Instagram(インスタグラム)を開くと、画面の一番上に丸いアイコンが並んでいるのを目にするはずです。これが「ストーリーズ(Stories)」です。24時間で自動的に消えるという特性から、日常の些細な瞬間を気軽にシェアできる機能として、今やフィード投稿以上にアクティブに利用されています。
しかし、機能が多岐にわたるため、「使い方がよくわからない」「おしゃれに加工したいけれどセンスに自信がない」「足跡機能で相手にバレるのが怖い」といった悩みを持つ方も少なくありません。特に最近始めたばかりの方や、見る専門だったけれど投稿に挑戦したいという方にとって、アイコンだらけの編集画面は複雑に見えるかもしれません。
この記事では、SNS運用スペシャリストとして多くのアカウントをサポートしてきた筆者が、インスタストーリーの基本操作から、誰でもすぐに真似できるおしゃれな加工テクニック、そして気になる「足跡」やプライバシー設定の仕組みまでを網羅的に解説します。この記事を読みながら操作すれば、あなたも今日から自信を持ってストーリーを投稿できるようになるはずです。
この記事でわかること
- 初心者でも迷わない、ストーリーの基本操作とアイコンの意味
- 音楽・文字・スタンプを使った、センスの良い加工テクニック
- 足跡・スクショ通知・親しい友達など、知っておくべき仕様とマナー
Instagramストーリーズとは?初心者が知るべき3つの特徴
まずは、Instagramストーリーズがどのような機能なのか、その全体像とメリットを正しく理解しましょう。フィード投稿(通常のタイムラインへの投稿)とは異なる独自の特徴を知ることで、どのようなシーンで活用すべきかが見えてきます。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「フィード投稿とストーリーの最大の違いは『情報の鮮度』と『保存性』です。フィード投稿はプロフィール画面に残り続けるため、アルバムのように完成された写真を残すのに適しています。一方、ストーリーは『今、何をしているか』というリアルタイムな共有に特化しています。私のクライアントでも、フィード投稿は週に1回、ストーリーは毎日更新するという使い分けをしている方が非常に多いですよ。完璧を目指さず、ラフな日常を見せられるのがストーリーの最大の魅力です」
24時間で自動的に消える「気軽さ」
ストーリーズの最大の特徴は、投稿から24時間が経過すると自動的に消滅することです。プロフィール画面やタイムラインから消え、他のユーザーからは見られなくなります(自分自身のアーカイブには残ります)。
この「消える」という特性が、投稿への心理的ハードルを劇的に下げています。「映え」を気にしすぎた完璧な写真でなくても、少しブレた写真や、何気ない独り言、今の気分の音楽などを気軽にシェアできるのです。フィード投稿に残すほどではないけれど、誰かに伝えたい瞬間を切り取るのに最適なツールと言えるでしょう。
タイムライン最上部に表示され、見てもらいやすい
Instagramのアプリを開いた際、最初に目に入るのが画面上部に並ぶストーリーズのトレイ(丸いアイコンの列)です。フィード投稿を見るためには画面をスクロールする必要がありますが、ストーリーズはアプリ起動直後の最も目立つ位置に配置されています。
また、ストーリーズのアイコンは、新しい投稿があるユーザーの周りに虹色のリングが表示される仕様になっています。これにより、フォロワーに対して「新しい更新がある」ことを視覚的に強くアピールできます。結果として、フィード投稿よりもストーリーズの方が閲覧率(リーチ数)が高くなる傾向にあり、フォロワーとの距離を縮めるための重要なコミュニケーションツールとなっています。
「足跡」機能で誰が見たか確認できる
ストーリーズには、投稿者だけが確認できる「閲覧者リスト(通称:足跡)」機能があります。自分の投稿を誰が見たのか、具体的なアカウント名がリストとして表示されるのです。これはフィード投稿にはない機能です。
「あの人が見てくれた!」という喜びがある一方で、「見ていることが相手に伝わる」という点には注意が必要です。この仕様については、後ほどのセクションで詳しく解説しますが、この相互確認の仕組みがストーリーズ独特の緊張感と親密さを生み出しています。
以下の表で、フィード投稿とストーリーズの違いを整理しました。
| 比較項目 | フィード投稿 | ストーリーズ |
