「明日の気温は20度です」と天気予報で聞いたとき、あなたは自信を持って服装を選べますか?実は、同じ「20度」という数字でも、それが最高気温なのか最低気温なのかによって、体感温度と必要な服装は天と地ほど異なります。
結論から申し上げますと、最高気温20度は「長袖+軽アウター」、最低気温20度は「半袖+薄手羽織り」が正解の基準です。この定義を曖昧にしたまま服装を選ぶと、一日中「寒くて震える」か、逆に「汗だくで不快」な思いをすることになりかねません。
本記事では、業界歴15年のパーソナルスタイリストとしての経験と、繊維製品品質管理士(TES)の知識を基に、以下の3点を徹底解説します。
- 最高気温20度と最低気温20度、それぞれの服装の決定的な違いと判断基準
- 春(4月〜5月)と秋(10月〜11月)で使い分ける、季節感を取り入れた失敗しないコーデ実例
- プロが教える「快適に過ごすためのインナー・素材選び」のコツと機能性の真実
気温の数字に惑わされず、一日中快適でおしゃれに過ごすための「正解」を、この記事で手に入れてください。
そもそも「20度」ってどんな体感?最高と最低で服装はガラリと変わる
ファッションにおいて「20度」という気温は、最も服装選びが難しい分岐点と言われています。暑すぎず寒すぎない、過ごしやすい気候である反面、朝晩の寒暖差や日差しの有無によって体感温度が大きく変動するためです。まずは、失敗しないための基礎知識として、「最高気温20度」と「最低気温20度」の明確な違いを理解しましょう。
多くの人がやってしまいがちな失敗は、天気予報の「20度」という数字だけを見て、春先なのに薄手のブラウス一枚で出かけてしまったり、逆に秋口に厚手のニットを着込んでしまったりすることです。快適な一日を過ごすためには、その日の気温が「1日の中でどう変化するか」をイメージすることが重要です。
以下の表は、気温と天気の組み合わせによる服装の判断基準をまとめたものです。朝、何を着るか迷った際の指針としてご活用ください。
| 気温タイプ | 晴れの日 | 曇り・雨の日 | 服装の目安 |
|---|---|---|---|
| 最高気温 20度 (朝晩は10度前後) |
日中はポカポカ陽気 朝晩は冷え込む |
一日中肌寒い 日差しがなく体感温度低下 |
長袖トップス + アウター必須 トレンチコート、ジャケット、Gジャンなど |
| 最低気温 20度 (日中は25度以上) |
日中は汗ばむ暑さ 半袖で快適 |
蒸し暑い 湿気が高く不快指数上昇 |
半袖・ノースリーブ + 薄手羽織り リネンシャツ、薄手カーディガン |
「最高気温20度」は朝晩冷え込む!アウターや重ね着が必須
「最高気温20度」の日というのは、1日の中で最も暖かい時間帯(通常は午後2時頃)が20度になるということです。つまり、朝の通勤通学時間帯や、日が落ちた帰宅時間帯には、気温が10度〜12度程度まで下がることが一般的です。
10度台という気温は、肌寒さをはっきりと感じるレベルです。そのため、日中の暖かさに惑わされて薄着で出かけると、朝晩の冷え込みに対応できず、風邪を引いてしまう原因になります。この気象条件の日は、「脱ぎ着できるアウター」がコーディネートの主役になります。
具体的には、トレンチコートやマウンテンパーカー、デニムジャケットなど、風を通しにくい素材の軽アウターが最適です。インナーには長袖のカットソーや薄手のニットを選び、アウターを脱いでも寒々しく見えない工夫が必要です。特に春先や晩秋の最高気温20度は、風が冷たいことが多いため、首元をカバーできるストールを持っていると安心です。
「最低気温20度」は日中25度超えも!半袖ベースで調整が正解
一方で「最低気温20度」の日は、朝晩の最も涼しい時間帯でも20度あるということです。日中の最高気温は25度を超える「夏日」になることが多く、日差しがあれば体感温度は30度近くに達することもあります。
この場合、長袖のニットや裏地のあるアウターを着ていると、日中は確実に暑くて汗だくになります。基本スタイルは「半袖」や「ノースリーブ」で構成し、冷房対策や朝晩の微調整用として、薄手のカーディガンやシャツを羽織るのが正解です。
この時期の服装選びで重要なのは「通気性」です。汗をかいてもすぐに乾く素材や、風通しの良いシルエットの服を選ぶことで、湿度の高い日でも不快感を軽減できます。アウターというよりは「羽織りもの」という感覚で、シワになりにくくバッグに収納しやすいアイテムを選ぶのがポイントです。
春(4月〜5月)と秋(10月〜11月)の「20度」の違いとは?
