検索窓に「同人すまーと」と入力されたあなたが探しているのは、おそらくDLsiteが運営する初期費用・月額無料の同人ショップ作成サービス「Smart」のことでしょう。あるいは、もっと広い意味で「スマホを使ってスマート(賢く・効率的)に同人活動を行いたい」と考えているかもしれません。
結論から申し上げますと、Smartは利益率を最大化し、自分だけの顧客リストを持つために非常に強力なツールです。しかし、真に活動を「スマート」にするためには、Smart単体の導入だけでなく、BOOTHや委託書店との使い分け、そしてイベント現場での決済ツールのデジタル化といった総合的な戦略が欠かせません。
この記事では、現役の同人ビジネス・コンサルタントである筆者が、以下の3点を中心に徹底解説します。
- 同人ショップ作成サービス「Smart」のメリット・デメリットと、BOOTHとの決定的な違い
- スマホだけで同人活動(作品販売・売上管理・イベント決済)を完結させる具体的なツール選定
- 利益率を最大化し、ファンを囲い込むためのプロ直伝の運営ノウハウ
これから同人活動を始める方も、すでに活動中で利益率や手間に悩んでいる方も、この記事を読めば「次に何をすべきか」が明確になります。ぜひ最後までお付き合いください。
「同人すまーと」とは?DLsite公式サービスSmartと活動効率化の基礎知識
このセクションでは、まず検索キーワード「同人すまーと」に込められた意図を整理し、メインのトピックであるサービス「Smart」の概要と、現代の同人活動における「スマート化」の全体像を提示します。
検索されている「同人すまーと」の正体はDLsiteの「Smart」
多くのクリエイターや同人ファンが「同人すまーと」あるいは「同人スマート」と検索する際、その目的の多くは株式会社エイシスが運営する「Smart(スマート)」というサービスへのアクセスです。
Smartは、国内最大級の二次元コンテンツダウンロード販売サイト「DLsite」のアカウントを利用して、誰でも簡単に、しかも初期費用・月額費用0円で自分だけのネットショップを開設できるサービスです。従来の「委託販売」とは異なり、クリエイター自身がショップのオーナーとなる「直販」形式に近い形態をとっています。
なぜ「同人すまーと」とひらがなで検索されることが多いのでしょうか。それは、サービス名が一般的な英単語の「Smart」であるため、単に英語で検索するとスマートフォンやスマート家電などの情報に埋もれてしまうからです。同人活動に関連するSmartを探すために、あえて「同人」という言葉を付け加えたり、ひらがなで入力したりするユーザーが多いのです。
なぜ今「Smart」が注目されているのか?委託販売との違い
近年、Smartが注目を集めている背景には、同人活動における「プラットフォーム手数料」と「顧客との関係性」に対する意識の変化があります。
従来、同人誌や同人ゲームの販売といえば、とらのあなやメロンブックスといった「委託書店」に商品を預けるのが一般的でした。委託販売は、書店の強力な集客力や店舗網を利用できる反面、販売手数料が比較的高く(一般的に30%〜)、在庫の管理や発送の手間、あるいは倉庫保管料などのコストが発生する場合がありました。
一方、Smartのようなサービスは、デジタルコンテンツであれば在庫リスクがなく、物理的なグッズや書籍であっても「自家通販」の形式をとることで、手数料を大幅に抑えることが可能です。特にSmartは、DLsiteという巨大なプラットフォームのID連携機能を持ちながら、あくまで「個人のショップ」として機能するため、手数料率が低く設定されており、クリエイターの手取り額が増えるという大きなメリットがあります。
また、インボイス制度の導入や物価高騰など、クリエイターを取り巻く経済環境が厳しさを増す中で、「少しでも利益率を高めたい」「無駄なコストを削減したい」という切実なニーズに、Smartの「0円で始められる」という手軽さが合致したと言えるでしょう。
「スマートな同人活動」とは?制作・販売・決済のDX化