|---|---|---|
| 表示場所 | タイムライン、プロフィール画面 | ホーム画面最上部、プロフィールアイコン |
| 公開期間 | 削除するまで残り続ける | 24時間で自動消滅 |
| 足跡機能 | なし(誰が見たかわからない) | あり(閲覧者がわかる) |
| 画像サイズ | 正方形、縦長(4:5)、横長 | フルスクリーン縦長(9:16) |
| 主な用途 | 記録、ポートフォリオ、思い出 | 日常報告、リアルタイム共有、交流 |
【基本編】インスタストーリーの投稿手順・操作マニュアル
ここからは、実際にスマートフォンを使ってストーリーズを投稿する手順を解説します。操作画面は直感的ですが、機能が多いため最初は戸惑うかもしれません。一つずつ順を追って確認していきましょう。
ストーリー作成画面の開き方と撮影モード
まずはストーリーの作成画面(カメラ画面)を開きます。方法は主に2つあります。
- ホーム画面で右にスワイプ: アプリを開いた最初の画面(タイムライン)で、画面のどこでも良いので指を左から右へスワイプします。これが最も素早く起動する方法です。
- アイコンをタップ: 画面左上の「自分のアイコン(+マークが付いている状態)」をタップするか、画面下部のメニューバーにある「+」ボタンを押し、「ストーリーズ」を選択します。
カメラが起動すると、画面下部に撮影モードの切り替えメニューが表示されます。基本の「作成」モードのほか、テキストのみを投稿するモードや、ブーメラン(ループ動画)、レイアウト(分割撮影)などが選べますが、まずは通常の撮影モードのまま進めましょう。
写真・動画の撮影とアルバムからの読み込み
カメラ画面中央にある大きな白いボタンがシャッターボタンです。
- 写真を撮る: 白いボタンを「1回タップ」します。
- 動画を撮る: 白いボタンを「長押し」し続けます。指を離すと撮影が終了します。最大60秒まで1つの動画として撮影可能です。
また、その場で撮影するのではなく、すでにスマホのカメラロール(アルバム)に保存されている写真や動画を使うことも可能です。画面左下の四角いサムネイルアイコンをタップするか、画面下から上へスワイプすると、端末内の画像一覧が表示されます。ここから投稿したい写真を選んでください。
画面上のアイコン解説(文字、スタンプ、エフェクトなど)
写真や動画を選択すると、編集画面に切り替わります。画面上部に並ぶアイコンを使って、文字を入れたり音楽をつけたりと、自由に加工ができます。各アイコンの機能は以下の通りです。
| アイコン形状 | 機能名称 | できること |
|---|---|---|
| Aa | テキスト | 文字を入力します。フォントや色の変更、アニメーション設定が可能です。 |
| 四角い顔マーク | スタンプ | 位置情報、メンション、音楽、GIF、アンケート機能などを追加します。 |
| キラキラ(✨) | エフェクト | フィルターをかけて色味を変えたり、顔にエフェクトをかけたりします。 |
| 波線(〜) | 落書き | 手書きで文字やイラストを描けます。ペンの種類も豊富です。 |
| ♪(音符) | 音楽 | BGMを追加します(スタンプメニュー内にもあります)。 |
これらのアイコンは、アップデートによって配置が変わることがありますが、基本的には画面上部に集約されています。まずは「Aa」で文字を入れるところから始めてみましょう。
投稿のシェア(ストーリーズへの追加)と削除方法
加工が完了したら、いよいよ投稿です。画面右下にある矢印アイコン「→」をタップし、「ストーリーズ」の横にある「シェア」ボタンを押せば完了です。または、画面左下の「ストーリーズ」アイコンをタップすれば、ワンタップで即座に公開されます。
もし、投稿した後に「間違えた!」「やっぱり消したい」と思った場合は、以下の手順ですぐに削除できます。
- 自分のストーリーアイコンをタップして、投稿を表示する。
- 画面右下の「その他(…)」または「詳細」をタップする。
- メニューから赤字の「削除」を選択する。
- 確認画面で再度「削除」をタップする。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「誤って投稿してしまった際は、焦らず迅速に削除しましょう。投稿直後であれば、まだ誰にも見られていない可能性が高いです。また、削除するほどではないけれど少し修正したい場合は、一度画像をスマホに保存してから削除し、その画像を再編集して投稿し直すというテクニックもあります。ただし、一度削除すると閲覧履歴(足跡)などのデータも消えてしまうので注意してください」
