「毎日コーヒーを飲んでいたら、いつの間にか前歯が茶色くなっている気がする…」
「マスクを外した瞬間、自分の歯の黄ばみが相手にどう見られているか不安になる」
ふと鏡を見たときに気づく歯の着色汚れ(ステイン)。一度気になりだすと、会話中も口元を隠したくなってしまいますよね。オフィスホワイトニングに通う時間や予算はないけれど、毎日の歯磨きで清潔感のある白い歯を取り戻したい。そう願う多くの方に選ばれているのが、歯科専売の美白歯磨き粉「ブリリアントモア W」です。
しかし、インターネット上には「削れるから危険」「白くならない」といった相反する口コミも散見され、どれを信じればよいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から申し上げますと、ブリリアントモアは「削り落とす」のではなく、イオンの力で汚れを「浮かせて落とす」画期的なメカニズムを持つ、ステイン除去に特化した歯磨き粉です。ただし、その効果を最大限に引き出すには、一般的な歯磨き粉とは少し違った「プロ直伝の使いこなし術」が必要です。
この記事では、業界歴15年の現役歯科衛生士である私が、臨床現場での経験と科学的根拠に基づき、以下の3点を中心に徹底解説します。
- 歯科衛生士が解説する「汚れが浮き上がる」仕組みと研磨剤の真実
- あなたに合うのはどれ?3つのフレーバーの特徴と選び方
- 白さを実感するための「効果的なブラッシング方法」と使用頻度
正しい知識とテクニックを身につければ、毎日のブラッシングが「治療レベル」のケアへと変わります。ぜひ最後まで読み進めて、自信の持てる明るい口元を手に入れてください。
なぜブリリアントモアは「ステイン除去」に強いのか?
歯科医院に行くと、受付や物販コーナーで必ずと言っていいほど見かける「ブリリアントモア」。なぜこれほどまでに多くの歯科医療従事者がこの製品を推奨するのでしょうか。その理由は、単なる「研磨力の強さ」ではなく、汚れを化学的に分解・除去する独自のメカニズムにあります。
ここでは、なぜブリリアントモアが頑固なステイン(着色汚れ)に対して高い効果を発揮するのか、その科学的な根拠について、専門用語を噛み砕きながら詳しく解説していきます。
最大の特徴「ピロリン酸ナトリウム」によるイオンの力
一般的な市販の「ホワイトニング歯磨き粉」の多くは、粗い粒子の研磨剤(清掃剤)を配合し、物理的に汚れを削り取ることで白く見せようとするものが主流でした。しかし、この方法では長期間使用すると歯の表面(エナメル質)に微細な傷をつけてしまい、かえって汚れがつきやすくなるという悪循環を生むリスクがありました。
一方、ブリリアントモアの最大の特徴は、「ピロリン酸ナトリウム」という成分を配合している点にあります。この成分こそが、歯科衛生士たちが「削るのではなく浮かす」と表現する理由の核心です。
歯の表面のエナメル質は、マイナス(-)の電気を帯びています。一方、コーヒーや紅茶に含まれるステイン(タンニンなどの色素)は、唾液中のカルシウムなどと結合し、プラス(+)の電気を帯びて歯の表面に吸着します。これが、強力な磁石のようにくっついて離れない着色汚れの正体です。
ここでピロリン酸ナトリウムが登場します。ピロリン酸イオンは、ステインと歯の表面の結合(イオン結合)を断ち切る性質を持っています。歯の表面に対して、ステインよりも強い親和性を持っているため、歯の表面とステインの間に割り込み、「どいて!」とステインを押し出すようにして浮き上がらせるのです。
この化学的な働きにより、ゴシゴシと力を入れて擦らなくても、ブラッシングの軽い力だけで汚れが剥がれ落ちやすくなります。これが「イオンの力で浮かせて落とす」メカニズムの全貌です。
「削り落とす」ではなく「浮かせて落とす」から歯に優しい
前述の通り、ブリリアントモアは化学的な作用(ケミカルアクション)を主軸に置いています。これは、歯の健康を長期的に守る上で非常に重要な意味を持ちます。
物理的な研磨力に頼りすぎた歯磨き粉は、確かに一時的には汚れが落ちたように感じるかもしれません。しかし、それはお鍋の焦げ付きを金属タワシで削り取っているようなものです。繰り返せばお鍋のコーティングが剥がれてしまうように、歯も表面のツヤを失い、ザラザラになってしまいます。ザラザラになった歯面は、新たな色素沈着の温床となります。
ブリリアントモアは、ピロリン酸ナトリウムが汚れを化学的に浮かせた状態で、無水ケイ酸などの清掃剤が優しくそれを取り除きます。そのため、必要以上に強い研磨力を必要としません。実際に使用してみるとわかりますが、ジャリジャリとした粒感はほとんどなく、ペーストは非常に滑らかです。
「歯を白くしたいけれど、削れるのは怖い」というジレンマに対し、「化学の力で汚れの結びつきを解く」というアプローチで回答を示したのが、この製品が長年愛され続けている理由なのです。
旧製品と「ブリリアントモア W」の違いは?
