PR

【図解】throughの意味は「トンネル」だけ!ネイティブの感覚で使い分けるコアイメージと熟語

PR

「through の使い方がいまいち掴めない」「across や over と何が違うの?」

英語学習を進める中で、このような疑問にぶつかったことはありませんか?辞書で調べると「~を通して」「~を貫いて」「~の間中」など、多くの意味が並んでいて、どれを覚えればいいのか混乱してしまう方も多いはずです。

結論から申し上げます。前置詞 through の本質的な意味(コアイメージ)は、たった一つ。「立体的なトンネルを最初から最後まで通り抜ける」ことです。

この「通り抜け感」さえ感覚的に掴んでしまえば、場所・時間・手段・経験といった多様な使い方も、丸暗記なしで直感的に理解できるようになります。ネイティブスピーカーは、物理的なトンネルだけでなく、時間や経験といった目に見えないものまで「トンネル」に見立てて会話をしているのです。

この記事では、以下の3点を中心に、through の世界を徹底的に深掘りします。

  • ネイティブが脳内に描いている through の「トンネル」イメージとは?
  • across や over と迷わなくなる、決定的な使い分けのルール
  • go through や get through など、頻出熟語が持つニュアンスの正体

読み終える頃には、あなたの目の前の景色が少し変わり、あらゆる「通り抜けるプロセス」を英語で表現したくなるはずです。それでは、ネイティブの感覚の世界へ一緒に踏み込んでいきましょう。

【コアイメージ】throughの本質は「立体的なトンネルの通り抜け」

through を使いこなすために最も重要なのは、日本語訳を覚えることではなく、ネイティブスピーカーと同じ「映像」を脳内に描けるようになることです。辞書的な定義を一旦脇に置き、イメージのインストールを最優先に解説します。

平面ではなく「立体」の中を進む感覚

through を理解する最大の鍵は「立体感(3D)」にあります。多くの学習者が混同しやすい across(~を横切って)は、あくまで平面的な移動を表しますが、through は全く異なります。

想像してみてください。あなたは今、長い円筒形のトンネルの前に立っています。through の動作は、そのトンネルの入口から足を踏み入れ、薄暗い内部を進み、反対側の出口へと抜けていく一連の動きそのものです。

ここでのポイントは、「壁や天井に囲まれた空間の中へ入り込む」という没入感です。単に右から左へ移動するのではなく、何らかの空間や物体の中を貫通して進む感覚が through の正体です。

例えば、広場を横切るときは平面的な移動なので across ですが、木々が生い茂る森の中を進むときは through を使います。これは、森という空間が木々によって「立体的に囲まれている」と感じられるからです。ネイティブスピーカーは、対象物が「面」なのか「空間(立体)」なのかを無意識に瞬時に判断し、前置詞を選び分けています。

「始めから終わりまで」というプロセスの強調

through のもう一つの重要な要素は、「始点から終点までを経過する」というプロセスへの注目です。

トンネルには必ず「入口(入り始め)」と「出口(終わり)」があります。through は、単にその場所にいたこと(in)や、その場所へ向かったこと(to)を表すのではなく、「入口から入って、中を通って、出口から出る」という一連の通過プロセス全体を包含しています。

この「始めから終わりまで」という感覚が、物理的な移動だけでなく、時間の経過や、物事の達成といった抽象的な意味へと派生していく土台となります。何かが完了するまでの一連の流れや、その最中の経過を強調したいとき、through は非常に強力な言葉となります。

英語イメージ習得コーチのアドバイス
「ネイティブが感じる『没入感』を大切にしてください」

ネイティブスピーカーが through を使うとき、そこには一種の「没入感」や「囲まれている感覚」が伴っています。例えば、単に公園を横切るなら across the park ですが、木々が高く生い茂り、まるで森の中を分け入って進むような感覚があるときは、迷わず through the park を選びます。

私が指導する際、生徒さんには「自分がスーパーマリオになったつもりで土管に入るイメージを持ってください」と伝えています。その土管の中をくぐり抜けるときの、周りが囲まれている感覚。これこそが through の核心です。この「空間に包まれている感覚」を意識することが、ネイティブ感覚への第一歩です。

