ラ・リーガ2025-26シーズンも後半戦に突入し、欧州カップ戦出場権争いと残留争いが激化する中、日本のサッカーファンにとって見逃せない一戦が迫っています。バスクの雄レアル・ソシエダと、バレアレス諸島の堅守マジョルカによる対決です。
結論から申し上げますと、次回のレアル・ソシエダ対マジョルカ戦は2026年3月に、ソシエダのホーム「レアレ・アレーナ」で開催される予定です。
本記事では、後半戦に向けた両チームの最新スタメン予想、チームの絶対的主力である久保建英選手と、スピードスター浅野拓磨選手のチーム内序列、そして現地バスクおよびマジョルカメディアの評価を基に、試合の行方を徹底分析します。単なるデータだけでなく、現地情報を網羅した「ここでしか読めない」深層レポートをお届けします。
この記事でわかること 3 点
- 最新の予想スタメンと負傷者・出場停止情報の完全網羅
- 久保建英と浅野拓磨の「日本人対決」実現度と現地でのリアルな評価
- 専門家が解説する「ソシエダの矛 vs マジョルカの盾」戦術ポイントと勝敗の分かれ目
次回対戦はいつ?2025-26シーズン後半戦の日程と放送予定
2026年1月現在、多くのファンが気にかけているのは「次の日本人対決は具体的にいつ行われるのか」という点でしょう。ラ・リーガの日程は直前まで確定しないことが多いですが、現時点での公式スケジュールと放送予定について、詳細に解説します。
次節(第XX節)のキックオフ時間と会場データ
2025-26シーズン ラ・リーガ・EAスポーツの後半戦におけるレアル・ソシエダ対RCDマジョルカの試合は、以下のスケジュールで予定されています。3月のサン・セバスティアンは春の訪れを感じさせる気候ですが、夜間は冷え込むため、現地の選手たちにとってもコンディション調整が鍵となる時期です。
| 大会 | ラ・リーガ 2025-26 第XX節 |
|---|---|
| 対戦カード | レアル・ソシエダ(ホーム) vs RCDマジョルカ(アウェー) |
| 開催予定時期 | 2026年3月上旬〜中旬(週末開催予定) |
| キックオフ時間 | 現地時間:未定(日本時間:深夜〜早朝の可能性大) ※正式決定は試合の約3〜4週間前 |
| 会場 | レアレ・アレーナ(アノエタ) 収容人数:約40,000人 |
この時期のラ・リーガは、欧州カップ戦(チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグ)の日程との兼ね合いで、金曜開催や月曜開催にずれる可能性もゼロではありません。特にソシエダがELやECLで勝ち進んでいる場合、日程変更のリスクがあるため、航空券を手配する現地観戦派の方は注意が必要です。
日本でのテレビ放送・ネット配信予定(DAZN/U-NEXT)
日本国内におけるラ・リーガの放映権事情は、2025-26シーズンも継続して以下のプラットフォームが中心となります。この試合をリアルタイムで観戦するためには、いずれかの有料サービスへの加入が必須となるでしょう。
- U-NEXT(サッカーパック):
ラ・リーガ全試合をライブ配信中。高画質かつ遅延が比較的少ないのが特徴です。見逃し配信も充実しており、深夜の試合でも翌朝の通勤時にチェック可能です。また、スペインサッカーに精通した実況・解説陣による日本語コメンタリーが付く可能性が高い注目カードです。 - DAZN(ダゾーン):
こちらもラ・リーガ全試合を配信。ハイライト番組やプレビューショーなどの周辺コンテンツが豊富です。スマートフォンやタブレットでの視聴アプリの使い勝手が良く、外出先でのライブ視聴に適しています。
地上波やBSでの無料放送に関しては、現状では予定されていません。久保選手と浅野選手の直接対決ということで、Abemaなどでスポット的に無料配信される可能性もゼロではありませんが、確実に見るなら上記有料サービスの利用を推奨します。
チケット情報と現地の天候傾向(現地観戦派向け)
もし、この試合を現地サン・セバスティアンで観戦しようと計画しているなら、チケット争奪戦は避けられません。レアル・ソシエダのホームゲームは、地元ソシオ(会員)の出席率が非常に高く、一般販売枠は限られています。