長年ブリリアントモアを愛用されている方の中には、パッケージが新しくなり、名前に「W(ダブル)」がついたことに気づかれた方もいるでしょう。これは単なるパッケージ変更ではなく、機能面での明確な進化を表しています。
従来品もピロリン酸ナトリウムによるステイン除去効果は高く評価されていましたが、リニューアル後の「ブリリアントモア W」では、このステインを浮かせる機能がさらに強化されています。「W」は「Double(ダブル)」を意味し、ステインを浮かせる成分の働きや配合バランスが見直され、より効率的に着色汚れにアプローチできるようになりました。
また、口臭予防機能も強化されており、LSS(ラウロイルサルコシンナトリウム)という殺菌成分が、口臭の原因菌を殺菌・除去します。これにより、「美白」だけでなく「口臭ケア」も同時に行えるトータルケア製品へと進化を遂げました。
現役歯科衛生士のアドバイス
「市販のホワイトニング歯磨き粉とブリリアントモアの決定的な違いは、この『汚れへのアプローチ方法』にあります。市販品の多くは『清掃剤(研磨剤)の粒子』で勝負していますが、ブリリアントモアは『成分の化学反応』で勝負しています。患者様の歯をマイクロスコープで見ると、粗い研磨剤を使い続けた方の歯には無数の細かい傷が入っていることがありますが、ブリリアントモアを正しく使用されている方の歯は、ツルツルとした光沢を保っていることが多いですね。これが、私たちが自信を持っておすすめできる理由です」
迷ったらこれ!3種類のフレーバーの特徴と選び方
歯磨き粉選びにおいて、「味」は継続できるかどうかを決める非常に重要な要素です。どんなに効果が高くても、味が不味かったり、刺激が強すぎて涙が出たりするようでは、毎日のケアが苦痛になってしまいます。
ブリリアントモア Wには、現在3種類のフレーバーがラインナップされています。成分的な美白効果に大きな差はありませんが、使用感やターゲット層が明確に分かれています。ここでは、それぞれの特徴を詳しく比較し、あなたに最適な1本を見つけるお手伝いをします。
【リフレッシュ】爽快感重視なら「スペアミント」
パッケージカラーが「ブルー」のスペアミントは、最もスタンダードで爽快感のあるフレーバーです。一般的な歯磨き粉のミント味に近く、磨いた後の「スッキリ感」を重視する方に最適です。
朝の目覚めに口の中をシャキッとさせたい方や、食事の後口をリセットしたい方、男性の方にも好まれる傾向があります。「甘い歯磨き粉は磨いた気がしない」という方は、迷わずこのスペアミントを選ぶと良いでしょう。清涼感はありますが、激辛というわけではなく、程よいクール感が特徴です。
【人気No.1】女性に支持される「アプリコットミント」
パッケージカラーが「ピンク」のアプリコットミントは、発売以来不動の人気を誇るフレーバーです。特に女性からの支持が圧倒的に高く、私の勤務するクリニックでもリピート率No.1です。
口に入れた瞬間に広がるのは、あんず(アプリコット)のフルーティーで優しい甘さ。ミントの辛さはかなり控えめに抑えられており、まるでスイーツのような華やかな香りが漂います。「歯磨き粉=ミント味」という常識を覆すような風味で、毎回の歯磨きタイムが癒しの時間に変わります。
「辛いのは苦手だけど、甘すぎる子供用歯磨き粉は嫌」という方に絶妙にマッチします。紅茶やハーブティーがお好きな方なら、きっと気に入っていただけるはずです。
【低刺激】辛いのが苦手な方には「シトラスミント」
パッケージカラーが「オレンジ(イエロー)」のシトラスミントは、柑橘系の爽やかさと優しさを兼ね備えたフレーバーです。グレープフルーツやレモンのようなフレッシュな香りが特徴ですが、酸味があるわけではありません。
アプリコットミントほど甘くはなく、スペアミントほどスースーしない、ちょうど中間のバランスの良さがあります。「甘いのは苦手だけど、ミントの刺激も避けたい」という方や、ご家族全員で同じ歯磨き粉を使いたいという場合にもおすすめです。
以下の比較表を参考に、あなたの好みに合うものを選んでみてください。
