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【プロ監修】濃厚ブラウニーの決定版!パティシエが教える「失敗しない」しっとり食感の作り方

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「レシピ通りに作ったはずなのに、なぜかパサパサしてしまう」「お店のようなねっとりとした濃厚さが出ない」

そんな悩みを抱えていませんか?実は、ブラウニー作りにおいて最も重要なのは、高価な材料を使うことよりも、「乳化」と「焼き加減」のコントロールにあります。材料をただ混ぜて焼くだけと思われがちなブラウニーですが、そこには明確な「製菓の科学」が存在するのです。

この記事では、現役パティシエである筆者が、科学的根拠に基づき、家庭のキッチンでも必ず「お店のようなしっとり濃厚な味」が出せる黄金レシピとコツを徹底解説します。初心者の方が陥りやすい失敗ポイントを先回りしてカバーしていますので、ぜひ最後までお読みください。

この記事でわかること

  • パサパサ・分離を防ぐ!プロ直伝の「乳化」テクニック
  • 表面サクッ・中しっとりを実現する焼き時間の見極め方
  • プレゼントに最適!型崩れしない切り方と保存・ラッピング術
  1. プロが教える「ブラウニー」成功の鍵と失敗のメカニズム
    1. 「しっとり濃厚」と「パサパサ」の分かれ道とは?
    2. 最大の失敗原因「乳化不足」と「グルテン」を知る
    3. 焼きすぎ注意!「余熱」まで計算に入れた火入れ
  2. 準備編:味の8割が決まる材料選びと道具
    1. チョコレート:カカオ分50〜60%がベストな理由
    2. バター・砂糖・卵・粉の役割と選び方
    3. 必須の道具と型(サイズ選びの注意点)
  3. 実践編:絶対に失敗しない濃厚ブラウニーの作り方【完全図解】
    1. 【Step 1】下準備:型と材料の温度管理
    2. 【Step 2】チョコレートとバターを溶かす(湯煎のポイント)
    3. 【Step 3】卵と砂糖を合わせる〜乳化のプロセス
    4. 【Step 4】粉類を加えてさっくり混ぜる
    5. 【Step 5】型への流し込みと空気抜き
  4. 焼成編:プロの焼き加減を見極めるテクニック
    1. オーブンの段と温度設定の微調整
    2. 竹串チェックの真実:何もついてこないのは「焼きすぎ」?
    3. 焼き上がり後の「余熱調理」と冷却
  5. 応用編:ワンランク上の味にするアレンジと具材
    1. 香ばしさが段違い!ナッツのロースト処理
    2. 大人の味に仕上げるフレーバーアレンジ
    3. 見た目を華やかにするデコレーション
  6. 保存・ラッピングと賞味期限
    1. 美しい断面を作る「切り方」のコツ
    2. 常温・冷蔵・冷凍での保存期間一覧
    3. 100均アイテムでできる高見えラッピング
  7. よくある失敗と疑問に答えるQ&A
    1. Q. 焼いてる途中で表面が焦げてきましたが、中が生っぽいです。
    2. Q. 型がない場合、牛乳パックや他の型で代用できますか?
    3. Q. サラダ油やマーガリンで作れますか?
  8. まとめ:基本の「乳化」と「焼き加減」をマスターして、自慢のブラウニーを焼こう

プロが教える「ブラウニー」成功の鍵と失敗のメカニズム

レシピの手順に入る前に、まずは「なぜ失敗するのか」「どうすれば美味しくなるのか」という理論の部分を少しだけお話しさせてください。私がパティシエの修業を始めたばかりの頃、ブラウニーは「一番簡単なお菓子」だと思っていました。しかし、ある日大量に仕込んだブラウニーが全て油っぽく分離し、シェフに厳しく叱責された経験があります。

その時学んだのは、単純な混ぜ菓子こそ、温度管理や混ぜ方の差がダイレクトに食感に現れるという事実でした。ここでは、皆さんが同じ失敗をしないよう、そのメカニズムを紐解いていきます。

「しっとり濃厚」と「パサパサ」の分かれ道とは?

