オフィスや学校、あるいは印刷の現場で「B4サイズ」を指定されたとき、その正確な大きさを即座に答えられるでしょうか。また、手元にあるA4用紙やB5ノートと比較して、具体的にどの程度のサイズ感なのかをイメージできるでしょうか。
結論から申し上げますと、日本国内で一般的に使われているB4サイズの大きさは「257mm × 364mm」です。これは日本独自のJIS規格(日本産業規格)に基づく寸法であり、私たちが普段よく目にする「大学ノート(B5)」を開いた状態の大きさ、つまりB5のちょうど2倍の面積にあたります。
しかし、単に数値を覚えるだけでは不十分なケースが多々あります。なぜなら、世界標準の「ISO規格」におけるB4サイズは寸法が異なり、デザインソフトの設定を誤ると印刷事故につながる危険性があるからです。また、郵送しようとした際に「どの封筒に入ればいいのか」「定形外郵便の料金はいくらになるのか」といった実務的な疑問も尽きません。
この記事では、印刷管理士として15年以上の実務経験を持つ筆者が、B4サイズの基本データから、意外と知られていない規格の落とし穴、そして郵送時のマナーまでを徹底的に解説します。
この記事でわかること
- B4サイズの正確な寸法(mm/cm/inch)と解像度別ピクセル数一覧
- 印刷時に絶対に注意すべき「JIS規格」と「ISO規格」の決定的な違い
- B4用紙を折らずに入れる最適な封筒サイズ(角形1号)と郵送料金の仕組み
B4サイズの寸法と基礎知識【早見表あり】
まずはじめに、B4サイズの基本的な数値情報を整理します。デザイン制作や書類作成において、正確な寸法を知ることはすべての作業の土台となります。特に、「ミリメートル(mm)」単位での把握は、印刷発注や枠の設定において必須となります。
B4のサイズは「257mm × 364mm」
日本国内で流通している標準的なB4用紙(コピー用紙、画用紙、チラシなど)のサイズは、短辺257mm × 長辺364mmです。センチメートルに換算すると25.7cm × 36.4cmとなります。
以下の表に、単位ごとの寸法をまとめました。実務で数値が必要な際は、こちらのデータを参照してください。
| 単位 | 寸法(横 × 縦) | 備考 |
|---|---|---|
| ミリメートル (mm) | 257mm × 364mm | 印刷・DTP業界の標準単位 |
| センチメートル (cm) | 25.7cm × 36.4cm | 一般事務や日常生活での目安 |
| インチ (inch) | 10.12inch × 14.33inch | 1インチ=25.4mmで換算 |
| 面積 | 935.48 平方センチメートル | 約0.094 平方メートル |
この数値は、日本産業規格(JIS P 0138)によって定められています。私たちが日本国内で「B4」と言った場合、ほぼ100%このサイズを指します。もしお手元に定規があれば、身近なB4用紙を測ってみてください。厳密に断裁された用紙であれば、誤差は±1mm以内に収まっているはずです。
身近なもので例えると?(新聞紙・ノートとの比較)
数値だけでは大きさがピンとこない場合、身近なものと比較するとイメージしやすくなります。
最もわかりやすい例は「週刊誌や大学ノート(B5サイズ)を見開きにした大きさ」です。B5サイズ(182mm × 257mm)を2枚横に並べると、ちょうどB4サイズになります。学校で配られるプリントやテスト用紙などでB4がよく使われるのは、B5のノートに貼り付ける際に、半分に折ればぴったり収まるからです。
また、新聞紙(ブランケット判)の片面(1ページ分)は、B4サイズよりもかなり大きいです。新聞紙の1ページは約406mm × 545mmですので、B4サイズ(257mm × 364mm)と比較すると、新聞紙の方が2倍以上の面積があります。よく「新聞の折込チラシ」として入っているのがB4サイズです。新聞紙の間に挟み込んだとき、はみ出さずにきれいに収まる最大サイズがB4であるため、折込チラシの標準サイズとして定着しました。
直感的なサイズ感の目安
- B5ノート(大学ノート):2冊並べた大きさ(見開きサイズ)
- 新聞折込チラシ:最も一般的なサイズ
- 賞状:本格的な表彰状によく使われるサイズ(A3より一回り小さいがA4より立派)
- 原稿用紙:400字詰め原稿用紙の標準サイズ
なぜ「B4」と呼ばれるのか?B判のルーツ
「B4」という名称は、「B列の0番(B0)」を基準として、それを4回半分に折ったサイズであることを意味しています。
そもそも「B判」という規格は、日本の歴史と深く関わっています。これは江戸時代に使われていた公用紙である「美濃紙(みのがみ)」のサイズに由来する、日本独自の規格です。明治時代、政府が公文書のサイズを定める際に、江戸時代から親しまれていた美濃紙の寸法を元に「B判」を策定しました。
一方、A判(A4やA3など)はドイツ発祥の国際規格です。つまり、B判は「日本人の生活感覚に根ざしたサイズ」と言えます。そのため、日本の文具や出版物、事務用品ではB判が根強く使われていますが、海外ではほとんど通用しないサイズであることを覚えておくと良いでしょう。
A4・B5・A3とのサイズ比較と倍率関係
