「まつ毛パーマをかけたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」「失敗してチリチリになったり、変に上がりすぎたりするのが怖い」
そんな悩みを抱えていませんか?実は、まつ毛パーマの仕上がりは「目の形」と「まつ毛の健康状態」に合わせたデザイン選びが成功の9割を占めます。流行りの「パリジェンヌラッシュリフト」が、必ずしも全員に似合う正解ではありません。
この記事では、業界歴15年の技術指導者が、あなたに本当に似合うデザインの選び方から、失敗しないオーダー方法、長持ちさせるケアまで、プロの本音で徹底解説します。サロン予約の前にこの記事を読むだけで、理想の目元への最短ルートが見つかります。
この記事でわかること
- パリジェンヌと通常のまつ毛パーマの決定的な違いと、あなたに合う種類の選び方
- 一重・奥二重・二重など、目の形別のおすすめデザイン実例と失敗回避テクニック
- 失敗を防ぐサロンの見極め方と、そのまま使えるオーダーシート
まつ毛パーマの種類と違いを完全理解|パリジェンヌ・ラッシュリフトとは?
まつ毛パーマを予約しようとして、メニュー名の多さに混乱したことはありませんか?「パリジェンヌ」「ラッシュリフト」「次世代まつ毛パーマ」……これらはすべて、広義には「まつ毛にカールをつける技術」ですが、その仕上がりの構造と目的には明確な違いがあります。
まずは、現在主流となっているパーマの種類とそれぞれの特徴を整理しましょう。ここを理解することで、「思っていたのと違う」という最大の失敗を防ぐことができます。
まつ毛パーマ種類別比較表
| 項目 | パリジェンヌラッシュリフト | 従来のまつ毛パーマ | 次世代まつ毛パーマ(ラッシュリフト全般) |
|---|---|---|---|
| 特徴 | 根元から80度立ち上げることに特化。毛先にはカールをつけない。 | 毛先までくるんと丸みのあるカールをつける。ロッドの種類が豊富。 | 化粧品登録の薬剤を使用し、ダメージレスに根元から立ち上げたりカールさせたりする総称。 |
| 仕上がりイメージ | 自まつ毛を最大限長く見せる。白目に光が入るハイライト効果。 | 可愛らしい、女性らしい印象。横顔に立体感が出る。 | デザインの幅が広く、立ち上げとカールのいいとこ取りも可能。 |
| 向いている人 | 自まつ毛が長い人、まぶたがまつ毛に被っていない人、リフトアップ効果を求める人。 | 一重・奥二重の人、まぶたが重めの人、優しい印象にしたい人。 | まつ毛の痛みが気になる人、自分に合うデザインを細かく調整したい人。 |
| 持ちの目安 | 4週間〜6週間 | 3週間〜4週間(薬剤による) | 4週間〜6週間 |
「パリジェンヌラッシュリフト」と「従来のまつ毛パーマ」の決定的な違い
多くの人が疑問に思う「パリジェンヌ」と「普通のパーマ」の違い。これは、使用する道具(ロッド)の形状と、カールのつく場所が根本的に異なります。
パリジェンヌラッシュリフトは、専用のセッティング剤と特殊なロッドを使用し、「まつ毛の根元だけ」をグッと立ち上げる技術です。毛先にはカールをつけず、ストレートに伸ばすのが特徴です。これにより、自まつ毛の長さを最大限に強調し、まぶたのリフトアップ効果も期待できます。「パリジェンヌ」という名前は特定のブランド名(商標)であり、講習を受けたサロンだけがこの名称を使用できます。
一方、従来のまつ毛パーマは、全体的に丸みのあるロッドを使用し、根元から毛先まで均一にカールをつけます。ビューラーで中間から毛先にかけてカールさせたような、くるんとした可愛らしい仕上がりが特徴です。ロッドのサイズを変えることで、カールの強弱(Cカール、Dカールなど)を調整できます。
決定的な違いは「まぶたとの距離感」です。パリジェンヌは根元から急角度で立ち上がるため、まぶたが厚い場合、立ち上がったまつ毛がまぶたに押し潰されてしまい、「上がっていない」ように見えるリスクがあります。対して従来のパーマは、丸みを持たせてまぶたを避けるようにカールさせるため、まぶたの形状に左右されにくいという利点があります。
「次世代まつ毛パーマ(ラッシュリフト)」とは?今の主流を解説
最近よく目にする「ラッシュリフト」や「次世代まつ毛パーマ」という言葉。これは特定のメニュー名ではなく、「従来のパーマよりもまつ毛に優しく、かつ根元からの立ち上げを重視した新しい技術の総称」と捉えてください。
