか?

A. 基本的にはありません。av01は「コンテナ(箱)」の中に入っている「ビデオストリーム(中身)」の種類を指す言葉です。ファイル自体の拡張子は、通常「.mp4」や「.mkv」「.webm」などが使われます。「拡張子はmp4なのに再生できない」という現象は、この箱の中身がav01形式になっているために起こります。

まとめ:AV1は未来の標準規格!環境を整えて高画質を楽しもう

最後までお読みいただき、ありがとうございます。今回は「av01動画が再生できない」というトラブルの解決法から、重い場合の対処、そして技術的な背景まで解説しました。

要点を振り返りましょう。

  • 再生できない時: Microsoft Storeの「AV1 Video Extension」を入れるか、万能プレイヤー「VLC」を使えば解決する。
  • 重い・カクつく時: PCのスペック不足(CPU再生)が原因。GPUドライバーを更新するか、ハードウェアデコード対応の新しいPCへの買い替えを検討する。
  • av01の正体: Googleなどが開発した、無料・高画質・低容量の次世代標準規格。

AV1は、単なる一時的な流行ではなく、これからのインターネット動画の標準となる技術です。今、再生環境を整えておくことは、将来的にあらゆる動画コンテンツをストレスなく楽しむための準備になります。

動画コーデックエンジニアのアドバイス
「AV1はGoogleやMicrosoft、Appleまでもが参加する規格であり、今後数年でインターネット上の動画の主流になることは確実です。今、再生環境を整えておくことは、将来的にあらゆる動画コンテンツをストレスなく楽しむための先行投資と言えます。まずは無料の拡張機能から試して、次世代の高画質体験を味わってみてください」

最後に、トラブル解決のためのチェックリストを用意しました。これを見ながら、ぜひ快適な動画ライフを取り戻してください。

av01再生トラブル解決チェックリスト

  • Microsoft Storeから「AV1 Video Extension」をインストールしたか?
  • それでもダメなら「VLC media player」を試したか?
  • 映像がカクつく場合、GPUドライバーは最新か?
  • ブラウザで見る場合、ハードウェアアクセラレーションはONか?
この記事を書いた人

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