| フレーバー名 | カラー | 清涼感・辛さ | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|
| ナチュラルペパーミント (旧スペアミント) |
ブルー | ★★★ (しっかり) |
|
| アプリコットミント | ピンク | ★☆☆ (マイルド) |
|
| シトラスミント | オレンジ | ★★☆ (ほどよい) |
|
現役歯科衛生士のアドバイス
「『たかが味』と思われるかもしれませんが、ホワイトニングケアにおいて『味が好みに合うか』は極めて重要です。なぜなら、ステイン除去効果を実感するためには、最低でも1本の使い切り、できれば継続的な使用が必要だからです。苦手な味だと、どうしても歯磨き時間が短くなったり、手が伸びなくなったりしてしまいます。まずは小さいサイズなどで試してみて、『これなら毎日使いたい!』と思えるお気に入りを見つけてください。アプリコットミントは『デザート感覚で磨ける』と、間食防止のために使われる患者様もいらっしゃいますよ」
【プロ直伝】効果を最大化するブリリアントモアの正しい使いこなし術
「ブリリアントモアを買ったけれど、期待したほど白くならなかった」
もしあなたがそう感じたことがあるなら、それは製品のせいではなく、使い方が少し間違っていただけかもしれません。
どんなに優れた道具も、使い手次第でその効果は半減してしまいます。特にブリリアントモアのような機能性歯磨き粉は、その特性(イオンの力)を最大限に活かすための「コツ」が存在します。
ここでは、私が普段クリニックで患者様に指導している、効果を最大化するための具体的なブラッシングメソッドを公開します。今日から実践できる内容ばかりですので、ぜひ試してみてください。
使う量は「たっぷり」が基本?適切な使用量
まず見直していただきたいのが、歯ブラシにつけるペーストの量です。一般的な歯磨き粉の場合、「小豆大程度で十分」と言われることがありますが、ブリリアントモアに関しては少し事情が異なります。
この製品の肝は、ピロリン酸ナトリウムという成分を歯の表面に行き渡らせることです。量が少なすぎると、有効成分が口の中全体に広がらず、唾液ですぐに薄まってしまいます。ステイン除去効果をしっかり発揮させるための推奨量は、大人の場合で「約1.5cm〜2cm」程度。歯ブラシのヘッドの長さ分くらい、たっぷりと乗せるのがポイントです。
また、ここで一つ重要なテクニックがあります。それは「乾いた歯ブラシを使う」ことです。
多くの人は、歯磨き粉をつける前に歯ブラシを水で濡らしてしまいます。しかし、これをすると泡立ちが良くなりすぎてしまい、成分が薄まるだけでなく、「磨けた気」になって短時間で終わらせてしまう原因になります。有効成分を濃厚な状態で歯に密着させるためにも、乾いた歯ブラシにペーストを乗せ、口の中の水分だけで磨き始めることをおすすめします。
ステインを狙い撃ちするブラッシングのコツ
次に、磨く順番です。無意識に磨くと、磨きやすい奥歯や左側(右利きの場合)から始めがちですが、ブリリアントモアを使う際は「一番着色が気になる部分」から磨き始めてください。
多くの方の場合、それは上の前歯や、下の前歯の裏側ではないでしょうか。最初に歯ブラシを当てた場所に、最も高濃度の有効成分が作用します。気になるところにペーストを塗り込むようなイメージで、優しく小刻みにブラシを動かしましょう。
この時、力加減は「フェザータッチ」を意識してください。ゴシゴシと強く擦る必要はありません。ピロリン酸ナトリウムが汚れを浮かせてくれるのを待つような感覚で、1箇所につき20回程度、丁寧に振動させます。強く擦りすぎると、歯茎を傷つけたり、歯の根元が削れて知覚過敏になったりする原因になります。
全体を磨く時間の目安は、最低でも3分間。成分がステインと反応して浮き上がらせるための時間を確保しましょう。
すすぎは1回?成分を口に残すテクニック
