「流行の服を着ているはずなのに、なぜか太って見える」「シンプルなTシャツとデニムが一番似合う気がするけれど、おしゃれに見えない」
もしあなたがこのようなお悩みを抱えているなら、それはあなたの骨格タイプが「ストレート」である可能性が高いでしょう。骨格ストレートの方は、メリハリのある美しいボディラインを持っている反面、服選びを間違えると実物以上に体が大きく見えてしまう「着太り」のリスクを抱えています。
しかし、安心してください。骨格診断アナリストとして3,000名以上の方を診断してきた経験から断言できるのは、骨格ストレートの方こそ、正しい法則さえ守れば誰よりも洗練された「クラス感」のあるスタイルを手に入れられるということです。
結論から申し上げます。骨格ストレートの方の勝利の方程式は「Iライン・ジャストサイズ・ハリのある素材」の3点です。これらを守るだけで、ダイエットをしなくても-5kgの痩せ見え効果が期待できます。
この記事では、以下の3つのポイントを徹底的に深掘りして解説します。
- 骨格診断アナリストが教える「事故らない」服選びの鉄則とメカニズム
- トップス・ボトムス・ワンピース別「本当に似合う」アイテムの詳細解説
- ユニクロ・GUも使える!骨格ストレートにおすすめのブランドと具体的なコーデ実例
雑誌やSNSの断片的な情報ではなく、プロの視点で体系化された「一生使える服選びの知識」をお届けします。ぜひ最後まで読み進めて、あなたの魅力を最大限に引き出すスタイルを見つけてください。
骨格ストレートとは?特徴と「痩せ見え」のメカニズム
まずはじめに、骨格ストレートタイプとはどのような特徴を持っているのか、なぜ特定の服を着ると太って見えてしまうのか、その根本的なメカニズムを理解しましょう。敵を知り己を知れば百戦危うからず。自分の身体の特徴を客観的に把握することが、垢抜けへの第一歩です。
身体的特徴:メリハリボディと「上重心」
骨格ストレートタイプの最大の特徴は、全体的に立体的でメリハリのあるボディラインです。筋肉がつきやすく、身体そのものに存在感があるため、華やかで健康的な印象を与えます。
具体的な身体的特徴としては、以下のような点が挙げられます。
- 重心位置が高い(上重心): バスト位置や腰位置が高く、上半身にボリュームがある傾向があります。これにより、脚が長く見えるというメリットがあります。
- 首の特徴: 首の長さは短めで、首から肩にかけての筋肉(僧帽筋)が発達していることが多く、なで肩気味の方も見受けられます。
- 手足の特徴: 手のひらは厚みがあり、手首は丸い断面をしています。身長に対して手足が小さめの傾向があります。
- 脚の特徴: 太ももは筋肉質でハリがありますが、膝下はスッと細くまっすぐな方が多いのが特徴です。膝の皿は小さく目立ちにくいです。
このように、骨格ストレートの方は「ボン・キュッ・ボン」という言葉が似合う、欧米人のようなグラマラスな体型の方が多いのです。このリッチな体つきこそが最大の魅力ですが、同時に「厚み」として認識されやすい部分でもあります。
質感の特徴:筋肉のハリと弾力のある肌
骨格診断では、身体のラインだけでなく「肌の質感」も非常に重要な診断要素となります。骨格ストレートの方の肌質は、「筋肉のハリ感」と「弾力」に特徴があります。
皮膚に厚みがあり、パンとしたハリを感じさせる質感です。指で押すと押し返してくるような弾力があり、年齢を重ねても肌のハリが失われにくいという素晴らしい長所を持っています。この「ハリのある質感」には、同じく「ハリのある素材」の服が調和します。逆に、シフォンやチュールのような柔らかすぎる素材や、リネンのようなガサガサした素材を身につけると、肌の質感と服の質感が喧嘩してしまい、安っぽく見えたり、肉感を強調してしまったりする原因となります。
なぜ着太りする?「厚み」と「空間」の関係性
骨格ストレートの方が最も悩む「着太り」。体重が増えていないのに「太った?」と聞かれてしまう悲しい現象は、なぜ起こるのでしょうか。その原因は、身体の「厚み」と服との間の「空間」の関係性にあります。
骨格ストレートの方は、身体を横から見た時に厚みがあります。これは脂肪ではなく、骨格の形状や筋肉の付き方によるものです。この厚みがある状態で、身体のラインを隠そうとして「ゆったりしたオーバーサイズ」の服を着るとどうなるでしょうか。