かつてのまつ毛パーマは、髪の毛用の強いパーマ液に近い薬剤を使用することが多く、まつ毛がチリチリになったり、切れ毛が発生したりするトラブルが少なくありませんでした。しかし、「次世代」と呼ばれる技術では、化粧品登録された低ダメージのセッティング剤を使用します。これにより、まつ毛の主成分であるケラチンタンパク質を守りながら、安全にカールを形成できるようになりました。
パリジェンヌラッシュリフトも、この「次世代まつ毛パーマ(ラッシュリフト)」の一種です。他にも「ケラチンラッシュリフト」「アイリッドアップパーマ」など様々な名称がありますが、基本的には「ダメージレスな薬剤」と「根元立ち上げ系のデザイン」を組み合わせたものと考えて間違いありません。
ロッド式とビューラー式の違い|仕上がりと安全性の比較
施術方法には大きく分けて「ロッド式」と「ビューラー式」の2種類があります。現在、多くのサロンで採用されているのはロッド式です。
- ロッド式: シリコン製のロッドをまぶたに固定し、まつ毛を一本一本巻き付けていく方法です。目の形に合わせてロッドを選定でき、目頭から目尻まで細かくデザインを調整できるのが最大のメリットです。現在の主流であり、パリジェンヌなどもこの方式です。
- ビューラー式: ビューラーのような器具でまつ毛を挟み、薬剤をつけてカールさせる方法です。施術時間が短く安価な場合が多いですが、根元の立ち上げが甘くなったり、まつ毛が折れ曲がったりするリスクがあります。また、器具の形状が決まっているため、個々の目の形に合わせるのが困難です。
安全性と仕上がりの美しさを優先するなら、間違いなくロッド式を採用しているサロンを選ぶべきです。特に「時短・激安」を謳うサロンの中には、古いビューラー式を採用している場合があるため注意が必要です。
【補足】ケラチンラッシュリフトなど、薬剤による名称の違いについて
サロンによっては「ケラチンラッシュリフト」「アミノ酸パーマ」といったメニューを見かけることがあります。これらは、施術工程自体は通常のラッシュリフト(ロッド式)と同じですが、使用する薬剤に違いがあります。
具体的には、パーマをかける工程で失われがちな「ケラチン(まつ毛の主成分)」や「アミノ酸」などのトリートメント成分を配合した薬剤を使用したり、中間処理や後処理で高濃度のトリートメントを導入したりするメニューを指します。
つまり、「デザインの違い」ではなく「ケアのグレードの違い」と理解すると良いでしょう。まつ毛が細い方や、ダメージが気になる方は、こうしたケア成分配合のメニューを選ぶことで、パーマの持ちや自まつ毛の健康状態を向上させることができます。
業界歴15年の技術指導者のアドバイス
「名前だけで選ぶのはNG!『立ち上げ』か『カール』かで選ぼう」「多くのお客様が『流行っているから』という理由でパリジェンヌを指名されますが、実はカウンセリングをすると、その方のなりたいイメージや目の形には、従来の『カールデザイン』の方が適しているケースが多々あります。
例えば、『キツイ印象に見られたくない』という方に直角に立ち上がるパリジェンヌをすると、目がパッチリしすぎて逆に驚いたような表情に見えてしまうことがあります。また、まぶたが重めの方が無理に立ち上げると、まぶたにまつ毛が張り付いてマスカラが塗れないなんてことも。
メニュー名にこだわりすぎず、『根元からガッツリ上げたいのか』それとも『くるんと可愛くしたいのか』というなりたい目元の印象をアイリストに伝えることが、失敗しない第一歩ですよ。」
【目の形別】あなたに似合うおすすめデザイン診断|一重・奥二重の悩み解決
「友達はパリジェンヌですごく可愛くなったのに、私がやったら全然上がらなかった……」
このような経験はありませんか?それは、技術不足ではなく「目の形とデザインの不一致」が原因かもしれません。
まぶたの厚み、二重幅、蒙古襞(もうこひだ)の張り出し方は人それぞれです。自分の目の特徴を理解し、それをカバーできるデザインを選ぶことで、コンプレックスを解消し、理想の目元を手に入れることができます。
【一重・奥二重】まぶたが重くてもパッチリ見せる「Lカール」と「立ち上げ」のコツ
