「朝のメイク時間を短縮したいけれど、マツエクは少し派手すぎる気がする」
「ビューラーで上げても、夕方にはまつげが下がってパンダ目になってしまう」
毎日のアイメイクで、このような悩みを抱えていませんか?
近年、ナチュラルメイクの流行とともに、自まつげを活かして目元を華やかに見せる「まつげパーマ(通称:マツパ)」の人気が再燃しています。特に「パリジェンヌラッシュリフト」などの次世代まつげパーマの登場により、一重や奥二重の方でもパッチリとした目元を手に入れられるようになりました。
しかし、いざ予約しようと思っても「マツエクとどっちが良いの?」「種類が多くて選べない」「自まつげが傷まないか心配」と迷ってしまう方も多いはずです。
そこで本記事では、現役アイリスト兼サロンオーナーとして15,000人以上の目元を施術してきた筆者が、まつげパーマの基礎知識からデザインの選び方、失敗しないサロンの見極め方までを徹底解説します。
結論から申し上げますと、まつげパーマは「自まつげを活かしてナチュラルに盛りたい」「オイルクレンジングを使ってガシガシ洗顔したい」という方に最適な施術です。マツエクと比較してケアが圧倒的に楽で、ランニングコストも抑えやすいのが特徴です。
この記事を読むことで、以下の3点が明確になります。
- 現役アイリストが教える「マツパ」と「マツエク」の決定的な違いと、あなたに合う施術の選び方
- 一重・奥二重でも失敗しない!パリジェンヌなど種類の違いと、目の形別デザイン診断
- 持ちを良くするアフターケアの極意と、信頼できるサロンを見極める5つのチェックポイント
正しい知識を身につけて、あなたの魅力を最大限に引き出す理想の目元を手に入れましょう。
まつげパーマ(マツパ)とは?マツエクとの違いを徹底比較
まつげパーマ(マツパ)とは、自まつげに専用の薬剤とロッド(型)を使用してカールをつける技術のことです。髪の毛にパーマをかけるのと同じ原理で、ビューラーを使わなくても24時間上向きのまつげをキープできるのが最大の特徴です。
サロンを予約する前に、まず悩むのが「まつげパーマにするか、まつげエクステ(マツエク)にするか」という点ではないでしょうか。これらは似て非なる技術であり、仕上がりの印象やライフスタイルによって向き不向きがはっきりと分かれます。
以下の比較表で、それぞれの特徴を整理しました。まずは全体像を把握しましょう。
| 項目 | まつげパーマ(マツパ) | まつげエクステ(マツエク) |
|---|---|---|
| 仕組み | 自まつげにカールをつける | 自まつげに人工毛を接着する |
| 仕上がり | ナチュラル、抜け感がある | ボリューム、長さ、濃さが出せる |
| 持続期間 | 約3〜5週間 | 約3〜4週間(徐々に抜ける) |
| 施術時間 | 約60〜90分 | 約60〜120分(本数による) |
| 相場(1回) | 4,000円〜8,000円 | 5,000円〜10,000円 |
| クレンジング | オイルOK(何でも可) | オイルNG(専用が必要) |
| おすすめな人 | 自まつげ派、ナチュラル好き | 自まつげが短い・少ない人 |
まつげパーマ(ラッシュリフト)の仕組みと特徴
まつげパーマは、シリコン製のロッドやまぶたに貼るゴム製のロッドにまつげを巻き付け、セット剤(パーマ液)で形状を記憶させる施術です。近年では「ラッシュリフト」と呼ばれることも多くなりましたが、広義ではまつげパーマの一種です。
最大の特徴は、「自分の目元の形を活かせる」こと。人工物をつけないため、重さを感じることがなく、洗顔時にゴシゴシ洗えるという開放感があります。また、下がりまつげ(逆さまつげ)で視界が悪いという方にとっては、まつげが上がることで視界がクリアになり、瞳に光が入って目がキラキラして見えるという副次的なメリットも非常に大きいです。
