ビジネス文書、学校のプリント、公的な申請書類、そしてクリエイティブなデザイン制作の現場まで、私たちの日常で最も頻繁に目にする用紙サイズといえば「A4」です。しかし、「A4の正確な寸法は何ミリですか?」と聞かれて、即座に答えられる人は意外に少ないかもしれません。また、パソコンでチラシや資料を作成する際、「Web画像として書き出すには何ピクセルに設定すればいいのか?」「印刷用データとして入稿する場合の適切な解像度は?」といった疑問に直面し、作業の手が止まってしまうこともあるでしょう。
結論から申し上げます。A4用紙の標準サイズは「210mm × 297mm」です。
WebデザインやDTP(デスクトップパブリッシング)の現場で必要となるピクセル数は、設定する「解像度(dpi)」によって大きく異なります。例えば、一般的な商業印刷(350dpi)であれば「2894px × 4093px」、Web上の画像(72dpi)であれば「595px × 842px」が基準となります。この数値を間違えると、印刷物がぼやけてしまったり、Webページで画像が巨大すぎたりといったトラブルの原因となります。
この記事では、印刷・加工の現場で長年実務に携わってきた専門家の視点から、以下の3点を中心に、A4サイズに関するあらゆる情報を網羅的に解説します。
- A4サイズの正確な寸法(mm/cm/inch)と、用途別のピクセル数一覧
- A4用紙を郵送する際に選ぶべき封筒サイズ(折る・折らない)と、最新の切手代(郵便料金)
- 印刷のプロが教える、入稿データ作成時の「塗り足し」や用紙選びで失敗しないための実践的なコツ
手元に置いて辞書のように使える「保存版」として、日々の業務や制作活動にお役立てください。
A4サイズの基本寸法と比率一覧
まずは、A4サイズの物理的な寸法について、あらゆる単位での数値を整理します。デザインソフトの設定や、物理的な棚・ファイルのサイズ確認など、用途に合わせて参照してください。日本のビジネスシーンや公的文書の9割以上はこのA4サイズが基準となっており、この数値を暗記しておくだけでも業務効率は格段に向上します。
【mm・cm・inch】A4サイズの長さ早見表
A4サイズの定義は、国際規格であるISO 216(および日本産業規格 JIS P 0138)によって厳密に定められています。以下は、主要な単位ごとの寸法一覧です。
| 単位 | 横幅 (Width) | 縦幅 (Height) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| ミリメートル (mm) | 210 mm | 297 mm | 建築図面、DTPソフト、印刷発注 |
| センチメートル (cm) | 21.0 cm | 29.7 cm | 事務用品のサイズ確認、手芸 |
| インチ (inch) | 8.27 inch | 11.69 inch | 海外製ソフトの設定、米国向け文書 |
日本国内のデザイン実務や印刷発注においては、基本的に「ミリメートル(mm)」を使用します。「210 × 297(ニーイチマル・ニーキューナナ)」とリズムで覚えてしまうのがおすすめです。センチメートル表記は、一般の方が定規で測る際や、家具・収納用品のサイズ表記などで見かけますが、0.1cm(1mm)のズレが仕上がりに影響する印刷の世界ではあまり使用されません。
インチ表記については、正確には「8.2677…インチ」となりますが、実務上は小数点第2位までの概算値(8.27インチ)を使用することが一般的です。PhotoshopやIllustratorなどのAdobe製ソフトでは、単位設定を切り替えるだけで自動的に正確な数値に変換してくれます。
A4サイズの面積と縦横比(アスペクト比)
A4用紙1枚あたりの面積と、その特徴的な縦横比についても理解を深めておきましょう。これらは、インクの使用量を見積もる際や、レイアウトデザインのバランスを考える際に役立つ基礎知識です。
- 面積:0.06237 平方メートル(m²)
- 縦横比(アスペクト比):1 : √2(約 1 : 1.414)
面積は約0.06平方メートルです。これは、A0サイズ(1平方メートル)を4回半分に折ったサイズであることに由来します(A0 → A1 → A2 → A3 → A4)。
