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【プロ監修】コーンロウとは?値段・持ち・洗い方から痛くない維持テクまで徹底解説

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コーンロウは正しくケアすれば2週間〜1ヶ月楽しめますが、頭皮トラブルを防ぐには「編む強さ」と「専用の洗い方」が重要です。

この記事では、ブレイダー歴15年の専門家が、失敗しないオーダー方法から、痒みを防ぐケア、最新デザインまで、不安を解消し魅力を余すことなく伝えます。

この記事でわかること

  • コーンロウの値段相場と持ちを良くするプロの裏技
  • 痒みや臭いを防ぐ正しいシャンプー方法と寝る時のケア
  • 人気のデザイン種類と失敗しないサロンの選び方
  1. コーンロウ(Cornrows)の基礎知識:種類・値段・施術時間
    1. コーンロウとは?ブレイズとの違いや歴史的背景
    2. 【範囲別】ハーフ・全頭・サイドのスタイル特徴と値段相場
    3. 【素材別】地毛のみ vs エクステ入りのメリット・デメリット比較
    4. 日本人の髪質(直毛)でもコーンロウはできる?必要な長さは?
  2. 【目的別】コーンロウの人気デザインカタログと選び方
    1. シンプル&定番!「ストレート(放射状)」ライン
    2. キッズやダンサーに人気!「ハート」「クロス」「星形」デザイン
    3. メンズに圧倒的支持!「太めライン」や「マンバン」スタイル
    4. エクステで個性を出す!カラーメッシュやオンブレの活用法
  3. コーンロウにする前に知っておくべきメリットと「リアルな」デメリット
    1. メリット:圧倒的なインパクトと朝のセット不要な楽さ
    2. デメリット1:シャンプーの難しさと乾燥までの手間
    3. デメリット2:施術中の痛みと施術後の頭皮の突っ張り感
    4. リスク:牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは?
  4. 【最重要】プロ直伝!コーンロウを長く持たせる「洗い方」と「寝る時のケア」
    1. そもそも洗っていいの?洗髪頻度の正解(夏場・冬場の違い)
    2. 【手順解説】ボサボサにさせない「泡シャンプー」の正しいやり方
    3. 痒み・臭い対策:ドライヤーでの「完全乾燥」が命
    4. 寝る時の必須アイテム「デュラグ」や「シルクキャップ」の使い方
  5. 予約から施術当日までの流れと準備
    1. サロン選びのポイント:ブラックヘア専門店 vs 一般美容室
    2. 予約時に伝えるべきこと(デザイン画像・髪の長さ・黒染め歴など)
    3. 当日の服装と準備:前日は洗髪しておくべき?整髪料は?
    4. 施術中の過ごし方と痛みへの対処法
  6. コーンロウは自分でできる?セルフのやり方と限界
    1. 初心者向けセルフコーンロウに必要な道具
    2. 綺麗な編み目の鍵は「ブロッキング」にあり
    3. 裏編みの基本手順と手つきのコツ
    4. セルフとプロの仕上がりの違い:持ちと頭皮への安全性
  7. イベントが終わったら…正しい解き方とアフターケア
    1. 髪を傷めずに解く手順とハサミを入れる場所
    2. 「大量の抜け毛」に驚かないで!その理由を解説
    3. 解いた後の集中トリートメントと頭皮マッサージ
  8. コーンロウに関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. プールや海に入っても大丈夫ですか?
    2. Q. 帽子やヘルメットはかぶれますか?
    3. Q. 痒みが我慢できない時の応急処置は?
    4. Q. 学校や職場でバレないように隠す方法はありますか?
  9. まとめ:正しい知識とケアで、コーンロウを最高に楽しもう!

