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レターパックはコンビニで買える!取扱店と発送方法を元郵便局員が解説

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急ぎで書類や荷物を送りたいとき、「レターパックはどこのコンビニで買えるの?」「買ったその場で出せるの?」と迷った経験はありませんか?
結論から申し上げますと、レターパックはローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートで購入可能です。一方で、セブン-イレブンやファミリーマートでは原則として取り扱っていません。

また、レターパックを取り扱っているコンビニであれば、店内または店外に設置された郵便ポストから、購入後すぐに発送することができます。郵便局の窓口が閉まっている夜間や土日祝日でも利用できるため、ビジネスやフリマアプリの発送において非常に強力な味方となります。

この記事では、元郵便局窓口担当としての実務経験に基づき、以下の3点を中心に徹底解説します。

  • レターパックが確実に買えるコンビニチェーンと、買えないチェーンの明確な区分
  • 用途に合わせた「プラス(赤)」と「ライト(青)」の正しい選び方と、レジでの支払い方法
  • コンビニから発送する際に絶対知っておくべき集荷タイミングと、返送を防ぐための厚さ制限の注意点

正しい知識を持てば、もうコンビニを何軒も回って探し回る必要はありません。最短ルートでレターパックを入手し、確実に相手に届けるためのノウハウをすべてお伝えします。

  1. レターパックが買えるコンビニ・買えないコンビニ一覧
    1. 【取扱あり】ローソン・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート
    2. 【取扱なし】セブン-イレブン・ファミリーマート・ポプラなど
    3. なぜセブンやファミマには置いていないのか?
  2. 「赤」と「青」どっちを買う?種類と料金の違い
    1. レターパックプラス(赤):対面受取で安心、厚さ制限なし
    2. レターパックライト(青):郵便受け投函で手軽、厚さ3cm以内
    3. スマートレターとの違い(A5サイズ・追跡なし)
  3. コンビニでの買い方と支払い方法
    1. レジでの頼み方(陳列されていない場合が多い)
    2. 原則は「現金のみ」!電子マネーやクレカが使える例外ケース
    3. 切手は不要!封筒代に送料が含まれています
  4. 買ったその場で出せる!コンビニからの発送・投函方法
    1. 店内ポストと店外ポスト、どっちに出すべき?
    2. コンビニの集荷回数とタイミング(1日2回が目安)
    3. ポストに入らない場合の対処法(特にレターパックプラス)
  5. これで安心!発送前の最終チェックとトラブル回避術
    1. 【最重要】厚さ制限オーバーによる返送を防ぐ(ライトは3cm厳守)
    2. 「ご依頼主様保管用シール」は必ず剥がして持ち帰る
    3. 品名は具体的に書く(「雑貨」はNG、航空搭載不可で遅延の原因に)
    4. 損害賠償はつかない点に注意(現金・貴金属は送れません)
  6. レターパックに関するよくある質問 (FAQ)
    1. Q. 土日や祝日でもコンビニで買えますか?
    2. Q. 書き損じた場合、コンビニで交換してもらえますか?
    3. Q. コンビニ受取(局留めのような利用)はできますか?
  7. まとめ:レターパックはローソン等で入手し、余裕を持って投函しよう

レターパックが買えるコンビニ・買えないコンビニ一覧

「近くのセブン-イレブンに行けばあるだろう」と思って入店し、店員さんに「置いていません」と言われて焦った経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。レターパックは日本郵便の商材であるため、すべてのコンビニエンスストアで販売されているわけではありません。

ここでは、確実に購入できるコンビニチェーンと、取り扱いのないチェーンを明確にします。無駄足を防ぐためにも、まずはこの一覧を頭に入れてから行動を開始してください。

【取扱あり】ローソン・ミニストップ・デイリーヤマザキ・セイコーマート

レターパックを確実に購入したい場合、目指すべきはローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートのいずれかです。これらのチェーンは日本郵便と提携しており、切手・はがき類と同様にレターパックプラス(赤)およびレターパックライト(青)の販売を行っています。

特にローソンは店舗数が多く、全国どこでも見つけやすいため、レターパック購入の第一候補となるでしょう。店内には郵便ポストも設置されており、買ってすぐに投函できる利便性が最大の魅力です。レジカウンターで「レターパックください」と伝えれば、バックヤードやレジ下の棚から出してくれます。