「同人すまーと」という言葉には、単なるサービス名以上の意味、つまり「同人活動全体をスマート(効率的)にする」という願いも含まれていると筆者は考えます。
現代の同人活動は、PCに向かって作業するだけではありません。スマートフォン一つで原稿を描き、入稿し、販売ページを作成し、イベント会場ではQRコード決済で売上を管理する。このように、あらゆる工程がデジタル化(DX化)されつつあります。
真に「スマートな同人活動」とは、以下の3つの要素が連携している状態を指します。
- 制作のスマート化:スマホアプリやクラウドを活用し、場所を選ばずに創作する。
- 販売のスマート化:SmartやBOOTHを活用し、在庫リスクを減らしつつ利益を最大化する。
- 決済のスマート化:イベント会場でキャッシュレス決済を導入し、会計ミスや接触リスクを減らす。
これらを組み合わせることで、創作に使える時間を増やし、精神的な余裕を持つことが可能になります。
Concept Diagram|同人活動のスマート化マップ
(イメージ解説:中央に「クリエイター(スマホ所持)」を配置。そこから3つの矢印が伸びている。
1. 「販売」→ Smart(DLsite連携・高利益率・メルマガ)
2. 「イベント」→ キャッシュレス決済アプリ(売上自動集計・小銭不要)
3. 「制作・管理」→ クラウド会計・制作アプリ(場所を選ばず作業)
これらが相互に連携し、データが一元管理されている様子を表す図)
現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス
「同人活動において『1つのプラットフォームに依存する』のはリスクです。アカウント停止や規約変更の影響をまともに受けてしまうからです。SmartはDLsiteのアカウントパワーを使いつつ、独自ショップとして顧客リストを持てる点が最大の強みです。委託販売(とらのあな・メロンブックス)で幅広い新規層を取り込み、Smartでコアなファンを囲い込む『ハイブリッド運用』こそが、最もリスクヘッジができ、かつ収益性の高いスマートな戦略と言えるでしょう。」
同人ショップ作成サービス「Smart」の5つのメリットと評判
ここでは、メインの検索意図であるSmartの機能的価値を深掘りします。なぜ多くのクリエイターがSmartを選ぶのか、その具体的なメリットを5つのポイントに絞って解説します。
初期費用・月額利用料0円!リスクなしで即日開業
Smartの最大の魅力は、なんといっても「金銭的なリスクがゼロ」であることです。一般的なネットショップ作成サービス(BASEやSTORESなど)では、高機能なプランを使うために月額費用がかかることがありますが、Smartは初期費用も月額固定費も一切かかりません。
費用が発生するのは「商品が売れた時」のみです。システム利用料や決済手数料が売上から差し引かれる仕組みのため、もし商品が一つも売れなかったとしても、赤字になることはありません。これは、これから活動を始める初心者や、不定期にしか活動しないサークルにとって非常に心理的なハードルを下げる要素です。
また、審査などの待ち時間もほとんどなく、DLsiteのアカウントさえあれば、設定から公開まで最短数分で完了します。「今日思い立って、今日お店を開く」ことが可能なのです。
DLsiteアカウントと連携可能!面倒な登録作業が不要
新たにネットショップを開設する際、最も面倒なのがアカウント登録作業です。メールアドレスの認証、パスワード設定、住所入力…といった手続きは、創作の意欲を削ぐ要因になりかねません。
Smartは、国内で900万人以上の会員数を誇るDLsiteのアカウント(エイシスID)をそのまま利用できます。クリエイター側はもちろん、購入者側もDLsiteのアカウントでログインして決済できるため、「会員登録が面倒だから買うのをやめる」というカゴ落ち(購入離脱)のリスクを大幅に軽減できます。