一重や奥二重の方の最大の悩みは、「まぶたの厚みでまつ毛が押されてしまい、正面からまつ毛が見えない」ことではないでしょうか。また、無理に上げようとすると、まぶたにまつ毛が刺さってしまったり、粘膜が丸見えになって不自然になったりすることもあります。
そんな一重・奥二重の方におすすめなのが、「Lカール」や「奥行きのある立ち上げデザイン」です。
- Lカール: アルファベットの「L」のように、根元は緩やかに立ち上がり、中間から毛先にかけてスッと上を向く形状です。根元に「ため」を作ることで、厚いまぶたを避けてまつ毛を顔出すことができます。まぶたに押されることなく、正面からしっかりと長さを見せることが可能です。
- 奥行きのある立ち上げ: 根元ギリギリから上げるのではなく、少し手前に丸みを持たせてから立ち上げる手法です。これにより、まぶたのリフトアップ効果を狙いつつ、まつ毛がまぶたに埋もれるのを防ぎます。
逆に、根元から直角に上げるパリジェンヌラッシュリフトは、まぶたが厚い一重・奥二重の方の場合、上がったまつ毛がまぶたに押さえつけられてしまい、効果を感じにくい(あるいはすぐに下がってしまう)ことがあります。ただし、まぶたの皮膚が薄いタイプの一重の方には似合う場合もあるため、プロによる見極めが重要です。
業界歴15年の技術指導者のアドバイス
「奥二重の方へのデザイン提案事例」「以前、『どこのサロンに行ってもまつ毛が上がらない』と諦めていた奥二重のお客様がいらっしゃいました。他店では毎回パリジェンヌを勧められていたそうですが、まぶたの重みで根元が折れてしまっていたのです。
そこで私は、根元を避けて中間から立ち上げる『リフトカール』のデザインを提案しました。ロッドの選定を工夫し、まぶたの厚みを『かわす』ようにカールをかけたところ、まぶたにまつ毛が当たらず、正面から見てもパッチリとした瞳が現れました。
『初めて自分のまつ毛がこんなに長いと知りました!』と感動していただいた時の笑顔は忘れられません。一重・奥二重こそ、アイリストの腕と提案力が試されるやりがいのある目元なんです。」
【二重・幅広】派手になりすぎない「Cカール」と「ナチュラルデザイン」
くっきりとした二重の方や、目が大きい方は、まつ毛を上げすぎると「派手になりすぎる」「ビックリしたような目になる」という悩みを持ちがちです。特に、根元から直角に上げるデザインは、粘膜が露出しすぎてしまい、目力が強くなりすぎる傾向があります。
そこでおすすめなのが、自然な丸みをつける「Cカール」や「ナチュラルデザイン」です。
- Cカール: ビューラーで自然に上げたような、くるんとした半円状のカールです。横顔にも立体感が生まれ、女性らしく優しい印象になります。目力を出しつつも、キツくならずに上品に仕上がります。
- 立ち上げすぎない調整: 根元の立ち上がり角度を60度〜70度程度に抑えることで、自まつ毛が自然に伸びたような仕上がりになります。
二重幅が広い方は、まつ毛の生え際がしっかりと見えているため、少しのカールでも大きな変化を感じられます。あえて緩めのカールを選ぶことで、抜け感のある今っぽい目元を演出できます。
【逆まつげ・下向きまつげ】矯正効果の高いデザインと注意点
日本人に多い「逆まつげ(下向きまつげ)」。視界が遮られたり、眼球にまつ毛が当たって痛かったりといった機能的な悩みも伴います。まつ毛パーマは、この逆まつげの矯正に非常に効果的です。
逆まつげの方には、「リフトアップ効果の高いデザイン」が推奨されます。しっかりと根元から方向を変えることで、白目に光が入り、瞳がキラキラと輝いて見えます。この場合、パリジェンヌラッシュリフトのような根元立ち上げ系が効果を発揮しやすいですが、まぶたの形状によっては「カール強めのロッド」で物理的にまつ毛を持ち上げる方が良い場合もあります。
注意点: 逆まつげの方は、新しいまつ毛が生えてきた時に、パーマがかかっている毛とのギャップ(方向の違い)が目立ちやすい傾向があります。そのため、通常よりも少し早めのサイクル(3週間〜4週間)でメンテナンスを行うか、バラつきを目立たなくするコーティング剤でのケアが必須となります。
目の横幅を強調したいなら「目尻流し」デザイン
「目を縦に大きく見せる」だけでなく、「横幅を広げて大人っぽい切れ長の目にしたい」という要望も増えています。そんな方には「目尻流し(メーテルロッドなど)」のデザインが最適です。
