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【ポケモンSV】エースバーン育成論!ランクマ上位勢が教える「環境メタ」調整と対策

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ポケットモンスター スカーレット・バイオレット(SV)のランクマッチ環境において、かつての「覇者」エースバーンをどのように運用すべきか、頭を悩ませているトレーナーは多いのではないでしょうか。

剣盾時代に猛威を振るった特性「リベロ」の仕様変更により、単純な脳筋アタッカーとしての運用は難しくなりました。しかし、結論から申し上げます。SV環境のエースバーンは、環境トップのハバタクカミやカイリューを意識した「役割特化」の調整を施すことで、真のエースとして再び輝くことができます。

本記事では、現役でランクマッチ上位を維持し続ける私の視点から、データと経験に基づいた「勝てるエースバーン」の育成論を徹底解説します。企業系Wikiのテンプレートな育成論では満足できない、本気で勝ちたいあなたのためのバイブルです。

この記事でわかること

  • 現役上位勢が考案した「勝てる」エースバーンの調整案と努力値配分
  • 「リベロ」と「もうか」の使い分け、テラスタルを切るべき戦況の判断基準
  • 苦手なカイリュー・ヘイラッシャ等の対策と、具体的な立ち回り解説
  1. 現環境におけるエースバーンの評価と「リベロ」の重要仕様
    1. 119族という素早さラインの優位性
    2. 特性「リベロ」の弱体化(変幻自在仕様)と正しい運用法
    3. 物理アタッカーとしての火力指数と耐久ラインの目安
  2. 【ランクマ上位到達】エースバーンの実戦級育成論・調整案3選
    1. 【対面性能特化】襷(タスキ)カウンター型
    2. 【全抜きエース】命の珠+剣の舞型
    3. 【奇襲・役割破壊】スカーフとんぼがえり型
  3. 技構成・テラスタル・持ち物の論理的選択
    1. 確定技と選択技の採用理由
    2. おすすめテラスタイプの考察
    3. 持ち物の競合と優先順位
  4. 環境トップメタとの対面考察と対策
    1. カイリュー対面:テラスタルを切るタイミングと勝機
    2. ハバタクカミ対面:Sブースト有無による有利不利の逆転
    3. サーフゴー対面:スカーフ警戒と行動保証
    4. 苦手な相手(ヘイラッシャ、ドヒドイデ、ランドロス)への対処法
  5. エースバーン対策:敵として出てきた場合の対処法
    1. ステルスロックと物理受けでの完封
    2. 特性「リベロ」のタイプ変化を利用した弱点突き
    3. マッハパンチ・しんそく等の先制技による縛り
  6. エースバーンに関するよくある質問 (FAQ)
    1. Q. レイドバトル用のエースバーン育成論は?
    2. Q. 色違いの入手方法は?孵化厳選のコツは?
    3. Q. 過去作(剣盾)から連れてきた個体はランクマで使える?
  7. まとめ:環境適応したエースバーンでランクマッチを勝ち抜こう

現環境におけるエースバーンの評価と「リベロ」の重要仕様

まず、私たちが戦っているパルデア地方のランクマッチ環境において、エースバーンというポケモンがどのような立ち位置にいるのかを冷静に分析しましょう。多くのプレイヤーが「弱体化した」という印象を持っていますが、それは半分正解で半分間違いです。正しくは「使い方がテクニカルになった」のです。

このセクションでは、エースバーンを運用する上で避けては通れない基礎知識と、現環境での評価について、ランクマッチの現場視点で深掘りします。

現役ランクマッチ・アナリストのアドバイス
「剣盾時代の『とりあえず出せば強い』という感覚は捨ててください。SVのエースバーンは、相手の構築を見て『刺さっているか』を判断する選出力が問われます。しかし、その分だけ読み勝った時の爆発力は健在。特にテラスタルという新要素は、リベロと非常に相性が良く、相手の計算を狂わせる最大の武器になります」