コーンロウ(Cornrows)の基礎知識:種類・値段・施術時間

これからコーンロウに挑戦しようと考えているあなたへ。まずはコーンロウというスタイルの全体像を掴んでおきましょう。ダンスイベントやフェス、あるいは日常のスタイルチェンジとして絶大な人気を誇りますが、その種類やコスト感はサロンによって大きく異なります。

ここでは、ブラックヘア専門家としての視点から、失敗しないための基礎知識を詳しく解説します。

コーンロウとは?ブレイズとの違いや歴史的背景

コーンロウ(Cornrows)とは、その名の通り「トウモロコシの列(Corn rows)」のように、頭皮に沿ってぴったりと編み込まれたスタイルのことを指します。アフリカを起源とし、何世紀にもわたって受け継がれてきた伝統的なヘアスタイルであり、90年代以降のヒップホップカルチャーの隆盛とともに世界中でファッションとして定着しました。

よく混同されるスタイルに「ブレイズ(Braids)」がありますが、決定的な違いは「頭皮に密着しているかどうか」です。ブレイズは毛束が頭皮から離れて三つ編み状に垂れ下がるスタイルを指すのに対し、コーンロウは地肌に這うようにデザインを作っていきます。

この「地肌に沿って編む」という特性上、幾何学模様やハート型など、頭皮をキャンバスに見立てた自由なデザインが可能であることがコーンロウの最大の魅力です。

【範囲別】ハーフ・全頭・サイドのスタイル特徴と値段相場

コーンロウの料金は、主に「編む範囲」と「ラインの本数」、そして「デザインの複雑さ」によって決まります。ここでは一般的なブラックヘア専門店の相場をまとめました。

範囲 特徴とおすすめシーン 料金相場(地毛) 施術時間目安
サイド 片側の耳上だけを編むスタイル。手軽にイメチェンでき、女性らしい巻き髪との相性も抜群。初めての方におすすめ。 3,000円 〜 5,000円 30分 〜 1時間
ハーフ 前頭部から頭頂部まで(耳の後ろあたりまで)を編み、後ろ髪を下ろすスタイル。ダンスの発表会で最も人気。 5,000円 〜 8,000円 1時間 〜 2時間
全頭(フル) 生え際から襟足まで全て編み込むスタイル。最もインパクトがあり、メンズや本格的なダンサーに人気。 8,000円 〜 15,000円 2時間 〜 4時間

※上記はシンプルなストレートラインの目安です。デザイン(ハートやクロスなど)を入れる場合、1本あたり500円〜1,000円の追加料金がかかることが一般的です。また、エクステを入れる場合は別途材料費(2,000円〜5,000円程度)が加算されます。

【素材別】地毛のみ vs エクステ入りのメリット・デメリット比較

コーンロウは「地毛だけで編む」方法と、「ファイバーエクステ(人工毛)を一緒に編み込む」方法の2種類があります。

地毛のみの場合
最大のメリットは「自然な仕上がり」と「軽さ」です。頭皮への負担が少なく、カジュアルな印象になります。一方で、髪の長さや量が足りないと編み目が細くなりすぎて貧相に見えたり、短い毛がピンピン飛び出してきたりするため、持ちが悪くなる傾向があります。

エクステ入りの場合
ファイバーエクステを足すことで、ボリュームと長さを自由に出せるのがメリットです。また、カラーエクステを使えば、髪を染めずにピンクや青などのメッシュを入れることができます。編み目が太くしっかりするため崩れにくく、持ちが良いのも特徴です。ただし、洗髪後の乾きにくさや、重量による頭皮への負担は地毛のみの場合より大きくなります。

日本人の髪質(直毛)でもコーンロウはできる?必要な長さは?

「私の髪は直毛でサラサラだけど、編めるの?」という質問をよくいただきますが、結論から言えば可能です。ただし、アフロヘア特有の縮れ毛(カーリーヘア)を持つ方々に比べると、直毛の日本人は編み目が滑って解けやすい傾向にあります。

そのため、プロのブレイダーはワックスやジェルを駆使して、髪をしっかりとキャッチしながら編んでいきます。施術に必要な長さについては、以下を目安にしてください。

▼長さの目安詳細(クリックして開く)
  • 地毛で編む場合:最低10cm〜15cm推奨
    地毛のみの場合、編み終わりをゴムで留めるための「余白」が必要です。10cm未満だとすぐに解けてしまいます。
  • エクステを入れる場合:最低5cm〜7cmあれば可能
    エクステが地毛を抱き込んで補強するため、比較的短い髪でも施術可能です。ただし、5cmギリギリの場合は持ちが1週間程度と短くなることを覚悟してください。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「日本人の髪質で持ちを良くするオーダーのコツは、『少しきつめに編んでください』と伝えることではありません。それは頭皮トラブルの元です。正解は『エクステを少量混ぜて、滑り止めにしてほしい』と伝えることです。地毛に近い色のエクステを少し混ぜるだけで、直毛特有の滑りが止まり、持ちが格段に良くなります。これを提案してくれるサロンは信頼できますよ。」