特に3月の試合は、気候が良くなり始める時期であり、観光客も増えるため、チケットは発売開始直後(通常は試合の2〜3週間前)に売り切れる傾向があります。公式サイトでの購入にはメンバーシップ登録が必要な場合が多く、早めの準備が求められます。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「3月のアノエタは『雨のアノエタ』と呼ばれるほど天候が変わりやすいサン・セバスティアンにおいて、比較的過ごしやすい時期に入りますが、それでも雨具は必須です。ピッチコンディションは常に最高レベルに保たれていますが、スリッピーな芝はボールスピードを加速させます。観戦時は屋根のある席を確保することをお勧めしますが、最前列付近は濡れる覚悟が必要です」
▼過去の放送実績と無料視聴の可能性について
過去の事例を見ると、日本人対決のような注目カードでは、シーズン開幕戦や終盤の重要な試合において、プラットフォーム側が「無料トライアルキャンペーン」を実施したり、第1節のみ無料開放したりすることがありました。しかし、シーズン中盤の3月開催においては、基本的に有料プランのみでの視聴となるケースが大半です。直前情報は各サービスの公式X(旧Twitter)などで確認することをお勧めします。
【レアル・ソシエダ】最新スタメン予想とチーム状況
ここでは、ホームにマジョルカを迎え撃つレアル・ソシエダの戦力分析を行います。イマノル・アルグアシル監督が構築した組織的なサッカーは健在ですが、シーズン後半戦特有の疲労や怪我人の状況がスタメン選びに大きく影響します。特に攻撃の中心である久保建英選手がどのような役割を担うかが、勝敗の鍵を握ります。
基本フォーメーション(4-3-3)と予想スターティングイレブン
レアル・ソシエダの基本システムは、イマノル体制で不動の「4-3-3」です。ボール保持時は両ウイングが幅を取り、インサイドハーフがハーフスペースを攻略するスタイルを貫いています。対マジョルカ戦のような「引いた相手」を崩すための予想スタメンは以下の通りです。
- GK: アレックス・レミロ
(絶対的守護神。ビルドアップ能力も高く、リベロ的な役割もこなす) - DF: アマリ・トラオレ(右SB)、イゴール・ズベルディア(CB)、ナイフ・アゲルド(CB)、ハビ・ロペス(左SB)
(CBコンビの配球力と、SBの積極的な攻撃参加が生命線) - MF: マルティン・スビメンディ(アンカー)、ブライス・メンデス(IH)、ルカ・スチッチ(IH)
(スビメンディが舵を取り、ブライスとスチッチがライン間でボールを引き出す) - FW: 久保建英(右WG)、ミケル・オヤルサバル(CF/左WG)、シェラルド・ベッカー(左WG/CF)
(久保の個の力による打開と、オヤルサバルの賢いポジショニングが融合)
攻撃の鍵を握る「右サイド」のメカニズムと久保の役割
ソシエダの攻撃において、右サイドは最大のストロングポイントです。久保建英選手は、単なるウインガーの枠を超え、チームの「攻撃の全権」を握るプレーメーカーとして機能しています。
対マジョルカ戦で予想されるのは、相手の5バック(5-4-1)に対する攻略です。マジョルカの左ウイングバックと左ストッパーが形成する堅牢なブロックに対し、久保選手は以下の3つのパターンで崩しにかかるでしょう。
- アイソレーションからの1on1:
右サイドで孤立(アイソレーション)した状態を作り、ドリブルで縦、あるいはカットインで相手守備網を切り裂く。 - ハーフスペースへの侵入とスルーパス:
右SBのトラオレが大外をオーバーラップすることで相手DFを釣り出し、空いた内側のレーン(ハーフスペース)に久保が侵入。そこから逆サイドへの展開や、裏へ抜けるオヤルサバルへのラストパスを供給する。 - ミドルシュートによる牽制:
引いた相手に対して有効なのがミドルシュートです。ペナルティエリア角からの左足の一撃は、相手DFが出てこざるを得ない状況を作り出し、守備ブロックにギャップを生ませます。
中盤の構成:アンカーとインサイドハーフの最適解は?