同じ20度でも、春と秋では「日差しの強さ」と「空気の質」が異なります。春の20度は、冬の寒さが残る中で日差しが強くなってくる時期であり、体感としては「日向は暑いが日陰は寒い」という特徴があります。一方、秋の20度は、夏の暑さが落ち着き空気が乾燥してくる時期で、「肌寒さを感じやすい」傾向にあります。
したがって、春は明るい色味や軽やかな素材(コットン、シフォン)を取り入れつつ防風対策を重視し、秋は深みのある色味や温かみのある素材(薄手ウール、スエード)を取り入れて保温性を意識すると、季節感と快適さを両立できます。
▼もっと詳しく:平均気温データで見る20度の時期
東京の過去の気象データ(平年値)を見ると、最高気温が20度前後になるのは4月中旬〜5月上旬と10月中旬〜11月上旬です。最低気温が20度前後になるのは6月下旬〜7月上旬の梅雨時期と、9月中旬の初秋頃です。このように、同じ「20度」でも発生する時期が全く異なるため、季節に合わせた素材選びが重要になります。
業界歴15年のパーソナルスタイリストのアドバイス
「『20度』という数字だけで判断せず、その日の『最低気温』と『風速』も必ずチェックしましょう。天気予報で『北風が強い』と言っていたら要注意です。風速1mにつき体感温度は約1度下がると言われています。もし風速5mの日なら、最高気温20度でも体感は15度。トレンチコートの前をしっかり閉めるか、インナーを一枚増やすなど、冬用コートの手前くらいの防寒が必要な場合もありますよ。」
【最高気温20度】朝晩の寒暖差に注意!アウター必須の正解コーデ
最高気温が20度にとどまる日は、1日の中で寒暖差が激しいのが特徴です。このセクションでは、朝晩の冷え込みから身を守りつつ、日中のポカポカ陽気にも対応できる「アウターありきのコーディネート」を深掘りします。おしゃれに見えて、かつ温度調節がしやすい具体的なスタイルを見ていきましょう。
基本スタイル:長袖トップス + トレンチコート・ジャケット
最高気温20度の鉄板コーデは、長袖のトップスに春・秋用のアウターを重ねるスタイルです。ここで重要なのは、アウターを脱いだ時のバランスです。日中、気温が上がってアウターを脱いだ際、インナーが肌着っぽかったり、季節外れの半袖だったりすると、周りから浮いてしまう可能性があります。
おすすめは、一枚で着ても様になるデザインブラウスや、程よい厚みの長袖カットソーです。ボトムスには、足首が見えるテーパードパンツや、揺れ感のあるロングスカートを合わせると、重たくなりすぎず軽快な印象を与えられます。
アウター選びでは、トレンチコートが最も汎用性が高いですが、カジュアルに振るならマウンテンパーカー、きちんと感を出すならテーラードジャケットも優秀です。いずれも「裏地付き」のものを選ぶと、朝晩の10度台の気温にも対応しやすくなります。
【春の最高20度】パステルカラーやシアー素材で軽やかさを演出
春(4月〜5月)の最高気温20度は、冬の重たいコートを脱いで軽やかさを楽しみたい時期です。コーディネートのポイントは「色」と「透け感」です。
例えば、ベージュのトレンチコートの中に、ミントグリーンやラベンダー、ライトブルーなどのパステルカラーのブラウスを合わせると、一気に春らしい爽やかな印象になります。また、トレンドのシアー素材(透け感のある素材)のシャツやニットを取り入れるのもおすすめです。ただし、シアー素材は風を通しやすいため、インナーにはキャミソールではなく、長袖のカットソーをレイヤードするなどして保温性を確保しましょう。
ボトムスはホワイトデニムや、明るいベージュのチノパンツなどを選ぶと、全体のトーンが明るくなり、春の日差しに映えるコーディネートが完成します。
【秋の最高20度】ニットやこっくりカラーで温かみをプラス
秋(10月〜11月)の最高気温20度は、これから来る冬に向けて徐々に気温が下がっていく時期です。視覚的に「温かみ」を感じさせるスタイリングが求められます。
ここでは、薄手のハイゲージニットやリブニットが活躍します。色はボルドー、テラコッタ、マスタード、ブラウンなどの「こっくりカラー(深みのある色)」を取り入れると、秋らしいシックな装いになります。アウターには、ネイビーのブレザー(紺ブレ)や、チェック柄のジャケットを合わせると、トラッドで知的な雰囲気を演出できます。