オフィスワークやDTPの現場では、単独のサイズだけでなく、他の用紙サイズとの関係性を理解しておくことが重要です。特にコピー機を使用する際、「B4をA4に縮小したい」「A4をB4に拡大したい」という場面は頻繁に訪れます。
ここでは、主要な用紙サイズとB4との比較、そしてコピー機での拡大縮小倍率について解説します。
印刷管理士のアドバイス
「コピー機の前で『どの倍率ボタンを押せばいいんだっけ?』と迷った経験はありませんか? 実は、倍率には法則があります。面積が2倍になる(例:B5→B4)ときは約141%、半分になる(例:B4→B5)ときは約70%です。一方、A4→B4のように規格をまたぐ拡大は『122%』、B4→A4への縮小は『86%』と覚えておくと、業務効率が格段に上がりますよ。特にB4からA4への縮小(86%)は、大きな資料をファイリングする際によく使う『魔法の数字』です。」
B4はB5(大学ノート)の2倍、B3の半分
用紙サイズの数字(4, 5, 3…)は、数字が1つ減るごとに面積が2倍になり、数字が1つ増えるごとに面積が半分になるというルールがあります。
つまり、B4サイズはB5サイズの2倍の大きさであり、B3サイズの半分の大きさです。
- B3 (364mm × 515mm):電車の中吊り広告サイズ。これを半分に折るとB4になります。
- B4 (257mm × 364mm):新聞折込チラシサイズ。これを半分に折るとB5になります。
- B5 (182mm × 257mm):週刊誌やノートサイズ。
この関係性を理解しておくと、例えば「B4のチラシを作りたいけれど、手元にB4プリンターがない」という場合に、「B5でデータを作って、印刷時に2倍(面積比)に拡大すればレイアウトイメージがつかめる」といった応用が利くようになります。
A4サイズ(コピー用紙)との大きさ比較
ビジネスシーンで最も標準的な「A4サイズ(210mm × 297mm)」と「B4サイズ(257mm × 364mm)」を比較すると、B4の方が一回り大きいことがわかります。
具体的には、B4はA4の約1.5倍の面積があります。正確には面積比で約1.53倍です。この「A4よりも大きく、A3(A4の2倍)よりも小さい」という絶妙なサイズ感が、B4の大きな特徴です。
| 比較対象 | 寸法 | B4との比較 | 用途の違い |
|---|---|---|---|
| B4用紙 | 257 × 364 mm | – | 折込チラシ、賞状、原稿用紙 |
| A4用紙 | 210 × 297 mm | B4の方が縦67mm、横47mm大きい | ビジネス文書、契約書、学校プリント |
A4のクリアファイルにB4用紙を入れようとすると、当然ながら上下左右が大幅にはみ出します。B4用紙をA4ファイルに収納するには、二つ折りにする(B5サイズにする)か、端を折る必要がありますが、B5にすると今度はA4ファイルの中で遊んでしまいます。ファイリングの観点からは、B4は少々扱いにくいサイズとも言えます。
A3サイズ(選挙ポスター等)との大きさ比較
次に、A4の2倍である「A3サイズ(297mm × 420mm)」と比較してみましょう。B4サイズはA3サイズよりも一回り小さいサイズです。
- A3:297mm × 420mm
- B4:257mm × 364mm
A3は選挙ポスターやパンフレットの見開きなどで使われる大きなサイズですが、家庭用のプリンターでは印刷できない機種も多いです。一方、B4もA4対応プリンターでは印刷できませんが、一部のビジネス向け複合機やコンビニのマルチコピー機ではB4とA3の両方に対応しています。
「A3では大きすぎて大袈裟だが、A4では情報量が入りきらない」という場合に、B4サイズが選ばれる傾向があります。特に、スーパーマーケットの特売チラシなどでは、商品をたくさん掲載しつつ、新聞に挟みやすいサイズとしてB4が重宝されています。
【要注意】B4サイズには「JIS規格」と「ISO規格」の2種類がある
B4サイズを扱う上で、最も注意しなければならないのが「規格の違い」です。実は、世界には2種類の「B4サイズ」が存在します。ここを理解していないと、印刷発注やデータ作成で取り返しのつかないミスをする可能性があります。
印刷管理士のアドバイス
「私が新人の頃、海外製のデザインソフトを使ってチラシを作った際、デフォルト設定の『B4』をそのまま信じてデータを作成しました。いざ日本の印刷会社に入稿すると、『サイズが足りません』と連絡が来たのです。実はそのソフトの『B4』は国際規格(ISO)で、日本のB4(JIS)より小さかったのです。数ミリの差ですが、印刷の世界では致命的。余白が足りずにデザインが切れてしまう事故を防ぐためにも、必ず数値を確認する癖をつけてください。」
日本国内で一般的なのは「JIS規格(257×364mm)」
前述の通り、日本国内で流通しているB4用紙、封筒、額縁などは、すべてJIS規格(日本産業規格)に基づいています。
- JIS B4:257mm × 364mm
日本の文房具店で「B4の紙をください」と言えば、間違いなくこのサイズが出てきます。国内の印刷会社に「B4チラシ」を発注する場合も、このサイズで作ることが大前提です。
国際規格の「ISO規格(250×353mm)」とは?