私がサロンで担当させていただくお客様の中には、「今までマツエクをしていたけれど、自まつげが減ってしまったからマツパに変えたい」という方が非常に増えています。これは「マツ育(まつげ美容液でのケア)」ブームの影響もあり、自まつげを太く長く育てて、パーマだけで仕上げるスタイルがトレンドになっているためです。
マツエク(まつげエクステ)との最大のメリット・デメリットの違い
マツエクとの決定的な違いを理解するために、メリットとデメリットを深掘りします。
まつげパーマのメリット
- クレンジングを選ばない: オイルクレンジングが使えるため、濃いファンデーションもしっかり落とせます。肌トラブルが気になる方には大きな利点です。
- お手入れが楽: エクステのように「向きが変わる」「取れかける」というストレスがありません。寝相が悪くても安心です。
- 自然な仕上がり: すっぴんでも目元だけ浮くことがなく、職場や学校の規則が厳しい場合でも対応しやすいです。
まつげパーマのデメリット
- 自まつげの状態に左右される: 自まつげが極端に短い、少ない、切れている場合は、希望のデザインにならないことがあります。
- ボリュームには限界がある: マスカラを塗らないと、濃さは出ません。
マツエクのメリット
- 自まつげ以上の長さと濃さ: 自まつげが短くても、お人形のようなバサバサのまつげになれます。
- メイク時短効果が最強: アイライン効果もあるため、アイメイクがほぼ不要になります。
マツエクのデメリット
- メンテナンスが大変: オイルクレンジング不可、洗顔後にドライヤーで乾かすなど、丁寧な扱いが必要です。
- 定期的なオフが必要: 衛生面を保つため、定期的に全て外して付け替える必要があります。
【診断】あなたはどっち派?ライフスタイル別おすすめチャート
まだ迷っている方のために、ライフスタイルや好みから最適なメニューを選べる診断リストを作成しました。ご自身の状況に当てはまる項目が多い方をチェックしてみてください。
詳細:タイプ別診断リスト(クリックして開く)
A. まつげパーマ(マツパ)がおすすめな人
- 自まつげがある程度の長さ・太さがある
- ナチュラルメイク、またはすっぴん風メイクが好き
- 目をこする癖がある、または花粉症で目がかゆくなる時期がある
- お風呂上がりのスキンケアやクレンジングを楽に済ませたい
- 仕事柄、派手なメイクが禁止されている
- ビューラーで上げてもすぐに下がってくるのが悩み
B. マツエク(まつげエクステ)がおすすめな人
- 自まつげが短くて細い、または一部抜けている箇所がある
- つけまつげのようなボリュームと長さが欲しい
- 朝のメイク時間を1分でも短縮したい(マスカラも塗りたくない)
- すっぴんでも目力がしっかり欲しい(お泊まりなどの予定がある)
- アイラインを引くのが苦手(エクステの根元がライン効果になる)
- 結婚式やイベントなどで、写真映えを重視したい
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「マツパとマツエクで迷った場合は、まず『普段のメイクの濃さ』と『自まつげの状態』を見て判断します。自まつげが健康で、毎朝マスカラを塗る工程が苦でないならマツパが圧倒的におすすめです。逆に、自まつげの隙間を埋めたい、アイライン効果も欲しいならマツエクの方が満足度が高いでしょう。
最近は、まつげパーマをしてから足りない部分にだけエクステを数本足す『パリエク』という手法も人気です。これなら、下がりまつげを解消しつつボリュームも出せるので、両方の良いとこ取りができますよ。」
「パリジェンヌ」と「普通のパーマ」は何が違う?種類の完全解説
サロンの予約画面を見ると、「パリジェンヌラッシュリフト」「まつげパーマ(カール)」「ラッシュリフト」など、様々なメニュー名が並んでいて混乱することはありませんか?