足元も、春はパンプスやローファーで足の甲を見せるスタイルが主流ですが、秋はショートブーツやタイツを合わせ始め、肌の露出を少しずつ減らしていくのが季節感を出すコツです。
アウターなしで過ごせる?「厚手ニット・スウェット」の活用法
「アウターを持ち歩くのが面倒」という方は、アウターなしで過ごせるギリギリのラインを攻めることも可能です。その場合の正解は、地厚のパーカー、スウェット、あるいはざっくりとしたローゲージニットをトップスとして選ぶことです。
ただし、これらは風を通しやすい編み地のものも多いため、インナーに工夫が必要です。保温性の高い機能性インナーを着用するか、中にシャツを重ね着して風の侵入を防ぐレイヤードスタイルにしましょう。また、夕方以降に急激に冷え込むリスクがあるため、大判のストールを一枚持っておくと、首元や肩を温めることができ、簡易的なアウター代わりとして機能します。
業界歴15年のパーソナルスタイリストのアドバイス
「この気温で一番失敗しやすいのが『裏地のないペラペラのアウター』を選んでしまうことです。ポリエステル一枚仕立ての薄いコートは、最高気温20度の日には心許ないことが多いです。朝晩は10度近くまで下がるため、しっかりと裏地が付いたトレンチコートや、生地自体に厚みがあるデニムジャケットなど、物理的に風を通さない素材を選ぶのがポイントです。もし薄手のアウターを着たい場合は、中にインナーダウンベストを仕込むのがプロの裏技です。」
【最低気温20度】日中は汗ばむ暑さ!半袖+薄手羽織りの正解コーデ
最低気温が20度もある日は、日中はほぼ「夏」と考えて差し支えありません。特に湿気が多い梅雨時期や、残暑が厳しい9月頃に多く見られる気象条件です。このセクションでは、暑さ対策をメインにしつつ、冷房や朝晩の微妙な気温低下に対応できるスマートな服装術を解説します。
基本スタイル:半袖・ノースリーブ + カーディガン・シャツ
最低気温20度の日の基本は、トップスのベースを「半袖」または「ノースリーブ」にすることです。長袖のカットソーやニットを着てしまうと、日中の気温上昇(25度〜30度)に対応できず、汗染みや化粧崩れの原因になります。
しかし、半袖一枚では心許ない場面もあります。通勤電車やオフィスの冷房、夕方の少し涼しい風に対応するために、薄手のカーディガンやリネンシャツを「羽織り」としてプラスするのが鉄則です。この羽織りは、着ない時は肩に巻いたり(プロデューサー巻きやたすき掛け)、バッグにしまったりできるよう、シワになりにくくかさばらない素材を選ぶのが賢い選択です。
日中は夏日!通気性の良い「リネン」「コットン」が味方
気温だけでなく「湿度」への対策も重要です。最低気温20度の日は湿度が高くなりやすく、ポリエステル100%のブラウスなどでは肌に張り付いて不快に感じることがあります。
そこで活躍するのが、天然素材である「リネン(麻)」や「コットン(綿)」です。リネンシャツやコットンボイルのスカートなどは、通気性と吸湿性に優れており、汗をかいても素早く乾かしてくれます。見た目にも清涼感があり、季節感を演出する上でも最適です。
特にリネン素材のジャケットやシャツは、長袖であっても風を通すため涼しく、日除けとしても使える万能アイテムです。「長袖を着たいけれど暑いのは嫌」という方には、リネン素材のアイテムを強くおすすめします。
冷房対策・日焼け対策として「羽織りもの」をバッグに常備
この時期の外出で最も困るのが、「外は灼熱、室内は極寒」という温度差です。スーパーマーケットやオフィス、映画館などは、設定温度が低くされていることが多く、半袖一枚では体が冷え切ってしまいます。
そのため、コーディネートの一部として羽織りを着るだけでなく、機能的な意味でも羽織りものを常備しましょう。UVカット機能付きのパーカーや、薄手のロングカーディガンは、日中の強い日差しから肌を守る日焼け対策としても有効です。色は白、グレー、ネイビーなどのベーシックカラーを選んでおけば、どんなインナーとも合わせやすく重宝します。