このように、through は単なる移動を示す言葉ではありません。「囲まれた空間」を「最初から最後まで」通り抜ける。この2つの要素を強烈にイメージしてください。次章では、このコアイメージがどのようにして多様な意味へと広がっていくのか、その論理的なつながりを解説します。

コアイメージから派生する4つの主要な意味と使い方

「トンネルを通り抜ける」というコアイメージさえあれば、一見バラバラに見える through の意味も、すべて一本の線でつながります。ここでは、代表的な4つの意味分類について、なぜその意味になるのかという「論理的なつながり」を重視して解説します。丸暗記は不要です。「何の中を通り抜けているのか?」を意識しながら読み進めてください。

1. 【場所・空間】街や森を通り抜ける

これが最も基本的で、コアイメージそのままの使い方です。物理的な障害物、空間、場所を貫通して移動するイメージです。

対象となる場所は、必ずしも屋根があるトンネルである必要はありません。「立体的に感じられるもの」や「囲まれていると感じる場所」であれば、すべて through の対象になります。

  • The train went through the tunnel.
    (電車がトンネルを抜けた)
    → まさに基本のイメージです。入口から出口への通過を表します。
  • We walked through the forest.
    (私たちは森の中を通り抜けた)
    → 木々に囲まれた空間を立体的なトンネルに見立てています。
  • She pushed her way through the crowd.
    (彼女は人混みをかき分けて進んだ)
    → 「人混み」という障害物の塊を、物理的な抵抗を感じながら通り抜ける様子が目に浮かびます。

このように、物理的な空間を通過する場合、そこには「中を通る」という感覚が必ず伴います。

2. 【時間・期間】~の間ずっと(始めから終わりまで)

物理的なトンネルを「時間」という概念に置き換えてみましょう。時間の「始まり」をトンネルの入口、「終わり」をトンネルの出口と考えます。

through が時間に使われると、「ある期間の最初から最後まで、途切れることなくずっと」というニュアンスが生まれます。単に「その期間に」と言うだけでなく、「その期間中、ずっと継続して」というプロセスの長さや継続性が強調されます。

  • I worked through the night.
    (一晩中[夜の始まりから終わりまで]働いた)
    → 夜という長いトンネルを、仕事という行為をしながら通り抜けたイメージです。徹夜の苦労や継続感が伝わります。
  • The baby slept through the night.
    (赤ちゃんは夜通し眠った)
    → 夜泣きすることなく、夜の始まりから朝までずっと眠り続けたことを表します。
  • Monday through Friday
    (月曜日から金曜日まで)
    → アメリカ英語でよく使われる表現です。月曜を始点、金曜を終点とし、その間の期間すべてを含むことを示します(from Monday to Friday と同義ですが、through の方が期間の連続性が強く感じられます)。

3. 【手段・媒体】~を通じて(媒介して通り抜ける)

次は、トンネルを「情報の通り道」や「手段というパイプ」に見立てるパターンです。情報、物、あるいは意志が、ある媒体(トンネル)を通って相手側に届くイメージを描いてください。

「~を使って」と訳されることが多いですが、道具を直接使う(by や with)というよりは、何かを「経由して」「介して」結果に到達するという間接的なニュアンスが含まれます。

  • I learnt the news through the internet.
    (インターネットを通じてそのニュースを知った)
    → インターネットという巨大な回線網(トンネル)を通って、情報が自分に届いたイメージです。
  • We talk through an interpreter.
    (私たちは通訳を介して話す)
    → 通訳者という「仲介のトンネル」を通して、言葉を相手に届ける様子です。直接話すのではなく、間に何かが入っている感覚が重要です。
  • He got the job through a friend.
    (彼は友人を通じてその仕事を得た)
    → 友人の紹介というコネクション(パイプ)を通って、仕事というゴールに到達しました。

4. 【経験・完了】~を切り抜ける、やり遂げる

最後は、トンネルを「困難」や「試練」に見立てる使い方です。暗くて長いトンネル(困難な状況)に入り、苦労しながらも進み続け、ついに出口(解決・完了)に出る。

このイメージから、「苦難の克服」「困難な時期を生き抜く」「物事を完了させる」という意味が生まれます。単に経験するだけでなく、「なんとか通り抜けた」「やりきった」という達成感や安堵感が伴うことが多いのが特徴です。