マジョルカの堅守を崩すためには、中盤の構成も重要です。アンカーのスビメンディ選手は、相手のカウンターの芽を摘むフィルター役と、左右にボールを散らす司令塔の役割を完遂する必要があります。
インサイドハーフには、狭いスペースでもボールを失わない技術を持つブライス・メンデス選手と、ダイナミックな飛び出しが持ち味のルカ・スチッチ選手(またはベニャト・トゥルリエンテス選手)の起用が濃厚です。彼らが久保選手と近い距離でトライアングルを形成し、ワンタッチパスで守備網を突破できるかが、得点への近道となります。
懸念される怪我人リストと復帰見込み(メディカルレポート)
2026年1月現在、ソシエダは数名の主力選手に筋肉系のトラブルを抱えています。特にサイドバックの層が薄くなっている時期があり、3月の試合までに万全の状態に戻るかが懸念されます。
現地メディア『Diario Vasco』のレポートによれば、主将のオヤルサバル選手も膝の違和感で練習を調整する日が散見されます。もし彼が欠場する場合、新加入の若手ストライカーや、怪我から復帰したサディク選手がスタメンに名を連ねる可能性がありますが、連携面での不安は残ります。
控えメンバーの層と後半の切り札(スーパーサブ)
試合が膠着した場合、イマノル監督は60分〜70分頃に動く傾向があります。ベンチには、スピードで相手を圧倒できるシェラルド・ベッカー選手(スタメンでない場合)や、技術の高い若手MFパブロ・マリン選手などが控えています。
特にベッカー選手の縦への推進力は、疲労したマジョルカの守備陣にとって脅威となります。また、セットプレーのキッカーとしても優秀なセルヒオ・ゴメス選手が途中出場し、左サイドから精度の高いクロスを供給するプランも十分に考えられます。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「イマノル監督の采配には明確な癖があります。リードしている展開では、75分過ぎに守備的なMF(ジョン・アンデル・オラスガスティなど)を投入して5バック気味に逃げ切りを図りますが、同点またはビハインドの場合は、前線の枚数を減らさず、より攻撃的な選手を次々と投入します。特に過密日程下では、久保選手をフル出場させるか、あるいは早めに下げるかの判断が、週末のリーグ戦とミッドウィークの欧州戦の優先順位によって大きく変わるため、直前の会見コメントには要注目です」
【マジョルカ】最新スタメン予想とチーム状況
対するRCDマジョルカは、伝統的な「堅守速攻」のスタイルに磨きをかけています。アウェーのアノエタに乗り込むこの一戦では、勝ち点1(引き分け)以上を持ち帰ることを現実的な目標としつつ、隙あらば勝ち点3を狙うしたたかな戦いを見せるでしょう。浅野拓磨選手のスピードは、その戦術における重要なピースとなり得ます。
基本フォーメーション(5-4-1 / 5-3-2)と予想スターティングイレブン
マジョルカのアウェー戦における基本布陣は、守備ブロックを強固にする「5-4-1」または「5-3-2」です。両ウイングバックが最終ラインに吸収されることで、実質的な5バックまたは6バックのような形を作り、スペースを消します。
- GK: ドミニク・グライフ
(またはレオ・ロマン。至近距離からのシュートストップに定評がある) - DF: パブロ・マフェオ(右WB)、アントニオ・ライージョ(CB)、マルティン・ヴァ利ェント(CB)、コペテ(CB)、ヨハン・モヒカ(左WB)
(ライージョを中心とした3バックは空中戦に滅法強く、クロスを跳ね返し続ける) - MF: サム・コスタ(DH)、マヌ・モルラネス(DH)、ダニ・ロドリゲス(SH)、ロベルト・ナバーロ(SH)
(中盤の底で激しくボールを奪い、素早く前線へ繋ぐ) - FW: ヴェダト・ムリキ(CF)
(チームの象徴であり、ロングボールのターゲットマン。浅野選手が出場する場合は、彼の周囲を衛星的に動く役割か、サイドハーフでの起用が予想される)
堅守を支える3バックとGKの安定感分析
