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【保存版】年賀状じまいの文例集&失礼にならないやめ方|50代からの人間関係整理術

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「毎年、年末になると年賀状の準備だけで憂鬱になる……」
「そろそろ枚数を減らしたいけれど、相手に失礼にならないか心配」
「LINEで繋がっている友人とは、もっと気軽にやり取りしたい」

50代を迎えると、親の介護や自身の体調変化、あるいは子供の独立など、ライフスタイルが大きく変わります。それに伴い、長年続けてきた「年賀状」という習慣を見直したいと考えるのは、決して不自然なことではありません。しかし、いざやめようと思うと「絶縁状だと思われないか」「冷たい人だと思われないか」という不安が頭をよぎるものです。

結論から申し上げますと、年賀状じまいは決して「縁切り」ではありません。むしろ、形式的なやり取りを見直し、本当に大切な人との関係をより深めるための「関係性のアップデート」なのです。相手への感謝と、今後の代替手段(LINEやメールなど)を丁寧に伝えれば、決して失礼になることはありません。

この記事では、シニアマナーコンサルタントである筆者が、以下の3点を中心に徹底解説します。

  • そのまま使える!相手別・理由別の「年賀状じまい」文例 20選
  • 友人を不快にさせず、スムーズにLINEやメールへ移行する具体的な手順
  • 専門家が教える「寒中見舞い」での事後報告や、予期せぬ返信への対応マナー

読み終える頃には、あなたの心にあった「申し訳なさ」は消え、晴れやかな気持ちで新しい一年のスタートを切る準備が整っているはずです。ぜひ、この記事をブックマークして、年末の準備にお役立てください。

  1. 年賀状じまいとは?50代から始める「人間関係の棚卸し」
    1. Chart here|年賀状じまいを行う主な理由ランキング(傾向分析)
    2. なぜ今、「年賀状じまい」が増えているのか
    3. 「縁切り」ではない!これからの関係を深めるための前向きな選択
    4. 年賀状をやめる3つのメリット(時間・コスト・精神的負担の軽減)
  2. 失礼にならない「年賀状じまい」のタイミングと基本マナー
    1. 最後の年賀状で伝えるか、寒中見舞いで伝えるか?メリット・デメリット比較
    2. 相手を不快にさせないための「3つの構成要素」
    3. 手書きの一筆は必要?印刷だけで済ませていい?
  3. 【相手別】そのまま使える年賀状じまい文例集
    1. 【親しい友人・知人へ】LINE移行を促すカジュアルな文例
    2. 【疎遠な友人・知人へ】角を立てずにフェードアウトする文例
    3. 【親戚・身内へ】近況報告を兼ねた丁寧な文例
    4. 【会社関係・上司・恩師へ】失礼のないフォーマルな文例
  4. 【理由別】状況に合わせた年賀状じまい文例集
    1. 【高齢・加齢】「文字を書くのが辛くなってきた」と正直に伝える場合
    2. 【時代の変化】「デジタル化・エコ」を理由にする場合(SDGs視点)
    3. 【定年退職・還暦】人生の節目を強調する場合
  5. LINEやメールへスムーズに移行する具体的テクニック
    1. 年賀状にLINEのQRコードを載せる手順【画像付き解説】
    2. ID検索ができない相手への対処法(メールアドレス・電話番号)
    3. 実際にLINEへ移行できた!筆者の体験談と周囲の反応
  6. こんな時どうする?年賀状じまいQ&Aとトラブル回避術
    1. Q. 宣言した後、相手から年賀状が届いてしまったら?
    2. Q. 夫の分も一緒にやめてもいい?(夫婦連名のマナー)
    3. Q. 「寒中見舞い」で事後報告する場合の文面と時期は?
  7. 手間なく作れる!おすすめ年賀状印刷サービス&アプリ
    1. 「年賀状じまい」専用テンプレートがある印刷サービス3選
    2. 宛名印刷まで丸投げして、最後の負担を最小限にする方法
    3. 自宅プリンター派におすすめの無料素材サイト
  8. まとめ:年賀状じまいで心も軽やかに。新しい一年のスタートを
    1. 最後に:あなたの決断は決して「不義理」ではありません
    2. [ダウンロード] そのまま使える年賀状じまい文例リスト