ミニストップも同様に、ほぼ全店で取り扱いがあり、店内にポストが設置されています。イオングループの店舗ですが、郵便サービスに関しては日本郵便と深く連携しています。

デイリーヤマザキや、北海道・関東の一部で絶大な支持を誇るセイコーマートでも購入可能です。これらの店舗でも店内ポストが設置されているケースが多く、スムーズな発送が可能です。ただし、一部の小規模店舗や、病院・施設内の特殊な店舗では在庫を置いていない場合もあるため、絶対に確実と言い切れない点には注意が必要です。

【取扱なし】セブン-イレブン・ファミリーマート・ポプラなど

一方で、業界最大手のセブン-イレブンや、店舗数の多いファミリーマートでは、原則としてレターパックの取り扱いはありません。これらの店舗に入ってレジで尋ねても、「申し訳ありません、当店では扱っておりません」と断られてしまうのがオチです。

また、ポプラやその他の小規模チェーン、駅の売店(キオスク等)でも、基本的には取り扱いがないと考えておいた方が無難です。急いでいる時に「もしかしたらあるかも」という期待でこれらの店舗に立ち寄るのは、時間のロスにつながる可能性が高いため推奨しません。

ただし、ごく稀な例外として、店内に郵便ポストが設置されている一部の店舗や、以前酒屋などで郵便切手類販売所の許可を持っていた店舗がコンビニに転換した場合など、独自に在庫を置いているケースがゼロではありません。しかし、これはあくまで「例外中の例外」であり、基本的には「ない」ものとして行動計画を立てるべきです。

詳細:コンビニチェーン別レターパック取扱状況一覧表
コンビニチェーン名 レターパック取扱 店内ポスト設置 備考
ローソン ◯ (あり) ◯ (あり) 最も確実。「ローソンストア100」でも一部取扱あり。
ミニストップ ◯ (あり) ◯ (あり) 全店でほぼ確実に購入可能。
デイリーヤマザキ ◯ (あり) ◯ (あり) 焼きたてパンのある店舗などでも取扱あり。
セイコーマート ◯ (あり) ◯ (あり) 北海道エリアで最強の利便性。
セブン-イレブン × (なし) × (なし) 原則取扱なし。ヤマト運輸(宅急便)と提携。
ファミリーマート × (なし) × (なし) 原則取扱なし。ヤマト運輸と提携。
NewDays (駅ナカ) △ (一部) △ (一部) 店舗により異なるが、ない場合が多い。

なぜセブンやファミマには置いていないのか?

なぜ同じコンビニなのに、ローソンにはあってセブン-イレブンにはないのでしょうか。これには、各コンビニチェーンと物流会社との業務提携の仕組みが関係しています。

ローソンやミニストップは日本郵便と提携しており、「郵便局の窓口業務の一部を代行する」という立ち位置に近いサービスを提供しています。そのため、切手やはがきだけでなく、レターパックやスマートレターといった郵便商品を公式に取り扱うことができ、店内に郵便ポストを設置することも可能なのです。

対して、セブン-イレブンやファミリーマートは、日本郵便の競合であるヤマト運輸(クロネコヤマト)と提携しています。そのため、宅急便の発送受付や、宅急便コンパクトなどの資材販売は行っていますが、競合となる日本郵便の主力商品であるレターパックは積極的に扱わない、という住み分けがなされています。(※切手やはがきは公共性が高いため、セブンやファミマでも販売されていますが、レターパックは別扱いです)

元郵便局窓口担当のアドバイス
「確実に手に入れるための店舗選びのコツとして、売り切れリスクを避ける視点も重要です。コンビニは在庫スペースが限られているため、1店舗あたり赤・青それぞれ5〜10枚程度しかストックしていないことも珍しくありません。
もし10枚単位で大量に購入したい場合は、事前に店舗へ電話確認するか、最初から郵便局へ行くのが無難です。また、レターパックは盗難防止や汚れ防止のため、陳列棚には並べず、レジカウンターの中や奥の事務室に保管されていることがほとんどです。棚に見当たらなくても、諦めずに必ず店員さんに『レターパックありますか?』と聞いてみてください。」

「赤」と「青」どっちを買う?種類と料金の違い

コンビニのレジで「レターパックください」と言うと、店員さんに「赤と青、どちらにしますか?」と聞かれます。このとき即答できるように、それぞれの特徴と用途の違いを明確に理解しておきましょう。