実は、これらは大きく分けて「立ち上げ型(ストレートデザイン)」と「カール型(ラウンドデザイン)」の2種類に分類されます。特に検索需要の高い「パリジェンヌ」と「従来のパーマ」の違いを正しく理解することで、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。
次世代まつげパーマ「パリジェンヌラッシュリフト」の特徴
「パリジェンヌラッシュリフト」は、日本人の目元に合わせて開発された次世代まつげパーマの一種であり、特定の技法と商材を用いたブランド名でもあります。
- デザインの特徴: 根元から80度立ち上げ、毛先にはカールをつけずストレートに伸ばします。
- 最大のメリット: まつげを最大限に長く見せる効果があります。また、まぶたのリフトアップ効果も期待でき、白目に光が入ることで瞳が輝いて見えます。
- 向いている人: 自まつげを長く見せたい人、まぶたのたるみが気になる人、下がりまつげの矯正をしたい人。
パリジェンヌは「矯正」の要素が強いため、目頭から目尻まで全てのまつげをグッと立ち上げます。これにより、まぶた全体が持ち上がり、二重のラインがくっきりすることもあります。
従来のまつげパーマ(カールデザイン)の特徴
一方、従来のまつげパーマや「カール」と表記されるメニューは、ロッドの形状によって丸みをつけるデザインです。
- デザインの特徴: 根元から毛先にかけて、アルファベットの「C」や「D」のような丸いカールを描きます。
- 最大のメリット: くるんとした可愛らしい印象になります。また、まぶたに厚みがある方でも、まぶたを避けてカールを作ることができるため、「上がっていない」という失敗が少ないのが特徴です。
- 向いている人: 一重・奥二重の方、可愛らしい雰囲気が好きな方、横顔の立体感を重視する方。
その他の名称(ケラチンラッシュリフト等)と薬剤の違いについて
メニュー名に「ケラチンラッシュリフト」や「アミノ酸まつげパーマ」と書かれている場合、これは「使用する薬剤にトリートメント成分が配合されているか」の違いを指すことが一般的です。
昔のまつげパーマは、髪の毛用の強いパーマ液を使用していた時代もあり、まつげがチリチリになるトラブルが多発しました。しかし現在の主流である「ラッシュリフト」系の薬剤は、化粧品登録された低刺激なセット剤を使用しています。さらに、ケラチン(タンパク質)を補給しながらかけることで、ダメージを最小限に抑える工夫がされています。
詳細:仕上がりイメージ比較表(立ち上げ vs カール)
| 比較項目 | パリジェンヌ(立ち上げ型) | 従来のパーマ(カール型) |
|---|---|---|
| 形状 | 根元から直角、毛先は真っ直ぐ | 全体的に丸みがある曲線 |
| 長さの見え方 | 最大限長く見える | カールする分、少し短く見える |
| 印象 | クール、大人っぽい、パッチリ | キュート、優しい、女性らしい |
| まぶたとの相性 | 二重・まぶたが薄い人に最適 | 一重・奥二重・まぶたが厚い人もOK |
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「『SNSで流行っているから』という理由だけでパリジェンヌを指名するのは要注意です。パリジェンヌは根元を直角に立ち上げるため、まぶたが重めの方や奥二重の方の場合、上がったまつげがまぶたの肉に押されてしまい、逆に目が小さく見えたり、正面からまつげが見えなかったりすることがあります。
流行りの名前だけでなく、ご自身のまぶたの厚みに合ったロッド選定が成功の鍵です。『パリジェンヌで予約したけど、相談してカールに変えたい』とカウンセリングで伝えていただければ、プロが最適な提案をしますのでご安心ください。」
【一重・奥二重・二重】目の形別おすすめデザインと失敗しないオーダー法
まつげパーマで最も重要なのは、「自分の目の形に合ったデザインを選ぶこと」です。どんなに技術が高くても、目の形に合わないデザインを選んでしまうと、「思ったより上がらなかった」「まぶたに刺さる」「目が小さく見える」といった失敗につながります。
ここでは、目の形別におすすめのデザインと、サロンでのオーダー方法を具体的に解説します。
一重まぶたさん:まぶたを避けてカールをつける「ラウンド型」がおすすめ
一重まぶたの方の多くは、まつげの生え際にまぶたの皮膚が被さっています。そのため、根元から立ち上げるパリジェンヌのようなデザインだと、まつげがまぶたに押し潰されてしまい、上がっていないように見えてしまうことがあります。
おすすめデザイン:
根元には奥行きを持たせ、まぶたの皮膚を避けてから中間〜毛先にかけてカールをつける「ラウンド型(Cカール)」や「Lカール」がおすすめです。まぶたをふんわりと避けることで、正面からもしっかりとまつげが見えるようになります。
オーダーのコツ:
「まぶたが重いので、まつげが皮膚に当たらないように、少し奥行きを持たせてカールをつけてください」と伝えましょう。