ブラウニーの食感は、大きく分けて2種類存在することをご存知でしょうか。一つは「Fudgy(ファッジー)」と呼ばれる、生チョコのようにしっとりとして重厚な食感。もう一つは「Cakey(ケーキー)」と呼ばれる、スポンジケーキのようにふんわりと軽い食感です。

日本人が「美味しいブラウニー」と聞いて想像するのは、圧倒的に前者の「Fudgy(ファッジー)」なタイプでしょう。口に入れた瞬間に体温でとろけ、チョコレートの香りが鼻に抜けるあの感覚です。

この食感を生み出すために必要なのは、粉(薄力粉)の割合を極限まで減らし、チョコレートとバター(油脂分)の比率を高めることです。しかし、油脂分が多いということは、それだけ生地が不安定になりやすいということでもあります。この不安定な生地をいかに繋ぎ止めるかが、成功の第一歩となります。

最大の失敗原因「乳化不足」と「グルテン」を知る

ブラウニー作りで失敗する原因の9割は、以下の2点に集約されます。

一つ目は乳化にゅうか(エマルジョン)不足」です。
ブラウニーの生地には、バターやチョコレートといった「油分」と、卵という「水分」が共存しています。本来、水と油は混ざり合いません。これをしっかりと繋ぎ合わせ、均一なクリーム状にすることを「乳化」と呼びます。

もし乳化が不十分なまま焼いてしまうと、オーブンの中で油分が分離して浮き出し、生地は揚げ物のような状態になってしまいます。結果、表面はギトギト、中はボソボソとした粗い食感のブラウニーが出来上がるのです。

二つ目は「グルテン」の形成過多です。
小麦粉に含まれるタンパク質は、水分と合わさって練られることで「グルテン」という粘り成分に変化します。パン作りには欠かせないグルテンですが、口溶けを重視するブラウニーにとっては大敵です。粉を加えてから混ぜすぎると、グルテンが発生し、冷めた時にゴムのように硬い食感になってしまいます。

焼きすぎ注意!「余熱」まで計算に入れた火入れ

そして最後に、多くの人が見落としがちなのが「焼き加減」です。レシピ本に「20分焼く」と書いてあっても、ご自宅のオーブンや型の材質によって火の入り方は全く異なります。

重要なのは、オーブンから出した後も、生地の内部温度は上がり続けるという点です。これを「余熱調理」と呼びます。オーブンの中にいる段階で「完全に中まで火が通った状態」にしてしまうと、冷ましている間に水分が飛び続け、食べる頃にはパサパサになってしまうのです。

現役パティシエのアドバイス
「多くの人がレシピの分量は1g単位で守りますが、温度管理を見落としがちです。特に冬場は、溶かしたチョコレートが室温ですぐに冷えて固まりやすく、冷たい卵と合わせた瞬間に分離してしまう失敗が多発します。作業中はボウルの底を触って『人肌より少し温かいか』を常に確認してください。この『温度キープ』こそが、成功への近道です。」

準備編:味の8割が決まる材料選びと道具

美味しい料理が良い食材から生まれるように、お菓子作りも材料選びで味の8割が決まります。とは言え、すべて最高級品を揃える必要はありません。スーパーマーケットで手に入る範囲で、どのような基準で選べば「プロの味」に近づけるのか、そのポイントを解説します。

チョコレート:カカオ分50〜60%がベストな理由

ブラウニーの主役であるチョコレート。市販の板チョコ(ミルクチョコレート)でも作ることは可能ですが、もし「お店の味」を目指すのであれば、製菓用の「クーベルチュールチョコレート」の使用を強くおすすめします。

その理由は「カカオバター」の含有量にあります。製菓用チョコレートは口溶けの良さを追求して作られており、焼き上がりの滑らかさが段違いです。選ぶ際は、カカオ分50〜60%程度の「スイートチョコレート」を選んでください。

カカオ分が70%を超えるハイカカオチョコレートは、風味は強いですが油分が少なく、生地がパサつきやすくなります。逆にミルクチョコレートだけだと、砂糖の量も相まって甘ったるくなり、切れのない味になってしまいます。もし板チョコを使う場合は、「ブラック」または「ビター」と表記のあるものを3枚分(約150g)用意しましょう。