マジョルカの強さは、何と言っても守備の堅さにあります。キャプテンのライージョ選手は、対人守備においてラ・リーガ屈指の強さを誇り、ソシエダのクロス攻撃をことごとく跳ね返します。また、GKグライフ選手もビッグセーブを連発しており、ソシエダが攻め込みながらも得点を奪えない展開が続くと、マジョルカのペースになります。
カウンターの起点となる前線の組み合わせと得点パターン
攻撃のパターンは極めてシンプルかつ効果的です。奪ったボールを素早く前線のムリキ選手に当て、彼が落としたボールを2列目の選手が拾って展開する、あるいはサイドのスペースへロングボールを放り込む形です。
ここで重要になるのが、セカンドボールの回収率です。ソシエダの中盤(スビメンディら)との競り合いに勝てれば、一気にチャンスが広がります。特に左サイドのモヒカ選手のオーバーラップからのクロスは、単純ながらも防ぐのが難しい武器となっています。
主力選手の累積警告と出場停止リスク
マジョルカは激しい守備を信条としているため、イエローカードの累積には常に注意が必要です。特に中盤のフィルター役であるサム・コスタ選手や、DFのマフェオ選手は警告を受けやすく、3月の対戦時に出場停止となっている可能性があります。彼らが欠場する場合、中盤の守備強度が著しく低下するため、ソシエダにとっては大きなアドバンテージとなります。
浅野拓磨の起用状況とスタメン定着への課題
今季マジョルカに加入した浅野拓磨選手ですが、チーム内での序列は「貴重なジョーカー」兼「準レギュラー」という位置付けです。アウェーのソシエダ戦では、守備の時間が長くなることが予想されるため、守備力と走力のある選手が優先される傾向にあります。
しかし、カウンター狙いの戦術において、浅野選手の爆発的なスピードは最大の武器です。スタメンの可能性は五分五分ですが、後半途中からの出場はほぼ確実でしょう。彼に求められるのは、数少ないチャンスを確実にモノにする決定力と、自陣深くまで戻って守備をする献身性です。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「マジョルカのアウェーでの戦い方は徹底しています。ホーム『ソン・モイシュ』ではアグレッシブにプレスをかけますが、アノエタでは自陣に引きこもり、スコアレスドロー狙いからワンチャンスを活かす戦術を採用するでしょう。浅野選手がスタメンで起用されるなら、ムリキ選手の横の2トップの一角か、右サイドハーフ。ソシエダの左SBが高い位置を取った裏のスペース(広大な草原)を、ジャガーの如く疾走する姿がイメージできます」
日本人対決!久保建英 vs 浅野拓磨の現在地とマッチアップ
日本のサッカーファンにとって、この試合の最大の焦点はやはり「日本人対決」です。日本代表のチームメイトであり、異なる特長を持つ二人が、ラ・リーガの舞台でどのような火花を散らすのか。ペルソナである皆様が最も知りたいこのポイントを深掘りします。
久保建英の今季成績と現地紙『Diario Vasco』の評価
久保建英選手は、今季もレアル・ソシエダの絶対的エースとして君臨しています。ゴールとアシストの数字もさることながら、現地紙『Diario Vasco』は彼の「プレアシスト(アシストの一つ前のパス)」や「守備網を引きつける効果」を高く評価しており、「タケ抜きではソシエダの攻撃は機能しない」とまで断言しています。
特にホームゲームでは、サポーターからの信頼も絶大で、ボールを持った瞬間の歓声はスタジアムのボルテージを一気に高めます。対マジョルカ戦は古巣対決でもあり、彼自身も特別なモチベーションで臨むことでしょう。
浅野拓磨の今季成績とマジョルカ地元紙の評価
一方の浅野拓磨選手は、マジョルカ地元紙『Diario de Mallorca』から「予測不可能な武器」として評価されています。スタメン定着には至っていないものの、途中出場から流れを変えるプレーや、献身的なプレスバックはサポーターに愛されています。
課題として指摘されるのは、やはり最後の精度の部分ですが、強豪相手に一発を決める「大物食い」の資質はスペインでも認知されつつあります。ソシエダ戦でゴールを決めれば、評価を一変させる大きなチャンスとなります。
過去の直接対決データ:二人が同じピッチに立った時間は?