すでにDLsiteを利用しているユーザー層は、デジタルコンテンツの購入に慣れており、クレジットカード情報なども登録済みであることが多いため、購入までのハードルが極めて低いのが特徴です。
販売手数料の仕組みと「実質手取り」の計算方法
同人活動を継続する上で、利益率は死活問題です。Smartの手数料体系は非常にシンプルかつ、クリエイターに有利に設定されています。
基本的な手数料は以下の通りです(※記事執筆時点)。
- システム利用料:売上金額の数%〜(プランやキャンペーンにより変動あり、一般的には低率)
- 決済手数料:利用された決済手段に応じた実費相当
特筆すべきは、大手委託書店の手数料(約30%〜40%)と比較して、手元に残る金額(還元率)が高い傾向にあることです。例えば、1,000円のデジタル作品を販売した場合、委託書店では手取りが600円〜700円程度になることが多いですが、Smartなどの直販系サービスでは850円〜900円近く残るケースもあります。
この「数百円の差」は、販売数が100部、1,000部と増えるにつれて、数十万円単位の利益差となって跳ね返ってきます。
顧客リスト(メアド)が手に入る!メルマガ機能の威力
これは他のプラットフォームにはない、Smartの非常に強力なメリットです。Smartでは、購入者のメールアドレスに対してメルマガを配信する機能が備わっています(※購入者がメルマガ受信を許可した場合)。
通常、委託書店やBOOTHなどのプラットフォームでは、購入者の個人情報はプラットフォーム側が管理しており、クリエイターが直接連絡を取ることは難しい仕様になっています。しかしSmartでは、自分のショップの「顧客リスト」としてファンと繋がることができます。
新作をリリースした際、Twitter(X)などのSNSで告知をしても、アルゴリズムの影響でタイムラインに表示されず、ファンに気づかれないことが多々あります。しかし、メールであればダイレクトに情報を届けることができます。この「プッシュ型の販促」ができるかどうかは、長期的な売上の安定性を大きく左右します。
デジタルも物理もOK!「なりすまし配送」で匿名性を確保
Smartは、PDFや音声ファイルなどのデジタルコンテンツだけでなく、同人誌やアクリルスタンドといった物理グッズの販売(自家通販)にも対応しています。
自家通販で懸念されるのが「個人情報の公開」です。自宅の住所や本名を知らない相手に教えることには抵抗があるでしょう。Smartでは、ヤマト運輸と連携した「なりすまし配送(匿名配送)」機能を利用できます。
この機能を使えば、出品者も購入者も、互いの住所や氏名を開示することなく、システム上で発行されたQRコードをコンビニや営業所に持ち込むだけで発送が完了します。プライバシーを守りながら、安全に物理グッズのやり取りができるため、女性クリエイターや副業で活動している方にも安心です。
Infographic|Smartの仕組みと金銭・情報の流れ
(イメージ解説:
左側:購入者(DLsite IDでログイン・購入)
中央:Smartシステム(代金決済・匿名配送コード発行・DLデータ配信)
右側:クリエイター(売上受取・商品発送・メルマガ配信)
矢印で「お金」「商品(データ/物理)」「情報(匿名)」の流れを示す。特に、クリエイターから購入者へ直接「メルマガ」の矢印が伸びている点を強調)
現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス
「多くのクリエイターが見落としがちですが、BOOTHや委託書店では『購入者のメールアドレス』は手に入りません。プラットフォーム側の資産だからです。しかしSmartでは、条件付きとはいえこれが取得できるため、新作発売時にダイレクトメールを送ることができます。SNSのアルゴリズム変更や凍結リスクに左右されずに告知を届けられるこの機能は、長期的な活動において計り知れない『資産』となります。リストマーケティングができる唯一の同人ツールと言っても過言ではありません。」
【徹底比較】Smart vs BOOTH vs 委託書店!どれを選ぶべき?