レターパックには「レターパックプラス(赤)」と「レターパックライト(青)」の2種類があり、料金だけでなく、配達方法や厚さ制限に大きな違いがあります。間違った方を買ってしまうと、荷物が入らなかったり、ポストに投函できなかったりするトラブルの原因になります。

レターパックプラス(赤):対面受取で安心、厚さ制限なし

レターパックプラスは、赤い封筒が目印で、料金は600円(2024年10月1日改定)です。最大の特徴は、厚さの制限がないことです。A4サイズの専用封筒に入り、重さが4kg以内であれば、どれだけ分厚くなっても発送可能です。封筒を箱型に成形して、厚みのある雑貨や衣類などを詰め込むこともできます。

また、配達方法は「対面での手渡し(受領印または署名が必要)」となります。相手が不在の場合は持ち戻りとなり、不在票が入ります。重要な契約書や、確実に相手の手元に届けたい物品を送る場合に適しています。速達並みの速さで届くため、急ぎの荷物にも最適です。

レターパックライト(青):郵便受け投函で手軽、厚さ3cm以内

レターパックライトは、青い封筒が目印で、料金は430円(2024年10月1日改定)です。こちらは厚さ3cm以内という厳格な制限があります。A4サイズ、重さ4kg以内という点はプラスと同じですが、投函前に厚さを厳しくチェックされます。

配達方法は「郵便受けへの投函」です。相手が不在でもポストに届くため、受取人の在宅時間を気にする必要がありません。カタログ、薄手の衣類、少量の書類など、厚みのないものを手軽に送りたい場合に便利です。こちらも追跡サービスがあり、土日祝日も配達されます。

スマートレターとの違い(A5サイズ・追跡なし)

コンビニでは、レターパックの隣に「スマートレター」という商品が置かれていることもあります。これはA5サイズ(レターパックの半分)の小さな封筒で、料金は210円(2024年10月1日改定)と安価です。

しかし、スマートレターには追跡サービスがありません。また、配達スピードも普通郵便と同じ扱いのため、レターパックよりも日数がかかります(土日祝日の配達もありません)。「安く送りたい」という理由だけで選ぶと、いつ届くかわからない、届いたか確認できないというリスクがあるため、ビジネス用途や急ぎの荷物にはレターパックを選ぶことを強くおすすめします。

詳細:レターパックプラス・ライト・スマートレター比較表
種類 レターパックプラス (赤) レターパックライト (青) スマートレター
料金 (税込) 600円 430円 210円
サイズ A4 (340mm×248mm) A4 (340mm×248mm) A5 (250mm×170mm)
厚さ制限 制限なし (封筒に入ればOK) 3cm以内 (厳守) 2cm以内
重量制限 4kg以内 4kg以内 1kg以内
追跡サービス あり あり なし
受取方法 対面手渡し (受領印) 郵便受けへ投函 郵便受けへ投函
配達日数目安 速達並み (翌日〜翌々日) 速達並み (翌日〜翌々日) 普通郵便と同等 (遅い)

元郵便局窓口担当のアドバイス
「ビジネス利用であれば、迷わず『赤(プラス)』を選ぶべき理由があります。それは、対面手渡しによる『確実性』です。
青(ライト)はポスト投函完了をもって配達完了となりますが、万が一ポストからの抜き取りや、雨濡れなどの事故があった場合のリスク管理が難しくなります。契約書や請求書、あるいは商品を送る際は、数百円の差額を惜しまずにプラスを選び、相手が確実に受け取った記録を残すことが、トラブル回避の鉄則です。」

コンビニでの買い方と支払い方法

購入する種類が決まったら、次はレジでの購入手順です。コンビニでのお買い物といえば、商品を棚から取ってレジに持っていくのが一般的ですが、レターパックの場合は少し勝手が違います。また、支払い方法にも制限があるため、いざレジに行ってから「現金がない!」と慌てないように準備が必要です。

レジでの頼み方(陳列されていない場合が多い)

前述の通り、レターパックは防犯上の理由や、折れ曲がりを防ぐために、店頭の棚には陳列されていないことがほとんどです。文房具コーナーを探しても見つからない場合は、直接レジに行き、店員さんに声をかけましょう。

「レターパックプラス(赤)を1枚ください」
「レターパックライト(青)を2枚お願いします」

このように、種類と枚数を明確に伝えてください。単に「レターパックください」と言うと、店員さんが種類を確認する手間が発生し、やり取りに時間がかかってしまいます。スムーズに購入するためにも、「赤か青か」を指定することがポイントです。