バター・砂糖・卵・粉の役割と選び方

その他の基本材料にも、それぞれ選び方のコツがあります。

  • バター:必ず「食塩不使用(無塩)バター」を選びましょう。有塩バターを使うと塩気が強くなりすぎ、チョコレートの風味を邪魔してしまいます。もし有塩しか手元にない場合は、レシピの塩を省いてもまだ塩辛くなる可能性があるため、製菓には向きません。
  • 砂糖:しっとり感を出したいなら、粒子の細かい「グラニュー糖」や、ミネラルを含み保水性の高い「きび砂糖」が適しています。一般的な上白糖でも作れますが、焦げ色がつきやすいため焼き加減に注意が必要です。本レシピでは、すっきりとした甘さで生地の保水性を高めるグラニュー糖を推奨します。
  • :MサイズかLサイズかで悩むことが多いですが、お菓子作りでは「正味重量」が重要です。M玉は約50g、L玉は約60gの中身があります。本レシピではM玉2個(約100g)を基準にしていますが、可能であれば殻を割って計量することをおすすめします。

必須の道具と型(サイズ選びの注意点)

道具選びで最も質問が多いのが「型のサイズ」です。本レシピは15cm×15cmのスクエア型を基準にしています。もし18cmのスクエア型を使う場合は、底面積が約1.4倍になるため、材料をすべて1.5倍に計算し直してください。そのままの分量で大きな型で焼くと、生地が薄くなりすぎて、クッキーのようにカリカリになってしまいます。

また、ハンドミキサーは必須ではありません。ブラウニーは空気を抱き込ませて膨らませるお菓子ではないため、手動の泡立て器(ホイッパー)とゴムベラがあれば十分です。むしろハンドミキサーを使うと泡立てすぎてしまい、食感が悪くなることもあります。

材料チェックリストと代替品一覧
材料名 推奨品 代替品・備考
チョコレート クーベルチュール(カカオ55%前後) 市販の板チョコ(ブラック)
バター 無塩バター ケーキ用マーガリン(風味は劣る)
砂糖 グラニュー糖またはきび砂糖 上白糖
Mサイズ(常温) Lサイズ(計量して調整)
薄力粉 ドルチェ、バイオレット等 一般的な薄力粉
ココアパウダー 純ココア(無糖) 調整ココアは不可

実践編:絶対に失敗しない濃厚ブラウニーの作り方【完全図解】

ここからは、いよいよ実際の作り方に入ります。本記事の核となるセクションです。スマホをキッチンに置き、工程を一つずつ確認しながら進めてください。特に「混ぜ具合」や「生地の状態」の描写にはこだわりました。この通りに進めれば、失敗することはまずありません。

基本の分量(15cmスクエア型 1台分)

  • スイートチョコレート:100g
  • 無塩バター:60g
  • 全卵(Mサイズ):2個(約100g)
  • グラニュー糖:70g
  • 塩:ひとつまみ
  • 薄力粉:40g
  • 純ココアパウダー:10g
  • ベーキングパウダー:1g(小さじ1/3)
  • お好みでクルミなどのナッツ:40g

【Step 1】下準備:型と材料の温度管理

まず最初に、全ての準備を整えます。お菓子作りはスピード勝負の場面があるため、計量と型準備は必ず最初に済ませておきましょう。

型にはオーブンシートを敷き込みます。この時、四隅に切り込みを入れてきっちりと角を出すのがポイントです。角が丸まっていると、焼き上がりの形が悪くなります。少し面倒でも、定規を使って折り目をつけると美しく仕上がります。

そして最も重要なのが、「卵を常温に戻すこと」です。冷蔵庫から出したばかりの冷たい卵を使うと、温かいチョコレート生地と合わせた瞬間にチョコが冷え固まり、分離の原因になります。時間がない場合は、50度くらいのお湯に卵を殻ごと5分ほど浸けておくと、すぐに常温に戻ります。

オーブンは170度に予熱を開始してください。

【Step 2】チョコレートとバターを溶かす(湯煎のポイント)

ボウルに刻んだチョコレートとバターを入れ、湯煎にかけて溶かします。この時、湯煎の温度は50〜60度が適温です。沸騰したお湯を使うとチョコレートの風味が飛んでしまうので注意してください。