119族という素早さラインの優位性

ポケモン対戦において「素早さ(S)」は命です。エースバーンの素早さ種族値「119」は、SV環境において絶妙なラインに位置しています。この「119」という数字が何を意味するのか、具体的な仮想敵と比較してみましょう。

まず、環境に多いS110族(テツノドクガ、ゲンガーなど)やS100族(イーユイ、サンダーなど)を確実に抜ける点は大きなアドバンテージです。特に、こだわりスカーフを持たせない限り、これらのポケモンに対して先制して高火力技を叩き込めるのは、エースとしての最低条件を満たしています。

さらに重要なのが、パラドックスポケモンたちとの関係です。古代・未来のポケモンたちはS種族値が激戦区ですが、エースバーンはトドロクツキ(S119)と同速、テツノブジン(S116)やサケブシッポ(S111)の上を取っています。トドロクツキとの同速勝負はリスクがありますが、テツノブジンに対して上から「かえんボール」や「アクロバット」を撃てる点は、対面構築において非常に重宝します。

ただし、環境トップのハバタクカミ(S135)やパオジアン(S135)、テツノツツミ(S136)には素の早さでは勝てません。ここをどうケアするかが、構築段階での課題となります。この「上を取れる相手には滅法強く、取れない相手には工夫が必要」という明確なラインを理解することが、エースバーン使いの第一歩です。

▼主要アタッカーとの素早さ比較表(クリックで展開)
ポケモン名 素早さ種族値 最速実数値 エースバーンとの関係
ドラパルト 142 213 抜かれている(スカーフ必須)
ハバタクカミ 135 205 抜かれている(ふいうちで縛る)
パオジアン 135 205 抜かれている(マッハパンチ警戒)
マスカーニャ 123 192 抜かれている(スカーフで逆転可)
エースバーン 119 188 本人
トドロクツキ 119 188 同速勝負(50%の賭け)
テツノブジン 116 184 抜いている(有利)
ガブリアス 102 169 抜いている(有利)
ウーラオス 97 163 抜いている(有利)

特性「リベロ」の弱体化(変幻自在仕様)と正しい運用法

SVから特性「リベロ」(および「へんげんじざい」)の仕様が変更されました。「場に出てから最初に出す技のタイプにだけ変化し、以降は交代するまでタイプが変わらない」というものです。これにより、毎ターン技を変えてタイプ一致補正を受けつつ、相手の攻撃を半減で受けるという、かつての理不尽なまでの強さは失われました。

しかし、悲観することはありません。この仕様変更は「テラスタル」というシステムとセットで考える必要があります。1回しかタイプが変わらないということは、裏を返せば「狙ったタイプに固定できる」ということです。例えば、初手で「ダストシュート」を撃って毒タイプになれば、相手のフェアリー技や格闘技を半減で受け続けることが可能です。

また、この「1回制限」は交代することでリセットされます。つまり、エースバーンには「とんぼがえり」による対面操作が以前にも増して重要になっています。先発で出し、不利対面なら「とんぼがえり」で逃げつつダメージを与え、後半にスイーパーとして再登場した際に再び「リベロ」を発動させる。このようなヒット&アウェイの戦術こそが、現環境での正しい運用法と言えるでしょう。

物理アタッカーとしての火力指数と耐久ラインの目安

攻撃種族値116は、現代のインフレ環境においては決して「超高火力」とは言えません。カイリュー(A134)やパオジアン(A120)と比較すると、数値上は見劣りします。しかし、エースバーンの真価は、高威力技のラインナップにあります。

威力120の「かえんボール」、威力130の「とびひざげり」、威力120の「ダストシュート」。これらを全てタイプ一致(1.5倍)で撃てる瞬間火力は、種族値以上の圧力を相手に与えます。特に、命中不安というリスクを背負ってでも高威力技を採用することで、確定数をずらし、受け出しを許さない立ち回りが可能です。