ペルソナであるあなたが最も気にしているのは、「結局、BOOTHや委託書店と比べてどうなのか?」という点でしょう。ここでは、手数料、集客力、使い勝手を定量的に比較し、あなたのスタイルに最適な選択肢を提示します。
料金・手数料比較シミュレーション(1,000円の作品が売れた場合)
最もわかりやすい判断基準である「お金」について比較します。1,000円のデジタル作品が1部売れたとき、あなたの手元にいくら残るかの概算シミュレーションです。
▼ 手数料・手取り比較シミュレーション(クリックして展開)
| 項目 | Smart | BOOTH | 一般的な委託書店 |
|---|---|---|---|
| 販売価格 | 1,000円 | 1,000円 | 1,000円 |
| サービス手数料 | 無料〜低率 (キャンペーン等による) |
5.6% + 22円 (約78円) |
約30%〜 (約300円) |
| 決済手数料 | 実費(約3.5%〜) (約35円〜) |
上記に含まれる | 上記に含まれる場合が多い |
| 振込手数料 | 条件により無料 または数百円 |
200円〜300円程度 (受取額から引かれる) |
無料〜数百円 (条件による) |
| 概算手取り額 | 約900円〜950円 | 約922円 (振込手数料含まず) |
約700円 |
※上記はあくまで概算であり、各サービスの規約変更やキャンペーン、決済手段によって変動します。Smartはキャンペーン期間中、手数料が実質無料になることもあり、その場合の利益率は圧倒的です。
このように、1部あたりの利益率で見ると、SmartとBOOTHは委託書店を大きく上回ります。数を売れば売るほど、この差は大きくなります。
集客力の違い:DLsiteの送客効果 vs BOOTHの検索性
手数料が安いからといって、売れなければ意味がありません。ここで重要になるのが「集客力」です。
- 委託書店(とらのあな・メロンブックス等):
圧倒的な集客力を持ちます。店舗に並ぶことで、あなたのことを知らない層の目に留まるチャンスがあります。特集ページやランキングからの流入も期待できます。 - BOOTH:
pixivと連携していますが、基本的には「指名買い」がメインです。pixivで作品を見て、リンクを辿って買いに来る人が大半であり、BOOTH内検索だけで新規ファンを獲得するのはハードルが高い傾向にあります。 - Smart:
基本はBOOTH同様、自力での集客が必要です。しかし、Smartには「DLsite」という強力なバックボーンがあります。DLsite内で関連作品として表示されるなどの連携強化が進めば、BOOTH以上の送客効果が期待できるポテンシャルを持っています。
R18作品の取り扱いと規制ラインの違い
同人活動において避けて通れないのが、成人向け(R18)作品の取り扱いです。
- Smart & DLsite:
成人向けコンテンツの販売に非常に強いプラットフォームです。ゾーニングもしっかりしており、ユーザーもそれを求めて来訪するため、R18作品の販売には最適です。 - BOOTH:
R18作品も販売可能ですが、決済手段(PayPalなど)の規約により、一部の表現に対して規制が厳しくなる傾向があります。また、アプリ版ではR18作品が表示されないなどの制限もあります。
振込サイクルと最低支払額の比較
売上がいつ現金化されるかも重要です。
- Smart:
DLsiteのシステムに準拠し、比較的早いサイクルでの振込が可能です。また、売上をDLsiteでの購入ポイントに変換する場合は、即時反映されるなどのメリットもあります。 - BOOTH:
翌月払いなどが基本ですが、「お急ぎ振込」機能を使えば、手数料を支払うことで早期に受け取ることも可能です。
結局、あなたはどれを選ぶべき?タイプ別診断
以上の比較を踏まえ、タイプ別におすすめのサービスを整理します。
▼ あなたに最適なサービスは?タイプ別診断(クリックして展開)
- とにかく利益率(手取り)を最優先したい人
👉 Smart または BOOTH
自力でSNS告知ができるなら、手数料の安いこれらが最強です。 - DLsiteのユーザー層にアプローチしたい人
👉 Smart
既存のDLsiteアカウントで購入できる利便性は、DLsiteユーザーにとって大きな魅力です。 - pixivでの活動がメインの人
👉 BOOTH
pixivのプロフィールや作品ページとの連携がスムーズです。 - 自力での宣伝に自信がなく、手数料を払ってでも多くの人に見てもらいたい人
👉 委託書店
店舗や通販サイトのトップページでの露出をお金(手数料)で買うイメージです。 - 顧客リストを持って、長期的にファンビジネスを展開したい人
👉 Smart