ボウルは、鍋よりもひと回り大きいサイズを選びましょう。湯煎のお湯や蒸気がボウルの中に入ると、チョコレートが変質してしまいます。ゴムベラでゆっくりと混ぜ、チョコレートとバターが完全に溶け合い、艶やかな液状になるまで待ちます。

重要: 溶けたら湯煎から外しますが、冬場など室温が低い場合は、ボウルの底に布巾を敷くなどして保温し、生地の温度が下がらないようにしてください。

【Step 3】卵と砂糖を合わせる〜乳化のプロセス

別のボウルに卵を割り入れ、泡立て器で溶きほぐします。そこにグラニュー糖と塩を加え、すり混ぜます。泡立てる必要はありませんが、砂糖のジャリジャリ感がなくなる程度まで混ぜましょう。

次に、この卵液を【Step 2】のチョコレート生地に加えていきます。ここで一気に入れてはいけません。必ず3〜4回に分けて加えます。

1回入れるごとに、泡立て器で中心からぐるぐると混ぜます。最初は分離したようなシャバシャバした状態ですが、混ぜ続けると徐々に繋がり、とろみが出てきます。これを繰り返します。

現役パティシエのアドバイス
「乳化完了のサインを見逃さないでください。卵を全量加えて混ぜていくと、ある瞬間から急に手応えが重くなり、生地に『強いツヤ』と『粘り』が出ます。マヨネーズのように滑らかで、光を反射するような状態です。これが『乳化』した証拠です。この状態になるまでしっかり混ぜることが、冷めてもしっとりした口溶けを作る最大の秘訣です。」

【Step 4】粉類を加えてさっくり混ぜる

乳化してツヤツヤになった生地に、合わせてふるっておいた粉類(薄力粉・ココアパウダー・ベーキングパウダー)を一度に加えます。

ここからは道具をゴムベラに持ち替えます。泡立て器のままだと混ぜすぎてグルテンが出てしまうからです。ゴムベラをボウルの中心に入れ、底からすくい上げるようにして、生地を切るように混ぜます(「の」の字を書くイメージです)。

粉っぽさが消え、生地全体にツヤが戻ったら、即座にストップします。ここで「念のため」と混ぜ続けると、生地が硬くなってしまいます。ナッツを入れる場合は、粉気が少し残っている段階で加え、混ぜ終わりと同時に均一になるようにします。

【Step 5】型への流し込みと空気抜き

出来上がった生地を型に流し入れます。ゴムベラを使って表面を平らにならしましょう。四隅にもしっかりと生地が行き渡るようにします。

最後に、型を10cmくらいの高さから台の上にトンと落とします。これを2〜3回繰り返し、生地の中に入った大きな気泡を抜きます。こうすることで、焼き上がりの断面が均一になり、穴あきを防げます。お好みで表面にナッツやビスケットをトッピングするなら、このタイミングで行います。

工程別・生地の状態変化まとめ
  • チョコ+バター溶解時: サラサラした液状。油浮きがない状態。
  • 卵投入初期: 少し分離気味で、ツヤがない。
  • 卵投入完了・乳化後: もったりと重く、強い光沢(ツヤ)がある。
  • 粉合わせ後: ねっとりとしたペースト状。粉気がなく黒々としている。

焼成編:プロの焼き加減を見極めるテクニック

いよいよオーブンに入れますが、ここが最後の難関です。多くのレシピでは「170度で20分」などと書かれていますが、これを盲信してはいけません。ご家庭のオーブンに合わせて微調整する力が求められます。

オーブンの段と温度設定の微調整

予熱が完了した170度のオーブンに入れ、約18分〜25分焼きます。天板を入れる段は、基本的には「中段」または「下段」がおすすめです。上段だと表面だけが焦げてしまい、中まで火が通らないことがあります。

もし焼き時間の途中で表面が焦げそうになったら、素早くアルミホイルを被せてください。また、電気オーブンとガスオーブンでは火力が異なります。ガスオーブンの場合は火力が強いため、設定温度を10度下げる(160度にする)か、焼き時間を短めに設定すると良いでしょう。

竹串チェックの真実:何もついてこないのは「焼きすぎ」?