【目的別】コーンロウの人気デザインカタログと選び方

コーンロウの醍醐味は、無限に広がるデザインのバリエーションです。ここでは、オーダー時に役立つ代表的なスタイルと、それぞれの特徴を紹介します。画像検索をする際のキーワードとしても活用してください。

シンプル&定番!「ストレート(放射状)」ライン

最もベーシックなのが、生え際から後ろに向かって真っ直ぐに編む「ストレート」ラインです。特に、おでこの中心から放射状に広がるようにラインを取るスタイルは、頭の形を綺麗に見せる効果があります。

初めてコーンロウをする方や、あまり派手すぎるのは困るという方には、ラインを太めに取ったシンプルなストレートデザインがおすすめです。清潔感があり、どんなファッションにも合わせやすい万能なスタイルです。

キッズやダンサーに人気!「ハート」「クロス」「星形」デザイン

ダンスの発表会やイベントで目立ちたいなら、サイドやトップに模様を入れるデザインコーンロウが一押しです。

  • ハート:サイドに大きなハートを一つ作るデザインがキッズに大人気。キュートで写真映えも抜群です。
  • クロス(交差):編み目を途中で交差させるスタイル。立体的で複雑に見えるため、プロっぽさが出ます。
  • 星形:難易度は高いですが、インパクトは絶大。イベントの主役になれるデザインです。

これらのデザインは施術時間が長くなるため、予約時に必ず「デザインを入れたい」と伝え、参考画像を送るようにしましょう。

メンズに圧倒的支持!「太めライン」や「マンバン」スタイル

メンズのコーンロウは、細かく編むよりも「太めのライン」で力強さを出すのがトレンドです。ラインの本数を少なくし、一本一本を太く編むことで、男らしくワイルドな印象になります。

また、サイドと襟足を刈り上げ(ツーブロック)、トップの長い部分だけをコーンロウにして後ろで結ぶ「マンバン(Man Bun)スタイル」も非常に人気があります。これなら、解いた後もトップノットとして楽しめるため、2度美味しいスタイルと言えます。

エクステで個性を出す!カラーメッシュやオンブレの活用法

黒髪に飽きたけれど、カラーリングで髪を傷めたくない。そんな時こそエクステの出番です。

ネオンカラーのピンクやイエローを細く入れればスポーティーに、シルバーやグレーを混ぜればクールで大人っぽい印象になります。最近では、根元が黒で毛先に向かって色が変わる「オンブレ(グラデーション)カラー」のエクステを使うのが主流です。地毛と馴染みやすく、自然におしゃれな色遊びが楽しめます。

コーンロウにする前に知っておくべきメリットと「リアルな」デメリット

スタイルとしてのカッコよさは十分伝わったかと思いますが、プロとしてお伝えしなければならないのは、その裏にある「リアルな生活への影響」です。施術後に後悔しないよう、メリットとデメリットを天秤にかけて検討してください。

メリット:圧倒的なインパクトと朝のセット不要な楽さ

最大のメリットは、何と言ってもその存在感です。ただ立っているだけで「雰囲気のある人」になれます。ファッションがシンプルでも、髪型だけでトータルコーディネートが完成するほどのパワーがあります。

また、一度編んでしまえば、毎朝の寝癖直しやスタイリングから解放されます。起きてそのまま出かけられる手軽さは、忙しい朝や合宿、旅行などのシーンで非常に重宝します。

デメリット1:シャンプーの難しさと乾燥までの手間

一方で、最大の難関は「洗髪」です。いつも通りゴシゴシ洗うことはできません。編み目が崩れないように優しく洗う必要があり、爽快感は通常のシャンプーに劣ります。

さらに大変なのがドライヤーです。編み目の内側、特にエクステを入れている場合、水分が密集して乾きにくくなります。生乾きは臭いの原因になるため、完全に乾かすには通常倍以上の時間がかかります。夏場はドライヤーの熱で汗をかいてしまうこともあり、ここが一番のストレスになる方が多いです。

デメリット2:施術中の痛みと施術後の頭皮の突っ張り感

「おしゃれは我慢」という言葉がありますが、コーンロウの施術には多少の痛みが伴います。特にこめかみや襟足などの皮膚が薄い部分は、髪を引っ張られる際に痛みを感じやすいです。

施術直後から2〜3日は、頭皮が常に引っ張られているような「突っ張り感」があり、表情を変えたり寝返りを打ったりする際に違和感を覚えることがあります。これは皮膚が慣れるまでの辛抱ですが、敏感な方は頭痛を感じることもあります。

リスク:牽引性脱毛症(けんいんせいだつもうしょう)とは?