メルマガ機能が使える唯一の選択肢です。
現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス
「手数料の安さだけでSmartやBOOTHを選びがちですが、『集客コスト』も考慮すべきです。委託書店は手数料が高い分、強力な集客力と店舗スタッフによる販促があります。一方、SmartやBOOTHは自力での集客(SNS告知など)が必須です。ご自身のTwitter(X)のフォロワー数や発信力と相談しながら、手数料が高くても売れる場所を選ぶか、利益率重視で自力集客するかを判断してください。初心者はまず委託で知名度を上げ、固定ファンがついたらSmartへ誘導するという流れも王道です。」
スマホで完結!Smartでのショップ開設・出品手順【図解あり】
「PCを持っていない」「外出先や隙間時間にスマホで作業したい」という方のために、Smartがいかにスマホフレンドリーであるかを解説します。Smartはレスポンシブデザインに対応しており、ブラウザから全ての操作が可能です。
準備するもの:DLsiteアカウントと振込口座のみ
必要なものは以下の2点だけです。
- DLsiteアカウント(エイシスID): 無料で作成できます。購入用アカウントと同じものでOKです。
- 売上振込用の銀行口座: ネット銀行でも地方銀行でも問題ありません。
ステップ1:ショップ情報の入力と特定商取引法設定
スマホのブラウザ(SafariやChrome)でSmartの公式サイトにアクセスし、「ショップを開設する」ボタンをタップします。
- ショップ名とURLの設定: 覚えやすい名前と、英数字のURLを決めます。
- 特定商取引法の表記: 法律で定められた項目を入力します。ここで「住所・電話番号の非公開設定」にチェックを入れることで、購入者には運営会社の情報が代わりに表示され、個人のプライバシーが守られます。これは非常に重要な設定ですので、必ず確認しましょう。
ステップ2:作品登録(デジタルデータ・物理グッズ)
ショップができたら商品を並べます。
- 商品名と価格: 魅力的なタイトルと価格を入力します。
- 商品説明文: スマホのフリック入力でサクサク書けます。
- 画像アップロード: スマホのカメラロールにあるイラストや写真をそのままアップロードできます。表紙画像やサンプル画像を設定しましょう。
- ファイルアップロード(デジタル): スマホ内のファイル(zipやpdf)を選択してアップロードします。iPhoneやAndroidのファイル管理アプリを活用すれば、PCなしでもzipファイルの作成・アップロードが可能です。
ステップ3:デザイン設定と公開作業
ショップの見た目を整えます。といっても、難しいCSSなどは不要です。用意されたテンプレートから好きな色やレイアウトを選ぶだけで、スマホで見やすい綺麗なショップが完成します。
最後に「公開」ボタンを押せば、その瞬間から世界中にあなたの作品が販売されます。
スマホブラウザでの売上管理画面の見方
Smartの管理画面はスマホに最適化されています。
- ダッシュボード: 今日の売上、アクセス数が一目でわかります。
- 注文管理: 物理グッズの注文が入った際、発送手続きやQRコード発行もスマホ画面からワンタップで行えます。
Screenshot Gallery|スマホでのSmart開設フロー
(イメージ解説:スマホ画面のキャプチャを3〜4枚並べる。
1. 「ショップ開設」ボタンをタップする画面
2. 「特定商取引法」の「非公開にする」チェックボックス
3. カメラロールから画像を選んでいる画面
4. 売上グラフが表示されているシンプルな管理画面
キャプション:「入力項目はこれだけ。迷うことなく進めます」)
イベント参加も「スマート」に!同人活動を効率化する便利ツール
「同人すまーと」の検索意図には、イベント会場での活動を効率化したいという願いも含まれています。ここではSmart以外の、即売会で役立つ「スマートな」ツールを紹介します。
イベント会場での決済をスマホで!CirclePAY / pixiv PAY / Square
同人即売会で最も時間がかかり、ミスが起きやすいのが「小銭のやり取り」です。これをスマホ決済に変えるだけで、劇的にスムーズになります。
- CirclePAY(サークルペイ):
同人イベントに特化した決済サービス。QRコードを読み込んでもらうだけで決済完了。アプリのインストールが不要な場合もあり、手軽です。 - pixiv PAY:
pixivが提供する決済アプリ。pixivのアカウントと連携し、売上管理が容易です。 - Square(スクエア):
小型のカードリーダーをスマホに接続し、クレジットカードや電子マネー決済に対応できます。プロのような会計が可能になり、高額商品の購入率アップに貢献します。