一方で、国際標準化機構(ISO)が定めているB4サイズは、日本のものとは寸法が異なります。
- ISO B4:250mm × 353mm
比較すると、ISO規格の方がJIS規格よりも一回り小さいことがわかります(短辺で7mm、長辺で11mm小さい)。
このISO B4は、主にヨーロッパなどで使われているサイズです。日本ではほとんど流通していませんが、問題となるのは「海外製のソフトウェア」や「海外製の文具」を使用する場合です。
印刷・デザインソフトの設定で失敗しないための確認ポイント
Microsoft WordやPowerPoint、Adobe Illustratorなどのソフトウェアでは、用紙設定で「B4」を選べるようになっています。しかし、ソフトのバージョンや言語設定によっては、この「B4」が「ISO B4」を指している場合があります。
もし「ISO B4(250×353)」の設定でデータを作成し、それを日本の「JIS B4(257×364)」の紙に印刷するとどうなるでしょうか? データの方が小さいため、紙の周囲に意図しない余白ができてしまいます。逆に、JIS B4で作ったつもりでISO B4の設定になっていた場合、必要な絵柄が断裁されてしまう恐れもあります。
こうしたトラブルを防ぐため、ソフトでサイズ設定を行う際は、単に「B4」という項目を選ぶだけでなく、必ず「257mm × 364mm」という数値が表示されているかを確認してください。
▼主要ソフト(Word/Illustrator)でのサイズ確認・設定手順
【Microsoft Word の場合】
- 「レイアウト」タブをクリックします。
- 「サイズ」をクリックし、メニュー下部の「その他の用紙サイズ」を選択します。
- 「ページ設定」ダイアログが表示されます。「幅」が257mm、「高さ」が364mmになっているか確認してください。
- もし数値が異なっている場合は、手入力で修正してください。
【Adobe Illustrator の場合】
- 新規ドキュメント作成時、または「アートボードツール」を選択します。
- プロパティパネルまたはコントロールパネルで、W(幅)とH(高さ)の数値を確認します。
- プリセットで「B4」を選んだ場合、JIS B4になっていることが多いですが、念のためW:257mm / H:364mmであることを目視確認してください。
- 印刷入稿用のデータを作成する場合は、さらに周囲に3mmずつの「塗り足し」を含めたサイズ(263mm × 370mm)で背景を作成するのが鉄則です。
【解像度別】B4サイズのピクセル数一覧(DTP・Web用)
紙の印刷物だけでなく、WebデザインやデジタルサイネージでB4サイズ相当の画像を作成する場合、「ピクセル(px)」での指定が必要になります。ピクセル数は「解像度(dpi)」によって大きく変わるため、用途に合わせた適切な数値設定が不可欠です。
印刷用(300dpi / 350dpi)のピクセル数
チラシやポスターなど、紙に印刷する場合の解像度は、一般的に300dpi〜350dpiが必要です。これより低いと、文字がぼやけたり画像が粗くなったりします。
- 350dpi(一般的な高画質印刷):3541px × 5016px
- 300dpi(家庭用プリンター等):3035px × 4299px
プロの印刷現場では、さらに断裁時のズレを考慮した「塗り足し(上下左右に各3mm)」を含めたサイズでデータを作成します。塗り足しを含めたサイズ(263mm × 370mm)でのピクセル数は以下の通りです。
- 350dpi(塗り足し込み):3624px × 5098px
DTPエキスパートのアドバイス
「『ネットで拾った画像が印刷したらガビガビになった』という相談をよく受けます。これは、Web用の低解像度画像を印刷に使ってしまった典型例です。B4サイズのような大判の印刷物を作るなら、デジカメやスマホで撮影した写真は『元のサイズのまま』使いましょう。勝手にリサイズして小さくしてしまうと、後から拡大しても画質は戻りません。Photoshopなどで新規作成する際は、最初から『350dpi / 3541px × 5016px』でカンバスを作ることが成功への第一歩です。」
Web・スクリーン用(72dpi)のピクセル数
Webサイト上での表示や、PCモニターでの閲覧のみを目的とする場合は、解像度は72dpi(または96dpi)が一般的です。