原則は「現金のみ」!電子マネーやクレカが使える例外ケース

ここが最大の注意点ですが、レターパックや切手・はがき類は、コンビニでは原則として「現金のみ」での支払いとなります。クレジットカード、PayPayなどのQRコード決済、Suicaなどの交通系電子マネーは、基本的に使用できません。

これは、レターパックが「金券」に近い扱いであり、店舗側の利益(販売手数料)が極めて少ないため、カード会社への加盟店手数料を支払うと赤字になってしまうからです。「普段はスマホ決済だから財布を持たない」という方は、レターパックを買う時だけは必ず現金を用意してください。

ただし、いくつかの例外も存在します。

  • セブン-イレブン(切手等の場合): nanacoでの支払いが可能です(※レターパック取扱店は稀ですが、切手購入の参考として)。
  • ミニストップ: 電子マネーWAONでの支払いが可能です。
  • ファミリーマート(切手等の場合): ファミマTカード(クレジット)での支払いが可能な場合があります。

しかし、これらはあくまで特定の条件を満たした場合のみです。基本的には「レターパックは現金払い」と覚えておくのが、最も確実でトラブルがありません。

切手は不要!封筒代に送料が含まれています

初めてレターパックを利用する方からよくある質問に、「これに切手を貼る必要はありますか?」というものがあります。答えは「不要」です。

レターパックの販売価格(プラス600円、ライト430円)には、すでに配送料が含まれています。封筒自体が切手の役割を果たしていると考えてください。購入したら、宛名を書いて中身を入れ、封をするだけでそのまま発送できます。別途切手を購入して貼る必要はありませんので、二重払いにならないようご注意ください。

買ったその場で出せる!コンビニからの発送・投函方法

無事にレターパックを購入できたら、次は発送です。コンビニで購入する最大のメリットは、「買ったその場で、宛名を書いて、すぐにポストへ投函できる」というスピード感にあります。ここでは、コンビニから発送する際の具体的な手順と、集荷に関する重要な注意点を解説します。

店内ポストと店外ポスト、どっちに出すべき?

ローソンやミニストップの店内には、レジ付近や入り口付近に赤くて四角い「店内ポスト」が設置されています。購入後、店内のイートインスペースや記入台(あれば)で宛名を書き、そのままこの店内ポストに投函するのが最もスムーズです。

また、コンビニの店舗の外、駐車場の脇などに通常の赤い丸型ポスト(または四角いポスト)が設置されている場合もあります。基本的には、店内ポストも店外ポストも、回収されるルートは同じ郵便局の管轄であることが多いため、どちらに出しても届くスピードに大きな差はありません。

ただし、店内ポストは投函口のサイズが限られている場合があります。特に厚みのあるレターパックプラスを出そうとした際、店内ポストの投入口に入らない場合は、無理に押し込まずに店員さんに相談するか、店外の大型ポスト、あるいは郵便局の窓口へ持ち込む必要があります。

コンビニの集荷回数とタイミング(1日2回が目安)

コンビニのポストを利用する際に最も気をつけなければならないのが、「集荷(取集)の回数と時間」です。郵便局の前に設置されているポストであれば1日に4〜5回集荷に来ることもありますが、コンビニの店内ポストは、一般的に1日2回程度(午前と午後)しか集荷に来ません。

例えば、夕方17時にコンビニのポストに投函したとします。しかし、そのポストの最終集荷時間が「15:00」だった場合、その郵便物が回収されるのは翌日の午前中になってしまいます。つまり、丸一日近くポストの中に放置されることになり、郵便局に直接持ち込むよりも到着が1日遅れてしまうのです。

ポストには必ず「取集時刻」が記載されています。投函する前に必ずこの時間を確認し、「今日の集荷はまだ終わっていないか?」をチェックしてください。急ぎの場合は、この判断が命取りになります。

ポストに入らない場合の対処法(特にレターパックプラス)

レターパックプラス(赤)に厚みのある物を入れた場合、ポストの投函口(一般的な厚さ約3cm〜4cm)に入らないことがあります。この場合、コンビニのレジで店員さんに「預かってください」とお願いしても、断られるケースがほとんどです。