焼き上がりの判断には竹串を使いますが、ここによくある誤解があります。「竹串に何もついてこなければ焼き上がり」というのは、スポンジケーキの話です。しっとり濃厚なブラウニーを目指すなら、その判断基準は捨ててください。

理想の状態:
竹串を中央に刺して抜いた時、「ドロドロの液はついてこないが、湿ったポロポロした生地が少しついてくる状態」がベストです。

もし竹串が完全に乾いていて何もついてこないなら、それは「焼きすぎ」です。冷めた時にパサパサになってしまう可能性が高いです。逆に、液状のチョコがべっとりつく場合はまだ生焼けですので、2〜3分追加で焼いてください。

焼き上がり後の「余熱調理」と冷却

オーブンから出したら、型に入れたままケーキクーラー(網)の上に乗せて冷まします。すぐに型から外してはいけません。焼きたてのブラウニーは非常に崩れやすく、また、型に残った熱(余熱)を使って中心部までじっくりと火を通し、しっとり感を定着させる必要があるからです。

手で触れるくらいまで粗熱が取れたら、型に入れたまま、あるいは型から外してラップでぴっちりと包みます。完全に冷めるまで放置すると水分が蒸発し続けるため、ほんのり温かいうちに保湿することが、翌日のしっとり感に繋がります。

現役パティシエのアドバイス
「焼きたてを食べたい気持ちは痛いほどわかりますが、ブラウニーの本当の美味しさは『翌日』以降にあります。一晩寝かせることで、全体の水分が馴染み、カドが取れてチョコレートの風味が深まります。食感も驚くほどしっとり変化しますので、プレゼント用なら前日に焼くのが鉄則です。」

応用編:ワンランク上の味にするアレンジと具材

基本のレシピをマスターしたら、少しのアレンジで自分だけのオリジナリティを出してみましょう。プロがよく使う、風味や見た目を格上げするテクニックを紹介します。

香ばしさが段違い!ナッツのロースト処理

くるみやアーモンドを入れる場合、袋から出してそのまま生地に混ぜていませんか?それは非常にもったいないことです。ナッツ類は、使用する前に160度のオーブンで10分ほど空焼き(ロースト)するか、フライパンで乾煎りしてください。

この一手間で、ナッツの酸化した油の臭みが消え、香ばしさとカリッとした食感が復活します。濃厚なチョコ生地の中で、この香ばしさが絶妙なアクセントになります。

大人の味に仕上げるフレーバーアレンジ

少し大人向けの味にしたい場合は、以下の素材をプラスしてみてください。

  • インスタントコーヒー: お湯で溶いた濃いコーヒー小さじ1程度を、チョコレートを溶かす段階で加えます。コーヒーの苦味がチョコの甘さを引き立て、深みが出ます。
  • ラム酒やブランデー: 焼き上がって熱いうちに、ハケで表面に薄く塗ります。香りが染み込み、高級感のある味わいになります。
  • フルール・ド・セル(塩): 焼く前に、表面に大粒の天然塩をパラパラと散らします。甘じょっぱさが後を引き、プロっぽい仕上がりになります。

見た目を華やかにするデコレーション

プレゼント用なら見た目も重要です。生地を型に流した後、ロータスビスケットやオレオを乗せて焼くと、カフェ風のおしゃれな仕上がりになります。また、焼き上がって冷めた後に粉砂糖を振ったり、溶かしたホワイトチョコレートで線を描いたりするのも簡単で見栄えがします。

保存・ラッピングと賞味期限

美味しく焼けたら、最後はカットとラッピングです。ここで失敗してボロボロになってしまっては元も子もありません。最後まで気を抜かずに仕上げましょう。

美しい断面を作る「切り方」のコツ

ブラウニーをきれいに切るコツは、「しっかり冷やしてから切る」ことと「包丁を温める」ことです。

常温のままだとチョコが柔らかく、切る時に断面が潰れてしまいます。冷蔵庫で1時間ほど冷やし、生地を締めてから切りましょう。包丁はお湯で温め、水分をしっかり拭き取ってから刃を入れます。一度切るごとに包丁についたチョコを拭き取り、また温めてから切る。この繰り返しで、スパッと鋭角な美しい断面が生まれます。