奥二重さん:目頭〜目尻のラインを整える「Lカール・立ち上げ」の注意点
奥二重の方は、目頭や目尻の部分がまぶたに被さりやすく、中央部分は二重のラインが見えるなど、場所によってまぶたの厚みが違うケースが多いです。「目頭だけ上がらない」という悩みを持ちやすいのも特徴です。
おすすめデザイン:
まぶたの被さりが強い部分はカールを強めに、見えている部分は立ち上げ気味にするなど、場所によってロッドの巻き方を調整できるデザインが向いています。全体的には、根元を立ち上げつつ毛先に丸みを持たせる「立ち上げカール」が、パッチリ感と優しさのバランスが良く人気です。
オーダーのコツ:
「目頭のまつげが埋まりやすいので、そこをしっかり上げてほしいです」「きつい印象にはしたくないので、毛先は少し丸みが欲しいです」と具体的に伝えましょう。
二重まぶたさん:なりたい印象で選ぶ「立ち上げ」vs「Cカール」
二重まぶたの方は、基本的にどのようなデザインでも似合いやすいです。そのため、「なりたい印象」で選ぶのが正解です。
- 目を大きく、華やかに見せたい場合: 「パリジェンヌ(立ち上げ型)」がベスト。まつげの長さを強調し、目力を最大化します。
- 優しく、可愛らしい印象にしたい場合: 「Cカール」がおすすめ。横顔も立体的で女性らしい雰囲気になります。
注意点:
まつげが長すぎる方が根元から直角に上げすぎると、眉毛に届いてしまったり、びっくりしたような目になってしまうことがあります。その場合は、カールを少し緩めて自然さを出す調整が必要です。
逆さまつげ・下がりまつげの矯正効果について
「逆さまつげ」で、まつげが眼球に刺さって痛いという悩みを持つ方にとって、まつげパーマは治療レベルの救世主となります。ビューラーでは数分で戻ってしまう頑固な下がりまつげも、薬剤の力で強力に上向かせることができます。
逆さまつげの方は、「矯正パーマ」や「アップワードラッシュリフト」といった、特に矯正力の強いメニューやロッドを選定してくれるサロンを探すのがおすすめです。施術後は「視界が広くなった」「目が疲れにくくなった」と感動される方が非常に多いです。
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「初めてのサロンで失敗しないためには、カウンセリングで以下の3つを必ず伝えてください。
1. 普段のアイメイクの雰囲気(言葉で伝えるより、理想の仕上がり写真を見せるのがベストです)
2. 過去にパーマで失敗した経験(『上がりすぎてまぶたに刺さった』『すぐ落ちた』『しみて痛かった』など)
3. 左右の目の大きさや二重幅の違いに対する悩み
特に左右差は自分では気づきにくいものですが、プロはロッドのサイズを左右で変えるなどして、仕上がりを均等に見せる技術を持っています。遠慮せずにコンプレックスを相談してください。」
まつげパーマのメリット・デメリットと知っておくべきリスク
まつげパーマは素晴らしい技術ですが、薬剤を使用する以上、メリットばかりではありません。大切なお顔の一部である目元の施術ですから、リスクについても正しく理解し、納得した上で施術を受けることが重要です。
メリット:メイク時短、ビューラー不要、逆さまつげ解消
最大のメリットは、何と言っても「24時間365日、可愛い目元でいられること」です。
朝起きた瞬間からまつげが上がっているため、メイク時間は大幅に短縮されます。湿気の多い梅雨の時期や、汗をかく夏場、プールや温泉に入った後でも、まつげが下がる心配がありません。
また、毎日のビューラーによる物理的なダメージ(抜け毛や切れ毛)から解放されるため、結果的に自まつげが健康になるケースも多々あります。
デメリット:自まつげへのダメージ、デザイン変更の制限
一方で、薬剤による化学的なダメージは避けられません。髪の毛のパーマと同様に、繰り返すことで毛先がパサついたり、乾燥しやすくなったりします。これを防ぐためには、自宅での美容液ケアや、サロンでのトリートメント施術が不可欠です。
また、一度パーマをかけると、完全に落ちるまで(約1〜2ヶ月)はデザインの変更が難しくなります。「やっぱりマツエクを付けたい」と思っても、パーマが残っているとエクステの接着面が安定せず、すぐに取れてしまうため、装着を断られるケースがほとんどです。
【重要】セルフまつげパーマの危険性とリスク(失明・切れ毛)
最近、インターネット通販やSNS広告で「セルフまつげパーマキット」が安価で販売されていますが、プロとして、セルフ施術は絶対に推奨しません。
まつげパーマの薬剤は、目に入ると角膜に深刻なダメージを与える可能性があります。サロンでは、目を閉じた状態でプロが慎重に施術を行いますが、セルフの場合は薄目を開けて鏡を見ながら施術しなければなりません。この状態で、クリーム状の薬剤を目に入れないように塗布するのは至難の業です。
実際に、国民生活センターには以下のような危害情報が寄せられています。