ブラッシングが終わった後の「すすぎ」も、効果を左右する重要なプロセスです。日本人は綺麗好きなので、口の中の泡が完全になくなるまで何度も水ですすぎたくなるものです。しかし、それではせっかくの有効成分(ピロリン酸ナトリウムやフッ素)まで全て洗い流してしまいます。
ブリリアントモアの効果を持続させるためのすすぎ方は、「少量の水(約15ml、大さじ1杯程度)で、5秒間、1回だけ」が理想的です。
「えっ、それじゃ気持ち悪い」と思われるかもしれませんが、最近の歯科予防のスタンダードでは、フッ素などの薬効成分を口の中に留めることが推奨されています。すすいだ直後は少し味が残るくらいが、実はベストなのです。その後、30分程度は飲食を控えることで、歯の表面がコーティングされ、新たなステインの付着を防ぐ効果も期待できます。
▼電動歯ブラシを使用する場合の注意点
電動歯ブラシをお使いの方も、ブリリアントモアを使用することは可能です。ただし、以下の点に注意してください。
- 研磨剤フリーモードがあれば使用する: 音波ブラシなどの高速振動タイプは、手磨きよりも物理的な清掃能力が高いため、研磨剤入りのペーストを使うと歯への負担が大きくなる可能性があります。「ソフトモード」や「敏感用ブラシ」を使用することをおすすめします。
- 飛び散り防止: ペーストの量が多いと飛び散りやすいため、口の中にブラシを入れてからスイッチをオンにしましょう。
- 「塗り広げる」意識で: 電動歯ブラシの場合、ゴシゴシ動かす必要はありません。歯面にペーストを乗せて、数秒間当てるだけで十分です。
現役歯科衛生士のアドバイス
「私が患者様に指導しているとっておきの方法は、入浴中の『1日1回の集中ケア』です。夜、お風呂に浸かりながら、鏡を持って自分の歯を観察しつつ、ブリリアントモアで5分ほどかけてじっくり磨きます。お風呂場なら飛び散りも気になりませんし、リラックスしているのでブラッシング圧も自然と弱くなります。これを2週間続けるだけで、『歯のトーンが明るくなった』と実感される方が非常に多いですよ。ぜひ今夜から試してみてください」
「研磨剤で歯が削れる」は本当?安全性と副作用の真実
インターネットでホワイトニング歯磨き粉について検索すると、「研磨剤で歯が削れる」「知覚過敏になる」といったネガティブな情報を見かけることがあります。大切な自分の歯を守りたいと考えるならば、こうした安全性についての疑問は当然のことです。
ここでは、ブリリアントモアの「研磨性」についての真実と、副作用のリスクを回避するための正しい知識を、包み隠さずお伝えします。
ブリリアントモアの研磨剤(清掃剤)は「低研磨」設計
まず明確にしておきたいのは、ブリリアントモアは「研磨剤無配合」ではありません。成分表示を見ると「無水ケイ酸A」という記載がありますが、これが清掃剤(研磨剤)にあたります。
しかし、重要なのは「入っているかいないか」ではなく、その「粒子の硬さと大きさ」です。ブリリアントモアに配合されている無水ケイ酸は、歯のエナメル質よりも柔らかく設計されており、粒子も非常に微細です。これは、海外製の強力なホワイトニング歯磨き粉に含まれるような、ジャリジャリとした粗い研磨剤とは全く別物です。
歯科業界では研磨力を示す指標として「RDA値(Relative Dentin Abrasivity)」というものがありますが、ブリリアントモアはこの値が日常使いに適した範囲内にコントロールされています。つまり、メーカーであるライオン歯科材株式会社は、これを「毎日使用できる歯磨き粉」として設計しており、常識的な範囲で使用する限り、健康な歯が削れてしまう心配はほとんどありません。
毎日使っても大丈夫?推奨される使用頻度
「週に1回くらいのスペシャルケアにした方がいいですか?」という質問をよく頂きますが、基本的には「1日3回、毎日使用しても問題ない」設計になっています。
むしろ、ステインは毎日少しずつ蓄積されていくものです。コーヒーを飲んだ直後から着色は始まっています。そのため、週に1回まとめて落とそうとするよりも、毎日のケアでその日の汚れをその日のうちにリセットする方が、歯への負担も少なく、白さを維持しやすいのです。