縦横比の「1 : √2」は「白銀比(大和比)」とも呼ばれ、日本人が古くから美しいと感じる比率の一つです。法隆寺の五重塔や伊勢神宮の建築などにも見られるこの比率は、安定感と美しさを兼ね備えており、縦書き・横書きのどちらでもバランス良く文字や図版を配置できる特徴があります。
なぜA4が標準なのか?ISO規格と白銀比の豆知識
なぜ世界中で(一部の国を除き)A4サイズが標準として使われているのでしょうか。その理由は、ドイツの物理学者オズワルドが提案した規格に端を発し、後にISO(国際標準化機構)で採用された合理的な仕組みにあります。
A判用紙の最大の特徴は、「半分に切っても、縦横の比率(1:√2)が変わらない」という点です。これを「ルート長方形」と呼びます。
- A0を半分にするとA1になる
- A1を半分にするとA2になる
- A3を半分にするとA4になる
どのサイズになっても形(プロポーション)が変わらないため、拡大コピーや縮小コピーをしても、余白が余ったり文字が切れたりすることなく、スムーズに収まります。この「相似形」の性質こそが、A4サイズがビジネスや公的文書のスタンダードとして定着した最大の理由です。もし比率がバラバラであれば、サイズを変えるたびにレイアウトを調整し直さなければならず、膨大な手間が発生していたことでしょう。
【用途別】A4サイズのピクセル数(px)と解像度設定
「A4サイズの画像をピクセルで作ってください」と言われたとき、多くの人が戸惑います。なぜなら、ピクセル数は「解像度(dpi / ppi)」によって変動するからです。ここを理解していないと、印刷したら画像が粗くて使い物にならなかったり、逆にWebサイトにアップロードするには重すぎるデータになってしまったりします。
ここでは、用途に応じた適切な解像度と、それに対応するピクセル数を解説します。
DTP・印刷監理の専門家のアドバイス
「初心者のデザイナーさんが最もやりがちなミスの一つが、Web用の解像度(72dpi)のまま印刷データを作成してしまうことです。画面上ではきれいに見えても、実際にインクで印刷すると、モザイクのように粗い『ジャギー』が発生してしまいます。印刷を前提とする場合は、必ず制作開始時に『350dpi』または『300dpi』に設定されているかを確認する癖をつけてください。後から解像度を上げても画質は良くならないため、最初設定が命です。」
印刷用(350dpi / 300dpi):チラシ・ポスター制作時の設定
チラシ、カタログ、ポスター、名刺など、紙に印刷するデータを作成する場合は、高解像度が必須です。一般的な商業印刷(オフセット印刷)や高品質なオンデマンド印刷では、350dpi が標準的な推奨解像度です。家庭用プリンターでの印刷であれば、300dpi〜200dpi程度でも許容範囲となることがありますが、プロ品質を目指すなら350dpiで作成しましょう。
| 解像度 (dpi) | 横ピクセル (px) | 縦ピクセル (px) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 350 dpi | 2894 px | 4093 px | 【推奨】一般的な商業印刷、カラー雑誌、チラシ |
| 300 dpi | 2480 px | 3508 px | 家庭用プリンター、簡易的な配布資料 |
| 600 dpi | 4961 px | 7016 px | モノクロ2階調の漫画原稿、線画など |
注意:印刷用データを作成する際は、カラーモードを「CMYK」に設定することをお忘れなく。Web用の「RGB」のまま入稿すると、印刷時に色がくすんでしまう原因になります。
画面表示用(72dpi / 96dpi):Web画像・PowerPoint資料の設定
Webサイトに掲載するバナー、ブログのアイキャッチ画像、あるいはプロジェクターで投影するPowerPoint資料など、モニターで見ることを前提としたデータの場合は、印刷用ほどの高解像度は不要です。むしろ、解像度が高すぎるとファイルサイズが肥大化し、ページの読み込み速度が遅くなるデメリットがあります。
| 解像度 (dpi) | 横ピクセル (px) | 縦ピクセル (px) | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| 72 dpi | 595 px | 842 px | Webサイト上の画像、古い規格のモニタ表示 |