年賀状じまいとは?50代から始める「人間関係の棚卸し」

近年、50代から60代を中心に「年賀状じまい」を行う人が急増しています。かつては「終活年賀状」とも呼ばれ、70代や80代が高齢を理由に行うものでしたが、現在はもっと早い段階、特にライフステージが変化する40代後半から50代で決断するケースが一般的になりつつあります。

ここでは、なぜ今「年賀状じまい」が注目されているのか、そしてそれがもたらすメリットについて、マナーの専門家の視点から深掘りしていきます。

Chart here|年賀状じまいを行う主な理由ランキング(傾向分析)

近年の意識調査等の傾向を見ると、年賀状じまいを決断する理由は以下のような分布になっています。

  • 1位:準備の手間や精神的負担(約40%)
    年末の多忙な時期に、宛名書きや一言コメントの記入に追われるストレスから解放されたいという声が圧倒的です。
  • 2位:SNSやLINEへの移行(約30%)
    日常的に連絡を取り合っている相手に対し、改めて紙の年賀状を送る必要性を感じなくなっている層です。
  • 3位:定年退職・還暦などの節目(約20%)
    仕事関係の義理の付き合いを整理し、プライベートな関係に絞り込みたいというタイミングです。
  • 4位:時代の変化・SDGs(約10%)
    ペーパーレス化や環境配慮の観点から、紙資源の節約を理由にするケースも増えています。

なぜ今、「年賀状じまい」が増えているのか

「年賀状じまい」が増加している背景には、大きく分けて「デジタルツールの普及」と「個人の価値観の変化」があります。

まず、スマートフォンの普及率が全世代で高まったことが挙げられます。特に50代・60代でもLINE利用率は非常に高く、日常のコミュニケーションはデジタルで完結することが当たり前になりました。かつて年賀状は「年に一度の安否確認」という重要な役割を担っていましたが、SNSで互いの近況をリアルタイムに知れる現代において、その役割は相対的に低下しています。

また、虚礼廃止の風潮も後押ししています。企業がSDGs(持続可能な開発目標)や経費削減の一環として年賀状を廃止する動きが加速しており、それが個人にも波及しています。「無理をしてまで形式を守る必要はない」という合理的な考え方が、マナー違反ではなく「賢い選択」として受け入れられる土壌が整ってきたのです。

さらに、50代という年齢特有の事情もあります。更年期による体調の変化や老眼の進行により、細かい文字を書く作業が物理的に辛くなる時期です。親の介護や自身の仕事の責任が増す中で、年末の貴重な時間を年賀状作成に費やすことが、大きな負担となっている現実があります。

「縁切り」ではない!これからの関係を深めるための前向きな選択

多くの人が年賀状じまいを躊躇する最大の理由は、「相手との縁が切れてしまうのではないか」という恐怖心です。しかし、専門家の立場から断言します。年賀状じまいは「縁切り」ではありません。

むしろ、惰性で続けていた「年に一度だけの形式的なやり取り」を終わらせ、「本当に繋がりたい人と、より密なコミュニケーション手段(LINEや電話など)で繋がる」ための前向きな選択です。

例えば、毎年印刷されただけの年賀状を送り合う関係と、たまにLINEで「元気?」「この前の写真見たよ」とメッセージを送り合う関係、どちらが心の距離が近いでしょうか? 年賀状をやめることは、関係を断つことではなく、コミュニケーションの質を「量(枚数)」から「質(深さ)」へ転換する作業なのです。

「これからはLINEで気軽に連絡を取り合いましょう」と提案することで、かえって連絡頻度が増え、疎遠だった友人とランチに行く仲に戻ったという事例は枚挙にいとまがありません。

年賀状をやめる3つのメリット(時間・コスト・精神的負担の軽減)

年賀状じまいを断行することで得られるメリットは、想像以上に大きなものです。具体的には以下の3点が挙げられます。

1. 年末の貴重な「時間」が手に入る
年賀状のデザイン選び、はがきの購入、宛名書き、一言コメントの記入、投函……。これらに費やしていた数時間〜数日分の時間が丸ごと浮きます。この時間を、大掃除や年末年始の料理、あるいは家族とゆっくり過ごす時間に充てることができます。年末の慌ただしさが劇的に緩和されるでしょう。