【加工編】脱・初心者!おしゃれで可愛いストーリーを作るテクニック
基本操作に慣れたら、次は「おしゃれな加工」に挑戦しましょう。特別なアプリを使わなくても、Instagram標準の機能だけで十分にセンスの良いストーリーは作れます。ここでは、誰でもすぐに実践できるテクニックを紹介します。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「おしゃれに見せる最大のコツは『統一感』と『余白』です。文字の色を写真の中からスポイト機能で抽出したり、文字を詰め込みすぎずに空間を残したりするだけで、グッと洗練された印象になります。色は3色以内に抑えるとまとまりが出やすいですよ」
フォントの種類と文字入れのコツ
テキスト入力モード(Aa)には、現在複数のフォントスタイルが用意されています。画面下の丸いアイコンをスワイプすることでフォントを切り替えられます。
おすすめの使い分け:
- 明朝体・セリフ体: 上品、大人っぽい、カフェや風景写真に最適。
- タイプライター風: シンプル、エモい雰囲気、日常のつぶやきに。
- ネオン・太字: ポップ、強調したい時、イベントの告知などに。
また、画面上部の「A」アイコン(キラキラマーク付き)をタップすると、文字にアニメーションがつきます。タイプライター風なら文字がパタパタと表示されたり、ネオンなら点滅したりと、動きをつけることで閲覧者の目を引くことができます。
背景がごちゃごちゃしていて文字が読みにくい場合は、画面上部の「A」アイコン(背景付き)をタップして、文字に背景色をつけましょう。これだけで可読性が劇的に向上します。
「ミュージックスタンプ」で好きな音楽を設定する方法
ストーリーにBGMをつけると、その場の雰囲気がより伝わりやすくなります。
- スタンプアイコン(四角い顔マーク)をタップし、「ミュージック」を選択します。
- 検索バーで曲名やアーティスト名を検索し、使いたい曲を選びます。
- 画面下に表示されるバーをスライドさせて、曲のサビやイントロなど、使いたい部分(最大15秒)を指定します。
この時、歌詞を表示させるか、ジャケット写真を表示させるかを選べます。おしゃれに見せたい場合は、ジャケット写真のみを小さく表示するか、「歌詞なし」の設定にして音楽だけを流すのがおすすめです。
複数枚の写真を1枚にまとめる「レイアウト」と「コラージュ」
旅行の写真など、1枚に絞れない時は複数枚を組み合わせましょう。
レイアウト機能を使う場合:
撮影モードの左側にある「レイアウト」アイコンを選択すると、画面が2分割、4分割などに区切られます。それぞれの枠に対して撮影したり、アルバムから写真を選んだりして埋めていきます。グリッドが整っているため、きっちりとした印象になります。
コラージュ(写真スタンプ)を使う場合:
より自由な配置にしたい場合は、まず背景となる写真を1枚選びます。その後、スタンプメニューから「写真追加スタンプ(カメラロールのアイコン)」を選び、2枚目、3枚目の写真を追加します。追加した写真は指で拡大縮小や回転ができ、タップすると形(丸、四角、ハートなど)が変わります。雑誌の切り抜きのような自由なコラージュが楽しめます。
GIFスタンプ検索で使える「おしゃれキーワード」集
動くスタンプ「GIF」は、検索ワード次第でセンスが決まります。「ハート」や「キラキラ」などの一般的なワードだけでなく、クリエイター名を検索することで、統一感のあるおしゃれなスタンプが見つかります。
▼おしゃれなGIFが見つかる検索ワードリスト(タップして開く)
以下のキーワードをGIF検索バーに入力してみてください。手書き風や淡色系の使いやすいスタンプがたくさん出てきます。
- nmemoji:シンプルで可愛い手書き文字やイラスト
- vipapier:くすみカラーやベージュ系のおしゃれな装飾
- chiroru:日本語の可愛い手書き文字(「推し」「優勝」など)
- white / simple:白を基調としたミニマルなラインや図形
- kinupos:ふんわりとした柔らかいタッチのイラスト
- tape:マスキングテープ風の装飾。写真の四隅に貼ると可愛いです