| 96 dpi | 794 px | 1123 px | Windows標準、Officeソフトでの一般的な表示 |
ただし、近年は「Retinaディスプレイ」のような高精細ディスプレイを搭載したスマートフォンやタブレット、PCが普及しています。そのため、Web用であっても、きれいに見せたい場合は従来の2倍の解像度(144dpi相当)や、横幅1000px〜2000px程度で作成し、表示サイズをCSSで調整する手法が一般的になっています。
スマホ・タブレット閲覧を想定した推奨サイズ
現代のビジネスシーンでは、A4サイズのPDF資料を印刷せず、タブレットやスマートフォンで閲覧する機会が増えています。この場合、72dpiでは文字がぼやけて読みづらくなることがあります。
画面閲覧用のPDF資料を作成する場合は、150dpi(1240px × 1754px) 程度を目安にすると、ファイルサイズを抑えつつ、拡大しても文字が読みやすいバランスの良いデータになります。相手がどのような環境で資料を見るかを想像し、解像度を使い分けることが「デキる」資料作成のポイントです。
A4用紙が入る「封筒サイズ」と「郵送料金」の正解
作成したA4書類を取引先や顧客へ郵送する際、どの封筒を選べば良いのでしょうか。「三つ折りにして送る場合」と「折り曲げずに送る場合」で、選ぶべき封筒のサイズと郵便料金が大きく異なります。コスト削減とビジネスマナーの両面から、最適な選択肢を解説します。
DTP・印刷監理の専門家のアドバイス
「封筒選びで意外と見落としがちなのが『厚み』と『重量』です。A4用紙1枚なら問題ありませんが、会社案内やカタログを数冊同封したり、クリアファイルに入れたりすると、定形外郵便の重量制限を超えて料金が跳ね上がることがあります。また、角2封筒は『定形外』扱いになるため、切手代不足で返送されてくるトラブルも非常に多いです。ポスト投函前に、必ず重さを量る習慣をつけましょう。」
【折らずに入れる】角形2号(角2)がベストな理由
履歴書、契約書、デザイン画、カタログなど、「折り曲げ厳禁」の書類を送る場合に最適なのが「角形2号(角2)」封筒です。
- 角形2号サイズ:240mm × 332mm
- 特徴:A4用紙(210mm × 297mm)が折らずにすっぽり入り、クリアファイル(約220mm × 310mm)に入れた状態でも余裕を持って収納できます。
ビジネスシーンでは最も使用頻度の高い封筒の一つですが、郵便区分は「定形外郵便物(規格内)」となる点に注意が必要です。定形郵便(細長い封筒)用の84円や110円の切手では送れません。
【三つ折りで入れる】長形3号(長3)の活用シーン
請求書、領収書、通知書など、一般的なビジネス文書を送る際に最もコストパフォーマンスが良いのが「長形3号(長3)」封筒です。
- 長形3号サイズ:120mm × 235mm
- 特徴:A4用紙を横に三つ折りにすると、ちょうど収まるサイズです。
- メリット:郵便区分が「定形郵便物」となるため、最も安い料金で郵送できます。
A4用紙の三つ折り方法は、長辺(297mm)を3等分(約99mmずつ)に折ります。マナーとして、宛名が見えるように折る、あるいは開封したときに文頭が最初に見えるように折るなどの配慮も大切です。
A4郵送時の切手代(郵便料金)一覧表
2024年10月1日からの郵便料金改定に伴い、定形・定形外郵便の料金が変更されています。実務で間違いやすい重量ごとの料金をまとめました。特に大量発送を行う際は、この差額が大きなコスト差となります。
| 封筒タイプ | 郵便区分 | 重量 | 料金(税込) | 目安(A4コピー用紙) |
|---|---|---|---|---|
| 長形3号 (三つ折り) |
定形郵便物 | 50g以内 | 110円 | 約1〜5枚程度 |
| ※50g超 | 定形外へ | ※定形外料金が適用 | ||
| 角形2号 (折らない) |
定形外郵便物 (規格内) |
50g以内 | 140円 | クリアファイル+数枚 |
| 100g以内 | 180円 | カタログ・小冊子など | ||
| 150g以内 | 270円 | 厚手の資料セット |
※上記は2024年10月時点の標準的な料金です。速達や書留などのオプションを追加する場合は別途料金が必要です。