これは、目頭から黒目まではしっかりと立ち上げつつ、目尻にかけてカールを緩くし、外側へ流すように仕上げるデザインです。アイラインを長く引いたような効果があり、色っぽくアンニュイな雰囲気を醸し出せます。
- タレ目風にしたい: 目尻のカールを下げ気味に調整する。
- 猫目風にしたい: 目尻まである程度立ち上げつつ、外へ流す。
このように、ロッドの置き方や薬剤の塗布範囲を微調整することで、目の形を錯覚させるほどのデザインコントロールが可能です。
まつ毛パーマのメリット・デメリットと知っておくべきリスク
まつ毛パーマは魅力的な施術ですが、薬剤を使用する以上、リスクがゼロではありません。メリットだけでなく、デメリットやリスクを正しく理解しておくことが、長期的に健康なまつ毛を維持するために不可欠です。
メリット:メイク時短とスッピンへの自信、逆まつげ解消
最大のメリットは、なんといっても「24時間上向きまつ毛が続く」ことです。
- メイク時間の短縮: 毎朝のビューラーとの格闘がなくなります。湿気や汗で夕方にまつ毛が下がるストレスからも解放されます。
- スッピンへの自信: 洗顔後やお風呂上がりでもパッチリした目元をキープできるため、お泊まりや旅行、ジム通いの方にも好評です。
- 目元のリフトアップ: 根元からまつ毛が上がることで、まぶたの皮膚も持ち上げられ、目が大きく開くようになります。視界が広がり、眼精疲労が軽減したという声も聞かれます。
デメリット:自まつ毛への負担と定期的なメンテナンスコスト
一方で、以下のデメリットも考慮する必要があります。
- 自まつ毛へのダメージ: どんなに「優しい」と言われる薬剤でも、化学反応で毛の構造を変える以上、少なからず負担はかかります。ケアを怠ると、乾燥による切れ毛や抜け毛の原因になります。
- 定期的なメンテナンス: まつ毛は1日に数本抜け落ち、新しい毛が生えてきます(毛周期)。約1ヶ月経つと、パーマのかかった毛と新しい毛が混在し、バラつきが目立ち始めます。きれいな状態を保つには、4週間〜1.5ヶ月ごとの施術が必要です。
- デザイン変更の難しさ: 一度パーマをかけると、完全に落ちるまで(約3ヶ月)は元の状態に戻りません。「やっぱり別のデザインにしたい」と思っても、すぐにかけ直すとダメージが重なるため、期間を空ける必要があります。
【重要】失敗するとどうなる?「チリチリ」「バラつき」の原因と対策
最も恐ろしいのは、施術の失敗によるトラブルです。国民生活センターにも、まつ毛施術に関する危害情報は寄せられており、決して他人事ではありません。
失敗の具体例:
- チリチリ(ビビリ毛): 薬剤の選定ミスや放置時間の超過により、まつ毛が過剰に軟化し、縮れてしまった状態。修復は不可能で、生え変わりを待つしかありません。
- 折れ・カクつき: ロッドへの巻き付けが雑だったり、薬剤を塗る位置が適切でなかったりすると、毛先が変な方向に折れ曲がることがあります。
- アレルギー反応: 薬剤が皮膚に付着し、まぶたが腫れたり赤みが出たりすることもあります。
原因と対策:
これらの失敗の多くは、「技術者の知識・技術不足」と「安易なサロン選び」に起因します。まつ毛の状態は人によって(細い、太い、傷んでいるなど)異なります。プロのアイリストは、その日のまつ毛の状態を見て薬剤の強さや時間を秒単位で調整します。マニュアル通りの施術しか行わないサロンでは、こうした微調整ができず、トラブルに繋がるのです。
業界歴15年の技術指導者のアドバイス
「他店で傷んだまつ毛のリカバリー経験」「『他店でかけたらチリチリになってしまった』と泣きそうな顔で駆け込んでこられたお客様がいました。拝見すると、毛先が縮れて広がり、マスカラも塗れない状態でした。原因は明らかに、細い自まつ毛に対して強すぎる薬剤を使用されたことでした。
一度チリチリになった部分は元には戻りません。しかし、放置すると切れ毛に繋がります。私は、高濃度のケラチントリートメントを集中的に入れ込み、酸性の優しいセット剤で縮れを可能な限り伸ばしてコーティングする『修正施術』を行いました。
そこから半年間、毎月通っていただきながら、徐々に健康なまつ毛へと生え変わらせていきました。サロン選びを一歩間違えると、取り戻すのに半年かかることもあるのです。だからこそ、安さだけで選ばないでほしいと強く願います。」
失敗しないサロンの選び方とオーダー方法【保存版オーダーシート付】