フィルター・エフェクトで雰囲気を変える方法
撮影時、またはアルバムから写真を選んだ後に、画面を左右にスワイプするとフィルターがかかります。「Paris」「Oslo」「Tokyo」などの都市名がついたフィルターは、肌をきれいに見せたり、全体をモノクロにしたりと、瞬時に雰囲気を変えてくれます。
さらにこだわりたい場合は、エフェクトギャラリーからクリエイターが作成したエフェクトを探してみましょう。エフェクトアイコンの並びの一番右にある「虫眼鏡マーク」から検索できます。「フィルムカメラ風」や「グリッター」などのエフェクトが人気です。
【応用編】もっと便利に使いこなすための機能5選
ここでは、単に投稿するだけでなく、特定の相手に見せたり、フォロワーと交流したりするための応用機能を解説します。これらを使いこなせると、ストーリーの楽しみ方が一気に広がります。
「親しい友達」リストで公開範囲を限定する
すべてのフォロワーに公開するほどではないプライベートな内容や、内輪ネタを投稿したい時に便利なのが「親しい友達」機能です。あらかじめリストを作成しておき、投稿時に「親しい友達」ボタンを選ぶと、そのリストに入っている人だけにストーリーが表示されます。
親しい友達限定のストーリーは、アイコンの枠が通常の色(ピンク・オレンジ)ではなく「緑色」で表示されます。閲覧者側にも「これは親しい友達限定だな」とわかりますが、リストに誰が入っているかは自分以外にはわかりません。
体験談:筆者のエピソード
「私もプライベートでよく利用しています。以前、仕事関係の方も多くフォローしてくれているアカウントで、どうしても友人と変顔をしている写真をシェアしたくなったことがありました(笑)。その際、『親しい友達』リストを活用することで、仕事上の信頼を損なうことなく、仲の良い友人たちとだけ盛り上がることができました。公私の切り替えに必須の機能だと感じています」
友達をタグ付けする「メンション」のやり方
一緒にいる友達をストーリーに載せる時は、「メンション(@タグ付け)」をしてあげましょう。
- テキスト入力で「@」を入力し、続けて相手のユーザーネームを入力します。
- または、スタンプメニューから「@メンション」を選び、ユーザーを選択します。
メンションをすると、相手にDMで「ストーリーであなたについて書きました」という通知が届きます。これにより、相手はあなたの投稿を自分のストーリーに簡単に引用(リポスト)できるようになります。
過去の投稿をシェアする「リポスト(引用)」の方法
誰かにメンションされた場合、DM画面に「これをストーリーズに追加」というボタンが表示されます。これをタップすると、相手の投稿を自分のストーリーとして再投稿(リポスト)できます。背景色を変えたり、お礼のメッセージを書き加えたりしてシェアするのが一般的です。
また、他人のフィード投稿を自分のストーリーで紹介したい場合は、その投稿の「紙飛行機アイコン」をタップし、「ストーリーズに追加」を選択することでシェアできます(相手がシェアを許可している場合のみ)。
「リンクスタンプ」でWebサイトへ誘導する
以前はフォロワーが1万人以上いないと使えなかったリンク機能ですが、現在は誰でも利用可能です。おすすめの商品や、見てほしいブログ記事がある場合に便利です。
- スタンプメニューから「リンク」を選択します。
- 誘導したいWebサイトのURLを貼り付けます。
- 「スタンプテキストをカスタマイズ」をタップすると、URLの代わりに「詳しくはこちら」「予約ページへ」などの好きな文字を表示できます。
閲覧者はこのスタンプをタップするだけで、外部サイトへジャンプできます。
アンケート・質問箱でフォロワーと交流する
一方的な発信だけでなく、フォロワーに参加してもらうことで親近感が湧きます。
- アンケート: 2択の質問を設定できます。「今日のランチ、どっちがいい? A:パスタ B:カレー」のように気軽に聞いてみましょう。結果はリアルタイムで集計されます。
- 質問ボックス: 「何でも質問してね!」「おすすめの映画教えて」などのお題を設定し、フォロワーから自由記述で回答を募ります。届いた回答をシェアして返事を書くことで、コミュニケーションが生まれます。
投稿後はどうなる?「ハイライト」と「アーカイブ」の活用