- 72dpi(スクリーン表示用):729px × 1032px
このサイズは、一般的なPCモニターの縦幅(フルHDで1080px)にほぼ収まるサイズ感です。ただし、最近の高精細ディスプレイ(Retinaディスプレイなど)を考慮する場合は、この2倍の解像度で作成することもあります。
▼解像度別 B4ピクセル数早見表
| 用途 | 解像度 (dpi) | ピクセル数 (幅 × 高さ) |
|---|---|---|
| Web・モニター表示 | 72 dpi | 729px × 1032px |
| 家庭用インクジェット印刷 | 200 dpi | 2024px × 2866px |
| 一般的な商用印刷 | 300 dpi | 3035px × 4299px |
| 高精細印刷・カラー雑誌 | 350 dpi | 3541px × 5016px |
| 線画・モノクロ2階調 | 600 dpi | 6071px × 8598px |
| 最高品質線画 | 1200 dpi | 12142px × 17197px |
B4用紙の主な用途と適した封筒・郵送方法
B4サイズの用紙を作成・印刷した後、それを「誰かに送る」あるいは「保管する」というフェーズで悩むことは少なくありません。A4であれば一般的な封筒やファイルが使えますが、B4となると専用の準備が必要です。
B4サイズの主な用途(新聞折込チラシ・賞状・原稿用紙)
B4サイズが選ばれるのには、明確な理由と用途があります。
- 新聞折込チラシ:前述の通り、新聞に挟むのに最適な最大サイズです。スーパーの特売、不動産、パチンコ店などのチラシの多くがB4です。
- 賞状:A4の賞状よりも一回り大きく、威厳があります。学校の卒業証書や、社内表彰状などでよく採用されます。
- 原稿用紙:文芸作品の公募などで使われる400字詰め原稿用紙は、B4サイズが伝統的な規格です。
- 履歴書:JIS規格の履歴書は、B4サイズを二つ折りにした「B5サイズ見開き」の状態(広げるとB4)で売られていることが多いです。
- 画用紙:学校教育の現場では、B4サイズの画用紙が頻繁に使われます。
B4を折らずに入れるなら「角形1号(角1)」封筒
B4サイズの書類(賞状や重要な図面など)を、折り目をつけずにそのまま郵送したい場合は、「角形1号(角1)」というサイズの封筒を選んでください。
- 角形1号(角1)封筒:270mm × 382mm
B4用紙(257mm × 364mm)に対して、縦横ともに十分な余裕があり、スムーズに出し入れできます。似たサイズに「角形0号(角0)」がありますが、こちらはB4よりもさらに大きいサイズ(287mm × 382mm)で、通販カタログなどを入れるのによく使われます。B4用紙を入れるだけなら角1で十分ですが、厚みのある冊子などを送る場合は角0の方が安全かもしれません。
一方、B4用紙を三つ折りにする場合は「長形3号」には入りません。B4を三つ折りにしても横幅が257mmあるため、定形封筒には入らないのです。B4を折って封筒に入れるなら、大きめの「角形2号(A4が入る封筒)」などを使い、二つ折りにするのが一般的です。
郵送時の料金区分は「定形外郵便(規格外)」になる点に注意
B4サイズを郵送する際、最も気をつけなければならないのが郵便料金です。
B4サイズが入る「角形1号」封筒を使って郵送する場合、定形郵便(84円や94円など)では送れません。必ず「定形外郵便」の扱いになります。
さらに、定形外郵便には「規格内」と「規格外」の2種類があります。
- 規格内:長辺34cm以内、短辺25cm以内、厚さ3cm以内、重量1kg以内
- 規格外:上記を超えるもの
ここでB4サイズ(257mm × 364mm)の寸法を思い出してください。長辺が36.4cm、短辺が25.7cmあるため、B4サイズを折らずに送る場合は、サイズオーバーで「規格外」扱いとなります。
「規格内」と「規格外」では料金が異なります。例えば、50g以内の場合、規格内なら120円ですが、規格外だと200円になります(※2024年時点の料金例)。B4をそのまま送ると「規格外」の高い料金が適用されることを覚えておきましょう。
印刷管理士のアドバイス