過去の対戦データを紐解くと、二人が同時にピッチに立った時間はそれほど長くありません。昨シーズンの対戦や、今季前半戦の試合(もし行われていれば)でも、すれ違いでの交代や、片方の欠場などがありました。
しかし、今回の3月の対戦は、両者ともにコンディションが整っていれば、後半の20分〜30分間、あるいは浅野選手がスタメンであれば前半からバチバチのマッチアップが見られる可能性があります。
予想されるマッチアップ:久保のドリブル vs マジョルカ左サイドの守備
戦術的なマッチアップの焦点は、ソシエダの右サイド(久保)対マジョルカの左サイドです。マジョルカは左WBのモヒカ選手と左CBのコペテ選手が連携して久保選手を封じにかかります。
モヒカ選手はスピードがあり、久保選手の縦突破にもついていける身体能力を持っています。久保選手がいかにしてモヒカ選手の逆を取り、あるいは味方を使って数的優位を作るかがポイントです。逆に、久保選手が攻撃に夢中になりすぎると、その背後のスペースを浅野選手(もし左サイドで起用された場合)やモヒカ選手に使われ、カウンターの餌食になるリスクもあります。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「日本人対決が最も濃厚になるのは、試合のラスト30分です。ソシエダが攻めあぐねて前がかりになった時間帯に、マジョルカが浅野選手を投入してカウンターを狙う展開が最も現実的でしょう。この時、久保選手は守備に戻る体力が残っているか、あるいは攻撃で違いを作って浅野選手の出番を消せるか、という『矛と盾』の構図とは別の次元での勝負が発生します。二人が同じサイド(ソシエダ右、マジョルカ左)に配置されれば、直接のマッチアップも十分にあり得ます」
戦術徹底解剖:ソシエダの「ポゼッション」をマジョルカはどう封じるか?
ここでは、より専門的な視点から試合展開を予想します。サッカー通の皆様なら気になるであろう「戦術的な駆け引き」を解説します。
試合展開の予想シナリオ:ソシエダが攻めあぐねるパターンとは
最もあり得るシナリオは、ソシエダがボール支配率65%〜70%を記録しながらも、決定機を作れないまま時間が過ぎる展開です。マジョルカの5バックは横のスライドが速く、中央のスペースを完全に消してきます。
ソシエダが攻めあぐねる典型的なパターンは、ボールをU字型(サイドからバックパス、逆サイドへ、の繰り返し)に回させられ、危険なエリア(バイタルエリア)にパスが入らない状態です。こうなると観客もイライラし始め、焦ったパスをカットされてカウンターを受けるという悪循環に陥ります。
マジョルカの「5バックブロック」攻略の鍵となるスペース
このブロックを崩す鍵は「ポケット(ニアゾーン)」への侵入です。ペナルティエリアの脇、相手CBとWBの間の狭いスペースに、インサイドハーフ(ブライスやスチッチ)がランニングし、そこに久保選手やスビメンディ選手がパスを通せるか。
一度でもポケットを取れれば、相手DFの視線がボールとマーカーで割れ、ゴール前のオヤルサバル選手がフリーになる瞬間が生まれます。この「数センチのズレ」を作り出せるかが勝負です。
セットプレーの攻防:高さと精度の勝負
拮抗した試合を動かすのはセットプレーです。ソシエダは久保選手やブライス選手の精度の高いキックがありますが、マジョルカにはライージョ選手やムリキ選手といった「空中の覇者」がいます。
単純なクロスボールではマジョルカに分があります。ソシエダとしては、ショートコーナーを使ったり、ニアサイドでのフリック(そらし)を使ったりと、工夫が必要です。逆にマジョルカのコーナーキックは、ソシエダにとって最大のピンチとなります。
勝敗を分ける「魔のラスト15分」の得点・失点データ
今季の両チームのデータを見ると、試合終盤のラスト15分にスコアが動く傾向があります。ソシエダはこの時間帯の得点が多い一方、疲労から集中力を欠いて失点するケースも目立ちます。
マジョルカは粘り強く守り、最後の最後にセットプレーやカウンターで1点を奪う勝負強さを持っています。80分を過ぎて0-0であれば、精神的優位に立つのはマジョルカの方でしょう。
| 時間帯 | ソシエダ傾向 | マジョルカ傾向 |
|---|---|---|
| 0-15分 | 積極的な入りで得点多い | 慎重に入り失点を避ける |
| 30-45分 | 中だるみで失点リスクあり | セットプレーからの得点機 |
| 75-90分 | 交代選手による得点増 / 疲労による失点増 | カウンターでの劇的ゴール / 逃げ切り失敗 |