最も注意すべきリスクが「牽引性脱毛症」です。これは、長期間髪が強く引っ張られ続けることで、毛根がダメージを受け、抜け毛が増えたり生え際が後退したりする症状です。

コーンロウを頻繁に繰り返す、あるいは常にきつく結んでいるダンサーの方に多く見られます。これを防ぐには、連続して施術せず、一度解いたら最低でも1〜2週間は頭皮を休ませる期間を設けることが不可欠です。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「頭皮への負担を最小限に抑える『痛くない』編み方の見極め方は、ブレイダーの手つきにあります。上手な技術者は、髪を引っ張るのではなく、根元を押さえながら編み込んでいきます。もし施術中に『頭が持っていかれる』ような強い痛みを感じたら、遠慮せずに伝えてください。我慢して編み上がったコーンロウは、その夜には痛くて眠れず、すぐに解く羽目になってしまいます。」

【最重要】プロ直伝!コーンロウを長く持たせる「洗い方」と「寝る時のケア」

ここが記事の中で最も重要なセクションです。コーンロウが1週間でボサボサになるか、3週間綺麗に持つかは、日々のケアにかかっています。多くの人が自己流で洗って失敗していますが、ここではプロが現場で教えている「正しい維持方法」を伝授します。

そもそも洗っていいの?洗髪頻度の正解(夏場・冬場の違い)

「コーンロウは洗ってはいけない」という噂がありますが、これは間違いです。洗わなければ皮脂が酸化し、痒みや強烈な臭いの原因になりますし、最悪の場合カビが生えることもあります。

ただし、毎日は洗いすぎです。洗うたびに編み目には物理的な摩擦が加わり、細かい毛(アホ毛)が出てきてしまいます。推奨する頻度は以下の通りです。

  • 夏場(汗をかく時期):2日〜3日に1回
  • 冬場(乾燥する時期):3日〜4日に1回

洗わない日は、頭皮用のふきとり化粧水や、ドライシャンプーシートを使って頭皮を清潔に保ちましょう。

【手順解説】ボサボサにさせない「泡シャンプー」の正しいやり方

絶対にやってはいけないのは、シャンプー液を直接頭につけて、指を立ててゴシゴシ洗うことです。これをやると一発で編み目が崩れます。以下の手順を守ってください。

▼用意すべきアイテムリスト(クリックして開く)
  • 泡で出てくるタイプのシャンプー(または洗顔ネットで固めに作った泡)
  • スプレーボトル(シャンプーを水で薄めて入れる用・あると便利)
  • 吸水性の高いタオル(マイクロファイバータオル推奨)
  • 洗い流さないトリートメント(頭皮用ローション推奨)
  1. お湯洗い(予洗い):
    まず、シャワーの水圧を弱めにして、頭皮全体をしっかり濡らします。これだけで汚れの7割は落ちます。水圧が強すぎると編み目が崩れるので注意してください。
  2. 泡を乗せる:
    モコモコの泡をたっぷりと作り、編み目の上(頭皮)に乗せます。決して擦らず、泡が頭皮の皮脂を分解するのを待つイメージで、手のひらで優しく「プレス」します。指の腹で編み目の間のライン(地肌)を優しくなぞる程度ならOKです。
  3. すすぎ:
    泡が残らないように、時間をかけて念入りにすすぎます。シャンプー剤の残留は痒みの最大要因です。ここでも水圧は弱めで、頭を傾けながら丁寧にお湯を行き渡らせます。
  4. トリートメントは毛先だけ:
    編み目の根元にトリートメントをつけると、ヌルヌルして解けやすくなります。つけるなら、編まれていない毛先部分のみにしましょう。