- 「薬剤が目に入り、角膜化学熱傷を負って視力が低下した」
- 「ロッドの巻き込みに失敗し、まつげが直角に折れ曲がってチリチリになった」
- 「まぶたがかぶれて腫れ上がった」
一度チリチリになったまつげは、生え変わるまで数ヶ月間元には戻りません。数千円を節約しようとして、一生に関わる目の健康を損なうリスクがあることを、どうか忘れないでください。
※参照:独立行政法人 国民生活センター「まつ毛エクステンションの危害」等の報告事例より
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「まつげパーマは薬剤を使うため、どうしても多少の負担はかかります。だからこそ、サロン選びでは『中間処理(薬剤の残留除去)』や『ケラチントリートメント』を行っているかを確認してください。
安価なサロンでは、パーマ液を拭き取るだけで終わらせてしまうことがありますが、これでは薬剤の成分が毛内部に残ってしまい、施術後もダメージが進行します。中間処理を丁寧に行うかどうかで、数ヶ月後のまつげの状態が全く変わってきます。」
持ち・頻度・値段の相場
まつげパーマを継続していく上で気になるのが、コストと通う頻度です。無理なく続けられるスケジュールを組みましょう。
まつげパーマの持ちは平均3〜4週間
まつげパーマの持ちは、一般的に3週間〜1ヶ月半程度です。ただし、これは「かけた直後の完璧な状態」が続く期間ではありません。
- 1〜2週間目: 最もきれいな状態。カールもしっかりキープされています。
- 3〜4週間目: 新しいまつげが生えてきたり、パーマをかけたまつげが抜けたりして、徐々にバラつきが出始めます。マスカラが少し塗りにくく感じる時期です。
- 5週間以降: カールが落ちてくるというよりは、生え変わりによって「真っ直ぐな毛」と「カールした毛」が混在し、乱れた印象になります。
かけ直しの最適な頻度とタイミング
まつげの毛周期(生え変わりのサイクル)は個人差がありますが、約3週間〜4ヶ月で全ての毛が生え変わると言われています。
かけ直しのベストなタイミングは、「バラつきが気になり始めたら(約1〜1.5ヶ月後)」です。あまりに頻繁(例えば2週間ごと)にかけると、毛先へのダメージが蓄積して切れ毛の原因になります。逆に期間を空けすぎると、マスカラでのメイクが大変になります。
最低でも4週間は期間を空けることを推奨しています。
1回あたりの値段相場(地域・サロンランク別)
まつげパーマの料金は、地域やサロンの立地、使用する薬剤のグレードによって異なります。
| エリア・タイプ | 従来のまつげパーマ | パリジェンヌ / ラッシュリフト |
|---|---|---|
| 都心部・人気エリア | 4,500円 〜 6,000円 | 6,000円 〜 8,500円 |
| 地方・郊外 | 3,500円 〜 5,000円 | 5,000円 〜 7,000円 |
| 激安店・モデル募集 | 2,000円 〜 3,000円 | 3,000円 〜 4,000円 |
※トリートメントやアイシャンプーなどのオプションを追加すると、プラス500円〜1,000円程度かかります。
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「『完全に落ちてから行く』のではなく、『バラつきが気になり始めたら行く』のが、常に美しい目元をキープするコツです。新しい毛が生えてきて、古い毛と混ざって方向が定まらなくなった時がメンテナンスのサインです。
また、多くのサロンでは『前回から〇週間以内の再来店で割引』というリピーター特典を用意しています。これらを賢く利用すれば、お得にきれいな状態を保つことができますよ。」
施術の流れと当日の注意点・アフターケア
初めてサロンに行くときは緊張するものです。ここでは、来店から帰宅後のケアまで、具体的な流れと注意点をシミュレーションします。
来店から施術終了までの流れ(所要時間:約60〜90分)
- カウンセリング(10〜15分): カルテを記入し、アレルギーの有無や希望のデザインを相談します。
- 前処理・テーピング: まつげの汚れを落とし、下まつげを保護するためにテープやアイパッチを貼ります。
- 巻き上げ・1液塗布: ロッドにまつげを巻き付け、1剤(まつげを軟化させる薬)を塗ります。
- 放置・中間処理: 数分時間を置き、薬剤を拭き取ります。ここでトリートメントを行うサロンもあります。
- 2液塗布・放置: 2剤(形状を固定する薬)を塗り、カールを定着させます。
- 拭き取り・仕上げ: ロッドを外し、薬剤をきれいに拭き取ります。最後にコーティング剤や美容液で整えて終了です。
施術中は目を閉じたままになります。リラックスして眠ってしまう方も多いです。ただし、施術中に急に目を開けたり動いたりすると危険ですので、目元がかゆい場合などは声に出してスタッフに伝えてください。
当日のメイク・コンタクトレンズはどうする?