一方で、耐久面はHP80、防御75、特防75と並程度です。等倍の高火力技を受ければ致命傷、弱点なら即死級です。したがって、エースバーンの耐久ラインを考える際は「何発耐えるか」ではなく、「どの攻撃なら1発耐えて返しの攻撃ができるか」という視点が必要です。例えば、無補正カイリューの「しんそく」程度なら耐えますが、ハチマキを持たれると乱数が絡みます。このギリギリの耐久感覚を養うことが、ランクマッチで勝ち残るためには不可欠です。

【ランクマ上位到達】エースバーンの実戦級育成論・調整案3選

ここからは、実際に私がランクマッチで使用し、マスターボール級上位帯でも通用した具体的な育成論を3つ紹介します。インターネット上には様々な型が存在しますが、現環境で「勝てる」可能性が高いのは以下の3パターンに集約されます。

それぞれの型には明確な「役割」があります。自分のパーティに何が足りないのか、どのポケモンが重いのかを照らし合わせながら、最適な型を選択してください。

【対面性能特化】襷(タスキ)カウンター型

現在の環境で最も安定感があり、初心者から上級者まで幅広くおすすめできるのがこの型です。行動保証のある「きあいのタスキ」を持たせることで、ハバタクカミやパオジアンといった高速アタッカーとも対面で渡り合えます。

  • コンセプト: 初手に出しやすく、不利対面でも「カウンター」や先制技「ふいうち」で1:1交換以上を狙う。ストッパーとしての役割も兼任。
  • 性格: 陽気(素早さ↑ 特攻↓)
  • 努力値: AS252 B4(攻撃・素早さぶっぱ、端数はB)
  • 実数値: 155-168-96-x-95-188
  • 持ち物: きあいのタスキ
  • 特性: もうか(推奨)または リベロ
  • 技構成: かえんボール / とびひざげり / カウンター / ふいうち
  • テラスタイプ: 炎(かえんボールのリーチを伸ばすため)

立ち回りの極意:
基本は先発運用です。物理アタッカー(カイリュー、セグレイブ、ウーラオスなど)と対面した場合、相手は「エースバーンは耐久が低い」と見て高火力技で突っ込んできます。そこを「カウンター」で切り返す動きがシンプルかつ強力です。タスキで耐えてカウンターが決まれば、相手のエースを無償で突破できます。

また、特殊アタッカー相手でも、タスキを盾に「かえんボール」+「ふいうち」で大きな削りを入れることができます。特性を「もうか」にすることで、タスキ発動圏内(HP1/3以下)に入った際に炎技の火力が1.5倍になり、爆発的なカウンターパンチを繰り出せるのも魅力です。

現役ランクマッチ・アナリストのアドバイス
「タスキ型の場合、私はあえて特性を『もうか』にしています。リベロは便利ですが、カウンター型においては、HP1で耐えた後の『かえんボール』や『ニトロチャージ』の火力を底上げできる『もうか』の方が、勝ち筋を拾える場面が多いのです。特に終盤、削れた相手を一掃するスイーパーとしての性能が格段に上がります」

【全抜きエース】命の珠+剣の舞型

受けループや低速サイクルを崩壊させるための、攻撃的な型です。有利対面を作って「つるぎのまい」を積むことができれば、半減であろうと受け出しを許さない破壊力を手に入れます。

  • コンセプト: サイクル戦の中で有利対面を作り、「つるぎのまい」を積んで全抜きを狙う。
  • 性格: 意地っ張り(攻撃↑ 特攻↓)
  • 努力値: AS252 B4(火力特化)
  • 実数値: 155-184-96-x-95-171
  • 持ち物: いのちのたま
  • 特性: リベロ
  • 技構成: かえんボール / とびひざげり / ふいうち / つるぎのまい
  • テラスタイプ: ノーマル(神速カイリュー対策・火力底上げ)または 飛行(アクロバット採用時)