2. 毎年の「コスト」を削減できる
年賀はがきの価格は年々上昇傾向にあります。仮に100枚出すとすれば、はがき代だけで数千円〜1万円近くかかります。さらにプリンターのインク代や印刷サービスの料金を含めれば、決して小さくない出費です。この費用を、自分へのご褒美や、大切な人への手土産代などに回すことができます。

3. 精神的な「義務感」からの解放
「元旦に届けなければ」「書き損じたらどうしよう」「あの人に出し忘れていないか」といったプレッシャーから完全に解放されます。「やらなければならない」というタスクが一つ減るだけで、心は驚くほど軽くなります。精神的な余裕が生まれることで、年末年始をより穏やかな気持ちで迎えられるようになります。

▼[シニアマナーコンサルタントのアドバイス:罪悪感を手放すための考え方]

シニアマナーコンサルタントのアドバイス
長年続けてきた習慣をやめることに、後ろめたさを感じる必要はありません。「皆様とのご縁を大切にしたいからこそ、形式的なやり取りを見直し、より密なコミュニケーション(SNSや電話など)に切り替えたい」という誠実な想いを軸にすれば、相手にも必ず伝わります。あなたの時間は有限です。本当に大切にしたいことにエネルギーを注ぐための決断を、自分自身で肯定してあげてください。

失礼にならない「年賀状じまい」のタイミングと基本マナー

年賀状じまいを決意したとしても、いきなり何も言わずに送るのをやめる「サイレント・フェードアウト」は、相手に心配をかけたり、不信感を抱かせたりする可能性があるため避けるべきです。特に50代以上の世代にとって、礼儀を欠く行為は人間関係の致命傷になりかねません。

ここでは、いつ、どのように伝えるのがベストなのか、失敗しないためのタイミングと基本マナーを解説します。

最後の年賀状で伝えるか、寒中見舞いで伝えるか?メリット・デメリット比較

年賀状じまいを伝えるタイミングには、主に「最後の年賀状で宣言する」「寒中見舞いで事後報告する」「事前にLINEやメールで連絡する」の3つのパターンがあります。それぞれのメリットとデメリットを理解し、相手との関係性に合わせて選びましょう。

タイミング メリット デメリット おすすめの相手
最後の年賀状で宣言 多くの人に一斉に伝えられる。
新年の挨拶と同時に区切りをつけられるため自然。
相手が自分宛に年賀状を用意してしまっている場合、申し訳なさを感じさせる可能性がある。 友人、知人、親戚、会社関係など全般
寒中見舞いで事後報告 相手からの年賀状を確認してから出せる。
松の内(1月7日)以降に届くため、お正月ムードを壊さない。
「今年は来なかったな」と一時的に心配される可能性がある。
別途はがきを用意する手間がかかる。
喪中で年賀状が出せなかった相手、出し忘れていた相手
LINE・メールで事前連絡 相手が年賀状を用意する前に止められるため、相手の負担も減らせる。
双方向のやり取りですぐに反応が見られる。
デジタルツールを使っていない相手には使えない。
住所しか知らない相手には不向き。
親しい友人、日常的に連絡を取る相手

基本的には、「最後の年賀状」で宣言するのが最も一般的で、角が立ちにくい方法です。「今年で最後にします」と明記することで、翌年以降の互いの負担を解消できます。

相手を不快にさせないための「3つの構成要素」

どのようなタイミングで伝えるにせよ、文章には必ず以下の3つの要素を盛り込んでください。これらが欠けると、単なる「拒絶」と受け取られかねません。

1. これまでの感謝(必須)
「長年にわたり温かい賀状をいただき、ありがとうございました」「毎年いただく年賀状を楽しみにしておりました」など、これまでの関係に対する感謝を冒頭または結びに必ず入れます。これがクッションとなり、相手の心を開きます。

2. やめる理由(角が立たない表現で)
「面倒だから」は厳禁です。「高齢のため」「時代の流れに合わせて」「還暦という節目に」など、誰にでも当てはまる、あるいは不可抗力な理由を挙げます。ポイントは「あなただけやめるわけではない(どなた様にもそうお伝えしている)」というニュアンスを含ませることです。

3. 今後の連絡手段(LINE IDやメールアドレス)
これが最も重要です。「年賀状はやめますが、関係は続けたいです」という意思表示として、LINEのID、QRコード、メールアドレス、電話番号などを明記します。「今後はLINEで繋がりましょう」の一言があるだけで、相手は安心します。

手書きの一筆は必要?印刷だけで済ませていい?