在庫管理・お品書き作成を効率化するアプリ
- 在庫管理アプリ:
「レジプラ」などの同人専用レジアプリを使えば、何がいくつ売れたかをリアルタイムで集計できます。頒布終了後の棚卸し作業が不要になります。 - お品書き作成:
「Canva」などのデザインアプリを使えば、スマホだけで見栄えの良いお品書き画像を作成し、そのままSNSに投稿したり、コンビニでプリントアウトしたりできます。
確定申告もスマホで?会計ソフトとの連携テクニック
売上が上がれば、確定申告が必要になります。Smartやイベントでの売上データを、「freee」や「マネーフォワード」などのクラウド会計アプリに入力しておけば、面倒な計算を自動化し、スマホから確定申告書類を作成することも可能です。
物理同人誌もスマホで作れる?入稿対応アプリの紹介
最近では、PCを持たずにiPadやスマホだけで原稿を描くクリエイターも増えています。「MediBang Paint」や「アイビスペイント」などのアプリは、印刷所の入稿規定に合わせた原稿作成機能を備えており、スマホから直接印刷所へデータ入稿まで完結させることができます。
現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス
「イベント会場では、スムーズな会計が機会損失を防ぎます。小銭のやり取りでもたつくと、後ろに並んでいる人が離脱してしまうことも。『Smart』な決済手段を用意しておくことは、購入者への配慮であると同時に、サークルの信頼感を高め、結果として売上アップに直結します。ただし、会場の電波状況が悪い場合に備えて、予備の小銭とモバイルバッテリーもお忘れなく。」
Smartで売上を伸ばすための実践テクニック
Smartを開設しただけでは、商品は売れません。ここでは、単なる機能説明を超え、実際に利益を出すためのプロのノウハウを提供します。
DLsite作品ページからのリンク誘導戦略
もしあなたがDLsiteですでに作品を販売している、あるいはこれから販売する場合、DLsiteの作品ページは最大の広告塔になります。
DLsiteのプロフィール欄や、作品説明文の中に、SmartのショップURLを記載しましょう。「Smart限定のおまけ付き」「Smartならグッズも買える」といった付加価値を訴求することで、巨大なDLsiteのトラフィックを自分のショップに流し込むことができます。
クーポン発行機能を活用したリピーター獲得術
Smartにはクーポン発行機能があります。これを戦略的に使いましょう。
- サンキュークーポン: 商品購入後の自動返信メールに、次回使える割引コードを記載する。
- 期間限定クーポン: 「月末まで10%OFF」などのクーポンをSNSで配布し、購入のきっかけを作る。
値引きは利益を削りますが、それ以上に「リピーターになってもらう」ことの価値は計り知れません。
無料配布・体験版を活用してリストを集める方法
「まずは無料でいいから手に取ってもらう」ことが重要です。Smartで0円の「体験版」や「フリーペーパー(PDF)」を配布しましょう。
0円であっても、購入(ダウンロード)手続きを経ることで、そのユーザーはあなたの「顧客リスト(メルマガ配信対象)」になります。一度リストに入ってもらえれば、次回有料作品を出した時に直接告知ができるようになります。これは「フリーミアム」と呼ばれる、非常に効果的なマーケティング手法です。
SNS(Twitter/X)での効果的な告知タイミングとURL配置
SmartのURLをただツイートするだけでは不十分です。
- 固定ツイート: プロフィールのすぐ下に常にSmartのリンクがある状態にする。
- ツリー投稿: イラストや漫画を投稿し、そのリプライ(ツリー)の最後に「続きや高画質版はSmartで」とリンクを貼る。
- 予約投稿: 人が多く見る時間帯(20時〜22時など)を狙って告知する。
[現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス:クロスセル戦略]
現役同人ビジネス・コンサルタントのアドバイス
「Smartならではの戦略として、DLsiteで本編を販売し、Smartで『設定資料集』や『高解像度版』『PSDデータ』などのファン向け特典(おまけ)を販売する手法があります。DLsiteのプロフィール欄や作品説明文にSmartへのリンクを貼り、『コアなファンはこちらもチェック』と誘導することで、手数料を抑えつつ客単価を上げることが可能です。これを『クロスセル』と呼びますが、ファンにとっても選択肢が増える嬉しい施策となります。」
Smart利用に関するよくある質問(FAQ)