立ち回りの極意:
この型は「死に出し」や「後攻とんぼがえり」から展開します。例えば、相手のサーフゴーやハッサムに対してエースバーンを投げると、相手は引かざるを得ません。その交代際に「つるぎのまい」を選択します。攻撃ランクが+2になれば、H252カイリューであっても、ステロ込みならテラス「ギガインパクト」や「アクロバット」で粉砕可能です。

性格を「意地っ張り」にすることで、乱数で耐えられる場面を確定1発に変えることを重視しています。Sラインは下がりますが、最速100族(実数値167)は抜けているため、主要な相手には先手を取れます。

▼詳細なダメージ計算(H4ハバタクカミ、HB特化サーフゴー等への確定数)

※すべて「リベロ」発動(タイプ一致)、いのちのたま補正込みの計算です。

  • H4ハバタクカミへのふいうち(悪テラスなし)
    • A特化:確定1発 (108.3%〜128.2%)
    • A252(陽気):乱数1発 (93.8%〜111.4%) ※56.3%で撃破
  • HB特化サーフゴーへのかえんボール
    • A特化:確定1発 (118.5%〜140.2%)
    • A252(陽気):確定1発 (107.2%〜127.8%)
  • H252カイリュー(マルチスケイルあり)へのギガインパクト(ノーマルテラス時)
    • A特化(剣舞1積み):確定1発 (102.0%〜120.2%)
  • HB特化ヘイラッシャへのとびひざげり
    • A特化(剣舞1積み):確定2発 (65.3%〜77.0%) ※受け出しは成立しないが対面は負ける

【奇襲・役割破壊】スカーフとんぼがえり型

初手性能が高く、相手の計算を狂わせる偵察兼スイーパー型です。特に、本来なら抜かれているドラパルトや、スカーフ持ちが多いサーフゴーの上を取れるのが最大の強みです。

  • コンセプト: ドラパルトやスカーフ持ちサーフゴーの上を取り、高火力で奇襲または「とんぼがえり」で対面操作を行う。
  • 性格: 意地っ張り(攻撃↑ 特攻↓)
  • 努力値: AS252 B4
  • 実数値: 155-184-96-x-95-171(スカーフ込みS: 256)
  • 持ち物: こだわりスカーフ
  • 特性: リベロ
  • 技構成: かえんボール / とんぼがえり / ダストシュート / 思念の頭突き(対ドヒドイデ・オオニューラ)

立ち回りの極意:
初手でドラパルトと対面した際、相手は「上からドラゴンアローで倒せる」と考えます。そこをスカーフ「とんぼがえり」や「ふいうち(技スペースがあれば)」で奇襲します。特に「ダストシュート」を採用することで、初手に出てきやすいフェアリーテラスを切ったポケモンや、カプ系のようなフェアリー複合を一撃で葬り去る「役割破壊」が可能です。

意地っ張りにすることで火力を確保しつつ、スカーフでSを補う構成は、現環境の高速化に対応した理にかなった選択です。

▼育成論3パターンのステータス・持ち物・技構成まとめ一覧
型名 性格・努力値 持ち物 主要技構成 役割対象
襷カウンター 陽気 AS252 きあいのタスキ かえんボール
カウンター
ふいうち
とびひざげり
カイリュー
セグレイブ
対面全般
珠剣舞エース 意地 AS252 いのちのたま かえんボール
つるぎのまい
ふいうち
とびひざげり
受けループ
低速サイクル
サーフゴー
スカーフ奇襲 意地 AS252 こだわりスカーフ かえんボール
とんぼがえり
ダストシュート
思念の頭突き
ドラパルト
ハバタクカミ
マスカーニャ

技構成・テラスタル・持ち物の論理的選択

育成論の枠組みが決まったら、次は細部のカスタマイズです。エースバーンは覚える技が非常に豊富で、どの技を採用するかで対応できる範囲が劇的に変わります。「なんとなく」で技を選ぶのではなく、明確な採用理由を持って構築を組みましょう。