足元の変化:サンダルはいつから?パンプスとの使い分け
足元の選び方も季節感を左右します。最低気温20度の日であれば、サンダルを履き始めてもおかしくありません。特に6月〜7月や9月上旬の暑い日は、サンダルで足元に抜け感を出すとおしゃれに見えます。
ただし、オフィスやきちんとした場では、つま先が見えないパンプスやフラットシューズが無難です。その場合、素足風に見えるストッキングやフットカバーを活用し、足の甲を見せることで涼しげな印象をキープしましょう。スニーカーを合わせる場合は、キャンバス素材などの軽い印象のものを選ぶと、重たくならずバランスが取れます。
業界歴15年のパーソナルスタイリストのアドバイス
「最低気温20度の日は、首・手首・足首の『3首』を出すと涼しげで抜け感が出ます。長袖シャツを着る場合でも、袖を無造作にロールアップして手首を見せるだけで、体感温度も見た目の印象もガラッと変わりますよ。逆にオフィスの冷房が寒い時は、ストールなどで首元を温めるだけで体感温度を調整できます。3首の出し入れで体温調整するのが、おしゃれ上級者のテクニックです。」
もう失敗しない!プロが教える「素材」と「インナー」の選び方
「おしゃれは我慢」という言葉がありますが、20度という微妙な気温においては、我慢は体調不良に直結します。ここでは、競合サイトではあまり語られない、繊維製品品質管理士(TES)の視点から見た「機能性」と「快適性」に特化した素材選びの極意を伝授します。
「ヒートテック」は着ていい?汗冷えを防ぐインナーの正解
この時期、最も多い質問の一つが「ヒートテックなどの吸湿発熱インナーを着てもいいですか?」というものです。結論から言うと、最高気温20度の日中は避けた方が無難です。
▼プロが解説:吸湿発熱インナーの注意点
吸湿発熱インナーは、体から出る水分(汗)を熱に変える仕組みです。最高気温20度の日中に早歩きをしたり、暖房の効いた電車に乗ったりすると、発熱機能が過剰に働き、必要以上に暑くなって大量の汗をかいてしまいます。その後、汗が乾く時に体温を奪う「汗冷え」を起こし、夕方になって気温が下がった時に風邪を引く原因になります。この時期は「コットン混」や「シルク混」の通年用インナー、またはキャミソールでの調整がおすすめです。どうしても寒い場合は、腹巻やオーバーパンツでお腹周りだけを温めるのが賢い方法です。
暑がりさん・寒がりさん別:ベストな素材の組み合わせ
体感温度は個人差が大きいため、自分の体質に合わせた素材選びが必要です。
【暑がりさんの場合】
熱がこもりやすい化学繊維(アクリルや厚手のポリエステル)は避け、放湿性の高い天然繊維を選びましょう。おすすめはコットン、リネン、そして薄手のウール(サマーウール)です。ウールは冬の素材と思われがちですが、実は吸放湿性に優れ、体温調整をしてくれる優秀な素材です。
【寒がりさんの場合】
空気の層を含むふんわりとした素材がおすすめです。モヘアニットや裏起毛のスウェットなどが温かいですが、20度の日には暑すぎることも。そこで便利なのが「ダンボールニット」などの、軽くて保温性があるけれど通気性も確保されたハイテク素材です。また、首元を隠すハイネックのカットソーをインナーにするのも効果的です。
意外と見落としがちな「透け感」と「静電気」対策
春や秋の服は生地が薄くなるため、下着の透けやラインが響くことに注意が必要です。特に白や淡い色のボトムスを履く際は、ベージュやモカ色のシームレスショーツ、またはペチコートを必ず着用しましょう。これはマナーであると同時に、ペチコートが一枚あることで空気の層ができ、保温性や通気性の調整にも役立ちます。
また、重ね着が増えるこの時期は静電気が発生しやすくなります。ポリエステルのスカートにナイロンのタイツを合わせると静電気が起きやすいので、素材の相性を考えるか、静電気防止スプレーを活用しましょう。
| 判定 | 素材名 | 特徴・理由 |
|---|---|---|
| 推奨 (Best) | コットン (綿) 薄手ウール リネン混 |
吸湿性が高く、蒸れにくい。気温の変化に対応しやすい天然素材。 |