では、どうすれば信頼できるサロンを見つけられるのでしょうか?そして、自分の希望をどう伝えれば失敗を防げるのでしょうか。ここでは、プロが教える「サロンの見極め方」と「オーダーのコツ」を伝授します。
「安いサロン」には理由がある?料金相場と技術力の関係
まつ毛パーマの料金相場は、地域にもよりますが4,000円〜8,000円程度が一般的です。
一方で、3,000円以下の極端に安いサロンも存在します。もちろん企業努力の場合もありますが、安さには理由がある場合が多いです。
- 薬剤のコストカット: 高品質な化粧品登録済みの薬剤や、トリートメント成分配合の薬剤は原価が高いです。安いサロンでは、安価で強い薬剤を使用しているリスクがあります。
- 回転率重視: 1人のスタッフが1時間に何人も施術するために、カウンセリング時間を削ったり、施術工程を簡略化したりしている可能性があります。丁寧なロッド選定や巻き上げが行われないと、仕上がりのバラつきや失敗に繋がります。
「目」というデリケートな部分を預けるわけですから、料金だけでなく、技術と安全性を優先して選ぶことを強く推奨します。
カウンセリングで確認すべき3つの質問
初めて行くサロンでは、施術前のカウンセリングで以下の点を確認してみてください。技術者の知識レベルや誠実さを測るバロメーターになります。
- 「私の目の形やまつ毛の状態だと、どのデザインがおすすめですか?」
→ マニュアル通りではなく、あなたの目を見て具体的な提案(例:「まぶたが少し厚めなので、根元を避けたカールの方が持ちが良いです」など)をしてくれるか。 - 「薬剤は化粧品登録のものを使用していますか?」
→ 安全性の高い薬剤を使用しているかの確認。 - 「もし仕上がりが気に入らなかった場合、お直しは可能ですか?」
→ 技術保証があるサロンは、技術に自信があり、責任感を持っている証拠です。
写真を見せるのが一番!理想の目元を伝えるコツ
「ナチュラルに」「パッチリと」といった言葉の定義は、人によって異なります。イメージのズレを防ぐ最強の方法は、「なりたいイメージの写真(画像)」を見せることです。
SNSなどで好みのデザインを見つけたら保存しておきましょう。その際、「自分と似た目の形(一重なら一重の方の画像)」を選ぶのがポイントです。二重の方の画像を参考に一重の方がオーダーしても、骨格の違いで同じ仕上がりにはならないからです。
【スクショ推奨】失敗回避のための「まつ毛パーマオーダーシート」
口頭で伝えるのが苦手な方のために、カウンセリングでそのまま見せられるオーダーシートを作成しました。スマホでスクリーンショットを撮って、アイリストに見せてください。
【まつ毛パーマ オーダーシート】
担当アイリスト様、以下の内容で施術をお願いします。■ 希望のデザイン
- [ ] 根元からしっかり立ち上げたい(パリジェンヌ風)
- [ ] 毛先に丸みのあるカールをつけたい(Cカール風)
- [ ] 目尻を流して大人っぽくしたい
- [ ] 似合うデザインを提案してほしい(おまかせ)
■ 普段のメイク・悩み
- 普段マスカラは: [ 塗る / 塗らない ]
- アイラインは: [ 引く / 引かない ]
- 悩み: [ まつ毛が下がってくる / まぶたに当たる / 逆まつげ / 左右差 ]
■ 過去のトラブル・要望
- 過去に薬剤でしみたことは: [ ある / ない ]
- 絶対に避けたいこと: [ 上がりすぎてビックリ目になる / まぶたに張り付く / すぐに落ちる ]
まつ毛パーマの持ちを良くするアフターケアと頻度
サロンで完璧に仕上げてもらっても、その後の自宅ケア次第で「持ち」は大きく変わります。美しいカールを長く楽しむための秘訣を紹介します。
平均的な持ちは「3週間〜1.5ヶ月」。かけ直しのベストタイミング
まつ毛パーマの持ちは、個人差はありますが約3週間〜1.5ヶ月です。
「完全にカールが落ちてからかけ直す」のではなく、「バラつきが気になり始めたら」がメンテナンスの合図です。美しい状態をキープしたい方は4週間前後、多少バラついても気にならない方は6週間前後での予約が目安です。ただし、3週間以内の頻繁すぎる施術はダメージの原因になるため、最低でも3週間、できれば4週間は空けるようにしましょう。
施術当日の注意点|お風呂、洗顔、マスカラはいつからOK?