ただし、電動歯ブラシを使用している場合や、ブラッシング圧が極端に強い自覚がある方は、朝と昼は通常のフッ素入り歯磨き粉を使用し、夜だけブリリアントモアを使用するなど、ご自身のライフスタイルに合わせて調整するのも賢い方法です。
知覚過敏の人が使う場合の注意点と対策
一つだけ注意が必要なのが、「知覚過敏」の症状がある方です。
ブリリアントモア自体が知覚過敏を引き起こすわけではありませんが、既に歯の根元が露出していて冷たいものがしみる状態の方や、エナメル質が極端に薄くなっている方の場合、ステイン除去効果の高い歯磨き粉は刺激になることがあります。ピロリン酸ナトリウムの洗浄力が、敏感な象牙質には少し強く感じられることがあるためです。
もし使用中に「しみる」と感じた場合は、無理に使用を続けず、以下の対策を試してみてください。
- 知覚過敏用歯磨き粉との併用: 朝は「システマ センシティブ」などの知覚過敏用を使い、ステインが気になる夜だけブリリアントモアを使う。
- 部分使い: しみる部分(歯茎の際など)は避けて、着色が気になる前歯の先端付近を中心に使う。
- 使用を一時中断: 症状が落ち着くまで使用を控え、歯科医院で相談する。
現役歯科衛生士のアドバイス
「知覚過敏が心配な方には、『ダブル使い』をおすすめしています。まず、知覚過敏用の歯磨き粉で全体を優しく磨き、一度軽くゆすぎます。その直後に、ブリリアントモアを少量つけた歯ブラシで、前歯の着色が気になる部分だけをポイント磨きするのです。これなら、知覚過敏ケアと美白ケアを両立できます。歯は一生モノですから、ご自身の歯の状態と相談しながら、無理なく続けることが一番大切ですよ」
ブリリアントモアはどこで買える?購入場所と価格相場
「使ってみたいけれど、近所のドラッグストアで見当たらない」
そう、ブリリアントモアは基本的に「歯科医院専売品」として流通している製品です。しかし、最近では購入ルートが多様化しています。ここでは、それぞれの購入場所のメリット・デメリットと、価格の相場について整理します。
基本は「歯科医院専売品」だが通販でも購入可能
本来、ブリリアントモアは歯科医師や歯科衛生士の指導のもとで使用することが推奨されているため、主な販路は歯科クリニックの窓口です。しかし、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも、多くの歯科商社やショップが出品しており、一般の方でも手軽に購入することが可能になっています。
価格相場としては、90g入りのスタンダードサイズで1,000円〜1,200円前後が一般的です。市販の歯磨き粉に比べると少し高価に感じるかもしれませんが、1本で2〜3ヶ月持つ(使用量による)ことを考えれば、オフィスホワイトニングに通うコストに比べて圧倒的にリーズナブルな投資と言えます。
ドラッグストアやロフトでの取り扱いはある?
一般的なマツモトキヨシやウエルシアといったドラッグストアの店頭では、基本的に取り扱いがありません。これが「幻の歯磨き粉」と呼ばれる所以でもあります。
一方で、ロフト(Loft)や東急ハンズといったバラエティショップのオーラルケアコーナーでは、取り扱っている店舗が増えています。ただし、全店舗に在庫があるわけではなく、人気フレーバー(アプリコットミントなど)は売り切れていることも多々あります。確実に手に入れたい場合は、事前に店舗へ問い合わせるか、ネット通販を利用するのが無難です。
歯科医院で購入するメリット(プロの指導)
「ネットで買うのが一番楽」と思われるかもしれませんが、私はやはり歯科医院での購入を強くおすすめします。
その最大の理由は、「あなたの歯に合った指導が受けられるから」です。定期検診のついでに購入すれば、「あなたの歯並びなら、ここは縦にブラシを当ててください」「ここに着色がつきやすいですね」といった、あなただけのオーダーメイドのアドバイスをもらうことができます。また、万が一偽物や古い在庫を掴まされるリスクもゼロです。