「履歴書を送る際のマナーで迷う方が多いですが、B4サイズの履歴書(二つ折りでB5サイズの状態)であれば、A4が入る『角形2号(角2)』封筒を使うのがベストです。これなら『定形外郵便(規格内)』の料金で送れますし、履歴書をこれ以上折らずに済みます。B4のまま角1封筒で送ると、企業の採用担当者の手元にあるA4サイズのファイルに入らず、管理に困らせてしまう可能性があります。『相手がファイリングしやすいサイズ(A4以下)にして送る』のも、ビジネスにおける重要な気遣いです。」
▼B4サイズ対応封筒と郵送料金一覧
| 封筒サイズ | 寸法 | B4の入れ方 | 郵便区分 |
|---|---|---|---|
| 角形1号(角1) | 270 × 382 mm | 折らずにそのまま | 定形外(規格外) |
| 角形0号(角0) | 287 × 382 mm | 折らずに(厚物可) | 定形外(規格外) |
| 角形2号(角2) | 240 × 332 mm | 二つ折り | 定形外(規格内) |
| 長形3号(長3) | 120 × 235 mm | 四つ折りでも入らない | 使用不可(幅が足りない) |
※料金は重量によって変動します。最新の料金は郵便局の公式サイト等でご確認ください。
B4サイズに関するよくある質問 (FAQ)
最後に、B4サイズに関して日常生活や業務で発生しやすい疑問にお答えします。
Q. B4サイズの履歴書はどこで買える?コンビニで印刷できる?
A. 文具店や100円ショップ、コンビニで購入・印刷可能です。
市販の履歴書は「B5(B4二つ折り)」と「A4(A3二つ折り)」の2種類が主流です。B4サイズの履歴書は、文具店はもちろん、多くのコンビニでも取り扱っています。また、コンビニのマルチコピー機はB4印刷に対応しているため、PDFデータを持ち込んで印刷することも可能です(ネットプリント等も対応)。
Q. B4の額縁やファイルは100均でも売っている?
A. 額縁は大型店ならあり、ファイルは一般的です。
B4サイズのクリアファイルやカードケースは、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも文具コーナーでよく見かけます。額縁(賞状額)については、A4やB5に比べると取り扱い店舗が減りますが、大型店舗であれば「B4(賞状)サイズ」として置いていることがあります。確実に入手したい場合は、ホームセンターや画材店の方が無難です。
Q. 飛行機内への持ち込みバッグにB4サイズは入る?
A. 一般的なビジネスバッグなら入りますが、小型のバッグには入りません。
B4サイズ(257mm × 364mm)を収納するには、バッグの内寸が最低でも幅38cm程度必要です。「B4対応」と明記されたビジネスバッグであれば問題なく収納できます。機内持ち込み可能なスーツケースであれば余裕で入りますが、女性用のハンドバッグや小型のショルダーバッグでは、はみ出してしまうことが多いサイズです。
まとめ:B4サイズは「JIS規格」を確認して活用しよう
B4サイズの大きさは「257mm × 364mm」です。この数値さえ覚えておけば、印刷やデザインの現場で困ることは少なくなります。しかし、実務では「ISO規格との違い」や「郵送時の規格外料金」など、数値以外の落とし穴が存在します。
今回の要点をチェックリストにまとめました。業務でB4サイズを扱う前に、ぜひ確認してみてください。
印刷管理士のアドバイス
「紙のサイズ選びは、単なる寸法の話ではなく『受け取る相手への配慮』でもあります。チラシなら目立つB4、保管してもらう書類ならA4、といった具合に、用途に合わせて最適なサイズを選ぶことが、プロの仕事と言えるでしょう。今回解説したJIS規格の数値を味方につけて、トラブルのない書類作成を実践してください。」
B4サイズ活用・入稿前チェックリスト
- 寸法の確認:作成データのサイズは「257mm × 364mm」になっているか?
- 規格の確認:ソフトの設定が「ISO B4(250×353)」になっていないか?
- 解像度の確認:印刷用画像は「300〜350dpi」で作成されているか?
- 封筒の確認:折らずに送るなら「角形1号」、二つ折りなら「角形2号」を用意したか?
- 郵送費の確認:角形1号で送る場合、「定形外(規格外)」の料金分の切手を用意したか?
これらのポイントを押さえれば、B4サイズに関する失敗は確実に防げます。ぜひ今日から、自信を持ってB4サイズを活用してください。
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