施術直後のまつ毛は、パーマ液の反応が完全に終わっておらず、非常にデリケートで不安定な状態です。カールを定着させるために、以下の「定着タイム」を守ることが重要です。
- 施術後3〜4時間は水に濡らさない: お風呂、洗顔、激しい運動(汗)、サウナは控えましょう。水に濡れると、キューティクルが開いて薬剤の結合が緩み、カールがダレやすくなります。
- マスカラは翌日から推奨: 当日はマスカラを控え、どうしても必要な場合もお湯で落ちるタイプにしましょう。ウォータープルーフのマスカラをゴシゴシ落とす行為は、当日は厳禁です。
- 寝る時の姿勢: 当日は特に、うつ伏せ寝で枕にまつ毛を押し付けないよう注意してください。変な癖がついたまま固定されてしまう恐れがあります。
持ちが変わる!コーティング剤と美容液の正しい使い方
パーマの持ちを良くする最強のアイテムが「コーティング剤」です。
コーティング剤は、まつ毛の表面を皮膜で覆い、乾燥や摩擦、湿気から守ってくれる役割があります。また、少しバラついてきたまつ毛を束ねて整えるスタイリング効果もあります。朝のメイク時と夜の洗顔後に塗るだけで、持ちが1〜2週間変わることも珍しくありません。
一方、「まつ毛美容液」は、自まつ毛自体を健康に太く長く育てるためのものです。土台となるまつ毛が健康であればあるほど、パーマの仕上がりも美しく、持ちも良くなります。「美容液で栄養補給」し、「コーティング剤で保護する」ダブル使いがベストです。
バラついてきた時の対処法(ビューラーはNG?)
パーマが落ちかけてバラついてきた時、一番やってはいけないのが「ビューラー」です。
パーマで内部構造が変化しているまつ毛に、ビューラーで強い物理的な力を加えると、簡単に折れたり切れたりしてしまいます。切れ毛の原因の多くは、パーマ残りのまつ毛へのビューラー使用です。
バラつきが気になる場合は、以下の方法で対処しましょう。
- コーティング剤や透明マスカラで方向を整える。
- ホットビューラーを軽く当てる(挟むタイプではなく、熱で上げるコームタイプ)。
- 早めにサロンでかけ直し(またはオフ)をする。
業界歴15年の技術指導者のアドバイス
「自宅ケアでやってはいけない3つのこと」「せっかく綺麗にかけたパーマを台無しにしてしまう、意外とやりがちなNG行動があります。ぜひ今日から意識してみてください。
1. ビューラーの使用: 前述の通り、ダメージ毛への『トドメ』になります。絶対NGです。
2. オイルクレンジングでゴシゴシ洗い: 最近はオイルOKのグルーやパーマもありますが、問題なのは『摩擦』です。横にゴシゴシ擦ると、カールがヨレたり抜け毛の原因になります。クレンジングは縦に優しくなじませましょう。
3. うつ伏せ寝: 無意識のうちに枕との摩擦で目尻の毛が切れたり、変な方向に曲がったりします。綺麗なカールを守るには、仰向けで寝るのが一番の美容法です。」
まつ毛パーマに関するよくある質問(FAQ)