確定技と選択技の採用理由

まず、エースバーンのアイデンティティである「かえんボール」は確定です。命中90という不安要素はありますが、威力120の炎技をデメリットなし(反動などがない)で撃てるのは破格です。これを外す理由は、命中安定を最優先する特殊なケースを除いてありません。

次に優先度が高いのが「とびひざげり」です。鋼タイプやノーマルタイプ(特にカイリューのノーマルテラス時)への打点として必須級です。外すとHPが半分削れるリスクがありますが、インファイトを覚えないエースバーンにとって、これに頼らざるを得ません。

選択技の候補:

  • ダストシュート (毒/威力120/命中80):

    対フェアリー(ハバタクカミ、アシレーヌ、マリルリ)への最高打点。リベロで毒タイプになることで、相手のフェアリー技を半減にする防御的な意味合いも持ちます。
  • アクロバット (飛/威力55→110/命中100):

    持ち物消費後(タスキ発動後やシード消費後)に高火力を出せる命中安定技。飛行テラスタルと合わせることで、格闘タイプへの強烈なカウンターとなります。
  • ふいうち (悪/威力70/命中100):

    先制技。素早さで負けている相手(ハバタクカミ、ドラパルト)を縛るために非常に重要。読み合いが発生しますが、あるとないとでは勝率が段違いです。
  • 思念の頭突き (超/威力80/命中90):

    対ドヒドイデ、オオニューラピンポイント。環境にドヒドイデが多い場合に採用を検討します。

現役ランクマッチ・アナリストのアドバイス
「命中不安技(命中90以下)を採用する際のマインドセットですが、私は『外したら負け、当てれば勝ち』という場面では迷わず撃ちます。しかし、命中安定技でも勝てる盤面なら、リスクを冒しません。構築段階で『かえんボール』以外の命中100技(アイアンヘッドやアクロバットなど)を1つ入れておくと、詰めの場面での安心感が違います」

おすすめテラスタイプの考察

エースバーンは元々の特性「リベロ」でタイプが変わりますが、テラスタルは「リベロのタイプ変化を上書きして固定する」または「リベロを消費した後の第2の変身」として機能します。

  • 炎テラスタル:

    最もシンプルかつ強力。リベロで炎以外のタイプになった後、再び炎タイプに戻って火力を出すことができます。また、「もうか」発動時の「テラスかえんボール」は、半減でも受けきれない超火力になります。
  • ノーマルテラス:

    カイリューの「しんそく」を透かすことができ、弱点が格闘のみになります。また、ギガインパクトを採用している場合、超火力の崩し技として機能します。
  • 飛行テラスタル:

    地面技(じしん)を透かして、アクロバットの威力を底上げします。ディンルーやカバルドン入りに対して強気に出られます。

持ち物の競合と優先順位

エースバーンに何を持たせるかは、パーティ内の他のポケモンとの兼ね合いで決まります。

  1. きあいのタスキ: 最優先。行動保証は何よりも代えがたい。他に対面性能の高いポケモン(パオジアンやキノガッサ)がいないなら、エースバーンに持たせるべきです。
  2. いのちのたま: 技の撃ち分けができ、火力が微妙に足りないエースバーンを補完します。ミミッキュなどがパーティにいない場合、有力な候補です。
  3. こだわりスカーフ: 奇襲用。サーフゴーやドラパルトを重く見るなら採用価値あり。ただし、技が固定されるためリベロとの相性は一長一短(タイプが固定されるため防御面では使いやすい場合も)。

環境トップメタとの対面考察と対策

ランクマッチで勝つためには、使用率上位のポケモンに対して明確な回答を用意しておく必要があります。「なんとかなる」では勝てません。ここでは、環境トップメタとの対面における具体的な思考プロセスを解説します。

現役ランクマッチ・アナリストのアドバイス
「選出画面でエースバーンを通すか判断する基準は、『相手のカイリューにステロが入るか』『ハバタクカミのブーストエナジーを消費させられるか』の2点です。これらがクリアできない場合、エースバーンは選出せず、裏のクッション役を選出する勇気も必要です」