コンビニ店員は郵便局員ではないため、郵便物を預かって管理する権限を持っていません(ゆうパックの受付とは異なります)。ポストに入らないサイズのレターパックプラスは、郵便局の窓口へ直接持ち込むか、街中にある投函口が広いタイプの大型ポストを探して投函する必要があります。

無理やりポストに押し込むと、封筒が破損したり、中の荷物が壊れたり、あるいは抜けなくなって他の人の迷惑になる恐れがありますので、絶対におやめください。

詳細:ポスト投函から相手に届くまでのタイムラグ図解
ステップ 場所・状態 時間の経過イメージ
1. 投函 コンビニのポスト 【待機時間】 次の集荷まで動かない(数時間〜最大半日以上)
2. 回収 集荷担当者が回収 ルート配送で地域の郵便局へ運搬
3. 発送処理 地域の拠点郵便局 【消印】 ここで初めて引受処理・消印が押される
4. 輸送 トラック・航空機 相手の地域の郵便局へ移動
5. 配達 相手のポスト/手元 配達完了

※コンビニポストの場合、ステップ1の「待機時間」が長くなりがちです。

元郵便局窓口担当のアドバイス
「『今日中の消印有効』の書類を出す場合、コンビニポストは非常に危険です。ポストに記載されている取集時刻を1分でも過ぎていれば、回収は翌日扱いとなり、消印の日付も『翌日』になってしまいます。
確実に当日の消印が必要な場合や、一刻も早く届けたい場合は、コンビニではなく、地域の『本局(集配局)』にある『ゆうゆう窓口』へ持ち込んでください。そこなら夜間や土日でも当日扱いでの引受が可能です。コンビニはあくまで『便利さ』優先、急ぎなら『郵便局』と使い分けるのがプロの鉄則です。」

これで安心!発送前の最終チェックとトラブル回避術

レターパックは手軽で便利な反面、ルールを守らないと「返送」という最悪の事態を招きます。相手に届くはずの荷物が、数日後に自分の自宅に戻ってきてしまったら、ビジネス上の信用問題にもなりかねません。

元郵便局員として数多くの「返送トラブル」を見てきた経験から、発送前に必ず確認すべき4つのポイントを伝授します。

【最重要】厚さ制限オーバーによる返送を防ぐ(ライトは3cm厳守)

最も多いトラブルが、レターパックライト(青)の厚さオーバーです。「3cm」という制限は非常に厳格です。郵便局では専用の定規を通してチェックしており、少しでも引っかかれば容赦なく差出人に返送されます。

「これくらいなら大丈夫だろう」という甘い判断は禁物です。特に衣類や書類を重ねて入れる場合、空気が入って膨らんでしまい、3cmを超えてしまうことがよくあります。発送前に手でしっかりと空気を抜き、平らにならしてください。自宅に3cmを測れる定規があればベストですが、ない場合は「親指の第一関節より少し長い程度」を目安に厳しくチェックしましょう。

「ご依頼主様保管用シール」は必ず剥がして持ち帰る

レターパックの表面下部には、「ご依頼主様保管用シール」という細長いシールが貼られています。ここには追跡番号(お問い合わせ番号)が記載されています。

投函する前に、必ずこのシールを剥がして、自分の財布や手帳に保管してください。このシールを剥がし忘れて投函してしまうと、手元に追跡番号が残らず、荷物が今どこにあるのか、無事に届いたのかを確認する術がなくなってしまいます。「剥がしてから、ポストへ」を合言葉にしましょう。

品名は具体的に書く(「雑貨」はNG、航空搭載不可で遅延の原因に)

品名欄に「雑貨」「日用品」「プレゼント」といった曖昧な書き方をしていませんか?これは配送遅延の大きな原因になります。

航空機を使って遠方(北海道や沖縄など)へ運ぶ際、内容物が不明確だと「航空機に載せられない危険物(スプレー缶、リチウム電池、香水など)が含まれている可能性がある」と判断され、陸送・船便に切り替えられてしまいます。そうなると、到着までに1週間近くかかってしまうこともあります。

品名は「綿のTシャツ」「プラスチック製書類ケース」「紙の資料」のように、素材や中身が具体的にわかるように記載してください。

損害賠償はつかない点に注意(現金・貴金属は送れません)