服が身体の最も高い位置(バストトップや肩の厚み)から垂直に落ちるため、本来はくびれているウエスト周りの空間まで全て「身体」であるかのように錯覚させてしまいます。つまり、服の中で身体が泳いでいるのではなく、「服の大きさ=身体の大きさ」として他人の目に映ってしまうのです。これが、骨格ストレートがオーバーサイズを着ると「巨大化」して見えるメカニズムです。
骨格診断アナリストのアドバイス
「体重が増えていないのに『太った?』と聞かれる原因の9割は、服のサイズ感と素材選びのミスです。特に、身体のラインを隠そうとして選んだチュニックやビッグシルエットのパーカーは、かえってあなたの身体を『寸胴』に見せてしまいます。ストレートタイプの方にとって、隠すことは逆効果。適切な位置で『切る』こと、そして身体のラインを『つかず離れず』でなぞることが、最も痩せて見える近道なのです」
【保存版】骨格ストレートが服選びで失敗しない「3つの鉄則」
骨格ストレートの方がファッションで成功するためには、無数にある服の中から「自分に似合うもの」を瞬時に見分ける選球眼が必要です。ここでは、これさえ守れば絶対に失敗しないという、最重要の「3つの鉄則」を伝授します。買い物の際は、この基準を常に念頭に置いてください。
素材選び:肉感を拾わない「ハリ・コシ・厚み」が重要
骨格ストレートの服選びにおいて、デザイン以上に重要なのが「素材」です。肌にハリがあるストレートタイプには、その質感に負けない「ハリ・コシ・厚み」のある高品質な素材が必須です。
ペラペラの薄い生地や、身体に張り付くような柔らかい生地は、二の腕や背中の肉感を拾ってしまい、ムチムチとした印象を与えてしまいます。逆に、しっかりとした厚みのある生地は、肉感を拾わずに身体のラインを補正し、すっきりと見せてくれる効果があります。
以下の表に、骨格ストレートが得意な素材と苦手な素材をまとめました。タグを見て素材を確認する癖をつけましょう。
▼詳細:得意な素材・苦手な素材の対比表
| 判定 | 素材名 | 特徴と推奨理由 |
|---|---|---|
| ◎ 得意 | コットン(綿)100% | 厚手でハリのあるもの。Tシャツやシャツに最適。清潔感とクラス感を演出します。 |
| ◎ 得意 | ウール・カシミヤ | ハイゲージ(編み目が細かい)できれいめな表面感のもの。高級感が肌質にマッチします。 |
| ◎ 得意 | シルク・サテン | 肉感を拾わない厚手のもの。上品な光沢がストレートタイプの華やかさを引き立てます。 |
| ◎ 得意 | 表革(スムースレザー) | ジャケットやバッグに最適。滑らかな表面感が得意です。 |
| × 苦手 | シフォン・チュール | 柔らかすぎて身体の厚みを強調し、安っぽく見えがちです。 |
| × 苦手 | モヘア・アンゴラ | 毛足の長いニットは、上半身のボリュームをさらに大きく見せてしまいます。 |
| × 苦手 | リネン(麻)・シワ加工 | ガサガサした質感やシワは、肌のハリ感と調和せず、だらしない印象になりかねません。 |
| × 苦手 | ツイード・ブークレ | 表面に凹凸がある厚手素材は、着膨れの最大要因になります。 |
このように、「表面がフラットで、適度な厚みと硬さがある素材」を選ぶことが基本です。冬場のニット選びなどでは特に注意が必要です。
サイズ感:「つかず離れず」のジャストサイズが正解
次に重要なのが「サイズ感」です。ここでのキーワードは「ジャストサイズ」です。しかし、このジャストサイズという言葉は誤解されがちです。
ジャストサイズとは、ピチピチのタイトフィットのことではありません。また、身体のラインを拾わないゆったりサイズのことでもありません。「身体のラインに沿うが、肉感は拾わない、指1本分のゆとりがあるサイズ」のことを指します。
小さすぎるサイズは、筋肉のハリや肉感を強調してしまい、窮屈そうで太って見えます。大きすぎるサイズは、前述の通り「着ぐるみ」状態になり、本来のスタイルの良さを消してしまいます。
試着をする際は、以下のポイントをチェックしてください。
・肩の縫い目(セットインスリーブ)が、自分の肩の骨の位置と合っているか。
・背中や二の腕に、下着のラインや肉感が響いていないか。
・ボタンを閉めた時に、横ジワが入っていないか。