端っこ(耳)の部分は少し硬いので、切り落として味見用にするのが一般的です。正方形(スクエア)やスティック状など、ラッピングに合わせて定規を使って等分に切り分けましょう。

常温・冷蔵・冷凍での保存期間一覧

手作りお菓子の賞味期限は気になるところです。ブラウニーは水分が少ないため、比較的日持ちするお菓子です。

保存方法 期間目安 ポイント
常温 3〜4日 冬場や涼しい場所に限る。密閉容器に入れ、直射日光を避ける。
冷蔵 約1週間 乾燥しないようラップで包む。食べる前に常温に戻すと口溶けが戻る。
冷凍 約1ヶ月 一切れずつラップし、ジッパー袋へ。自然解凍または少し温めて食べる。

100均アイテムでできる高見えラッピング

100円ショップで手に入るアイテムでも、工夫次第で素敵なギフトになります。

  • ワックスペーパー: 英字新聞柄などのワックスペーパーで、キャンディのように両端を捻って包むとカジュアルで可愛いです。
  • 透明袋+ヘッダーシール: スティック状に切ったブラウニーを透明な袋に入れ、口を折り返してホッチキスで止め、その上からシールや紙(ヘッダー)を貼ると、売り物のような見た目になります。
  • 箱詰め: 箱に入れる場合は、隙間ができると動いて崩れてしまいます。ペーパークッション(紙パッキン)をしっかりと敷き詰め、動かないように固定するのがコツです。

よくある失敗と疑問に答えるQ&A

最後に、ブラウニー作りでよくある質問とその解決法をまとめました。困った時の参考にしてください。

Q. 焼いてる途中で表面が焦げてきましたが、中が生っぽいです。

A. アルミホイルを被せて時間を延ばしましょう。
オーブンの上火が強すぎる可能性があります。焦げそうになったらすぐにアルミホイルを被せて熱を遮断し、設定温度を10度下げて、さらに5分〜10分じっくり焼いてください。

Q. 型がない場合、牛乳パックや他の型で代用できますか?

A. 可能ですが、クッキングシートは必須です。
ステンレスのバットや、牛乳パックの一面を切り取ったものでも代用可能です。ただし、必ず内側にオーブンシートを敷き込んでください。また、マフィン型やアルミカップに入れて焼くこともできますが、その場合は火の通りが早いので、焼き時間を12〜15分程度に短縮して様子を見てください。

Q. サラダ油やマーガリンで作れますか?

A. 作れますが、風味と食感は変わります。
無塩バターの代わりにサラダ油や製菓用マーガリンを使うことも可能です。サラダ油を使うと、冷やしても固まらないため、より軽いあっさりとした食感(Cakey寄り)になります。濃厚さを求めるならバターが一番ですが、軽いのがお好みの場合は油でも美味しく作れます。

現役パティシエのアドバイス
「万が一、焼きすぎてパサパサになってしまったり、型から外す時に崩れてしまったりしても捨てないでください。崩してクリームチーズと混ぜて丸めれば『ケーキポップ』に、グラスに入れてクリームやフルーツと重ねれば『トライフル』に生まれ変わります。失敗もまた、新しい美味しさへの入り口です。」

まとめ:基本の「乳化」と「焼き加減」をマスターして、自慢のブラウニーを焼こう

美味しいブラウニー作りは、決して難しいことではありません。「材料の温度管理をしてしっかり乳化させること」「焼きすぎないタイミングで取り出すこと」。この2点を守るだけで、あなたのブラウニーは劇的に変わります。

最後に、成功のためのチェックリストを確認しましょう。

  • [ ] 卵とバターは使用前に常温に戻しましたか?
  • [ ] チョコレート生地はツヤが出るまでしっかり乳化させましたか?
  • [ ] 粉を入れた後は、練らないようにさっくり混ぜましたか?
  • [ ] 竹串に湿った生地が少しつく状態でオーブンから出しましたか?
  • [ ] 食べるまで一晩寝かせましたか?

このレシピが、あなたの「お菓子作り」をより楽しく、自信に満ちたものにする手助けになれば幸いです。今年のバレンタインや贈り物は、ぜひ手作りの本格ブラウニーで、大切な人を驚かせてみてください。

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

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