痒み・臭い対策:ドライヤーでの「完全乾燥」が命

洗うこと以上に重要なのが「乾かすこと」です。タオルドライは、タオルで頭を包み込み、上からポンポンと叩くようにして水分を吸い取ります。絶対にタオルで頭をこすらないでください。

その後、ドライヤーを使って乾かします。温風で根元を中心に乾かし、最後は必ず「冷風」を当てて頭皮の熱を逃がしてください。冷風を当てることで、汗による蒸れを防ぎ、雑菌の繁殖(生乾き臭)を抑えることができます。「もう乾いたかな?」と思ってから、さらにプラス5分乾かすのがプロの鉄則です。

寝る時の必須アイテム「デュラグ」や「シルクキャップ」の使い方

人間は寝ている間に何十回も寝返りを打ちます。この時の「枕と髪の摩擦」が、コーンロウをボサボサにする最大の敵です。

これを防ぐために、就寝時は必ず「デュラグ(Durag)」や「シルクナイトキャップ」を被ってください。これらは編み目を物理的に押さえつけ、摩擦から守ってくれます。100円ショップで売っているストッキングタイプのネットでも代用可能ですが、締め付けすぎないように注意しましょう。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「私が現場で指導している『枕との摩擦』を防ぐ裏技は、サテン生地の枕カバーを使うことです。ナイトキャップが寝ている間に脱げてしまう方は多いですよね。そんな時は、枕自体をツルツルのサテン生地にしてしまえばいいのです。これなら寝相が悪くても摩擦が起きにくく、朝起きた時のアホ毛の量が劇的に減りますよ。」

筆者の体験談:生乾きの恐怖
「恥ずかしながら、私もアシスタント時代に自分のコーンロウを乾かすのが面倒で、半乾きのまま寝てしまったことがあります。翌朝、強烈な痒みで目が覚め、頭皮からは雑巾のような臭いが…。結局、痒みに耐えきれず3日で解くことになりました。あの時の絶望感は忘れられません。皆さんには絶対に『完全乾燥』を徹底してほしいです。」

予約から施術当日までの流れと準備

コーンロウは特殊技術です。近所の美容室にふらっと行ってできるものではありません。満足のいく仕上がりのために必要な準備をお伝えします。

サロン選びのポイント:ブラックヘア専門店 vs 一般美容室

結論から言うと、餅は餅屋、コーンロウは「ブラックヘア専門店」または「特殊系ヘアが得意な個人のブレイダー」に依頼することを強くおすすめします。

一般の美容室でもメニューにあることがありますが、普段カットやカラーをメインにしている美容師さんと、毎日編み込みだけをしているブレイダーとでは、編むスピード、力加減、そしてデザインの提案力が圧倒的に違います。Instagramなどで「#コーンロウ」「#ブレイダー」と検索し、実際にその人が作った作品(ポートフォリオ)を見て予約しましょう。

予約時に伝えるべきこと(デザイン画像・髪の長さ・黒染め歴など)

予約の電話やDMでは、以下の情報を明確に伝えるとスムーズです。

  • 希望のデザイン画像:「こんな感じで」と写真を見せるのが一番です。
  • 現在の髪の長さ:「前髪は顎まで、後ろは肩くらい」など具体的に。
  • 髪の状態:特に「ツーブロック(刈り上げ)が入っているか」は重要です。刈り上げの位置によってデザインが変わるからです。
  • 黒染め歴(エクステの場合):地毛の色に合わせてエクステを選ぶため、現在の髪色が地毛なのか、黒染めしているのかを伝えておくと色合わせが正確になります。

当日の服装と準備:前日は洗髪しておくべき?整髪料は?