  • We got through the difficult times.
    (私たちは困難な時期を乗り越えた)
    → 苦しい時期という暗いトンネルを、なんとか出口までたどり着いたというニュアンスです。
  • I’m halfway through the book.
    (その本を半分まで読み終えた)
    → 読書という行為をトンネルの通過に見立て、その行程の半分まで来たことを表しています。
  • Are you through with your work?
    (仕事は終わりましたか?)
    → 仕事というプロセス(トンネル)を完全に抜けきったか、つまり完了したかを確認しています。

英語イメージ習得コーチのアドバイス
「丸暗記をやめるための思考法」

多くの学習者がこれらを「場所」「時間」「手段」「経験」と別々の意味として暗記しようとしますが、それは遠回りです。全ては「トンネル」で説明がつきます。

「時間というトンネルを抜けた(期間)」
「インターネットという回線を抜けた(手段)」
「困難という暗闇を抜けた(経験)」

常に「今、主語は何の中を通り抜けているのか?」を考えてみてください。そうすれば、新しい表現に出会っても、辞書を引かずに感覚で意味を掴めるようになります。これが「英語脳」を作るためのトレーニングです。

【比較図解】through と間違いやすい前置詞の使い分け

through のイメージが固まってきたところで、学習者が最もつまずきやすい「似ている前置詞」との使い分けを解説します。特に across と over は、日本語訳だけで考えると混同しがちです。ここでも「立体感」と「動きの軌道」に注目して、迷いを断ち切りましょう。

across(平面) vs through(立体)

across と through の最大の違いは、対象を「平面(2D)」と捉えるか、「立体(3D)」と捉えるかです。

前置詞 次元の感覚 動きのイメージ 典型的な例文
across 平面 (2D) 表面を横切る。
向こう側へ渡る。
Walk across the street.
(通りを渡る)
Swim across the river.
(川を泳いで渡る)
through 立体 (3D) 中を通り抜ける。
内部を貫通する。
Walk through the forest.
(森を通り抜ける)
Drive through the tunnel.
(トンネルを抜ける)

例えば、「公園を通る」と言いたい場合、どちらも使えますがニュアンスが変わります。

  • Walk across the park: 芝生広場のような開けた場所を、端から端へと横切るイメージ。視界が開けています。
  • Walk through the park: 木々や遊具などがある空間の中を、入り込んで通り抜けるイメージ。周囲の景色に囲まれています。

over(弧を描く) vs through(突き抜ける)

over と through の違いは、障害物に対する「接し方」と「軌道」です。

  • over: 障害物の上を、弧(アーチ)を描いて乗り越えるイメージです。通常、障害物の内部には入りません。
  • through: 障害物の中を突き抜ける、あるいは隙間を通るイメージです。

具体的なシーンで比較してみましょう。

  • Jump over the fence: フェンスには触れず(あるいは手をついて)、その上を飛び越えて向こう側へ行く動き。
  • Go through the gate: 門という枠の「中(空間)」を通過して向こう側へ行く動き。
  • The ball went over the window: ボールは窓の上の方を越えていった(屋根の方へ飛んだ)。
  • The ball went through the window: ボールは窓ガラスを突き破って(あるいは開いている窓を通って)中に入った、または通り抜けた。

バイリンガル英語ニュアンス解説者のアドバイス
「失敗談から学ぶ使い分け:森での迷子事件」

私は留学当初、友人と森の中をハイキングしている時に “We are walking in the forest.” と言ったところ、友人に不思議そうな顔で “Are we lost?”(私たち、迷子になったの?)と聞かれたことがあります。

in the forest だと「森の中に(静止して)いる」という容器の中にいる状態のニュアンスが強く、目的地に向かって進んでいる感じが出ません。そのため友人は「森の中をただ彷徨っている=迷子」と捉えたのです。

“We are walking through the forest.” と言い直すことで初めて、「森を抜けて向こう側へ行こうとしている」という意志と移動感が伝わりました。through が持つ「方向性のある移動」のニュアンスは、コミュニケーションにおいて非常に重要なのです。