メイクについて:
当日はマスカラとビューラーは絶対にしないでください。 マスカラが残っていると薬剤の浸透が悪くなり、パーマのかかりが悪くなったり、持ちが悪くなったりします。アイシャドウやアイラインはしていても大丈夫ですが、施術中に崩れる可能性があるため、できれば目元はすっぴんの状態が望ましいです。
コンタクトレンズについて:
ハードコンタクトレンズは、万が一の破損や目のトラブルを防ぐため、必ず外していただきます。ケースを持参しましょう。ソフトコンタクトレンズの場合は着用したままでも施術可能なサロンが多いですが、ドライアイが気になる方は外すことをおすすめします。
【超重要】施術後24時間の過ごし方で持ちが決まる
まつげパーマの定着には、施術後24時間程度かかると言われています。特に施術直後の3〜4時間は、まだカールが不安定な状態です。この時間の過ごし方が、その後の持ちを大きく左右します。
- 水に濡らさない: 施術後最低でも3〜4時間は洗顔や入浴を控えてください。湿気の多いサウナやホットヨガも当日はNGです。
- まつげを触らない: 指で触ったり、こすったりすると、変な癖がついたまま固定されてしまいます。
- うつ伏せ寝禁止: 枕にまつげが押し付けられると、カールが折れたり変形したりする原因になります。当日は仰向けで寝るように意識しましょう。
プロが教える!持ちを良くする毎日のケアと美容液の選び方
美しいカールを長く楽しむためには、ホームケアが欠かせません。特に重要なのが「保湿」と「コーティング」です。
- まつげ美容液(育毛系): 自まつげの土台を強くするために、夜の洗顔後に根元に塗布します。
- コーティング剤(保湿・束感): まつげの表面をコーティングし、乾燥や摩擦から守ります。朝のメイク前や夜のケアの最後に使うことで、今流行りの「束感まつげ」を簡単に作ることができます。
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「マツパはオイルクレンジングOKですが、ゴシゴシ擦るのは厳禁です。洗顔後はタオルで目元をゴシゴシ拭かず、優しく押さえるように水分を吸い取ってください。
そして、ここがプロの裏技ですが、ドライヤーの冷風を下から当てて乾かし、すぐにコームで整える。 これを習慣にするだけで、カールの持ちが1〜2週間変わります。髪の毛もお風呂上がりに乾かさないと寝癖がつきますよね?まつげも同じなんです。」
失敗しないまつげパーマサロンの選び方 5つのチェックポイント
最後に、数あるサロンの中から「失敗しない優良サロン」を見つけるためのチェックポイントをお伝えします。安さだけで選ぶと、失敗のリスクが高まります。
1. 「美容所登録」と「美容師免許」保持の確認(必須条件)
大前提として、まつげパーマの施術を行うには、保健所の「美容所登録」と施術者の「美容師免許」が法律で義務付けられています。これらを持たないサロン(いわゆる違法サロン)は、衛生管理が不十分であったり、知識不足による事故のリスクが高いため、絶対に避けてください。
予約サイトやホームページの「サロン情報」や「スタッフ紹介」欄で必ず確認しましょう。
2. カウンセリングの丁寧さと提案力
良いサロンは、施術前のカウンセリングに時間をかけます。ただ「上げますね」と言うだけでなく、「まぶたの厚みがこうなので、このロッドを使います」「左右差を合わせるためにこちらは少し強めにかけます」といった具体的な提案があるアイリストは信頼できます。
3. SNSやブログでの「症例写真(ビフォーアフター)」のチェック法
Instagramやサロンのブログで、実際にそのスタッフが施術した写真を確認しましょう。見るべきポイントは、「モデルのようなきれいな目元の写真」ではなく、「自分と似た目の形(一重や奥二重など)の症例写真」です。自分に近い目の形の人がきれいに仕上がっていれば、そのスタッフはあなたの目元もきれいにする技術を持っている可能性が高いです。
4. 料金設定の明瞭さと「安すぎる」サロンの注意点