カイリュー対面:テラスタルを切るタイミングと勝機

カイリューは天敵であり、カモでもあります。
勝てるパターン:
こちらが「きあいのタスキ」を持っていて、相手が「しんそく」圏内まで削れている、あるいは「カウンター」が決まる場合。

負けるパターン:
「マルチスケイル」が残っている状態で対面し、相手が「りゅうのまい」を積んでくる、または「ゴツゴツメット」持ちの耐久型である場合。

対策:
カイリュー対面では、迷わず「テラスタル」を考慮してください。特にノーマルテラスを切れば、相手の「しんそく」を無効化しつつ、こちらの等倍技を叩き込めます。また、ステロ(ステルスロック)を撒いておけば、マルチスケイルを剥がせるため、かえんボールやとびひざげりで一撃で倒せる確率が跳ね上がります。

ハバタクカミ対面:Sブースト有無による有利不利の逆転

ハバタクカミ(S135)には基本的に上を取られています。
Sブースト(古代活性)発動時:
スカーフを持っていても抜けません。タスキを盾に「かえんボール」+「ふいうち」で処理するしかありません。相手が「あまえる」や「みがわり」を持っていた場合、完封されるリスクがあります。

ブーストなし(メガネ、タスキなど):
こちらのスカーフ型なら上から「ダストシュート」でワンパン可能です。タスキ型の場合も、相手の攻撃を耐えて返しの攻撃で倒せます。

重要: ハバタクカミ対面では「ふいうち」の択が全てです。相手が変化技を使ってくるタイミングで攻撃し、攻撃してくるタイミングでふいうちを合わせる。この読み合いを制する者が勝てます。

サーフゴー対面:スカーフ警戒と行動保証

サーフゴーは炎技が抜群ですが、スカーフを持っている個体が非常に多いです。
こちらがスカーフでない場合、上から「シャドーボール」や「ゴールドラッシュ」を撃たれて致命傷を負います。
サーフゴーが見えたら、安易に「かえんボール」を選択せず、相手がスカーフかどうかをパーティの並びから推測してください。もしスカーフの可能性が高いなら、一度引くか、テラスタルを切って攻撃を耐える選択が必要です。

苦手な相手(ヘイラッシャ、ドヒドイデ、ランドロス)への対処法

これらの物理受けポケモンは、エースバーンの天敵です。
ヘイラッシャ: 「あくび」や「まもる」で時間を稼がれ、こちらの攻撃は通りません。
ドヒドイデ: 「トーチカ」で毒にされ、再生力で粘られます。
ランドロス: 特性「いかく」で攻撃を下げられ、地面技で弱点を突かれます。

これらが相手の構築にいる場合、エースバーンの選出は控えるか、「つるぎのまい」+「命の珠」型で強引に突破するルートを用意する必要があります。基本的には、特殊アタッカー(水ロトムやサザンドラなど)を相方に添えて、サイクル戦で疲弊させるのが正解です。

▼エースバーンの相性補完マップ(クリックで展開)
相性の良い味方 理由
ウォッシュロトム(水ロトム) エースバーンが苦手な地面、水タイプに強い。「ボルトチェンジ」で対面操作し、エースバーンを無償降臨させやすい。
サザンドラ 物理受け(ヘイラッシャ、カバルドン)を特殊火力で崩せる。相性補完に優れる。
デカヌチャン / カバルドン 「ステルスロック」を撒ける。エースバーンの確定数をずらすためにステロは必須級のサポート。

エースバーン対策:敵として出てきた場合の対処法

逆に、相手のパーティにエースバーンがいる場合、どう対処すればよいのでしょうか。敵を知ることは、自身のプレイング向上にも繋がります。

ステルスロックと物理受けでの完封

エースバーン対策の基本は「ステルスロック」です。タスキ型の可能性を潰せるだけで、処理ルートが大幅に増えます。また、ヘイラッシャやキョジオーンなどの高耐久物理受けを後出しすれば、エースバーン側は有効打がなく、交代を余儀なくされます。