レターパックには、万が一の紛失や破損に対する損害賠償制度がありません。書留のように、中身の価値を保証してくれるサービスではないのです。

したがって、高価な貴金属、壊れやすい精密機器、代替のきかない一点ものなどを送るのは避けるべきです。また、現金(お札・硬貨)を送ることは法律で禁止されています。現金を送りたい場合は、必ず郵便局の窓口で「現金書留」を利用してください。

元郵便局窓口担当のアドバイス
「コンビニ店員さんは郵便のプロではないため、レジで厚さの計測や『これで送れますか?』という合否判定は行いません。受け取ってはくれますが、それはあくまで『お預かり』であり、その後郵便局員が回収した段階でサイズオーバーと判断されれば返送されてしまいます。
つまり、コンビニから出すときは『完全な自己責任』なのです。特にレターパックライト(青)を送る際は、自宅で定規を当てるなどして、3cm以内に収まっているか、ポスト投函前にいま一度厳重に確認してください。」

レターパックに関するよくある質問 (FAQ)

最後に、レターパックをコンビニで購入・利用する際によく寄せられる疑問にお答えします。曖昧な点をクリアにして、自信を持って利用しましょう。

Q. 土日や祝日でもコンビニで買えますか?

A. はい、買えます。
ローソンやミニストップなどの取扱店であれば、24時間365日いつでも購入可能です。郵便局の窓口が閉まっている土日祝日や深夜早朝でも入手できるのが、コンビニ利用の最大のメリットです。もちろん、店内ポストへの投函も24時間可能です(ただし、集荷は前述の通り所定の時間に行われます)。

Q. 書き損じた場合、コンビニで交換してもらえますか?

A. いいえ、コンビニでは交換できません。
宛名を書き間違えたり、封筒を破いてしまったりした場合、42円の手数料(切手または現金)を支払えば新しいものと交換できますが、この手続きができるのは郵便局の窓口のみです。コンビニのレジでは交換対応を行っていませんので、書き損じたレターパックは後日郵便局へ持っていき、新しいものを購入し直す必要があります。

Q. コンビニ受取(局留めのような利用)はできますか?

A. 原則としてできません。
レターパックの宛先にコンビニの住所を書いて「〇〇コンビニ気付」としても、基本的には受け取ってもらえません(コンビニ側が受取拒否をして返送される可能性が高いです)。レターパックを受け取れるのは、自宅や職場などの特定の住所、または「郵便局留め」を指定した郵便局のみです。コンビニ受取ができるのは、特定のECサイトで購入した商品や、ゆうパックの「コンビニ受取サービス」を利用した場合に限られます。

元郵便局窓口担当のアドバイス
「書き損じ交換のルールについて補足です。交換には手数料42円がかかりますが、これは『現金』または『切手』で支払えます。さらに、レターパックを『切手』や『はがき』に交換することも可能です。
例えば『赤を買ったけどやっぱり青が良かった』という場合も、手数料を払えば交換可能です。ただし、封筒の『料額印面(切手の絵柄部分)』が汚れていたり破れていたりすると交換できない場合があるので、書き損じたとしてもその部分は大切に扱ってください。」

まとめ:レターパックはローソン等で入手し、余裕を持って投函しよう

レターパックは、ローソン、ミニストップ、セイコーマートなどの提携コンビニであれば、24時間いつでも購入し、その場で発送することができます。急ぎのビジネス書類や、フリマアプリの発送において、これほど便利なツールはありません。

しかし、「セブン-イレブンにはない」「集荷時間にはタイムラグがある」「ライトは厚さ3cm厳守」といった重要なルールを知らないと、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。今回解説したポイントを押さえ、賢くスムーズにレターパックを活用してください。

最後に、発送前の最終チェックリストを確認しましょう。

  • [ ] 店舗確認: 近くのローソン・ミニストップ・セイコーマートなどを検索しましたか?(セブン・ファミマはNG)
  • [ ] 種類の選択: 厚みがあるなら「赤(プラス)」、3cm以内で郵便受け投函で良いなら「青(ライト)」を選びましたか?
  • [ ] 支払い準備: 購入用の「現金」を用意しましたか?
  • [ ] シール保管: 「ご依頼主様保管用シール」を剥がして財布に入れましたか?
  • [ ] 集荷確認: ポストの取集時刻をチェックし、急ぎの場合は郵便局へ行く判断ができましたか?

このチェックがすべて「YES」なら、あなたの荷物は確実に、そして最短で相手の元へ届くはずです。ぜひ今日から、この「失敗しない手順」を実践してみてください。

この記事を書いた人

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