最後に、お客様からサロンでよく聞かれる質問をまとめました。
Q. まつ毛が短くてもパーマはかけられますか?
A. はい、かけられます。
まつ毛が短い方こそ、パーマをかけることで最大限に長く見せる効果が期待できます。ただし、極端に短い場合や、まぶたが厚くてまつ毛が埋もれている場合は、使用できるロッドが限られることがあります。短い毛もキャッチできる技術力の高いサロンを選ぶことが重要です。また、日頃から美容液で「まつ育」をして長さを出すと、デザインの幅がグッと広がります。
Q. 妊娠中や生理中でも施術は受けられますか?
A. 基本的には可能ですが、注意が必要です。
妊娠中や生理中はホルモンバランスの影響で、皮膚が敏感になり薬剤でしみやすくなったり、パーマがかかりにくかったりすることがあります。また、施術中は1時間ほど仰向けで寝たままになるため、体調が優れない場合は無理をせず、予約を変更することをおすすめします。妊娠中の方は、事前にサロンへ伝えておくと、体勢への配慮などを受けやすくなります。
Q. まつ毛エクステとまつ毛パーマ、どっちがいいですか?
A. ライフスタイルと求める結果によります。
【まつ毛パーマがおすすめな人】
・自まつ毛を活かしたナチュラルメイクが好き
・クレンジングを気にせずガシガシ顔を洗いたい
・花粉症などで目をこすってしまう癖がある
・メンテナンス費用を抑えたい
【まつ毛エクステがおすすめな人】
・自まつ毛の長さや量では物足りない
・マスカラを塗る手間も省きたい
・結婚式やイベントで劇的に目力をアップさせたい
現在は、まつ毛パーマで自まつ毛を上げてから、足りない部分にエクステを足す「パリエク」などの併用メニューも人気です。
Q. コンタクトレンズはつけたままでも大丈夫?
A. 安全のため、外すことを強く推奨します。
ハードコンタクトレンズは、施術中の目の圧迫で破損したり、眼球を傷つけたりする恐れがあるため、必ず外していただきます。ソフトコンタクトレンズの場合も、万が一薬剤が入った時のリスクや、長時間目を閉じていることによる乾燥(ドライアイ)を防ぐため、外すのが基本です。ケースを持参するか、使い捨てレンズの予備を持っていくと安心です。
まとめ:自分に合ったデザインで、安全に可愛い目元を手に入れよう
まつ毛パーマは、ただ「まつ毛を上げる」だけのものではなく、あなたの目のコンプレックスを解消し、毎日の生活を少しだけハッピーにしてくれる魔法のような技術です。
しかし、その魔法を最大限に活かすためには、流行に流されるのではなく、「自分の素材(目の形・まつ毛の状態)」を知り、「信頼できるパートナー(技術者)」を見つけることが何よりも大切です。
記事のポイントまとめ
- デザイン選びは、メニュー名ではなく「なりたい印象」×「目の形(一重・奥二重など)」で相談する。
- パリジェンヌが全員の正解ではない。まぶたが重い場合は「Lカール」や「奥行きのある立ち上げ」が有効。
- 安さにはリスクがある。薬剤や技術へのこだわりがあるサロンを選ぶことが、将来のまつ毛を守る。
- ホームケア(コーティング剤・脱ビューラー)を徹底すれば、持ちは劇的に良くなる。
最後に、サロンを予約する前の最終チェックリストを確認しましょう。これらがクリアできていれば、きっと素敵な目元に出会えるはずです。
サロン予約前の最終チェックリスト
- ✅ 自分の目の形(一重・奥二重・二重幅など)を鏡で確認したか?
- ✅ なりたいイメージの画像(自分と似た目の形のもの)は見つけたか?
- ✅ サロンの口コミで「仕上がり」だけでなく「持ち」や「カウンセリング」の評判を確認したか?
- ✅ 料金だけでなく、使用薬剤(化粧品登録など)やトリートメントメニューがあるか確認したか?
- ✅ 本記事のオーダーシートをスクリーンショットしたか?
あなたの目元が、一番輝くデザインと出会えますように。ぜひ今日から、自分にぴったりの「まつ毛パーマ生活」を始めてみてください。
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