| 購入場所 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 歯科医院 |
|
|
| ネット通販 (Amazon/楽天等) |
|
|
| バラエティショップ (ロフト/ハンズ等) |
|
|
専門家が答える!ブリリアントモアのよくある質問 FAQ
最後に、日々の診療の中で患者様からよく寄せられる質問について、Q&A形式でお答えします。細かい疑問を解消して、安心して使い始めてください。
Q. 子供(何歳から)でも使えますか?
A. うがいができるようになれば使用可能です。
基本的に成分上の危険性はありませんので、自分で「ぶくぶくうがい」ができる年齢(目安として3〜4歳頃から)であれば使用できます。ただし、ミントの清涼感(辛さ)があるため、子供には少し刺激が強いかもしれません。もし使用する場合は、最も味がマイルドな「アプリコットミント」を、ほんの少量(米粒程度)から試してみることをおすすめします。子供の歯(乳歯)はステインがつきやすいので、着色が気になる時だけのスペシャルケアとして親御さんが仕上げ磨きで使ってあげるのも良いでしょう。
Q. タバコのヤニ汚れにも効果はありますか?
A. はい、高い効果が期待できます。
タバコのヤニ(タール)も、コーヒーなどのステインと同様に歯の表面に固着する汚れです。ピロリン酸ナトリウムの「浮かせる力」はヤニ汚れに対しても有効です。実際に、喫煙習慣のある患者様がブリリアントモアを使用し始めてから、定期検診時のクリーニングにかかる時間が短くなった(汚れがつきにくくなった)というケースは多々あります。ただし、長年の喫煙で歯の内部まで浸透してしまった変色には効果が限定的ですので、その場合は歯科医院でのオフィスホワイトニングを検討してください。
Q. 矯正中やインプラントでも使用できますか?
A. 基本的に問題なく使用できます。
矯正装置(ブラケットやワイヤー)の周りは非常に着色しやすいため、ブリリアントモアの使用はむしろ推奨されます。矯正装置の隙間に毛先が届くように丁寧に磨くことで、装置を外した後の「着色ムラ」を防ぐ助けになります。インプラントやセラミックの被せ物が入っている方でも使用可能ですが、天然歯とは材質が異なるため、強く磨きすぎないよう注意してください。心配な場合は、担当の歯科医師に確認することをおすすめします。
現役歯科衛生士のアドバイス
「矯正中の患者様から『装置の周りが茶色くなってきた』という相談を受けることは非常に多いです。そんな時こそブリリアントモアの出番です。ただし、矯正中は歯磨き自体が難しくなっているので、通常の歯ブラシだけでなく、ヘッドの小さな『ワンタフトブラシ』にブリリアントモアをつけて、装置の周りをピンポイントで磨く方法をお教えしています。これを行うと、矯正終了後の歯の輝きが全く違いますよ」
まとめ:毎日のケアで自信の持てる白い歯へ
ここまで、ブリリアントモアの効果的な使い方や選び方について、歯科衛生士の視点から詳しく解説してきました。最後に、今回の内容を振り返りましょう。
ブリリアントモアは、単に汚れを削り取るのではなく、「イオンの力で汚れを浮かせて落とす」という、歯の健康を考えた理にかなった製品です。しかし、その効果を100%引き出すためには、正しい知識と使い方が欠かせません。
今日から実践できる「美白ケア」のチェックリストをご用意しました。ぜひ、今夜の歯磨きから意識してみてください。
- 自分好みのフレーバーを選ぶ: 継続こそ力なり。まずは味が好きなものを選びましょう。
- 量はたっぷりと: 1.5cm〜2cmを目安に、ケチらず使いましょう。
- 乾いた歯ブラシで: 水で濡らさず、成分濃度を高いままキープ。
- 気になる部分から磨く: 一番白くしたい前歯に、最初にブラシを当てましょう。
- すすぎは1回・少量で: 有効成分を口の中に残す勇気を持ちましょう。
- 歯科検診と併用する: プロのクリーニングとホームケアの二刀流が最強です。
現役歯科衛生士のアドバイス
「私たち歯科医療従事者が行う『オフィスホワイトニング』は、確かに即効性があり白くなります。しかし、その白さを維持できるかどうかは、皆様の毎日のホームケアにかかっています。ブリリアントモアは、美容室に行った後の髪を自宅のトリートメントでケアするように、歯科医院で綺麗になった歯を維持するための最高のパートナーです。ぜひ、毎日の歯磨きを『作業』から『自分を磨くエステタイム』に変えて、思いっきり笑える自信を手に入れてくださいね」
あなたの笑顔が、今よりもっと輝くものになりますように。まずは1本、使い切ってみることから始めてみませんか?
コメント