※A4コピー用紙(標準的なPPC用紙)は1枚約4g、角2封筒は約15g、クリアファイルは約25g程度が目安です。「用紙5枚+クリアファイル+角2封筒」の場合、合計約60gとなり、140円ではなく180円の区分になる可能性が高いため注意が必要です。
他の用紙サイズとの比較・倍率(B5・A3・A5)
A4サイズ単体だけでなく、周囲のサイズとの関係性を把握しておくと、コピー機の倍率設定や、ノート・手帳選びの際に非常に役立ちます。ここでは、A4を中心としたサイズの関係性を解説します。
A4とB5の違い(履歴書・ノートの使い分け)
日本国内でA4と並んで馴染み深いのが「B5サイズ(182mm × 257mm)」です。これは「B判」という日本独自の規格(江戸時代の公用紙である美濃紙に由来)に基づいています。
- A4 (210×297mm):国際標準。ビジネス文書、公的書類、教科書(最近の主流)など。
- B5 (182×257mm):日本独自。週刊誌、大学ノート、学習帳、一部の書籍など。
かつては「公文書はB5、履歴書もB5」が主流でしたが、1990年代以降、国際規格への準拠が進み、現在ではビジネス文書や履歴書もA4が圧倒的な主流となっています。特に指定がない限り、履歴書や職務経歴書はA4サイズで作成するのが無難です。一方で、学生が使うノートや、持ち運びやすさを重視する手帳などでは、依然としてB5サイズも根強い人気があります。
A4とA3、A5の関係(縮小・拡大コピーの倍率)
コンビニやオフィスの複合機でコピーをとる際、A4原稿を他のサイズに拡大・縮小するには、以下の倍率を指定します。
| 変換内容 | 倍率設定 | 関係性 |
|---|---|---|
| A4 → A3 | 141% | 面積2倍(拡大) |
| A4 → A5 | 70% | 面積1/2(縮小) |
| A4 → B4 | 122% | 一回り拡大 |
| A4 → B5 | 86% | 一回り縮小 |
「141%」という数字は、√2(1.4142…)に由来します。同様に「70%」は1/√2(0.7071…)から来ています。この数値を覚えておくと、自動検知がうまくいかない場合でも手動で素早く設定できます。
A4用紙の「重さ」と厚みの目安(連量・坪量とは?)
「紙の厚さ」は、mm単位ではなく「重さ」で表現されることが一般的です。印刷を発注する際、「コート90kg」や「上質70kg」といった表記を見て戸惑ったことはありませんか?
▼詳細:コピー用紙と厚紙のkg換算表(クリックで展開)
紙の厚みを示す単位には、主に以下の2つがあります。
- 坪量(g/m²):1平方メートルあたりの紙の重さ。世界共通の基準。
- 連量(kg):その紙を原紙サイズ(四六判など)で1,000枚重ねたときの重さ。日本の印刷業界特有の基準。
以下は、A4サイズでよく使われる紙の厚さの目安です。
| 用途 | 一般的な呼び名(連量) | 坪量目安 (g/m²) | 厚さ目安 (mm) |
|---|---|---|---|
| コピー用紙 | 上質55kg | 64g/m² | 約0.09mm |
| チラシ(薄手) | コート73kg | 85g/m² | 約0.08mm |
| チラシ(標準) | コート90kg | 105g/m² | 約0.10mm |
| ポスター・パンフ | コート110kg | 128g/m² | 約0.14mm |
| 名刺・ハガキ | アートポスト180kg | 209g/m² | 約0.24mm |
「しっかりしたチラシを作りたい」場合は90kg以上、「裏写りしない資料」なら70kg以上を選ぶのがプロのセオリーです。
印刷・データ作成で失敗しないための注意点
最後に、A4サイズでデータを作成し、印刷会社へ入稿する際に、最もトラブルになりやすいポイントを解説します。ここを押さえておけば、再入稿の手間や、仕上がりの失敗を防ぐことができます。
DTP・印刷監理の専門家のアドバイス
「私たちが受け取る入稿データの中で、不備理由のNo.1は断トツで『塗り足し不足』です。そしてNo.2は『文字が端に寄りすぎている(文字切れ)』です。画面上では完璧に見えても、印刷工程では紙を数百枚重ねて巨大な刃物で断裁するため、どうしても数ミリのズレが生じます。この物理的なズレを想定してデータを作れるかどうかが、プロとアマチュアの分かれ道です。」
印刷発注時は「塗り足し」を含めたサイズで作成する