最近はネット印刷で全文を印刷するケースが増えていますが、年賀状じまいというデリケートな内容の場合、印刷だけで済ませるのは少し冷たい印象を与えるリスクがあります。

特に目上の方や親しい友人に対しては、印刷された定型文の余白に、一言でも良いので手書きメッセージを添えることを強くおすすめします。文字の上手下手は関係ありません。「手書き」という行為そのものが、相手への敬意と温かさを伝えます。

▼[シニアマナーコンサルタントのアドバイス:手書きメッセージの効果的な添え方]

シニアマナーコンサルタントのアドバイス
全文印刷でもマナー違反ではありませんが、余白に「長い間ありがとうございました」「これからはLINEで繋がりましょう」と一言手書きで添えるだけで、印象は劇的に柔らかくなります。「事務的な通知」ではなく「温かい手紙」として受け取ってもらうための、魔法のひと手間です。ペンの色は黒かブルーブラックを選び、丁寧な筆致を心がけましょう。

【相手別】そのまま使える年賀状じまい文例集

ここからは、実際にそのまま使える文例をご紹介します。相手との関係性によって言葉選びを変えることが、円満な年賀状じまいの秘訣です。

【親しい友人・知人へ】LINE移行を促すカジュアルな文例

気心の知れた友人には、堅苦しい挨拶は抜きにして、明るくポジティブに伝えるのがポイントです。「やめる」ことよりも「LINEで繋がろう」という提案を前面に出しましょう。

あけましておめでとう!
久しぶり、元気にしてる?
私も今年で〇〇歳、なんとなく人生の節目を感じています。

実は、今年を最後に年賀状を卒業して、
今後はLINEやSNSで気軽に近況報告し合いたいなと思っています。

勝手なお願いでごめんね。
これからはスマホで、もっと頻繁にやり取りできたら嬉しいです!

私のLINE IDはこちらです。
ID: xxxx-xxxx
(QRコードを貼るのもおすすめ)

これからも変わらず仲良くしてね!

【疎遠な友人・知人へ】角を立てずにフェードアウトする文例

何年も会っていない、年賀状だけの関係になっている相手には、丁寧かつ簡潔に「終了」を伝えます。個別の連絡先を詳しく書く必要はなく、メールアドレス程度に留めるか、あるいは連絡先を書かずに「皆様のご多幸をお祈りします」で結ぶのも一つの方法です。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
ご無沙汰しておりますが、皆様お変わりありませんか。

さて、私も寄る年波には勝てず、
毎年の年賀状作成が少しずつ負担に感じるようになってまいりました。
そこで、誠に勝手ながら、本年をもちまして
どなた様へも年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。

長きにわたり温かいお付き合いをいただき、心より感謝申し上げます。
今後はメールにて近況などお知らせいただければ幸いです。
E-mail: xxxx@example.com

皆様の益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

【親戚・身内へ】近況報告を兼ねた丁寧な文例

親戚関係は、今後も冠婚葬祭などで顔を合わせる機会があります。年賀状はやめても、電話や別の手段で繋がり続ける姿勢を示しましょう。

恭賀新年
旧年中は大変お世話になりました。
おかげさまで、家族一同元気に新年を迎えております。

私共も還暦を過ぎ、終活の一環として身辺整理を始めました。
その一区切りとして、本年をもちまして年始のご挨拶状を失礼させていただくことにいたしました。

年賀状は卒業しますが、今後とも変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
何かありましたら、いつでも携帯電話へご連絡ください。

寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛ください。

【会社関係・上司・恩師へ】失礼のないフォーマルな文例

最も気を使う相手です。「誠に勝手ながら」「非礼を深くお詫びいたします」といった謙譲語を使い、最大限の敬意を払います。個人的な理由よりも「高齢」や「時代の流れ」といった公的なニュアンスを含ませるのが無難です。

謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は公私にわたり多大なるご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、私事ではございますが、還暦を機に
本年をもちましてどなた様へも年賀状によるご挨拶を控えさせていただくことといたしました。
こちらの都合で誠に恐縮ではございますが、何卒ご容赦いただきたく存じます。