| 可 (Good) | ポリエステル混 レーヨン |
シワになりにくく扱いやすい。ただし通気性は天然素材に劣る場合がある。 |
| 注意 (Caution) | 厚手アクリル 裏起毛 真冬用ダウン |
熱がこもりすぎて、日中は汗だくになる可能性大。調節が難しい。 |
現役繊維製品品質管理士(TES)のアドバイス
「『20度』はポリエステル100%のブラウスだと、人によっては蒸れを感じやすい気温です。特に安価なポリエステルは吸水性がほぼゼロなので、汗をかくと肌に張り付きます。快適さを求めるなら、天然繊維(綿や麻)が少しでも含まれている混紡素材を選ぶか、インナーに吸水速乾機能(ドライ機能)のあるものを合わせることで、一日中サラッとした着心地をキープできますよ。」
シーン別・天気別「20度」の最適解コーデ
気温だけでなく、TPO(時間・場所・場合)に合わせた服装選びも重要です。ここでは、働く女性の日常によくあるシーン別に、機能性と好印象を両立する最適解コーデを提案します。
【オフィス・通勤】空調対策と清潔感を両立するブラウス×カーデ
オフィスでは、外の気温に関わらず空調が一定に保たれていることが多いですが、季節の変わり目は「冷房が入っているか暖房が入っているか」が読めない時期でもあります。
そのため、ベースは清潔感のあるボウタイブラウスやシャツを選び、温度調整役としてハイゲージのカーディガンを合わせるのが鉄則です。ジャケットを羽織る場合は、ストレッチの効いた素材や、裏地のない軽いタイプを選ぶと肩が凝りません。色はネイビー、ホワイト、ベージュのベーシックカラーでまとめると、知的で信頼感のある印象を与えられます。
【休日・デート】季節感を先取りするワンピーススタイル
休日の20度は、おしゃれを存分に楽しめる絶好のチャンスです。一枚で主役になるワンピーススタイルがおすすめです。
最高気温20度の春なら、花柄のシフォンワンピースにデニムジャケットを合わせて甘辛ミックスに。秋なら、ニットワンピースにショートブーツを合わせて季節感を先取りしましょう。ワンピースは締め付けがなくリラックスできるので、ランチやショッピング、映画鑑賞などのデートにも最適です。
【雨の日】体感温度はマイナス3度!撥水アウターと足元対策
「20度の雨」は意外と寒く感じます。雨で濡れると気化熱で体温が奪われるため、体感温度は実際の気温より3度〜5度低くなると考えてください。
この日の必須アイテムは「撥水加工」のアウターです。ナイロン素材のマウンテンパーカーやレインコートなら、雨を弾くだけでなく風も防いでくれるので防寒対策になります。足元は、泥ハネが気にならないエナメル素材のローファーや、ショートブーツ型のレインシューズを選びましょう。ボトムスは地面に裾がつかないアンクル丈のパンツや、広がりすぎないスカートがストレスフリーです。
【自転車通勤・ママ】動きやすさと防風を重視したマウンテンパーカー活用術
自転車に乗る方にとって、20度の風は天敵です。向かい風を受けると体感温度は一気に下がります。ここでは、防風性の高いマウンテンパーカーが最強の味方になります。
裾が絞れるタイプや、首元までファスナーが上がるタイプを選べば、風の侵入をシャットアウトできます。ボトムスはチェーンに巻き込まれないストレッチパンツやレギンスパンツが動きやすく安全です。インナーには汗を吸うコットンTシャツを着ておけば、到着後に汗をかいても快適です。
業界歴15年のパーソナルスタイリストのアドバイス
「オフィスワーカーの方には、会社に『置きジャケット』か『厚手のカーディガン』を1枚常備することをおすすめしています。外は20度で快適でも、オフィス内は空調の設定や座席の位置によって冷え切っていることが多いためです。黒やネイビーのシンプルなものなら、急な来客対応にも使えて一石二鳥ですよ。」
20度の日に役立つ「神アイテム」リスト
最後に、クローゼットにあると「20度の日に何を着よう?」と迷わなくなる、便利で汎用性の高い「神アイテム」をご紹介します。これさえあれば、春も秋も乗り切れます。
一枚で決まる「デザインブラウス・シャツ」