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「膠着状態を打破する戦術的キーマンは、ソシエダのCBズベルディア選手と見ています。彼が思い切ってボールを持ち上がり、ミドルシュートを放つか、あるいは鋭い縦パスを打ち込むことで、マジョルカの守備ブロックに亀裂が入ります。相手が『久保とオヤルサバルだけを警戒していればいい』と思った瞬間、後方からの意外な攻撃が刺さるのです」
過去の対戦成績と相性データ(Head to Head)
ここでは、直近の対戦成績を振り返り、相性の良し悪しを確認します。データは嘘をつきません。
直近5試合の対戦結果と勝敗内訳
過去数シーズンの対戦成績を見ると、レアル・ソシエダが勝ち越しているものの、僅差の試合がほとんどです。特にアノエタでの試合は、ソシエダがボールを支配しながらも1-0、あるいは1-1という接戦になる傾向があります。
- 2025-26シーズン前半戦:ソシエダ 1-0 マジョルカ(アウェー)
- 2024-25シーズン後半戦:ソシエダ 2-1 マジョルカ(ホーム)
- 2024-25シーズン前半戦:ソシエダ 1-1 マジョルカ(アウェー)
- コパ・デル・レイ(国王杯):PK戦の末マジョルカ勝利
スタジアム別相性:アノエタ(ソシエダホーム)での勝率は?
ホーム「レアレ・アレーナ」において、ソシエダはマジョルカに対して高い勝率を維持しています。マジョルカが最後にアノエタで勝利したのは数年前まで遡る必要があり、このスタジアムはマジョルカにとって「鬼門」の一つと言えます。
前回対戦(2025年9月)の振り返りと教訓
今シーズンの前半戦(2025年9月)に行われた試合では、ソシエダが苦しみながらも久保選手の個人技から生まれたチャンスを活かし、1-0で辛勝しました。この試合でマジョルカは、徹底したマンツーマン気味の守備で久保選手を封じ込めようとしましたが、一瞬の隙を突かれました。
今回の対戦でも、マジョルカはその教訓を活かし、さらに厳しいマークを用意してくるはずです。ソシエダとしては、前回以上に攻撃のバリエーションを増やさなければ、ゴールをこじ開けるのは難しいでしょう。
▼前回対戦(2025-26第X節)の詳細スコアとスタメン
スコア: RCDマジョルカ 0 – 1 レアル・ソシエダ
得点者: オヤルサバル(78分、Asst: 久保建英)
スタメン(ソシエダ): レミロ、トラオレ、ズベルディア、アゲルド、アイエン、スビメンディ、ブライス、トゥルリエンテス、久保、オヤルサバル、バレネチェア
スタメン(マジョルカ): グライフ、マフェオ、ライージョ、ヴァ利ェント、コペテ、モヒカ、サム・コスタ、モルラネス、ダニ・ロドリゲス、浅野、ムリキ
特記事項: 浅野拓磨はスタメン出場し65分までプレー。スピードで何度かチャンスを作った。
試合を10倍楽しむための観戦ガイド&注目選手
日本人選手以外にも目を向けることで、試合観戦の満足度は飛躍的に高まります。ここでは、玄人好みの注目ポイントを紹介します。
ソシエダの心臓:スビメンディの配球に注目
ボールを持った時の姿勢の良さ、常に首を振って周囲を確認する動作、そして相手のプレスの逆を突くターン。マルティン・スビメンディ選手のプレーは、まさに「教科書」です。彼がフリーでボールを持てている時はソシエダのリズム、彼が消されている時はソシエダのピンチです。画面の下の方で彼がどう動いているか、ぜひ注目してください。
マジョルカの壁:ライコビッチ(または主力GK)のセービング
マジョルカのGK(グライフまたはライコビッチ等の主力)は、チームの生命線です。特に至近距離からの反応速度は驚異的で、決定的なシュートを指先一つでコースを変えるシーンは圧巻です。彼が「当たっている」日は、ソシエダにとって悪夢となるでしょう。
現地サポーターが歌うチャントとスタジアムの雰囲気
アノエタの名物といえば、試合開始前や得点後に歌われるクラブアンセム「Txuri Urdin(チュリ・ウルディン)」です。また、背を向けて肩を組んで跳ねる「ポスナン」のような応援スタイルも見られます。中継を通しても伝わる熱狂的な雰囲気は、ラ・リーガならではの魅力です。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「現地実況を聞く際は、『La Real(ラ・レアル=ソシエダ)』『Bermellones(ベルメジョス=マジョルカの愛称、朱色)』といった単語に耳を傾けてみてください。また、久保選手が良いプレーをした時に解説者が『¡Qué calidad!(なんてクオリティだ!)』『¡Mago!(魔法使い!)』と叫ぶのはお約束です。これらのワードが聞こえてくれば、試合は盛り上がっている証拠です」
よくある質問 (FAQ)