最後に、Smartの利用を検討している方が抱きがちな疑問や不安に、Q&A形式で簡潔にお答えします。
Q. Smartは本当に完全に無料で使えますか?裏はありませんか?
A. はい、初期費用や月額固定費は完全に無料です。
「裏」はありませんが、商品が売れた時に初めて、売上の中から手数料が差し引かれる「成果報酬型」のビジネスモデルです。売れなければ1円もかかりません。
Q. 本名や住所を公開せずに販売できますか?
A. はい、可能です。
特定商取引法の設定で「住所・電話番号を非公開にする」を選択すれば、運営会社(株式会社エイシス)の情報が代わりに表示されます。また、物理グッズの発送も「匿名配送」を利用すれば、互いの住所を知られずに取引できます。
Q. DLsiteで販売中の作品をSmartでも販売して規約違反になりませんか?
A. 基本的には問題ありません。
ただし、DLsite側で「独占販売契約」などを結んでいる特別なケースを除きます。通常の登録作品であれば、SmartやBOOTH、他の委託書店で並行して販売することは規約違反にはなりません。
Q. 売上が振り込まれるタイミングはいつですか?
A. DLsiteの支払サイクルに準じます。
通常は月末締めの翌月払いなどが一般的ですが、詳細は管理画面で確認できます。また、売上をDLsiteポイントとして受け取る場合は、よりスピーディーに利用可能です。
Q. スマートフォンだけでzipファイルのアップロードは可能ですか?
A. はい、可能です。
iOSの「ファイル」アプリや、Androidのファイル管理アプリを使えば、複数の画像をまとめてzipファイルに圧縮できます。Smartの管理画面はスマホからのファイルアップロードに対応しています。
まとめ:同人活動を「Smart」に切り替えて、創作の時間と利益を最大化しよう
ここまで、DLsiteの公式サービス「Smart」の活用法と、同人活動全体を効率化するためのノウハウを解説してきました。
Smartは「利益率」と「顧客資産」を重視するクリエイターに最適
Smartは単なる「手数料の安いショップ」ではありません。DLsiteのアカウントパワーを借りながら、「顧客リスト」という資産を積み上げることができる、マーケティング志向の強いツールです。
BOOTHや委託書店と併用しながら、コアなファンをSmartに集めることができれば、プラットフォームの規約変更やアルゴリズムに振り回されることなく、長く安定して創作活動を続ける基盤となるでしょう。
まずはDLsiteアカウントでログインして管理画面を触ってみよう
あれこれ考えるよりも、まずは実際に触ってみるのが一番の近道です。費用は一切かかりません。今日、あなたのスマホから「自分だけのお店」を開いてみませんか?その小さな一歩が、あなたの同人活動をより自由で、豊かなものに変えてくれるはずです。
最後に、スマートな同人活動を始めるためのチェックリストを用意しました。これを確認しながら、ぜひ最初の一歩を踏み出してください。
- 同人活動スマート化・最終チェックリスト
- [ ] DLsiteアカウント(エイシスID)の確認・作成
- [ ] Smart公式サイトで「ショップ開設」ボタンをタップ(所要時間1分)
- [ ] 特定商取引法の表記設定で「住所非公開」になっているか確認
- [ ] テストとして既存のイラストや、無料の体験版を登録してみる
- [ ] SmartのショップURLをコピーし、SNSのプロフィール欄に貼り付ける
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