シルエット:全身を縦長に見せる「Iライン」を作る
最後の鉄則は「シルエット」です。骨格ストレートの方が目指すべき最強のシルエットは、アルファベットの「I」のような「Iラインシルエット」です。
Iラインとは、上半身から下半身にかけて、広がりのない縦長の長方形を作るシルエットのことです。横への広がりを抑え、縦のラインを強調することで、上重心のボリューム感を緩和し、全体をスッキリと見せることができます。
例えば、広がるフレアスカート(Aライン)よりも、ストンと落ちるタイトスカートやストレートパンツを選ぶ。トップスも裾が広がらないものを選び、上下で縦のラインをつなげる意識を持つことが大切です。ロングカーディガンやジレを羽織って、前を開けて縦のラインを作るのも非常に有効なテクニックです。
骨格診断アナリストのアドバイス
「多くのお客様が『楽だから』という理由でオーバーサイズを選びがちですが、それが『部屋着』に見えてしまう最大の理由です。特にストレートタイプの方は、服に『きちんと感』がないとだらしなく見えやすい傾向があります。ジャストサイズの服は、最初は窮屈に感じるかもしれませんが、鏡に映る姿は驚くほど洗練されます。まずは勇気を出して、いつもよりワンサイズ小さい、あるいは肩幅が合う服を試着室に持ち込んでみてください」
アイテム別!骨格ストレートに「似合う服」完全ガイド
3つの鉄則を理解したところで、次は具体的なアイテム選びのガイドに移ります。トップス、ボトムス、ワンピース、アウターそれぞれのカテゴリで、骨格ストレートの方が選ぶべき「正解アイテム」を詳細に解説します。これらをクローゼットの基本アイテムとして揃えれば、毎朝のコーディネートに迷うことはなくなるでしょう。
【トップス】首元スッキリ&セットインスリーブを選ぶ
上半身に厚みがある骨格ストレートにとって、トップスの選び方は着痩せの要です。最大のポイントは「首元を開けること」と「肩の位置を合わせること」です。
首が短めな傾向があるため、首元が詰まったデザインは顔を大きく見せ、上半身の詰まり感を強調してしまいます。デコルテ(鎖骨周辺)をすっきりと見せることで、首を長く見せ、顔周りをシャープな印象にすることができます。
また、袖付け位置が肩のジャスト位置にある「セットインスリーブ」を選ぶことで、二の腕の外側のハリをカバーし、すっきりとした肩周りを作ることができます。肩のラインが落ちているドロップショルダーは、肩幅を広く見せてしまうため避けましょう。
▼詳細:似合うネックラインと袖のデザイン一覧
具体的なデザインの選び方は以下の通りです。
- おすすめのネックライン:
- Vネック: 最も得意な形。深すぎず、鎖骨が見える程度の深さがベスト。
- Uネック・スクエアネック: 直線的で深く開いたデザインが、胸元の厚みをすっきり見せます。
- カシュクール・キーネック: 立体的な胸元をきれいに見せつつ、Vラインを作れます。
- おすすめの袖デザイン:
- セットインスリーブ: 肩の縫い目が肩先にある基本の形。
- フレンチスリーブ: 袖山が高く、二の腕を斜めにカットするラインが得意。
- 長袖・半袖: シンプルな筒状の袖。手首を見せるとさらに抜け感が出ます。
- 避けるべきNGデザイン:
- タートルネック: 首が埋もれてしまい、顔が大きく見えます。
- パフスリーブ・フリル袖: 肩や二の腕のボリュームを強調し、「ガンダム」化の原因に。
- ドルマンスリーブ: 脇の下に布が余り、上半身全体を巨大に見せます。
【ボトムス】腰回りのボリュームを抑えたデザイン
ボトムス選びの基本は、腰回りのボリュームを抑え、膝下の美脚を活かすことです。骨格ストレートは腰の位置が高く、ヒップに立体感があるため、ウエスト周りにタック(ひだ)やギャザーが入っていると、腰回りが膨らんで見えてしまいます。
したがって、ウエスト周りがフラットなデザイン(ノータック)を選ぶのが鉄則です。また、太ももの前側のハリが気になる方が多いため、そこを拾わないストレートなシルエットが推奨されます。
- タイトスカート: ストレートタイプの神器。膝丈〜ミモレ丈で、肉感を拾わない厚手素材のものがベスト。Iラインを最も美しく作れます。
- ストレートパンツ: 太ももから裾にかけてまっすぐ落ちるシルエット。センタープレスが入っていると、縦のラインが強調され、脚長効果が倍増します。