長きにわたり温かいご指導をいただき、心より感謝申し上げます。
今後はメール等にて変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様の益々のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

▼[シニアマナーコンサルタントのアドバイス:相手によって使い分ける「クッション言葉」]

シニアマナーコンサルタントのアドバイス
目上の方や少し距離のある方には、「誠に勝手ながら」「私事で恐縮ですが」「本来であれば拝眉の上ご挨拶申し上げるべきところ」といったクッション言葉を必ず入れましょう。これがあるだけで、一方的な通告という印象が薄れます。一方、親しい友人には堅苦しすぎると逆に距離を感じさせてしまうので、「時代の流れに合わせて」「スマホで気軽に」といった柔らかい表現が好まれます。

【理由別】状況に合わせた年賀状じまい文例集

相手別の文例に加えて、自分の状況(理由)に合わせた言い回しを知っておくと、より説得力のある文章が作れます。嘘をつく必要はありませんが、相手が納得しやすい「言い方」があります。

【高齢・加齢】「文字を書くのが辛くなってきた」と正直に伝える場合

50代後半や60代になると、老眼や手の震えなどで細かい文字を書くのが辛くなるのは自然なことです。これを正直に伝えることで、相手の同情と理解を得やすくなります。

寄る年波には勝てず、細かい文字の読み書きが困難になってまいりました。
皆様への失礼があってはならないと考え、
本年をもちまして年賀状でのご挨拶を終了させていただくことにいたしました。

【時代の変化】「デジタル化・エコ」を理由にする場合(SDGs視点)

まだ若い50代前半の方や、ビジネス関係の方におすすめの理由です。環境意識の高さや、デジタルツールへの適応をポジティブに伝えます。

昨今のデジタル化の流れや環境保全の観点から、
紙の年賀状によるご挨拶を見直し、SNSやメールへ移行することといたしました。
今後はペーパーレスで、よりスピーディーに近況をお伝えできればと存じます。

【定年退職・還暦】人生の節目を強調する場合

最も角が立たない「鉄板」の理由です。人生のステージが変わるタイミングでの整理は、誰にとっても納得感があります。

本年で定年退職を迎え、生活スタイルが一変いたしました。
これを機に人間関係の棚卸しを行い、
どなた様へも儀礼的な年賀状のご挨拶をご遠慮させていただくことにいたしました。
第二の人生も、変わらぬお付き合いをお願いいたします。

▼[シニアマナーコンサルタントのアドバイス:嘘をつかずに相手を納得させるコツ]

シニアマナーコンサルタントのアドバイス
「忙しいから」という理由は「あなたに割く時間がない」と受け取られかねないので避けましょう。「年齢的に細かい文字がつらくなってきた」「定年を機に人間関係の整理をしている」など、自分自身の事情や節目を理由にすると、相手も「それなら仕方ない」と納得しやすくなります。「皆様一律に」という言葉を添えるのも、相手に「自分だけ切られたわけではない」と安心させるための有効なテクニックです。

LINEやメールへスムーズに移行する具体的テクニック

年賀状じまいのゴールは、年賀状をやめることではなく、その後のコミュニケーションをデジタルへ移行することです。ここでは、デジタルが苦手な方でも実践できる、スムーズな移行テクニックを解説します。

年賀状にLINEのQRコードを載せる手順【画像付き解説】

最も確実な方法は、最後の年賀状に自分のLINEのQRコードを印刷してしまうことです。相手はスマホで読み取るだけで、すぐにあなたを友だち追加できます。

【QRコードの取得手順】

  1. LINEアプリを開き、ホーム画面右上の「友だち追加」アイコン(人型に+マーク)をタップ。
  2. 上部の「QRコード」をタップし、「マイQRコード」を選択。
  3. 自分のQRコードが表示されたら、「保存」または「共有」で画像をスマホ本体に保存します。
  4. 年賀状作成アプリやパソコンの年賀状ソフトで、保存した画像を読み込み、はがきのデザイン面に配置します。

【注意点】
QRコードは小さすぎると読み取れません。最低でも2cm×2cm程度の大きさで配置し、周囲に余白を持たせましょう。「ここをスマホのカメラで読み取ってください」と一言添えると親切です。

ID検索ができない相手への対処法(メールアドレス・電話番号)