特性「リベロ」のタイプ変化を利用した弱点突き

リベロ(変幻自在)は、技を出す直前にタイプが変わります。これを逆手に取ります。
例えば、相手のエースバーンが「ダストシュート」を撃ってきそうなら、こちらは地面タイプのポケモンに引くか、地面技を選択します。毒タイプになった瞬間に地面技が抜群になります。このように、「相手が何になりたいか」を読んで、そのタイプの弱点を突く技を置いておくプレイングが有効です。

マッハパンチ・しんそく等の先制技による縛り

エースバーンは耐久が低く、先制技に弱いです。特にキノガッサの「マッハパンチ」やカイリューの「しんそく」は、リベロでタイプが変わる前(炎タイプのまま)であれば等倍以上で通ることが多いです(格闘は等倍、ノーマルは等倍)。テラスタルを切らせる強要もできるため、先制技持ちを対面させるのは非常に有効な対策となります。

エースバーンに関するよくある質問 (FAQ)

最後に、エースバーン育成に関してよく寄せられる質問に簡潔にお答えします。

Q. レイドバトル用のエースバーン育成論は?

テラレイドバトルにおいて、エースバーンは最適解になりにくいポケモンです。耐久が低く、リベロの仕様もレイド向きではありません。星6レイドなどでアタッカーとして使うなら、素直に「テツノカイナ」や「マリルリ」、「コライドン/ミライドン」を育成することをおすすめします。どうしても使いたい場合は、ハチマキを持たせて「かえんボール」連打か、応援に徹するのが無難です。

Q. 色違いの入手方法は?孵化厳選のコツは?

エースバーン(ヒバニー系統)は野生では出現しません。「最強のエースバーン」レイドイベントで捕獲した個体か、交換で入手した個体を親にして、タマゴ孵化で厳選する必要があります。色違い確率は通常約1/4096ですが、「ひかるおまもり」と「国際孵化(言語の違う親同士)」を組み合わせることで、最大約1/512まで確率を上げることができます。

Q. 過去作(剣盾)から連れてきた個体はランクマで使える?

はい、使えます。ただし、ランクマッチで使用するためには、パルデア地方のフリッジタウンにいるNPCに話しかけ、「バトルレギュレーションマーク」を付けてもらう必要があります。この際、過去作限定の技は忘れてしまう点に注意してください。

現役ランクマッチ・アナリストのアドバイス
「過去作から連れてきた愛着のある個体を使い続けられるのはポケモンの醍醐味です。マークを付けると技がリセットされますが、思い出させる機能やわざマシンを使えば、現環境用の構成にすぐに作り直せます。昔の相棒と共に、パルデアのランクマで頂点を目指しましょう!」

まとめ:環境適応したエースバーンでランクマッチを勝ち抜こう

エースバーンは、SV環境において「何も考えずに勝てるポケモン」ではなくなりました。しかし、特性「リベロ」の仕様を深く理解し、役割対象を明確にした調整を施すことで、環境トップメタたちを翻弄するトリックスターとして覚醒します。

今回紹介した「タスキカウンター型」「珠剣舞型」「スカーフ奇襲型」は、いずれも現環境で実績のある型です。まずは自分の使いやすい型から試し、ダメージ感覚を掴んでください。

ランクマッチ選出前チェックリスト

  • 相手のパーティに「ステロ撒き」はいるか?(いるなら初手タスキは警戒)
  • カイリューの型は想定できているか?(神速ケアのテラス準備)
  • ハバタクカミのS関係はどうなっているか?(ふいうちのタイミング確認)
  • この選出で、相手の物理受け(ヘイラッシャ等)を突破できるか?
  • 今日から「かえんボール」を外しても心を乱さないメンタルを持つこと!

あなたのエースバーンが、ランクマッチのフィールドで華麗なゴールを決めることを心から応援しています。

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

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