ビジネスで役立つ via と by と through の違い

ビジネスシーンでは、「~によって」「~経由で」と手段や経路を説明する場面が多々あります。ここでは via, by, through の微細なニュアンスの違いを整理し、プロフェッショナルな使い分けができるようにしましょう。

via は「経由地点」、through は「プロセス」

メールや交通手段の話でよく出てくる via ですが、これはあくまで「地点」や「通過点」に焦点を当てた言葉です。

  • via: 単なる経由地やルート。「~経由で」。感情やプロセスへの関与は薄く、無機質な響きがあります。
    • Fly to London via Paris.(パリ経由でロンドンへ飛ぶ)
    • Send the file via email.(メール経由でファイルを送る ※システム的な経路を指す)
  • through: その手段やプロセス全体への関与。「~を通して」。そこには時間や労力がかかったり、その中を通過したという実感があります。
    • We succeeded through trial and error.(試行錯誤を経て成功した)
    • I learnt about the project through the manager.(マネージャーを通してプロジェクトのことを知った)

手段の by と through の使い分け

「手段」を表す際、by と through は非常に似ていますが、「直接的か、間接的か」という視点で区別できます。

  • by: 直接的な手段・方法。「~を使って」。行為そのものに焦点が当たります。
    • Contact by email.(メール[という手段]で連絡する)
    • Pay by credit card.(クレジットカードで支払う)
  • through: 仲介・媒介。「~を介して」。間に何かが入っているクッションのような役割を果たします。
    • Contact through a friend.(友人[という媒介]を通して連絡する)
    • Book the hotel through a travel agency.(旅行代理店を通してホテルを予約する)
詳細比較表:手段を表す前置詞のニュアンス(クリックで開く)
単語 コアイメージ ビジネスでのニュアンス 例文
by 近接・直接的手段 最も一般的な手段の提示。道具として使う感覚。 Send it by fax.
via 道・経由地 システムやルートの指定。少し硬い表現。 Contact us via our website.
through トンネルの通過 人やプロセスを介在させる。過程を重視。 Negotiate through an agent.

【厳選】ネイティブが毎日使う through の句動詞(熟語)5選

through のコアイメージが掴めれば、熟語(句動詞)の意味も自然と理解できるようになります。ここでは、TOEICや日常会話で頻出する5つの熟語を厳選しました。丸暗記ではなく、「動詞の動き + through(通り抜ける)」の組み合わせとしてイメージで捉えてください。

1. go through:経験する、調べる

直訳すると「~の中を行く」。これが文脈によって「経験する」や「調べる」に変化します。

  • 経験する(苦難のトンネルを抜ける)
    人生の困難な時期や、辛い出来事の中を歩いて通り抜けるイメージです。
    He went through a lot of hardships.(彼は多くの苦難を経験した。)
  • 詳しく調べる(資料のトンネルを抜ける)
    書類やリストの最初から最後まで、目や意識を通して確認するイメージです。
    Let’s go through the details together.(詳細を一緒に確認しましょう。)

2. get through:連絡がつく、やり遂げる

get(着く・至る)+ through(通り抜けて)。「障害物を突き抜けて、向こう側のゴールに到達する」という強い達成感があります。

  • 連絡がつく(電話回線を通り抜ける)
    電話線というトンネルを通って、相手というゴールに自分の声が届くイメージです。
    I couldn’t get through to him.(彼に電話がつながらなかった。)
  • やり遂げる(仕事の山を通り抜ける)
    大量の仕事や課題を処理して、出口に出るイメージです。
    I have a lot of work to get through today.(今日は片付けなければならない仕事がたくさんある。)

3. look through:ざっと目を通す

look(視線)+ through(通り抜ける)。視線が対象物を「突き抜けていく」イメージです。一点を凝視するのではなく、全体像を把握するために視線を走らせる感覚から、「ざっと見る」「一通り目を通す」という意味になります。

  • I’ll look through your report later.(後で君のレポートにざっと目を通しておくよ。)

4. fall through:失敗に終わる、画餅に帰す

fall(落ちる)+ through(通り抜ける)。これは少し怖いイメージですが、「支えとなる床や地面を突き抜けて、下に落ちてしまう」様子を想像してください。本来なら成功という床の上に乗るはずだった計画が、穴が開いていて底へ落ちてしまう、つまり「ダメになる」「実現しない」という意味です。

  • Our plans fell through at the last minute.(私たちの計画は土壇場でダメになった。)

5. put A through B:A(人)をB(相手)につなぐ

put(置く・通す)+ A + through。主に電話の取り次ぎで使われます。「Aさんを電話回線(トンネル)の中に通して、Bさんに接続する」という操作を表します。

  • Can you put me through to the sales department?(営業部につないでいただけますか?)