施術前日は、必ずシャンプーをして清潔な状態で来店してください。ただし、トリートメントやヘアオイルは控えめにしましょう。髪がサラサラすぎると滑って編みにくく、施術時間が伸びてしまう原因になります。

当日の服装は、襟足が見えやすいようにパーカーやタートルネックは避け、首元がスッキリした服を選びましょう。また、施術は長時間(2〜3時間以上)に及ぶことがあるため、トイレを済ませ、スマホの充電器を持参することをおすすめします。

施術中の過ごし方と痛みへの対処法

施術中は基本的に座っているだけですが、頭が動くとラインが歪んでしまいます。特にスマホを見る時に下を向いてしまいがちですが、できるだけ頭の位置を固定するように意識すると、ブレイダーも作業しやすく、仕上がりも綺麗になります。

痛い場合は我慢せず、「こめかみが痛いです」と伝えてください。プロならすぐにテンション(引っ張る力)を調整してくれます。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「施術中に痛いと感じたら我慢せずに伝えるべき理由は、単に辛いからだけではありません。施術中に痛い箇所は、家に帰ってからもっと痛くなるからです。施術中はアドレナリンが出ていて耐えられる痛みも、リラックスした夜には激痛に変わります。また、痛い=頭皮が過度に引っ張られている証拠なので、そのままにすると水ぶくれができることもあります。お互いのために、痛みは共有してください。」

コーンロウは自分でできる?セルフのやり方と限界

「サロンに行くと高いから自分でやりたい」という気持ちはよくわかります。しかし、コーンロウはセルフで行うには難易度が非常に高いスタイルです。ここでは、チャレンジャー向けに基本のやり方と、プロとの決定的な違いを解説します。

初心者向けセルフコーンロウに必要な道具

形から入ることは重要です。以下の道具を揃えてください。

  • リングコーム(テールのついた櫛):ブロッキング(分け目)を綺麗に取るために必須。
  • ダッカール(ヘアクリップ):編まない部分の髪を留めておくために5〜6本必要。
  • ハードワックスまたはポマード:髪をまとめ、アホ毛を出さないために必須。柔らかいワックスでは意味がありません。
  • シリコンゴム:編み終わりを留める用。

綺麗な編み目の鍵は「ブロッキング」にあり

コーンロウの美しさは、編み目そのものよりも「分け目(ブロッキング)の美しさ」で決まると言っても過言ではありません。ラインがガタガタだと、どんなに上手く編めても汚く見えます。

リングコームのテール(尖った部分)を使い、迷いなくスパッと一直線に分け目を取ります。この時、たっぷりとワックスを根元につけて、短い毛を寝かせながら分けるのがコツです。

裏編みの基本手順と手つきのコツ

コーンロウは基本的に「裏編み込み」で行います。表編み込みだと編み目が埋もれてしまいますが、裏編み込みなら編み目がくっきりと浮き上がります。

  1. 毛束を3つに分けます。
  2. 端の毛束を、中央の毛束の「下」を通して反対側へ持っていきます。
  3. これを左右交互に行いながら、進行方向にある新しい地毛を少量すくい取り、編んでいる毛束に合わせていきます。
  4. 常に根元にテンションをかけ、頭皮から手が浮かないように密着させて編み進めます。

セルフとプロの仕上がりの違い:持ちと頭皮への安全性

自分で編む場合、どうしても手の角度に無理が生じるため、テンションが均一にならず、緩い部分ときつい部分ができてしまいます。その結果、持ちは数日〜1週間程度が限界でしょう。

また、鏡を見ながらの作業は左右が逆になるため脳が混乱しやすく、非常に疲れます。イベントなどで「1日だけ楽しめればいい」ならセルフもアリですが、長く綺麗に持たせたいならプロに任せるのが、結果的にコストパフォーマンスが良いと言えます。

イベントが終わったら…正しい解き方とアフターケア

楽しんだ後の「終わらせ方」も大切です。無理やり解くと、大切な地毛を引きちぎってしまうことになります。

髪を傷めずに解く手順とハサミを入れる場所

まず、ゴムで留めている毛先部分をハサミで切ります。この時、地毛まで切らないように、ゴムの少し下を切るか、ゴムだけを切るように慎重に行ってください。

その後、リングコームのテールを使って、毛先の方から順番に編み目を解いていきます。根元から解こうとすると髪が絡まってダマになり、修復不可能になるので、必ず「毛先から根元へ」向かって解いてください。

「大量の抜け毛」に驚かないで!その理由を解説

コーンロウを解いた瞬間、ホラー映画のように大量の髪の毛が抜け落ちてきますが、叫ばないでください。これは正常です。

人間の髪は1日に約50本〜100本自然に抜けています。普段はシャンプーやブラッシングで落ちていますが、コーンロウをしている間はその抜け毛が編み目の中に留まったままになっています。つまり、2週間編んでいたなら「100本 × 14日 = 1400本」の抜け毛が一気に落ちてくるだけのことです。ハゲたわけではないので安心してください。