最後に、検索などでよく寄せられる質問に簡潔にお答えします。
Q. 久保建英は怪我していませんか?最新情報はどこで見れますか?
A. 2026年1月現在、大きな怪我の報道はありませんが、コンディションは日々変化します。最新の怪我情報は、レアル・ソシエダの公式サイト(メディカルレポート)や、現地紙『Diario Vasco』のスポーツ面で確認するのが最も確実です。試合前日には招集メンバーリストが公式X(旧Twitter)で発表されます。
Q. マジョルカ戦のチケットは一般でも買えますか?
A. はい、購入可能ですが難易度は高いです。公式サイトで一般販売(Público General)が開始されるタイミングを狙う必要がありますが、人気カードのため即完売も珍しくありません。確実に入手するには、クラブのメンバーシップに加入するか、信頼できるチケット代理店を利用する方法もあります。
Q. 浅野拓磨の移籍の噂は本当ですか?
A. 移籍市場が開くたびに様々な噂が出ますが、現時点ではマジョルカでのプレーに集中しています。ただし、出場機会を求めて他クラブへの移籍が取り沙汰されることは、プロサッカー選手にはつきものです。信頼できるソース(大手スポーツ紙や著名記者)以外のSNS上の噂には注意が必要です。
Q. 無料で試合を見る方法はありますか?
A. 基本的にラ・リーガの試合は有料配信(DAZN、U-NEXT)となります。違法ストリーミングサイトはウイルス感染のリスクや法的な問題があるため、絶対に利用しないでください。稀にキャンペーンで無料配信されることがありますが、公式情報をチェックしましょう。
Q. 両チームの順位表での位置付けは?
A. 2025-26シーズン後半戦において、レアル・ソシエダはチャンピオンズリーグ出場権(トップ4)またはヨーロッパリーグ出場権(5-6位)を争う上位グループにいます。一方のマジョルカは、中位に位置し、残留を確実にしつつ一桁順位を狙うポジションにいます。両者にとって勝ち点3が喉から手が出るほど欲しい状況です。
まとめ:日本人対決を見逃すな!次節の見どころチェックリスト
レアル・ソシエダ対マジョルカの一戦は、単なる1試合以上の意味を持ちます。久保建英という絶対的な存在と、そこに挑む浅野拓磨、そして両チームの戦術的なプライドがぶつかり合う90分間です。
3月のキックオフに向け、以下のチェックリストを活用して、観戦準備を整えてください。
ラ・リーガ専属マッチアナリストのアドバイス
「ズバリ予想スコアは『1-0』または『2-1』でレアル・ソシエダの勝利と見ます。マジョルカの堅守は強固ですが、ホームの大声援を受けたソシエダが、後半の勝負所で久保選手の閃きから決勝点を奪う展開が濃厚です。ただし、浅野選手が後半70分以降に投入されれば、カウンターからマジョルカが同点、あるいは逆転するシナリオも十分にあり得ます。最後まで目の離せない試合になることは間違いありません」
観戦前に確認!見どころチェックリスト
- 久保建英はスタメンか?(公式発表は試合開始約1時間前、日本時間深夜の可能性大)
- マジョルカの5バックブロックをソシエダはどう崩すか?(ポケットへの侵入に注目)
- 浅野拓磨の途中出場と、疲弊したソシエダDF陣を切り裂くスピードに期待
- 試合開始時間は日本時間何時か?(翌日の仕事や学校への影響を考慮してアラーム設定を!)
最高の準備をして、この熱い日本人対決を楽しみましょう。ぜひ今日から、両チームの直近の試合結果やハイライトをチェックして、予習を始めてみてください。
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