印刷会社に入稿するデータを作る際は、仕上がりサイズ(210×297mm)の外側に、上下左右それぞれ3mmずつの「塗り足し(ドブ)」を作成する必要があります。
- 仕上がりサイズ:210mm × 297mm
- 塗り足し込みサイズ:216mm × 303mm(上下左右+3mm)
背景の色や写真は、この「216mm × 303mm」の端までしっかりと伸ばして配置してください。もし仕上がりサイズぴったりで画像が終わっていると、断裁がわずかに外側にズレたときに、紙の白地が出てしまい、非常に見栄えが悪くなります。
家庭用プリンターで印刷する場合の余白設定
一方、家庭用やオフィスのインクジェットプリンター/レーザープリンターで印刷する場合は、「フチなし印刷機能」を使わない限り、用紙の周囲に必ず5mm程度の「印刷できない領域(余白)」が発生します。
WordやPowerPointで資料を作る際は、紙の端ギリギリに文字や図形を配置せず、上下左右に最低でも10mm〜15mm程度の余白(マージン)を確保することをおすすめします。これにより、印刷時に文字が切れるのを防げるだけでなく、資料として読みやすいレイアウトになります。
ファイル・バインダー選びの注意点(2穴・4穴・リフィル)
印刷したA4書類を保管するファイル選びにもコツがあります。特に注意したいのが「2穴リングファイル」や「パイプ式ファイル」を使う場合です。
A4書類にパンチで穴を開けて閉じる場合、文字が穴に掛かって読めなくならないよう、左端(綴じ代)に20mm程度の余白を空けておく必要があります。また、ポケットリフィル(透明な袋)に入れてファイリングする場合、リフィル自体の幅がA4用紙より10mm〜15mmほど広くなるため、ファイル本体(バインダー)は「A4ワイド」や「リフィル対応」と記載された幅広タイプを選ばないと、リフィルがファイルからはみ出してしまうことがあります。
A4サイズに関するよくある質問 (FAQ)
A4サイズに関して、検索されることの多い疑問をQ&A形式でまとめました。
Q. 履歴書はA4とB5どちらが良いですか?
A. 基本的には「A4サイズ」が推奨されます。
現在のビジネス文書の標準がA4であるため、企業側もA4サイズで書類を管理しているケースが大半です。A4の履歴書はB5に比べて記入スペースが広く、自己PRや職務経歴を詳細に書けるメリットもあります。ただし、応募企業から「B5指定」がある場合や、アルバイト・パートの面接で市販の簡易的な履歴書を使用する場合はB5でも問題ありません。
Q. A4の半分のサイズは何ですか?
A. 「A5サイズ」です。
A4用紙(210×297mm)の長辺を半分に折ると、A5サイズ(148×210mm)になります。手帳や教科書、納品書などでよく使われるサイズです。逆に、A4を2枚並べた(倍の)サイズは「A3」になります。
Q. A4用紙1枚の重さは何グラムですか?
A. 一般的なコピー用紙(PPC用紙)で約4グラムです。
標準的なコピー用紙の坪量(64g/m²)で計算すると、0.06237m² × 64g = 約3.99g となります。郵送時の重量計算では、余裕を見て「1枚あたり4g」と見積もっておくと計算しやすくなります。
まとめ:A4サイズの数値を把握して実務をスムーズに
A4サイズは、単なる紙の大きさではなく、ビジネスやデザインにおける「共通言語」です。寸法、ピクセル数、郵送ルールを正しく理解しておくことで、無駄なミスを減らし、業務の品質を高めることができます。
最後に、今回解説した重要ポイントをチェックリストにまとめました。作業前の最終確認にご活用ください。
- 寸法確認:A4は 210mm × 297mm(暗記必須!)
- Web画像:解像度72dpiなら 595px × 842px
- 印刷データ:解像度350dpiなら 2894px × 4093px(CMYKモード推奨)
- 塗り足し:印刷所への入稿時は、上下左右に3mmずつ背景を伸ばす
- 郵送(折らない):「角形2号」封筒を使用(定形外郵便料金 140円〜 ※50g以内)
- 郵送(三つ折り):「長形3号」封筒を使用(定形郵便料金 110円 ※50g以内)
これらの基本を押さえ、ぜひ今日からの資料作成やデザイン業務、発送作業に役立ててください。数値への自信が、プロフェッショナルな仕事へと繋がります。
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