解いた後の集中トリートメントと頭皮マッサージ

解いた後の髪と頭皮は、長期間の緊張と洗髪不足で疲れ切っています。まずはしっかりとシャンプーをして蓄積した汚れを落とし、その後は濃厚なヘアマスクやトリートメントで保湿してください。

そして、頭皮用ローションをつけて優しくマッサージを行い、凝り固まった頭皮の血行を良くしてあげましょう。これが、将来の健康な髪を守るための重要な儀式です。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「次のコーンロウまで空けるべき期間については、最低でも1週間、できれば2週間は空けてください。頭皮はずっと引っ張られていた状態で、言わば『軽い火傷』のようなストレスを受けています。すぐにまた編むと、今度は本当に抜け毛の原因になります。おしゃれを長く楽しむためにも、休養期間は必須です。」

コーンロウに関するよくある質問(FAQ)

最後に、お客様から頻繁に受ける質問にQ&A形式でお答えします。

Q. プールや海に入っても大丈夫ですか?

A. 入れますが、おすすめはしません。
プールの塩素や海水の塩分は髪を傷め、キシキシにします。また、編み目の間に砂が入ると取り除くのが非常に困難です。もし入る場合は、上がった後にすぐに真水で徹底的に洗い流し、必ずその日のうちに完全に乾かしてください。

Q. 帽子やヘルメットはかぶれますか?

A. かぶれます。
コーンロウは頭のボリュームが抑えられるため、むしろ帽子はかぶりやすくなります。ただし、ヘルメットなどで長時間圧迫されると、編み目が頭皮に食い込んで痛みが出ることがあるので、バンダナやデュラグを一枚挟むことをおすすめします。

Q. 痒みが我慢できない時の応急処置は?

A. 叩くか、専用スプレーを使ってください。
爪で掻くのは厳禁です。頭皮が傷つき、そこから雑菌が入って化膿する恐れがあります。痒い時は指の腹でトントンと叩くか、冷たいタオルで冷やすと治まります。

ブレイダー歴15年のブラックヘア専門家のアドバイス
「専用の痒み止めスプレーの活用法として、ブラックヘア用品店で売っている『ブレイドスプレー(Braid Spray)』や、ドラッグストアで買える頭皮湿疹用のスプレー(メントール入り)が神アイテムです。これを一本持っておくと、外出先で急に痒くなった時でもシュッと一吹きで天国に行けます。掻きむしってボサボサになる前に、薬の力に頼りましょう。」

Q. 学校や職場でバレないように隠す方法はありますか?

A. ウィッグをかぶるのが手っ取り早いです。
コーンロウは頭が小さくなっているので、フルウィッグをかぶる際の下地(ネットの中のまとめ髪)として最適です。実際、普段はウィッグでOLをして、週末だけウィッグを外してコーンロウを楽しむという方もいらっしゃいます。

まとめ:正しい知識とケアで、コーンロウを最高に楽しもう!

コーンロウは、ただの髪型ではなく、あなたの個性と強さを引き出す素晴らしいスタイルです。痛みやケアの手間といったハードルはありますが、今回ご紹介した正しい知識を持っていれば、トラブルを未然に防ぎ、快適に過ごすことができます。

最後に、施術前後のTo Doリストを確認して、準備万端でサロンへ向かってください。

コーンロウ施術前・施術後のTo Doリスト

  • [施術前] 希望のデザイン画像を探し、保存しましたか?
  • [施術前] 前日はしっかりシャンプーをし、整髪料は控えましたか?
  • [施術前] 施術時間は長いので、トイレとスマホ充電はOKですか?
  • [施術後] 泡で出るシャンプーと吸水タオルを用意しましたか?
  • [施術後] 寝る時のためのデュラグやナイトキャップは準備しましたか?
  • [施術後] 痒み止めスプレーや頭皮用ローションは手元にありますか?

このガイドが、あなたのコーンロウデビュー、そしてコーンロウライフを最高のものにする助けとなれば、専門家としてこれほど嬉しいことはありません。ぜひ、新しい自分に出会ってください!

この記事を書いた人

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