- テーパードパンツ: 足首に向かって細くなる形も得意ですが、太もも周りがゆったりしすぎているものは避けましょう。
【ワンピース】ウエストマークと直線のラインを意識
一枚でコーディネートが決まるワンピースは、忙しい朝の味方です。骨格ストレートに似合うワンピースの条件は、「ジャストウエストでの切り替え」と「装飾の少ないシンプルなデザイン」です。
ダボっとしたサックワンピースや、胸下切り替えのエンパイアラインは、妊婦さんのように見えてしまうリスクが高いので注意が必要です。きちんとウエスト位置(くびれの一番細い部分)でマークされているものを選びましょう。
- シャツワンピース: ハリのある素材で、襟付きのデザインは相性抜群。ベルトでウエストマークすれば完璧です。
- ラップワンピース(カシュクールワンピ): 胸元がVに開き、ウエストをリボンで結ぶデザインは、ストレートタイプのメリハリボディを最も美しく見せます。
- Iラインワンピース: 広がりのない筒状のニットワンピ(ハイゲージ)なども、縦長効果が高くおすすめです。
【アウター】クラス感のあるテーラードやトレンチ
アウターは全身の印象を決定づける重要なアイテムです。骨格ストレートには、かっちりとした「テーラードジャケット」や「トレンチコート」など、定番でトラッドなデザインが非常によく似合います。
これらは元々メンズライクなアイテムであり、直線的なカッティングとしっかりした素材感が特徴です。これがストレートタイプの身体の質感とマッチし、洗練された大人の女性を演出します。
逆に、ダウンジャケットのようなモコモコしたアウターや、ビッグシルエットのボアコートは着膨れしやすいので、選ぶ際はボリュームが少ないものや、ウエストシェイプされたデザインを選ぶ工夫が必要です。
骨格診断アナリストのアドバイス
「『骨格ストレートだけど、どうしてもフレアスカートが履きたい!』という相談をよく受けます。その場合は、諦める必要はありません。選び方のコツは2つ。①腰回りにギャザーやタックがなく、途中から広がるデザインを選ぶこと。②広がりすぎない『広角ナロースカート』や『マーメイドスカート』を選ぶこと。これなら、腰回りをすっきり見せつつ、裾の揺れ感を楽しむことができますよ」
「事故る服」を回避!苦手アイテムの攻略とリカバリー術
ここまで「似合う服」を紹介してきましたが、トレンドの服や自分が着たい服が、必ずしも骨格ストレートの「得意」と一致するとは限りません。「着たい服が似合わない」「流行の服を着ると事故る(ひどく似合わない)」というのは深刻な悩みです。
しかし、プロの視点では「着てはいけない服」など存在しません。苦手なアイテムも、コーディネートの工夫(リカバリー術)次第で、十分に楽しむことができます。ここでは、よくある「事故」の回避方法を伝授します。
流行の「ゆるっとコーデ」を攻略する引き算テクニック
現在主流の「オーバーサイズ」や「ゆるコーデ」は、骨格ストレートにとって鬼門とされています。しかし、全身をゆるくしなければ攻略可能です。
ポイントは「Yライン」または「逆Yライン」を作る引き算です。
例えば、トップスに流行のオーバーサイズスウェットを着たい場合、ボトムスには必ず細身のスキニーパンツやタイトスカートを合わせます(Yライン)。逆に、ボトムスにボリュームのあるワイドパンツを履きたい場合は、トップスをコンパクトなサイズにしてウエストインします(逆Yライン)。
上下どちらかに「締め」のポイントを作ることで、全身が膨張して見えるのを防ぐことができます。
「首が詰まった服」を着る時のアクセサリー活用法
冬場のタートルネックや、トレンドのクルーネックTシャツなど、首が詰まった服を着たい時もあります。そんな時は、アクセサリーで擬似的なVネックを作るのが正解です。
長めのネックレス(60cm〜)やペンダントを合わせることで、胸元に「V」の字のラインが生まれます。これにより視線が下に誘導され、首の詰まり感を緩和することができます。また、スカーフやストールを首からかけ、垂らすだけでも同様の縦長効果が得られます。
カジュアルが苦手?「きれいめ」要素を足して解決
骨格ストレートの方は、Tシャツ、デニム、スニーカーといった「全身カジュアル」なスタイルが、体操着のように見えたり、手抜きに見えたりしがちです。これは、リッチなボディラインに対して、カジュアルな素材がラフすぎるためです。