相手が格安SIMを使っている場合や、年齢確認が済んでいない場合、ID検索ができないことがあります。また、QRコードの読み取り方がわからないというシニア層もいます。

そのため、QRコードだけでなく、以下の情報を併記しておくと万全です。

  • メールアドレス: ガラケーユーザーやPC派のために必須。
  • 携帯電話番号: ショートメッセージ(SMS)なら、LINEをやっていない人とも文字のやり取りが可能です。

「LINEがうまく繋がらない場合は、こちらのメールアドレスへご連絡ください」と添えておけば、連絡が途絶えるリスクを最小限に抑えられます。

実際にLINEへ移行できた!筆者の体験談と周囲の反応

私自身も数年前に年賀状じまいを行いましたが、結果として人間関係は以前よりも豊かになりました。

▼[筆者の実体験:年賀状じまいがきっかけで再会した話]

礼法・手紙文化研究家の体験談
数年前、思い切って年賀状に「今後はFacebookとLINEで近況報告します」と書き添え、QRコードを印刷して投函しました。すると、10年以上会っていなかった学生時代の友人から、お正月に「見たよ!元気?」とLINEが届いたのです。

年賀状だけの関係だった頃は、印刷された文字を見るだけで終わっていましたが、LINEで繋がったことで、リアルタイムに写真を送り合ったり、コメントし合ったりする仲に復活しました。その後、実際にランチに行くことになり、旧交を温めることができました。年賀状じまいは、決して終わりではなく、実は「新しい交流の始まり」だったのです。恐れずに一歩踏み出してみてください。

こんな時どうする?年賀状じまいQ&Aとトラブル回避術

いざ実行しようとすると、細かい疑問や不安が出てくるものです。ここでは、よくある質問とトラブル回避術をQ&A形式でまとめました。

Q. 宣言した後、相手から年賀状が届いてしまったら?

A. 無視せず、寒中見舞いやLINEで返信しましょう。

年賀状じまいを宣言しても、相手がうっかり送ってきたり、行き違いで届いてしまったりすることはよくあります。この時、頑なに無視をするのはマナー違反です。

「ご連絡ありがとうございます。宣言通り年賀状は失礼しておりますが、お元気そうで何よりです」と、LINEやメール、あるいは寒中見舞い(はがき)で丁寧にお礼を伝えましょう。「来年からは本当にお気遣いなく」と再度念押しすれば、角が立ちません。

Q. 夫の分も一緒にやめてもいい?(夫婦連名のマナー)

A. 基本的には個人の判断ですが、夫婦で足並みを揃えるとスムーズです。

夫婦連名で出している場合、妻だけやめて夫は続ける、というのは管理が煩雑になります。「夫婦共に高齢になりましたので、二人揃って本年で卒業させていただきます」と連名で宣言するのが最も自然的です。ただし、夫の仕事関係など、どうしても続けなければならない相手がいる場合は、その相手だけ夫個人名で出し続けるという柔軟な対応も必要です。

Q. 「寒中見舞い」で事後報告する場合の文面と時期は?

A. 松の内(1月7日)が明けてから、立春(2月4日)の前日までに届けます。

年賀状を出さずに、届いた相手にだけ返事を出す「事後報告」パターンです。

文例:
「寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をいただき、ありがとうございました。
実は、私共も高齢となり、本年よりどなた様へも年賀状を控えさせていただくことにいたしました。
連絡が行き届かず、申し訳ございません。
今後はLINE等で近況をお知らせできれば幸いです。
寒さ厳しき折、ご自愛ください。」

▼[シニアマナーコンサルタントのアドバイス:返信が来た時の神対応]

シニアマナーコンサルタントのアドバイス
「年賀状はやめるんじゃなかったの?」と聞かれたり、翌年も届いてしまったりした場合は、目くじらを立てずに大人の余裕で対応しましょう。「嬉しい誤算で、お便りをいただけて光栄です。私は卒業しましたが、いただく分にはありがたく拝読しますね」と返せば、相手も嫌な気持ちになりません。白黒はっきりつけすぎないのも、人間関係を円滑にするコツです。

手間なく作れる!おすすめ年賀状印刷サービス&アプリ

「最後の年賀状」こそ、美しく仕上げて有終の美を飾りたいもの。しかし、手間はかけたくない。そんな50代におすすめなのが、スマートフォンで完結する年賀状印刷サービスです。