袖にボリュームのあるバルーンスリーブや、胸元にフリルのあるブラウスは、アウターを脱いでも寂しくならず、一枚でコーディネートが完成します。素材はシワになりにくいポリエステル混や、ハリのあるコットンタイプがおすすめです。
脱ぎ着が楽な「前開きカーディガン・シャツワンピ」
プルオーバー(被るタイプ)ではなく、前が開くタイプの羽織りは必須です。ロング丈のシャツワンピースは、ボタンを留めればワンピースとして、開ければ羽織りとして使える2WAY仕様で、着回し力が抜群です。
季節の変わり目に重宝する「トレンチコート・ジレ」
トレンチコートは言わずもがなの定番ですが、最近のトレンドである「ジレ(ベスト)」も20度の日には最適です。長袖カットソーの上にジレを重ねるだけで、胴体部分は温かく、腕周りは涼しいという絶妙な温度調整が可能になります。
足元のおしゃれを楽しむ「ローファー・ショートブーツ」
スニーカーほどカジュアルすぎず、パンプスほど気負わないローファーは、20度の服装に最もマッチする靴です。ビット付きのものや、厚底タイプならトレンド感も出せます。秋口には、足首が隠れるショートブーツを早めに取り入れると、一気におしゃれ上級者に見えます。
気温20度の服装に関するよくある質問 (FAQ)
最後に、スタイリングの現場でよく聞かれる質問にお答えします。
Q. 20度で半袖を着てもおかしくないですか?
A. 最高気温20度の日は少し早いです。最低気温20度の日はOKです。
最高気温が20度の場合、朝晩は寒いため半袖一枚だと「季節感を間違えている人」に見える可能性があります。必ず羽織りものを持つか、5分袖・7分袖を選びましょう。最低気温が20度の日は、日中暑くなるので半袖で全く問題ありません。
Q. タイツやブーツはいつから履いていいですか?
A. 最高気温20度を下回ったら解禁の目安です。
ファッションに厳密な決まりはありませんが、最高気温が20度の日(秋)なら、薄手のタイツ(30デニール〜60デニール)やショートブーツを履き始めても違和感はありません。むしろ秋らしい装いとして好印象です。ただし、最低気温20度の日にこれらを着用すると、暑苦しく見えるので避けましょう。
Q. 子供の服装は何を着せればいいですか?
子供は大人よりも体温が高く、動き回るため汗をかきやすいです。大人の服装基準で着せると「暑すぎる」ことが多いので注意が必要です。
業界歴15年のパーソナルスタイリストのアドバイス
「子供の服装は、大人より『一枚薄手』を目安にしましょう。最高20度なら長袖Tシャツ+ウィンドブレーカー、最低20度なら半袖+薄手パーカーが基本です。子供の場合、厚着をさせるよりも『脱ぎ着しやすい服』を着せて、こまめに調整してあげるのが風邪予防の近道です。」
まとめ:気温の定義を確認して、20度の日を快適に過ごそう
「20度」という気温は、服装選びのセンスと知識が問われるタイミングです。しかし、今回解説した「最高」と「最低」の違いさえ理解していれば、もう迷うことはありません。
記事のポイントを改めて整理します。
- 「最高気温20度」は、朝晩の冷え込みに備えて長袖+アウターが鉄則。
- 「最低気温20度」は、日中の暑さを見越して半袖+羽織りで調整。
- インナー選びで「汗だく」と「底冷え」を防ぐ。ヒートテックは慎重に。
- 春は明るい色と防風対策、秋は深みのある色と保温対策で季節感を出す。
ぜひ今すぐ天気予報アプリを開いて、明日の気温と天気をチェックしてみてください。そして、クローゼットから「明日の自分を快適にしてくれる一着」を選び出しましょう。適切な服装は、あなたの一日をより活動的で楽しいものにしてくれるはずです。
お出かけ前の最終チェックリスト
- 今日の「最高気温」だけでなく「最低気温」も確認しましたか?
- 帰宅時間の気温(夜遅くなるなら寒くなる)に対応できる羽織りものは持ちましたか?
- インナーは活動量に合わせて、暑すぎない(or 寒くない)ものを選びましたか?
- 雨予報や強風予報なら、撥水加工のアウターや安定感のある靴を選びましたか?
- 鏡を見て、季節感(色や素材)が今の時期に合っているか確認しましたか?
コメント