解決策は、「どこか一点にきれいめ要素(クラス感)を足す」ことです。
- Tシャツ×デニムの場合 → 足元をスニーカーではなく、レザーのローファーやパンプスにする。
- パーカーを着る場合 → 素材をツヤのあるものにし、ボトムスをきれいめなパンツにする。バッグをレザーにする。
このように、素材や小物で「大人っぽさ」「高級感」をプラスすることで、カジュアルスタイルも洗練された印象に変わります。
▼詳細:事故コーデ vs 改善コーデの比較
| アイテム | 事故コーデ(Before) | 改善リカバリー術(After) |
|---|---|---|
| オーバーサイズTシャツ | ワイドパンツと合わせて全身ダボダボ。部屋着感満載。 | 前だけウエストインして腰位置を見せる。袖をロールアップして手首を見せる。 |
| タートルネックニット | 太いリブ編みで首元までぴったり。顔が大きく見える。 | ロングネックレスをプラス。髪をアップにして首周りの空間を作る。 |
| フレアスカート | ウエスト総ゴムでギャザーたっぷり。腰回りがパンパン。 | トップスを濃い色で引き締める。着丈の長いジレを羽織り、腰の横張りを隠す。 |
骨格診断アナリストのアドバイス
「現場で実践している『似合わせ』の最強のワンポイント修正術は、『手首・足首・デコルテの3首見せ』です。苦手な服を着て鏡を見た時、なんとなく重たいなと感じたら、袖をたくし上げて手首を見せてみてください。それだけで抜け感が生まれ、全体のバランスが整います。骨格ストレートの方は特に、先端を細く見せることがスタイルアップの鍵となります」
骨格ストレートにおすすめのファッションブランド7選
「理論はわかったけれど、具体的にどのお店で買えばいいの?」という疑問にお答えします。骨格ストレートの方におすすめのブランドを、価格帯やテイスト別に厳選しました。これらのお店は、ベーシックで形のきれいなアイテムが多く、ストレートタイプが得意な服を見つけやすい傾向にあります。
【プチプラ】UNIQLO(ユニクロ)・GU・ZARAでの選び方
プチプラブランドは、商品の回転が速く、玉石混交ですが、選び方次第で高見えするアイテムが手に入ります。
- UNIQLO(ユニクロ): 骨格ストレートの聖地と言っても過言ではありません。特に、コットンのTシャツ、カシミヤニット、エクストラファインメリノ、スマートアンクルパンツなどは、素材・形ともにストレート向きの名品が多いです。「シンプルで高品質」なベーシックアイテムを揃えるならまずはここです。
- GU(ジーユー): トレンドアイテムが安く手に入りますが、素材が薄いものも多いため注意が必要です。狙い目は、厚手のスウェットや、センタープレスの入ったカラーパンツ、マニッシュなジャケットです。
- ZARA(ザラ): 海外ブランド特有の立体的な裁断が、ストレートタイプの身体に合います。特にジャケットやシャツ、デザイン性のあるタイトスカートなどは、かっこよく決まるアイテムが見つかります。
【オフィスカジュアル】PLST・Natural Beauty Basic
通勤服やオフィスカジュアルを探すなら、以下のブランドが鉄板です。
- PLST(プラステ): 「最上質な日常着」をテーマにしており、美脚パンツのラインナップが豊富です。肉感を拾わないスティックパンツは、骨格ストレートのマストバイアイテムと言えます。
- Natural Beauty Basic(ナチュラルビューティーベーシック): シンプルでフェミニンなアイテムが揃います。Vネックのニットや、広がりすぎないスカートなど、ストレートタイプが安心して着られるデザインが豊富です。
【トレンド・きれいめ】IENA・UNITED ARROWS
少し値段は上がりますが、長く着られる質の良い服や、トレンドを取り入れたい場合はセレクトショップがおすすめです。
- IENA(イエナ): フレンチシックなスタイルが得意。上品で女性らしいアイテムが多く、ストレートタイプが得意な「クラス感」のあるカジュアルスタイルが叶います。
- UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ): トラッドで正統派なアイテムが揃います。仕立ての良いジャケットやコート、上質なシャツなど、着るだけで背筋が伸びるような服が見つかります。
▼詳細:各ブランドの骨格ストレート向けおすすめアイテム傾向
| ブランド | おすすめアイテムカテゴリ | 狙い目のキーワード |
|---|---|---|
| UNIQLO | ベーシックトップス、パンツ | 「コットン100%」「メリノウール」「アンクルパンツ」 |
| PLST | 仕事用パンツ、セットアップ | 「スティックパンツ」「ウォームリザーブ」 |
| ZARA | ジャケット、シャツ | 「テーラード」「構造的なデザイン」 |
| IENA | きれいめスカート、ニット | 「タイトスカート」「リブニット(肉厚なもの)」 |
シーン・季節別のおすすめコーディネート実例
最後に、実際の生活シーンや季節に合わせた具体的なコーディネート例を紹介します。TPOに合わせつつ、骨格ストレートの強みを活かすスタイリングのヒントにしてください。
春夏:Tシャツ×デニムでも垢抜けるコツ
薄着になる春夏は、身体のラインが出やすく、ストレートタイプにとっては難易度が上がる季節でもあります。
王道の「Tシャツ×デニム」スタイルを垢抜けさせるコツは、「Tシャツの素材」と「デニムの色」です。Tシャツは、テロテロした薄いものではなく、厚手で表面が滑らかなコットン素材を選びます。サイズはジャストサイズ。デニムは、ダメージ加工やウォッシュ加工が激しいものではなく、濃いインディゴブルーで、ストレートシルエットのノンウォッシュタイプを選ぶと、きれいめにまとまります。
足元はポインテッドトゥのパンプスや、レザーサンダルで引き締めれば、大人のシンプルカジュアルの完成です。
秋冬:着膨れしないニットとコートの合わせ方
重ね着をする秋冬は、最も着膨れに注意が必要です。
ニットを選ぶ際は、ローゲージ(ざっくり編み)よりもハイゲージ(細かい編み目)を選びましょう。Vネックのハイゲージニットは最強のアイテムです。もし厚手のニットを着たい場合は、編み模様のないフラットなものを選びます。
コートは、チェスターコートやトレンチコートなど、襟がしっかりあり、肩のラインが決まっているウールコートがベストです。ダウンコートを着る場合は、ステッチの幅が狭いものや、ウエストがシェイプされたデザインを選ぶと、雪だるま状態を回避できます。
オフィス:信頼感を与えるジャケットスタイル
骨格ストレートが最も得意とするのが、ジャケットスタイルです。スーツやジャケットを着ると、他のどの骨格タイプよりも「仕事ができるいい女」風に見えます。
インナーには、フリルのブラウスではなく、シンプルなシャツやカットソー、ボウタイブラウス(リボン結びせず垂らす)を合わせます。ボトムスはセンタープレスの効いたテーパードパンツか、膝丈のタイトスカート。これだけで、プレゼンや商談でも信頼感を与える完璧なオフィスコーデになります。
デート:女性らしさを出す「透け感」の取り入れ方
デートなどで女性らしさを出したい時、ストレートタイプは「過度な露出」や「フリル」よりも、「上品な色気」で勝負するのが正解です。
例えば、レースのタイトスカート。総レースでも、厚手で柄がはっきりしているもの(ケミカルレースなど)なら肉感を拾わず、華やかになります。また、シアー素材(透け素材)を取り入れたい場合は、袖だけが透けているデザインや、デコルテ部分だけが透けているデザインなど、部分的に取り入れるのがコツです。全体が透ける服は安っぽく見えやすいので避けましょう。
骨格診断アナリストのアドバイス
「季節の変わり目、特に秋口にやりがちな失敗が『ニットの重ね着』です。シャツの上にベストを重ねたり、ニットの下にTシャツをレイヤードしたりするスタイルは流行っていますが、ストレートタイプがやると上半身の厚みが倍増してしまいます。重ね着をするなら、インナーは極力薄いものにするか、そもそも『重ね着風に見える一枚の服』を選ぶのが賢い選択です。シンプル・イズ・ベストが、結局一番美しく見えます」
骨格ストレートに関するよくある質問(FAQ)
骨格ストレートの方から頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。迷った時の参考にしてください。