英語イメージ習得コーチのアドバイス
「熟語は『動き』で覚えてください」

get through を「連絡する」「終わらせる」と日本語訳のリストで覚えるのは危険です。応用が利かなくなるからです。

代わりに、「障害物を突き抜けて、向こう側のゴールにタッチする」という動き(モーション)をイメージしてください。そうすれば、電話がつながるのも、仕事が終わるのも、試験に合格するのも、すべて同じ「到達感」として理解できます。熟語は文字ではなく、動画で覚えるのがコツです。

through に関するよくある質問 (FAQ)

最後に、through について学習者が抱きがちな疑問に、Q&A形式でお答えします。

Q. through の発音のコツは?「スルー」で通じる?

残念ながら、カタカナの「スルー」では通じにくいことが多いです。「ス」と言ってしまうと、英語の “s” や “su” の音になり、全く別の単語に聞こえてしまいます。

発音のポイント:

  1. th [θ]: 舌先を上下の歯で軽く挟み(あるいは上の歯の裏に当て)、その隙間から息を「スーッ」と漏らします。声は出しません。
  2. r [r]: th の息を漏らした直後に、舌を喉の奥の方へグッと引きます。この時、唇を少し突き出す(ウの形にする)ときれいな r の音が出ます。
  3. ough [uː]: そのまま「ウー」と伸ばします。

つなげると、「ス(無声音)+ルー」というよりは、「(舌を噛んで息を漏らしながら)ルー」という音に近いです。

Q. throughout と through の違いは?

throughout は through の強調形です。through が「通り抜ける」プロセスを表すのに対し、throughout は「~の至る所すべて」「~の間中ずっと一瞬も休まず」という「完全な網羅性」を強調します。

  • It rained through the night.(夜の間、雨が降った。※断続的かもしれない)
  • It rained throughout the night.(一晩中、ずっと降り続いた。※休みなく)

Q. be through with はどういう意味?

直訳すると「~と一緒に(with)、トンネルを抜けきった状態である(be through)」となります。ここから、「~との関係が終わった」「(カップルが)別れた」「~を完全にやめた」という意味になります。

  • I am through with him.(彼とはもう終わりだ=絶交だ、別れた)

非常に強い決別のニュアンスが含まれることがあるので、使う際は注意が必要です。

まとめ:トンネルのイメージがあれば through は怖くない

ここまで、through のコアイメージから応用的な使い方までを解説してきました。長かった解説も、結局はたった一つのイメージに帰結します。

「立体的なトンネルを、最初から最後まで通り抜ける」

この感覚さえあれば、森を歩くときも、辛い仕事を乗り越えるときも、電話をつなぐときも、自信を持って through を使えるようになります。

最後に、迷ったときにすぐに判断できるチェックリストを用意しました。

through 使い分け最終チェックリスト
  • 空間は立体的か?(トンネル、森、人混みなど囲まれている感がある)
    → Yesなら through
  • 始点から終点までの「プロセス」や「経過」を強調したいか?
    → Yesなら through
  • 平面をサッと横切るだけか?
    → Yesなら across
  • 障害物の上を弧を描いて越えるか?
    → Yesなら over
  • 単なる経由地点を指しているだけか?
    → Yesなら via

明日からの英語学習や生活の中で、ドアを通るたび、改札を抜けるたびに、心の中でこっそりと “I’m going through the door…” とつぶやいてみてください。その小さな積み重ねが、あなたの英語感覚をネイティブレベルへと引き上げてくれるはずです。

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

当編集部では、徹底したリサーチとデータ分析に基づき、読者の皆様の「知りたい」に答える記事を制作しています。特定の分野においては、その道の有資格者や実務経験者の監修・協力を得て、正確かつ信頼性の高い情報提供に努めています。

【編集方針】
・客観的なデータと事実に基づく執筆
・ユーザー目線での公平な比較・検証
・最新トレンドと専門的知見の融合

ガジェット、生活雑貨、美容、ライフハックなど、幅広いジャンルで「役立つ」コンテンツをお届けします。

まんまる堂編集部をフォローする
エンタメ

コメント