「年賀状じまい」専用テンプレートがある印刷サービス3選

最近の印刷サービスには、「年賀状じまい」「終活年賀状」専用のカテゴリーが設けられていることが多く、文章を考える手間すら省けます。選ぶ際のポイントは「テンプレートの豊富さ」と「宛名印刷の有無」です。

サービスの特徴 メリット こんな人におすすめ
スマホアプリ完結型 スマホの写真を選んで、そのまま注文・投函まで可能。
基本料無料のところが多い。
PCを持っていない人
隙間時間で作りたい人
コンビニ印刷対応型 アプリで作って、近くのコンビニですぐに印刷できる。
1枚から印刷可能。
枚数が少ない人
急いで投函したい人
ネット印刷通販型 デザインの質が高く、紙質も高級感がある。
宛名印刷や投函代行が無料のケースも。
数十枚以上出す人
最後だからきれいに仕上げたい人

宛名印刷まで丸投げして、最後の負担を最小限にする方法

年賀状作りで最も大変なのが「宛名書き」です。多くのネット印刷サービスでは、住所録データを登録すれば、宛名面まで印刷してくれるオプション(無料の場合が多い)があります。

一度住所録を登録してしまえば、来年以降もし「寒中見舞い」や「喪中はがき」を出すことになった際にも流用できます。「最後だから」と割り切って、宛名書きまでプロに任せてしまうのが、ストレスフリーに年賀状じまいを完了させる賢い方法です。

自宅プリンター派におすすめの無料素材サイト

自宅で印刷する場合も、日本郵便の公式サイトや、プリンターメーカー(エプソン、キヤノン、ブラザーなど)が提供している無料素材サイトを活用しましょう。「年賀状じまい」というキーワードで検索すれば、時候の挨拶が入った背景画像や、文字素材が多数見つかります。これらを組み合わせるだけで、オリジナリティのある最後の挨拶状が完成します。

まとめ:年賀状じまいで心も軽やかに。新しい一年のスタートを

年賀状じまいは、決してネガティブな「縁切り」ではありません。これまでの感謝を伝え、これからの関係をより良くするための、前向きな「コミュニケーションの断捨離」です。

50代という人生の折り返し地点で、義理や形式だけの付き合いを手放すことは、これからの人生をより身軽に、自分らしく生きるための第一歩となります。罪悪感を持つ必要はありません。あなたの誠意は、適切な言葉を選べば必ず相手に伝わります。

最後に:あなたの決断は決して「不義理」ではありません

「今年で最後にします」と書くその手は、少し震えるかもしれません。しかし、投函した後に訪れる解放感は、何物にも代えがたいものです。空いた時間で、本当に大切な人とゆっくりお茶を飲んだり、電話で話したりしてください。その時間こそが、年賀状以上に価値のある「心の交流」となるはずです。

[ダウンロード] そのまま使える年賀状じまい文例リスト

最後に、投函前の最終チェックを行いましょう。以下のリストを確認して、自信を持ってポストへ向かってください。

▼Check List|投函前の最終確認リスト
  • [ ] 「最後」であることは明記したか?
    曖昧な表現だと、来年も届いてしまう可能性があります。
  • [ ] 感謝の言葉は入っているか?
    「ありがとうございました」の一言が、関係を繋ぎ止めます。
  • [ ] 今後の連絡先(LINE/メール)は間違っていないか?
    IDやアドレスの入力ミスがないか、再度確認しましょう。
  • [ ] 目上の方へ失礼な表現になっていないか?
    クッション言葉(誠に勝手ながら等)が入っているかチェック。
  • [ ] 投函時期は適切か?
    元旦に届くように、12月25日までに投函するのがベストです。

新しい一年が、あなたにとって負担のない、笑顔あふれる素晴らしい年になりますように。勇気ある一歩を応援しています。

この記事を書いた人

「まんまる堂」は、日々の生活をより豊かにするための情報を発信する総合ライフスタイルメディアです。

当編集部では、徹底したリサーチとデータ分析に基づき、読者の皆様の「知りたい」に答える記事を制作しています。特定の分野においては、その道の有資格者や実務経験者の監修・協力を得て、正確かつ信頼性の高い情報提供に努めています。

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