相場よりも極端に安い(2,000円台など)サロンには理由があります。回転率を上げるために施術時間を短縮していたり、安価な薬剤を使用していたり、経験の浅いスタッフの練習台である可能性があります。
もちろん、企業努力で安くしている場合もありますが、初めての方は「相場通りの価格帯」のサロンを選ぶ方が無難です。
5. 口コミの内容(仕上がりだけでなく、接客や持ちに関する評価)
口コミを見る際は、星の数だけでなく内容を読みましょう。「仕上がりは良かったけど、1週間で落ちた」「接客が高圧的で相談できなかった」といったコメントがないかチェックします。逆に「詳しく説明してくれた」「1ヶ月経ってもきれい」という口コミが多いサロンは当たりです。
現役アイリスト兼サロンオーナーのアドバイス
「予約サイトのクーポンを見る際、『新規限定』で極端に安いクーポンは魅力的ですが、トリートメントが含まれていない場合があります。おすすめは、『トリートメント付き』『アイシャンプー込み』『コーティング仕上げ』など、ケアメニューがセットになっているクーポンを選ぶことです。
数百円の差でダメージケアができるなら、結果的にコスパが良く、きれいな状態が長持ちしますよ。」
まつげパーマに関するよくある質問(FAQ)
お客様から頻繁にいただく質問をまとめました。
Q. 施術中に痛みやしみることはありますか?
A. 基本的に痛みはありません。ただし、薬剤が揮発する際に少ししみる感覚がある場合があります。もし痛みや熱さを感じたら、我慢せずにすぐにスタッフに伝えてください。敏感肌の方は、事前にパッチテストが可能か相談することをおすすめします。
Q. まつげが短くてもパーマはかけられますか?
A. はい、可能です。ただし、極端に短い場合は選べるロッド(デザイン)が限られることがあります。短い方こそ、パーマで根元から立ち上げることで、長さを最大限に強調できるためおすすめです。
Q. 妊娠中でも施術は可能ですか?
A. 多くのサロンで可能ですが、妊娠中はホルモンバランスの影響で薬剤の匂いに敏感になったり、長時間仰向けで寝ているのが辛かったりすることがあります。また、皮膚が敏感になってかぶれやすくなる可能性もあります。必ず予約時に妊娠中であることを伝え、体調の良い時に来店してください。
Q. パーマが気に入らなかった場合、すぐに直せますか?
A. かけ直しは可能ですが、まつげへのダメージを考慮して、最低でも1週間〜10日程度空けることを推奨するサロンが多いです。他店での失敗を直す場合は、どのような薬剤が使われたか不明なため、慎重な判断が必要です。「お直し保証期間」があるサロンを選んでおくと安心です。
まとめ:あなたに合ったマツパで、毎日のメイクをもっと楽しく快適に
まつげパーマは、単にまつげを上げるだけでなく、朝の時間を生み出し、すっぴんへの自信を与えてくれる素晴らしい技術です。マツエクと比較してケアが楽で、ナチュラルな仕上がりを求める現代の女性にぴったりの選択肢と言えるでしょう。
最後に、サロン予約前に確認すべきポイントをチェックリストにまとめました。
サロン予約前 最終確認リスト
- 自分の目の形や、まつげの悩み(逆さまつげ等)は整理できましたか?
- なりたいイメージ(ナチュラルなカール or ぱっちり立ち上げ)は決まりましたか?
- 予約しようとしているサロンは、美容所登録済みで美容師免許保持者が在籍していますか?
- 施術当日はマスカラ・ビューラーを控える準備はできていますか?
- 施術後の予定(入浴時間など、最低4時間は濡らさない)は調整しましたか?
現役アイリスト兼サロンオーナーからのメッセージ
「まつげパーマは、目元の印象を大きく変え、自分に自信を持たせてくれる魔法のような技術です。初めての方は『似合うかな?』『痛くないかな?』と不安もあるかと思いますが、しっかりとした知識を持って、カウンセリングを重視するサロンを選べば、きっと『やってよかった!』と思えるはずです。
あなたの目の形や自まつげの状態に寄り添ってくれる素敵なアイリストに出会い、毎日のメイクがもっと楽しくなることを心から願っています。」
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