24時間が経過したストーリーは消えてしまいますが、実は完全に削除されるわけではありません。自分の手元に残したり、プロフィール上にずっと表示させたりする機能について解説します。
24時間経過したストーリーはどこへ?(アーカイブ機能)
投稿したストーリーは、24時間が過ぎると自動的に「アーカイブ」という非公開の保管場所に移動します。ここには過去の全てのストーリーが日付順に保存されており、自分だけがいつでも見返すことができます。
アーカイブを見るには、プロフィール画面右上のメニュー(三本線)から「アーカイブ」を選択します。ここから過去の投稿を再シェアしたり、スマホに保存したりすることも可能です。
プロフィールに残せる「ハイライト」の作成手順
特に気に入っているストーリーや、自己紹介代わりの投稿は「ハイライト」としてプロフィール画面(自己紹介文の下)に固定表示させることができます。
作成手順:
- プロフィール画面の「+」ボタン、またはアーカイブ画面からハイライトにしたい投稿を選択します。
- タイトル(「Travel」「Cafe」など)を入力します。
- 「カバーを編集」で、アイコンとして表示される画像を選びます。
ハイライトは24時間経過後も消えずに残り続けるため、初めてあなたのアカウントを訪れた人に対して、あなたがどんな人かを伝える名刺のような役割を果たします。
自分のスマホ端末への保存設定(自動保存・手動保存)
インスタグラム上のアーカイブだけでなく、自分のスマートフォンの写真フォルダ(カメラロール)にもデータを残したい場合は、設定を確認しましょう。
投稿前の編集画面で、右上の「…」メニューから「保存」を選ぶと、その場で手動保存ができます。また、設定メニューから「ストーリーをカメラロールに保存」をオンにしておけば、投稿するたびに自動で端末に保存されるようになります。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「画質にこだわる方は注意が必要です。インスタグラムのストーリー機能で撮影・加工した画像は、アプリ内で圧縮されるため、元のカメラ機能で撮るよりも画質が落ちる場合があります。また、音楽スタンプがついた動画を保存する場合、著作権の関係で『音なし』で保存される仕様になっています。音付きで残したい場合は、投稿後に画面収録機能を使うなどの工夫が必要です」
気になる「足跡」とプライバシー設定の真実
ストーリーズを利用する上で、多くの人が最も気にするのが「足跡(閲覧履歴)」の仕様です。「見ているのがバレたくない」「嫌いな人に見られたくない」といった不安を解消するために、正確な仕様を理解しておきましょう。
足跡(閲覧履歴)の確認方法と順番の仕組み
自分が投稿したストーリーを開き、画面左下の「閲覧者アイコン」をタップするか、画面を下から上にスワイプすると、その投稿を見た人の一覧(足跡)が表示されます。
- 足跡の確認期限: ストーリーが消えるのと同じく、投稿から24時間以内しか確認できません。ただし、アーカイブに保存されたストーリーについては、投稿から48時間まで閲覧者リストを確認できる仕様になっています(48時間を過ぎると閲覧数のみの表示になります)。
- 表示順の仕組み: 閲覧者が少ないうちは閲覧順(新しい順)に並びますが、閲覧者が増えてくるとInstagram独自のアルゴリズムによって並び替えられます。一般的には「関心度が高いアカウント(よくいいねやDMをする仲の良い人)」が上位に来やすいと言われていますが、正確なアルゴリズムは公開されていません。「一番上の人が一番自分のことを好き」とは限らないので、気にしすぎないようにしましょう。
足跡をつけずにストーリーを見る方法はある?
結論から言うと、公式アプリを使って、通常の方法で足跡をつけずに閲覧する方法はありません。
インターネット上には「機内モードにしてから開くと足跡がつかない」「サブ垢(別のアカウント)を作る」「外部の閲覧サイトを使う」といった裏技が紹介されていますが、これらにはリスクがあります。
- 機内モード: 読み込み済みの動画は見られますが、解除した瞬間に通信が行われて足跡がつく可能性があります。確実ではありません。
- 外部サイト・アプリ: アカウントの乗っ取りや個人情報流出のリスクが高いため、推奨できません。
どうしても知られたくない場合は、相手にバレない専用のサブアカウントを作成して閲覧するのが、最も安全で確実な方法と言えます。
スクリーンショットを撮ると相手に通知される?