Q. 骨格ストレートはスキニーパンツを履いてもいいですか?
A. 条件付きでOKですが、ベストではありません。
スキニーパンツは脚のライン、特にふくらはぎの形や太ももの筋肉のハリを完全に拾ってしまうため、ストレートタイプの方が履くと、ムチムチして見えやすいアイテムです。もし履く場合は、肉感を拾いにくい厚手のデニム生地を選び、トップスはお尻が隠れるくらいの丈のシャツやジャケットを合わせて、腰回りのハリをカバーする工夫が必要です。基本的には、スキニーよりも「テーパード」や「ストレート」の方がスタイルアップします。
Q. ダイエットをすれば華奢な服も似合うようになりますか?
A. 骨格の特徴は変わりませんが、似合う幅は広がります。
骨格タイプは生まれ持った骨組みの特徴なので、痩せても「ストレート」であることは変わりません。痩せても華奢(骨っぽい感じ)にはなりにくく、健康的で引き締まったメリハリボディになります。ただ、脂肪の厚みが減ることで、これまで肉感を拾ってしまい苦手だった服(例えば少し柔らかい素材や、フィットする服)がきれいに着こなせるようになることは間違いありません。
骨格診断アナリストのアドバイス
「よく『骨格ストレートは痩せにくい』という声を聞きますが、そんなことはありません。ただ、筋肉がつきやすいため、ハードな筋トレをしすぎると、さらに身体が大きくなってしまうことがあります。ストレートタイプの方のボディメイクは、有酸素運動で脂肪を燃やしつつ、インナーマッスルを鍛えるピラティスやストレッチなどで、しなやかな筋肉を目指すのがおすすめです」
Q. 骨格ストレートに似合う髪型やバッグは?
A. 髪型は「ひし形ショート・ボブ」、バッグは「自立するレザー」がおすすめ。
髪型は、首周りをすっきりさせることが重要です。ショートボブや、ロングならストレートヘアでIラインを作ると似合います。巻き髪にする場合は、細かいカールよりも大きめのウェーブでリッチに仕上げましょう。
バッグは、身体の質感に負けない「表革(レザー)」で、マチがあり、床に置いても自立するようなかっちりしたデザイン(ケリーバッグ型やスクエアトート)がベストです。くたっとした布バッグや小さすぎるミニバッグは、身体の大きさを強調してしまうことがあります。
まとめ:自分の骨格を愛して、自信を持てるスタイルを
最後までお読みいただき、ありがとうございます。骨格ストレートの特徴や似合う服について、理解が深まったでしょうか。
多くの骨格ストレートの方が「厚みがある」「着太りする」という悩みを抱えていますが、見方を変えれば、それは「女性らしいメリハリがある」「リッチな存在感がある」という素晴らしい長所でもあります。貧相に見えず、シンプルな服を一枚着るだけでサマになるのは、ストレートタイプだけに与えられた特権です。
大切なのは、コンプレックスを隠すために身体を布で覆い隠すことではなく、あなたの持っている直線のラインとハリのある質感を活かすことです。
最後に、これだけは覚えておいてほしいポイントをチェックリストにまとめました。スクリーンショットを撮るなどして、次回の買い物の際に役立ててください。
- Iラインシルエット: 全身を縦長の長方形にまとめる
- ジャストサイズ: つかず離れず、指1本分のゆとり
- ハリのある素材: コットン、ウール、表革など肉感を拾わないもの
- 首元スッキリ: VネックやUネックでデコルテを見せる
- セットインスリーブ: 肩の縫い目をジャスト位置に合わせる
- シンプル・イズ・ベスト: 過度な装飾は不要、素材の良さで勝負
今日から、あなたの骨格を味方につけて、自信を持ってファッションを楽しんでください。鏡に映る自分が「スタイルいいかも!」と思えた瞬間、あなたのおしゃれはもっと楽しくなるはずです。
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