「可愛い画像だから保存したいけど、スクショしたら通知が行く?」という疑問もよくあります。これには明確なルールがあります。
- 通常のストーリーズ: スクリーンショットを撮っても、相手に通知はいきません。
- ハイライト: こちらも通知はいきません。
- DMで送られてきた「消える写真・動画」: これをスクリーンショットすると、相手に「スクリーンショット撮影」という通知が届きます。
つまり、タイムラインに流れている通常のストーリーであれば、スクショを撮ってもバレることはありませんので安心してください。
特定の人にストーリーを見せない「非表示」設定
「ブロックまではしたくないけれど、この人にはストーリーを見られたくない」という場合は、ストーリーズの非表示設定を使いましょう。
- 設定メニューから「ストーリーズとライブ動画を非表示」を選択します。
- 見せたくない相手のアカウントを選択して完了します。
これを設定すると、相手の画面にはあなたのストーリーが表示されなくなります。相手には「非表示にされた」という通知はいきませんが、あなたのプロフィール画面に行ってもストーリーリングが表示されないため、勘の鋭い人には気づかれる可能性はあります。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「『ブロック』と『非表示』は似ていますが、影響範囲が異なります。ブロックはお互いの存在を完全に消しますが、非表示はあくまで『ストーリーとライブ配信を見せない』だけです。フィード投稿は見られますし、DMも送れます。人間関係を円滑に保ちつつ、プライバシーを守るための『大人の機能』として活用しましょう」
インスタストーリーのよくある質問・トラブルシューティング
最後に、ストーリーズを使っていると直面しがちなトラブルや疑問について、Q&A形式で解説します。
Q. ストーリーの音が聞こえない・出ない時は?
スマートフォンの本体設定が「マナーモード(サイレントモード)」になっていると、ストーリーの音も自動的にミュートされます。音を聞きたい場合は、スマホの音量ボタンを押して音量を上げるか、マナーモードを解除してください。また、投稿自体に最初から音が設定されていない(マイクオフで撮影された)場合もあります。
Q. 画質が悪くなってしまう原因と対処法は?
通信環境が悪い場所でアップロードすると、画質が低下することがあります。また、Instagramの設定に「データ節約モード」があり、これがオンになっていると高画質の動画がアップロードされません。「設定」→「アカウント」→「データ使用量」を確認し、「高画質アップロード」をオンにすることをおすすめします。
Q. 60秒以上の長い動画は投稿できる?
はい、投稿可能です。以前は15秒ごとに分割されていましたが、現在の仕様では最大60秒までの動画であれば、分割されずに1本のストーリーとしてスムーズに再生されます。60秒を超える動画の場合は、自動的に複数のストーリーに分割されて投稿されます。
Q. 他人のストーリーを保存することはできる?
Instagramの公式アプリには、他人のストーリーを端末に保存する機能はありません。どうしても保存したい場合は、スマートフォンの画面収録機能(スクリーンレコード)を使用するか、スクリーンショットを撮るのが一般的です。ただし、個人の範囲で楽しむマナーを守りましょう。
まとめ:まずは気軽に1枚投稿してみよう
Instagramストーリーズは、機能が多く奥が深いですが、基本さえ押さえれば誰でも簡単に楽しむことができます。24時間で消えるという特性を活かして、完璧さを求めすぎず、あなたの「今」を自由に表現してみてください。
SNS運用スペシャリストのアドバイス
「ストーリー運用の極意は『楽しむこと』です。おしゃれな加工も素敵ですが、フォロワーさんが見たいのは、加工技術よりも『あなた自身のリアルな視点』や『感情』です。まずは今日食べたランチや、きれいだと思った空の写真など、身近な1枚を投稿することから始めてみませんか? きっとそこから新しいコミュニケーションが生まれるはずです」
ストーリー投稿前の最終チェックリスト
最後に、投稿ボタンを押す前に確認すべきポイントをまとめました。慣れるまではこのリストを参考にしてみてください。
- 文字の可読性: 背景と文字色が被って読みにくくなっていませんか?(背景色をつけるか、文字色を変更しましょう)
- 音の有無: 動画の場合、意図しない雑音が入っていませんか?(必要ならマイクオフや音楽スタンプを活用)
- 公開範囲: プライベートすぎる内容を「全員公開」にしていませんか?(必要なら「親しい友達」を選択)
- 個人情報: 背景に住所がわかるものや、他人の顔が写り込んでいませんか?(スタンプやペンで隠しましょう)
- リンク切れ: リンクスタンプを貼った場合、正しいURLになっていますか?
このガイドが、あなたのInstagramライフをより楽しく、充実したものにする助けになれば幸いです。ぜひ今日から、あなたらしいストーリーを投稿してみてください。
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